アーカイブ - 2020年 - car

11月 13日

東京経済大学図書館、「東京経済大学図書館デジタルアーカイブ 朝鮮関係錦絵コレクション」を公開

2020年11月6日、東京経済大学図書館は、「東京経済大学図書館デジタルアーカイブ 朝鮮関係錦絵コレクション」の公開を発表しました。

朝鮮関係錦絵コレクションは、朝鮮関係の書誌研究者である桜井義之氏の旧蔵書「桜井義之文庫」の一部であり、これまで「東京経済大学学術機関リポジトリ」で画像が公開されていました。今回、132点の資料をより高画質でデジタル化し、同デジタルアーカイブ上で公開しています。

「東京経済大学図書館デジタルアーカイブ 朝鮮関係錦絵コレクション」公開(東京経済大学図書館, 2020/11/6)
https://www.tku.ac.jp/library/news/post-22.html

東京経済大学図書館デジタルアーカイブ 朝鮮関係錦絵コレクション
https://www.i-repository.net/il/meta_pub/G0000719tkudb

北米研究図書館協会(ARL)、加盟図書館員の給与調査レポートの2019-2020年度版を刊行

2020年11月3日、北米研究図書館協会(ARL)は、加盟館124館を対象とした図書館員の給与調査レポートの2019-2020年版“ARL Annual Salary Survey 2019-2020”の刊行を発表しました。

今回ARLにデータを提供しなかった大学図書館1館の分を除き、115の大学図書館に勤務する1万691人と、8の非大学系図書館に勤務する3,154人のデータを分析対象としています。大学図書館のデータは、総合図書館・健康科学図書館・法律図書館に分けて報告されています。

刊行のお知らせでは以下の内容等が指摘されています。

・大学図書館におけるマイノリティ(historically underrepresented groups)の図書館員の割合は16.7%であり、管理職ではより割合が低い。
・マイノリティの図書館員の69%が女性である。
・115の大学図書館における女性図書館員の全体給与は男性の95.08%である。

パキスタンの7大学の図書館における新型コロナウイルス感染症対応(文献紹介)

2020年11月6日付で、Elsevier社が刊行する査読誌“The Journal of Academic Librarianship”に、パキスタンの7大学の図書館における新型コロナウイルス感染症対応を扱った論文のオンライン速報版(In Press, Journal Pre-proof)が公開されています。

著者らは、新型コロナウイルス感染症の拡大期におけるパキスタンの大学図書館の業務実践・サービス形態・運営戦略・果たした役割などの対応状況を調査する目的で、パキスタン国内の7大学の図書館長へインタビュー調査を行いました。インタビュー調査の内容及び分析結果から主に以下のことを報告しています。

【イベント】Japanese Association for Digital Humanities 2020(11/20-22・オンライン)

2020年11月20日から22日にかけて、日本デジタル・ヒューマニティーズ学会(JADH)の第10回年次シンポジウム(JADH2020)が、オンラインで開催されます。

当日の主な内容は、以下が予定されています。

【11月20日】
・人文系大学院における情報リテラシーの在り方
※日本語でのワークショップです。

【11月21日】
●Long Paper Session I
・Reviewing Digital Literature through Digital Literature(David Thomas Henry Wright)
・“He triumphs; maybe, we shall stand alone”(Iku Fujita)
・Linked-Potter: an example of ontology for the study of the evolution of literature and reading communities(Federico Pianzola)

●Panel

●Poster Presentation Session

●Plenary Session I

オランダの画家フィンセント・ファン・ゴッホの作品に関するデータをLinked Dataにより集約して構築したデジタルプラットフォーム“Van Gogh Worldwide”が公開

2020年11月5日、オランダ国立美術史研究所(Netherlands Institute for Art History:RKD)は、19世紀の画家フィンセント・ファン・ゴッホの作品に関するデータをLinked Dataにより集約して構築したデジタルプラットフォームとして、“Van Gogh Worldwide”が新たに公開されたことを発表しました。

“Van Gogh Worldwide”は、電子的に利用可能なゴッホの作品に関する学術データの主要保有機関である、RKD及びオランダ・アムステルダムのゴッホ美術館(Van Gogh Museum)、オランダ・オッテルローのクレラー・ミュラー美術館(Kröller Müller Museum)の3機関による共同イニシアチブです。3機関は設立パートナーとなり、オランダ文化遺産庁(Cultural Heritage Agency of the Netherlands)をはじめ、多数の美術館・個人・研究機関等の協力を得てプラットフォームを構築しました。

千葉市、「令和元年災害記録誌」を作成:令和元年台風第15号・第19号等における同市の被害状況や災害対応を取りまとめ

2020年11月5日、千葉市は「令和元年災害記録誌」を作成したことを発表しました。

「令和元年災害記録誌」は、2019年9月9日に千葉市付近に上陸した令和元年台風第15号、10月12日に静岡県に上陸した台風第19号及び10月25日を中心とした大雨によって、千葉市に発生した一連の災害の記憶を風化させることなく、教訓を次世代に継承することを目的として作成されました。一連の災害における千葉市の被害状況や災害対応が取りまとめられています。

作成された「令和元年災害記録誌」は、千葉市のウェブサイトからPDF版をダウンロードすることができます。

新着情報一覧(千葉市)
http://www.city.chiba.jp/shinchaku/index.html
※2020年11月5日欄に「令和元年災害記録誌の作成について」とあります。

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、報告書「COVID-19 / SARS-CoV-2 関連のプレプリントを用いた研究動向の試行的分析」の補遺を公表

2020年11月4日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、2020年6月30日に公表した[DISCUSSION PAPER No. 186]「COVID-19 / SARS-CoV-2 関連のプレプリントを用いた研究動向の試行的分析」の補遺を公表したことを発表しました。

NISTEPは、主要なプレプリントサーバにおける新型コロナウイルス感染症に関する研究の概況を調査した[DISCUSSION PAPER No. 186]の公表後も状況が激しく変化していることから、2020年9月末時点のデータを追加して同様の分析を行い、新たに国・地域ごとの特徴の把握も試みた補遺を作成しました。

補遺では改めて行われた調査の結果として、2020年5月末頃をピークとしてプレプリントの投稿数が減少していること、研究トピック自体に変化はないこと、研究トピックの比重が徐々に社会経済・公衆衛生等にシフトしてきていること、などを報告しています。また、新たに追加した国・地域の分析においては、2020年5月以降、中国に代わって米国の投稿数が伸びていることを指摘しています。

JST-STMジョイントセミナー「学術出版における変革:研究データ」の講演資料が公開される

2020年10月27日に開催された、JST-STMジョイントセミナー「学術出版における変革:研究データ」の講演資料が、11月12日に公開されました。

同セミナーで行われた以下の講演について、資料が掲載されています。

・Open science and the PID Graph
Matthew Buys氏(DataCite Executive Director)
※試訳が付いています。

・A chemistry perspective on research data
Richard Kidd氏(Royal Society of Chemistry)
※試訳が付いています。

・Trends in the International STM Publishing Industry and the importance of Research Data
Ian Moss氏(STM Chief Executive Officer)

北海道立図書館、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大により、イベント・講座や研修を中止

北海道立図書館が、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大により、2020年11月から12月にかけて実施するイベント・講座や研修の中止を発表しています。

【中止のお知らせ】「書庫ツアー 文化の秋 映画への誘い」(11月11日開催)(北海道立図書館,2020/11/6)
https://www.library.pref.hokkaido.jp/web/news/vmlvna000000eo1g.html
※「新型コロナウイルスの感染者数が道内で増大し、1日で100人を超える状況となっていることから、中止とさせていただきます」とあります。

江戸川区立東葛西図書館・西葛西図書館・東部図書館(東京都)、ボードゲームの館外貸出を開始へ

東京都の江戸川区立東葛西図書館・西葛西図書館・東部図書館が、2020年12月1日からボードゲームの館外貸出を開始すると発表しています。

利用には、貸出券を所持していることが必要で、職員に声をかけ、借りるボードゲームを選んだうえで、所定の用紙に必要事項を記入することで借りることができます。貸出期間は1週間で、貸出点数は1人1点です。

@edolib_higashi(Twitter,2020/11/12)
https://twitter.com/edolib_higashi/status/1326756034057170944

参考:
中札内村図書館(北海道)、ボードゲームの貸出を開始
Posted 2020年3月30日
https://current.ndl.go.jp/node/40638

小樽商科大学、附属図書館等全16施設のネーミングライツ・パートナーを募集

2020年11月2日、小樽商科大学が、附属図書館等全16施設のネーミングライツ・パートナーを募集すると発表しています。

協定の期間は原則3年以上(延長可能)です。

「ネーミングライツ・パートナー」の募集を開始します(小樽商科大学,2020/11/2)
https://www.otaru-uc.ac.jp/news/93846/

ネーミングライツ・パートナー募集(小樽商科大学)
https://www.otaru-uc.ac.jp/site_info/namingrights/

参考:
大阪教育大学、東京書籍とネーミングライツに関する協定を締結:附属図書館の「まなびのひろば」の名称を「東京書籍 Edu Studio」に
Posted 2020年9月8日
https://current.ndl.go.jp/node/41941

長野県図書館協会、YouTubeチャンネルを開設

11月4日、長野県図書館協会が、YouTubeチャンネルの開設を発表しています。

地域連携講座(NPO長野県図書館等協働機構)の9講座を閲覧することができるほか、11月10日は第70回長野県図書館大会の動画が公開されました。

長野県図書館協会
https://www.nagano-la.com/
※「動画チャンネル(YouTube)を開設しました。11/4」「第70回長野県図書館大会の動画をアップしました。11/10」とあります。

長野県図書館協会 動画チャンネル(YouTube)
https://www.nagano-la.com/douga.html

米・スタンフォード大学図書館、IIIF対応ビューワMirador v3.0.0のリリースを発表

2020年11月9日、米・スタンフォード大学図書館は、同大学の開発チームにより、IIIF対応ビューワMirador v3.0.0がリリースされたと発表しています。

新しい機能として、ElasticとMosaicの二つの異なるワークスペース、IIIF Presentation API v2・v3への対応(動画・音声対応)、日本語を含む12か国語への対応、プラグインでのW3CのWeb Annotation準拠のアノテーション作成対応等が紹介されています。

Mirador v3.0.0 is released(Stanford Libraries,2020/11/9)
https://library.stanford.edu/blogs/digital-library-blog/2020/11/mirador-v300-released

11月 12日

出版情報登録センター(JPRO)の書誌データを公開するポータルサイト「BooksPRO」、2020年11月16日から図書館による閲覧も可能に

2020年11月12日、一般社団法人日本出版インフラセンター(JPO)の出版情報登録センター(JPRO)は、11月16日9時から図書館による「BooksPRO」の閲覧も可能とすることを発表しました。

「BooksPRO」は、出版情報登録センター(JPRO)の書誌データを公開するポータルサイトであり、2020年3月10日から書店向けにサービスを提供していました。利用に当たっては新規ユーザー登録が必要であり、図書館の場合は、日本では国立国会図書館(NDL)が管理する「図書館及び関連組織のための国際標準識別子」(ISIL)をIDとしてアクセスが可能となるとしています。

JPROのプレスリリースでは、図書館での選書や来館者の問い合わせ対応等における活用可能性にも言及しています。

11月16日より、BooksPROが図書館から閲覧可能になります(BooksPRO, 2020/11/12)
https://bookspro.jp/info/jpo-info.php?seq=13

Themaバージョン1.4の日本語訳が公開される:国際的な書籍取引のための分類コード

一般社団法人日本出版インフラセンター(JPO)のウェブサイト上で、2020年10月10日付けでThemaバージョン1.4の日本語訳公開が発表されていました。

Themaは国際的な書籍取引のための分類コードであり、2013年10月にバージョン1.0が、2020年4月にバージョン1.4のリリースが行われました。Thema の管理はEDItEUR(国際出版EDI標準化機構)が行っており、JPOはEDItEURの日本における国内委員会として活動しています。

国際機関の日本委員会 ②EDItEUR(国際出版EDI標準化機構)(JPO)
http://jpo.or.jp/business/business05.html#EDItEUR
※2020年4月22日付け NEWS&トピックス“Thema v1.4 - the subject category scheme for a global book trade が公開されました。”に対し、10月10日付けで完全日本語版の公開が行われた旨が追記されています。

【イベント】令和2年度東日本大震災アーカイブシンポジウム-これまでの10年とこれからの10年-(1/11・オンライン)

2021年1月11日、国立国会図書館(NDL)と東北大学災害科学国際研究所の共催により、「令和2年度東日本大震災アーカイブシンポジウム-これまでの10年とこれからの10年-」が、オンラインで開催されます。

同シンポジウムでは、東日本大震災の被災地における震災アーカイブの事例報告や、震災アーカイブに関する有識者による、東日本大震災関連のアーカイブのこれまでの取組の総括と今後の方向性についての議論が行われます。

参加費は無料であり、定員は300人(要事前申込、先着順)です。

プログラムは、以下の通りです。

【事例報告】
「大槌町震災アーカイブ~つむぎ~の取組について」
北田竹美氏(大槌町副町長)

「東日本大震災・原子力災害伝承館における取組について」
瀬戸真之氏(福島イノベーション・コースト構想推進機構 東日本大震災・原子力災害伝承館事業課課長代理)

【総括報告】
「東日本大震災アーカイブ宮城の10年」
日比遼太氏(宮城県図書館資料奉仕部震災文庫整備班主事)

「メディアと震災アーカイブの10年」
山口勝氏(NHK放送文化研究所メディア研究部)

荒川区立ゆいの森あらかわ、原画展「ぜんぶ、堀内誠一」を開催

2020年12月5日から2021年1月24日にかけて、東京都荒川区立ゆいの森あらかわ えほん館により、ゆいの森あらかわの企画展示室で原画展「ぜんぶ、堀内誠一」が開催されます。

同区の読書環境の整備や読書活動推進に関する宣言「読書を愛するまち・あらかわ」の2周年を記念し、グラフィックデザイナーやイラストレーターとして活躍した堀内誠一の原画等が展示されます。

発表によると、展示期間中にはアニメの上映会をはじめとした関連イベントの開催が予定されています。

えほん館 原画展「ぜんぶ、堀内誠一」(ゆいの森あらかわ)
https://www.yuinomori.city.arakawa.tokyo.jp/viewer/info.html?id=1898

【イベント】研究データ利活用協議会(RDUF)総会・公開シンポジウム(12/2・オンライン)

2020年12月2日、「研究データ利活用協議会(RDUF)総会・公開シンポジウム」がオンラインで開催されます。

RDUF会員を対象とした総会が行われた後、研究データ利活用の発展に資することを目的に公開シンポジウムが開催されます。同シンポジウムでは、RDUFの活動の紹介のほか、リサーチデータサイテーション小委員会、ジャパン・データリポジトリ・ネットワーク小委員会、研究データライセンス小委員会による活動報告や、小委員会ごとのブレイクアウトセッションが行われる予定です。

公開シンポジウムへの参加費は無料で、定員は300人(要事前申込・定員に達し次第締切)です。

イベント(RDUF)
https://japanlinkcenter.org/rduf/events/index.html

【イベント】国立国会図書館(NDL)第31回保存フォーラム「戦略的「保存容器」の使い方―さまざまなカタチで資料を護る―」(12/16-1/15・オンライン)

2020年12月16日から2021年1月15日まで、国立国会図書館(NDL)は、オンライン会議ツールWebexを利用した参加登録者限定のオンライン動画配信により、第31回保存フォーラム「戦略的「保存容器」の使い方―さまざまなカタチで資料を護る―」を開催します。

資料を長期的に保存するための基本的かつ簡便な保存技術であり、適切に使用することによって、資料を劣化・破損させる様々な外的要因からの保護機能が期待できる「保存容器」について、原点・開発と普及・活用事例に関する報告等を通して、未来への備えを考える材料とすることを目的に開催されます。

参加費は無料です。定員は300人(先着順)で、定員に達した時点で受付を終了します。参加者は期間中いつでも配信動画を視聴することができます。

主な内容は次のとおりです。

オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)、新型コロナウイルス感染症拡大期の著作権法規定の利用状況に関する会員館向けアンケート調査の結果を公開

2020年11月11日、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)は、新型コロナウイルス感染症拡大期の学生・研究者支援における「1968年著作権法(Copyright Act 1968)」規定の利用状況調査として実施した、会員館向けアンケートの要約を公開したことを発表しました。

新型コロナウイルス感染症の拡大は、大学キャンパスへの物理的なアクセスがほぼ不可能となる前例のない環境を作り出し、オーストラリアの大学図書館は大学構成員向けにオンラインリソースの提供・リモートアクセスサービスの案内・デジタル複製の活用等を進めてきました。オーストラリアの著作権法は、デジタル複製の作成や遠隔地への資料提供を可能にする規定がありますが、感染症拡大期にこれらの規定が大学図書館において、どの程度利用されたかの情報を収集するためにアンケート調査が実施されました。アンケート調査にはCAULの会員館のうち25館が回答し、回答から得られた主な知見として以下のことが示されています。

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