アーカイブ - 2020年 9月 2日 - car

【イベント】DAPCONシンポジウム「Out-of-commerceコンテンツをビジネス活用する―公共利用を基盤として―」(9/25・オンライン)

2020年9月25日、デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(DAPCON)が主催するシンポジウム「Out-of-commerceコンテンツをビジネス活用する―公共利用を基盤として―」がオンラインで開催されます。

同シンポジウムでは、DAPCONが2018年11月に設置した「テキストデータ再活用推進検討会」での検討結果の報告とともに、今後の日本におけるテキストデータ再活用のあり方についての議論が行われます。聴講は無料ですが事前の申込みが必要です。

当日のプログラムは以下のとおりです。

・趣旨説明
長丁光則氏(DAPCON事務局長)

・テキストデータ再活用推進検討会報告概要
植村八潮氏(専修大学教授、検討会座長)

・絶版等資料の再活用に関わる法的整備の状況
福井健策氏(弁護士、デジタルアーカイブ学会法制度部会長)

・パネルディスカッション「公共利用の拡大とビジネス機会の創出」
討論者:赤松健氏(漫画家)、生貝直人氏(東洋大学准教授)、植村八潮氏(司会を担当)、庄司昌彦氏(武蔵大学教授)、福井健策氏

Gale社、求職者支援のための図書館向けオンラインキャリア診断プラットフォームを立ち上げ

2020年9月1日、Cengage Learning傘下のGale社は、同社の新たな製品として、求職者支援のための図書館向けオンラインキャリア診断プラットフォーム“Gale Presents: Peterson's Career Prep”の立ち上げを発表しました。

“Gale Presents: Peterson's Career Prep”には、履歴書作成ツール、キャリア診断ツール、職業データベース、求人検索ツール等が含まれています。

プレスリリースでは、はじめに米国図書館協会(ALA)が2020年5月に実施した新型コロナウイルス感染症の図書館への影響に関する調査を引用し、今後半年間に利用者からの緊急の需要が予測されるものとして、図書館の60%が利用者の就職支援を挙げていることを紹介しています。その上で、同社上級副社長による「図書館の閉鎖と失業率の増加により、図書館が時間・場所を問わず容易にオンラインで利用できる求職支援・キャリア開発ツールを提供することは不可欠となった」とのコメントが引用されています。

中国国家図書館、電子書籍サービスを手掛ける閲文集団と協力:国内2か所目の「インターネット情報戦略保存基地」を設立

中国国家図書館(NLC)の2020年8月31日付けニュースにおいて、NLCと電子書籍サービスを手掛ける閲文集団が戦略的協力の合意に達したことが紹介されています。NLCと閲文集団の共催イベントが同日開催され、その席上で正式に発表されました。

閲文集団を国内2か所目となる「インターネット情報戦略保存基地」とするほか、閲文集団のプラットフォーム上で発表された優れたインターネット文学作品100点がNLCで所蔵されます。以後、NLCと閲文集団は、資料保存、新技術の利用、閲覧サービスの革新等の分野で協力を進めるとしています。

NLCは、2019年4月22日付けニュースにおいて、国内初の「インターネット情報戦略保存基地」をポータルサイト「新浪網」やマイクロブログ「微博」(Weibo)を運営する新浪公司と協力して設立し、新浪網が配信するニュースや微博上で公開される投稿の保存を行う予定であることを発表していました。

中国版権協会が著作物の著作権保護に関する委員会を設置

新華網による2020年8月30日付け記事で、8月29日、中国版権協会が著作物の著作権保護に関する委員会である「文字版権工作委員会」を設立したことを報じています。設立は同協会を主管する中国国家版権局の指導の下で行われました。

記事では、今回の設立は著作権保護メカニズムの改善と著作権者の合法的権利・利益の保護に役立つものである、という専門家の意見を掲載しています。また、中国のオンライン文学産業が海賊版により多大な損害を被っていること、2020年の立法計画によれば著作権法改正案の草案にオンラインコンテンツの著作権保護強化が加えられる予定であることも述べられています。

China sets up committee for written works copyright protection(新華網, 2020/8/30)
http://www.xinhuanet.com/english/2020-08/30/c_139327928.htm

Karger社、主要学術出版社刊行雑誌に掲載の文献へシームレスなアクセスを提供する無料ソリューションGetFTRへ参加

2020年9月1日、スイスの学術出版社Karger社は、主要学術出版社刊行雑誌に掲載の文献へシームレスなアクセスを提供する無料ソリューション“Get Full Text Research(GetFTR)”へ参加することを発表しました。

GetFTRは、提携するディスカバリーツールやプラットフォームを介して、研究者が場所によらず、必要なコンテンツへ迅速かつシームレスにアクセスすることを支援する無料のソリューションです。米国化学会(ACS)・Elsevier社・Springer Nature社・Taylor & Francisグループ・Wiley社によって立ち上げられたもので、Karger社は創設事業者を除くと、GetFTRへ参加する最初の学術出版社となります。

Karger社のコンテンツへのGetFTRの対応は2020年8月末に完了しており、提携するプラットフォーム等のGetFTRのリンクから、迅速で簡素な認証を経てKarger社のフルテキストのHTML版へ遷移することができます。

大阪大谷大学図書館、同大学の司書課程科目「図書館サービス特論及び演習」で作成されたパスファインダーを館内閲覧室で展示

2020年9月1日、大阪大谷大学図書館(大阪府富田林市)は、同大学が開講する司書課程科目「図書館サービス特論及び演習」の受講生が作成したパスファインダーを同館本館閲覧室で展示していることを発表しました。

同館は現在、事前予約制により利用時間に制限の付いた開館状況ですが、館内に展示中のパスファインダーは自由に活用することができます。

図書館からのお知らせ 2020 ☆ 新しい<パスファインダー>が完成!!(大阪大谷大学,2020/9/1)
https://www.osaka-ohtani.ac.jp/facilities/library/news/202009_7406.html

参考:
京都女子大学の司書課程で行われた「レファレンスPOP」という試み
Posted 2011年10月5日
https://current.ndl.go.jp/node/19237

Center for Open Science(COS)、オープンアクセス(OA)誌PLOS ONEと共同してオープンで透明性の高い認知発達心理学分野の研究論文の投稿を募集

2020年8月31日、米国の非営利団体Center for Open Science(COS)は、オープンアクセス(OA)誌PLOS ONEとの共同により、2020年11月30日を提出期限としてオープンで透明性の高い認知発達心理学(cognitive developmental psychology)分野の研究論文の投稿を募集することを発表しました。

COSは募集の背景として、心理学分野では、統計上の課題等により研究結果の再現性に限界があることから、研究報告の透明性の向上・メソッドの厳密化への関心が高まっており、研究データやソースコードのオープン化・研究内容の事前登録が特に必要となっていることを挙げています。早期認知発達、言語発達、非定型発達など認知発達心理学分野の幅広いテーマについて、確認的研究・探索型研究・臨床試験・観察研究など様々な研究タイプの論文の投稿が募集されています。

東京学芸大学附属図書館、同館書架画像をオンライン閲覧できる「学芸大デジタル書架ギャラリー」に画像追加を実施:教育分野の全ての開架書架画像を公開

2020年8月24日、東京学芸大学附属図書館(東京都小金井市)は、同館2階の書架をオンライン上で閲覧可能なウェブページ「学芸大デジタル書架ギャラリー」に画像の追加を行ったことを発表しました。

今回の追加により、「学芸大デジタル書架ギャラリー」では、日本十進分類法(NDC)で教育分野に対応する370番台の全ての開架書架画像として、約19,600冊分の画像が公開されたことを報告しています。公開された画像データは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスCC BYの条件の下で提供されています。

「学芸大デジタル書架ギャラリー」は、一般社団法人東京学芸大Explayground推進機構において、図書館と知の未来について考えるラボとして設置された“Möbius Open Library(MOL)”の活動の成果に当たる取り組みです。MOLは、2020年9月2日付でnote上に公開したレポートで、「学芸大デジタル書架ギャラリー」公開の背景等を報告しています。

図書館デザインショーケース2020(米国)(記事紹介)

米国図書館協会(ALA)が発行するamerican libraries誌の2020年9月/10月号において、利用者のニーズに効果的に対応した革新的で興味深い建築を表彰する“2020 Library Design Showcase”が発表されています。

今回が32回目の発表で、2019年5月1日から2020年4月30日にかけて、新築・改修・拡張された米国・カナダの図書館が対象です。今年選ばれた館は全て新型コロナウイルスの感染拡大により閉鎖される前に工事が完成した建物です。

記事では、選ばれた13館の写真が掲載されており、各館の簡単な説明と、建築家、面積、費用などの情報がまとめられています。

選ばれた13館は以下の通りです。

富山県立図書館、『ライブラリィとやま:富山県立図書館だより』第94号を発行:新型コロナウイルス感染症に係る同館の対応記録を掲載

富山県立図書館が、『ライブラリィとやま:富山県立図書館だより』第94号(2020年8月20日)を発行しています。

同誌の2面には、サービスの利用制限、臨時休館といった、新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう、5月末までの同館の対応記録が掲載されています。

同館Twiiterにおいて、職員が各種資料を調査した結果として、外部要因による図書館機能の一部制限や臨時休館は、1945年の太平洋戦争の戦況悪化に伴う休館以来2回目で、1969年に現在の場所で開業してからは初めてであると紹介しています。

泉大津市(大阪府)、新図書館愛称総選挙を実施

大阪府の泉大津市が、2020年9月4日から18日まで、新図書館愛称総選挙を実施すると発表しています。

新図書館の愛称募集に対して寄せられた110件のなかから、外部委員も含めた審査により、愛称候補として選定された3作品(ゴッチャ、シィプラ、ラクボ)を対象に、市民による総選挙を実施するものです。愛称は、投票結果をもとに、愛称審査委員会で候補を1点に絞り、その結果を参考に市で決定されます。

投票は、郵送・FAX・メールのほか、LINEでも可能です。

新図書館愛称総選挙を実施します!(泉大津市)
https://www.city.izumiotsu.lg.jp/kakuka/kyoikuiinkai/shogaigakushu/sintosyokan/1598837041296.html