2020年7月30日付で刊行された“Journal of Librarianship and Scholarly Communication”に、大学院生の著作権教育に関する論文“Copyright Education for Graduate Students: A Multi-Stage Approach”が掲載されました。
・移行段階:オンライントレーニング
著作権の基本的内容や適用範囲、大学院生に適用される大学の知的財産に関する規定等について、同大学の大学院教育に関する組織Office of Graduate and Professional Studies(OGAPS)によりオンラインで公開されている教材を用いて学ぶものです。
デジタル化作業により、アフリカ系アメリカ人の歴史に関するオンラインのコレクション“Slavery, Abolition, Emancipation, and Freedom: Primary Sources from Houghton Library”が作成される予定です。また、デジタル化を行う資料の候補には奴隷の売渡証や、奴隷制度廃止論者の手紙、会議の議事録、写真等が含まれています。
Internet Archive(IA)は2020年7月29日付で公開したブログ記事において、商業出版社4社がIAの“Controlled Digital Lending(CDL)”による電子書籍貸出の停止を求めて提起した著作権侵害訴訟への答弁書(Response)を、前日28日に提出したことを発表しました。
2020年7月27日、欧州研究図書館協会(LIBER)は、ドイツ連邦司法・消費者保護省(Bundesministerium der Justiz und für Verbraucherschutz:BMJV)が実施中の「デジタル単一市場における著作権指令(the Directive on Copyright in the Digital Single Market)」国内法化案へのパブリックコメント募集に対して、回答を提出したことを発表しました。