IKEAカタログの歴史をめぐる同ミュージアムでの展覧会“IKEA Catalogue Through the Ages”の開催にあわせたものであり、IKEAミュージアムのウェブサイト上で閲覧可能となっています。同展覧会のキュレーターであるAnna Sandberg Falk氏は、「カタログの歴史はIKEAとデモクラティック・デザインの歴史でもありますが、おそらく最も興味深いのは、この70年の間に私たちの家での生活がどう発展してきたかの歴史でもあることです」と述べています。
2020年9月10日、DAISYコンソーシアムは、電子書籍フォーマットEPUB3の利点をまとめたホワイトペーパー“It’s Time to Use the Modern Digital Publishing Format for Your Organization’s Documents:Why You Can Produce Better Publications for Everyone with Born Accessible EPUB 3”を公開しました。
2020年9月11日、欧州委員会(EC)は、デジタル文化遺産とEuropeanaに関する専門家グループ(Expert Group on Digital Cultural Heritage and Europeana:DCHE Expert Group)が、有形文化遺産の3Dデジタル化における基本原則等を示した報告書として、“Basic principles and tips for 3D digitisation of cultural heritage”を作成したことを発表しました。
2020年9月8日、スコットランド図書館・情報協議会(SLIC)は、スコットランド全地域を対象とした学校図書館戦略“Vibrant Libraries, Thriving Schools - A National Strategy for School Libraries in Scotland 2018-2023”が開始してから2年が経過したことを発表しました。
“Vibrant Libraries, Thriving Schools - A National Strategy for School Libraries in Scotland 2018-2023”は、2018年9月8日に発表されたスコットランド全地域を対象とする5か年の学校図書館戦略です。SLIC・スコットランド地方自治体協議会(Convention for Scottish Local Authorities:COSLA)・スコットランド自治政府が共同で策定しています。十分なリソースを得た学校図書館サービスが、児童・生徒のリテラシー能力や学習到達度の向上等を通して、教育の卓越性と公平性に関する自治政府の展望を達成するために、どのように貢献できるかを概説した内容で、20の行動計画などが示されています。
2020年9月10日、Springer Nature社は、オープンアクセス(OA)単行書の利用状況を分析したホワイトペーパー“Diversifying readership through open access: A usage analysis for OA books”の公開を発表しました。
Springer Nature社が2017年11月に公開した、学術書のOA化が利用に与える影響についてまとめたホワイトペーパー“The OA effect: How does open access affect the usage of scholarly books?”のフォローアップ調査の成果をまとめたものであり、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY 4.0で公開されています。
調査はOA単行書の使用状況調査に関するコンサルティング調査や関連技術の研究開発等に携わるCOARD(Collaborative Open Access Research and Development)との協力により行われました。COARD は、2019年にSpringer Nature社から単行書3,934点(内281点がOA単行書)に関する利用データの提供を受け、その分析を行いました。
米国の図書館等のネットワークLYRASISは、2020年9月4日付けのTwitterにおいて、“Collecting Archival Materials During the Covid-19 Pandemic”の公開を発表しました。新型コロナウイルス感染症流行下のアーカイブ機関における収集実施状況の調査結果をまとめたレポートです。