アーカイブ - 2020年 9月 - car

米・マサチューセッツ大学アマースト校図書館、2021会計年度に資料購入費を44万5,000ドル削減

2020年8月26日、米国のマサチューセッツ大学アマースト校図書館は、2021会計年度に資料購入費を44万5,000ドル削減することを発表しました。

同館は、新型コロナウイルス感染症の拡大や学術出版社の定める資料等の価格上昇の継続が同館予算に影響を及ぼした結果、2021会計年度予算で事業を達成するために資料費の削減を余儀なくされた、としています。電子書籍コレクションやデータベース、特別コレクションを一括購入する戦略的投資のための予算も、少なくとも同年度については凍結されます。また、必要な予算削減を達成するため、同館は教員とともに一部のデータベースや学術雑誌の購読中止の可能性を検討する予定です。

Archive: 26/08/2020(University of Massachusetts Amherst Libraries)
https://www.library.umass.edu/news/archive/2020/08/26
※2020/8/26付のお知らせとして“FY21 Acquisitions Budget Reductions”とあります。

鶴ヶ島市立図書館(埼玉県)、ADEACで「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」を公開

2020年8月21日、鶴ヶ島市立図書館(埼玉県)は、歴史資料検索閲覧システム“ADEAC”で「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」を公開したことを発表しました。

同館は、鶴ヶ島市の歴史を紹介するとともに、後世に伝える目的で、所蔵資料の一部をデジタル化し「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」として公開しました。国選択無形民俗文化財・鶴ヶ島市指定無形文化財である「脚折雨乞」の行事記録や関係資料についてまとめた小冊子『脚折雨乞』、脚折雨乞を紹介した英文パンフレット『Suneori-Amagoi』、及び『鶴ヶ島町史(通史編)』の3点が公開されています。また、今後の予定として、「つるがしま文化財マップデジタル地図」や「つるがしま文化財マップ解説ページ」の公開、同市のデジタル郷土資料に関するイベント開催を挙げています。

デジタルアーカイブサイトADEAC(アデアック)に「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」を公開しました(鶴ヶ島市立図書館,2020/8/21)
https://www.tsurugashima-lib.jp/news.php?id=559

株式会社未来の図書館 研究所、『調査・研究レポート』Vol.3のPDF版を公開

2020年8月31日、株式会社未来の図書館 研究所は、『調査・研究レポート』Vol.3(2020年3月発行)のPDF版を公開したことを発表しました。『調査・研究レポート』では、同研究所が行っている、図書館のこれからのあり方に関する調査研究や、その成果を活用した教育研修事業等についての活動成果が紹介されています。

今回PDF版が公開されたVol.3では、同研究所第3回シンポジウム「図書館とサステナビリティ」の記録、ワークショップ「図書館員の未来準備」の報告、国文学研究資料館古典籍共同研究事業センターの増井ゆう子氏による研究レポート「日本語の歴史的典籍のアーカイブ構築と活用」、筑波大学図書館情報メディア系教授の宇陀則彦氏による研究レポート「デジタル世界にいまなにが起きているのか」が掲載されています。

カテゴリー: トピックス(株式会社未来の図書館 研究所)
http://www.miraitosyokan.jp/topics/
※2020年8月31日付けのお知らせに「『調査・研究レポート』Vol.3をWebで公開しました」とあります。

オープンソースソフトウェア(OSS)のソフトウェア雑誌“Journal of Open Source Software”が1,000本目の論文を公開

オープンソースソフトウェア(OSS)のソフトウェア雑誌“Journal of Open Source Software”(JOSS)は、2020年8月31日付けのブログ記事において、2016年5月の創刊以降、1,000本目となる論文を公開したことを発表しました。

記事では以下のような内容も紹介されています。

DataCite、PID Graphのウェブ検索インターフェース“DataCite Commons”の提供を開始

DataCiteは、2020年8月27日付けのブログ記事において、永続的識別子(PID)の付与された学術リソースとリソース間の関連性を視覚化する“PID Graph”のウェブ検索インターフェースとなる“DataCite Commons”の提供開始を発表しました。現在も開発が進められており、正式な立ち上げは2020年10月を予定しています。

記事中では、“DataCite Commons”の最も重要な機能の一つとして、DataCiteやCrossrefなど、学術コンテンツのDOI(デジタルオブジェクト識別子)登録機関のうちどの機関が登録したDOIであるかを問わず、DOIの横断検索が可能となることを挙げています。また、“PID Graph”のウェブ検索インターフェースとして、DOIを付与されたコンテンツと研究者・研究機関・助成機関との関係性を示す機能も備えています。

DataCite Commons - Exploiting the Power of PIDs and the PID Graph(DataCite Blog, 2020/8/27)
https://doi.org/10.5438/f4df-4817

ラテンアメリカ地域におけるビッグディール契約の調査(記事紹介)

研究成果のオープンアクセス(OA)化を推進するラテンアメリカの国際組織LA Referencia の2020年8月27日付け記事において、2019年のラテンアメリカ地域におけるビッグディール契約の調査結果が紹介されています。

調査は2018年10月にチリのサンティアゴで開催された第2回ラテンアメリカ・カリブ海諸国コンソーシアム会議(Segunda Reunión de Consorcios de América Latina y El Caribe)に端を発するもので、学術雑誌のパッケージ契約に対する各国の支出を定量化することを目的として実施され、5つの主要出版社(American Chemical Society、Elsevier、Springer Nature、Taylor&Francis、Wiley)との契約に焦点を当てています。

調査結果のレポートはスペイン語で公開されていますが、記事ではその概要を英語で紹介しており、以下のような内容等が示されています。

米国議会図書館(LC)の米国連邦図書館情報ネットワーク(FEDLINK)、新型コロナウイルス感染拡大下における連邦政府機関の図書館のサービス再開に関する調査レポートを公開

米国議会図書館(LC)の米国連邦図書館情報ネットワーク(FEDLINK)が、新型コロナウイルス感染拡大下における連邦政府機関の図書館のサービス再開に関して調査したレポート“Federal Library Reopening Plans”を公開しています。

同調査レポートは、連邦政府機関の図書館が、新型コロナウイルス感染拡大下の公衆衛生上の課題に対応するために、どのようにサービス再開を進めたのかについて調査したものです。

資料の返却方法、資料の隔離期間、図書館職員による館内の消毒、利用者への書架の開放方針、相互貸借資料の小包の受取方法、職員・利用者等へのマスク・手袋の支給、職員・利用者等へのマスクの着用の要求、館内での利用者のソーシャルディスタンシング対策、プレキシグラスの設置等といった環境の物理的な変更、緩和基準に応じた段階的な再開計画の有無、交代勤務やテレワーク、開館時間・日の縮小、オンライン上での運営の成功によるコスト削減圧力の可能性、今後連邦政府機関はオンラインサービスをより要求するようになるかどうか、図書館は職員や利用者の安全を保障する方法で開館・開館準備をしているか、新型コロナウイルスの完成拡大を抑止し職員・利用者を保護するための知識とツールの有無、現在のサービス再開状況等について調査されています。

和歌山県立博物館、企画展「喜多村進と徳川頼貞 ―南葵音楽文庫をめぐるひとびと―」を開催中

和歌山県立博物館が、2020年8月29日から10月4日まで、企画展「喜多村進と徳川頼貞 ―南葵音楽文庫をめぐるひとびと―」を開催中です。

作家・俳人であり、また、紀伊徳川家の私設図書館である南葵文庫や南葵音楽図書館に勤め、1933年からは和歌山県立図書館に司書として勤務した喜多村進に関する展示です。

同館は、2005年に同氏の子孫から同氏に関する資料の寄贈を受けており、今回、調査研究による成果を踏まえ、紀州徳川家当主・徳川頼貞からの書簡・絵葉書、南癸文庫・南葵音楽図書館に関する資料、喜多村が生涯にわたって残した多様な文芸作品が展示されます。

企画展「喜多村進と徳川頼貞 ―南葵音楽文庫をめぐるひとびと―」(和歌山県立博物館)
https://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/susumu-yorisada/frameset.htm

筑後市立図書館(福岡県)、夏の装いで来館すると貸出冊数・期間が増える「図書館でお祭り気分」を実施中

福岡県の筑後市立図書館が、2020年9月1日から9月30日まで、浴衣・甚平等の夏の装いで来館すると貸出冊数・期間が増える「図書館でお祭り気分」を実施中です。

報道等によると、新型コロナウイルス感染拡大防止のために来館回数を減らすことや、中止となった夏祭り・花火大会の雰囲気を楽しんでもらうことが目的で、館内では市内のお祭りの映像が流されます。職員も法被姿とのことです。

「図書館でお祭り気分」『広報ちくご』798号(2020年9月)p.19
https://www.city.chikugo.lg.jp/var/rev0/0021/4067/20200901.pdf

“図書館でお祭り気分” 夏祭りの装いで貸出冊数と期間2倍 筑後市 (47NEWS(西日本新聞),2020/9/1)
https://www.47news.jp/localnews/prefectures/hukuoka/5203417.html

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