アーカイブ - 2020年 7月 - car

7月 20日

文部科学省、ジャーナル問題検討部会(第3回)の議事録・配布資料を公開

文部科学省のウェブサイトにおいて、2020年6月15日にオンラインで開催された科学技術・学術審議会情報委員会ジャーナル問題検討部会(第3回)の議事録と配布資料が公開されています。

ジャーナル問題検討部会 議事録・配付資料(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu29/001/giji_list/index.htm
※第3回の議事録・配布資料も掲載されています。

参考:
文部科学省、ジャーナル問題検討部会(第2回)の議事録・配布資料を公開
Posted 2020年5月28日
https://current.ndl.go.jp/node/41066

米・ブルックリン歴史協会、デジタル化した地図資料の新しいポータルを公開:ニューヨーク市等の地図約1,500点を収録

2020年7月16日、米国のブルックリン歴史学会が、デジタル化した地図資料の新しいポータルを公開しました。

同ポータルでは、ニューヨーク市、ロングアイランド、ニューイングランド等の1562年から2015年の間に作成された地図約1,500点を閲覧できます。コレクションには、政治や、交通、文化に関する地図、測量図、絵地図、地形図、海図をはじめとした多様な種類の地図があります。

個人利用あるいは研究、非営利、営利目的で地図画像の二次利用を希望する場合は、フォームからの申し込みが必要です。営利目的の場合は、利用料金が課されます。

Start Exploring with the BHS Map Portal(Brooklyn Historical Society, 2020/7/16)
https://www.brooklynhistory.org/photos-of-the-week/start-exploring/

横浜市、同市の伝統産業「横浜スカーフ」に関するデータベース「横浜スカーフアーカイブ資料」が横浜市中央図書館で閲覧可能になったと発表

2020年7月16日、横浜市は、同市の伝統産業である「横浜スカーフ」の写真を閲覧できるデータベース「横浜スカーフアーカイブ資料」が横浜市中央図書館で閲覧可能になったことを発表しました。

同データベースは、1957年から1961年までの輸出スカーフの写真データと、1957年から1986年までの輸出台帳データを、同市がデータベース化したものであり、約3万点のスカーフの図柄の写真が保存されています。発表によると、2014年から横浜市工業技術支援センターで閲覧可能でしたが、活用促進のため、横浜市中央図書館でも閲覧できるように端末が整備されました。

同センターで閲覧する際には事前の予約が必要ですが、同館で閲覧する場合、事前の連絡や予約は不要です。

斜里町立図書館(北海道)、夏休み特別イベント『かくれほん太をさがせ!』を実施

2020年8月1日から8月16日まで、北海道の斜里町立図書館で、夏休み特別イベント『かくれほん太をさがせ!』が開催されます。

同館内に隠された同館のキャラクター「斜里ほん太」のイラストを探す、館内周遊型のイベントです。

30分以内にすべてのイラストを見つけられた参加者には、オリジナルデザインの図書館カレンダーがプレゼントされます。

対象は幼児から一般であり、申込は不要で、開催期間中の10時から19時までの間、カウンターで参加希望者の受付が行われます。なお、道内における新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況によっては、対策のためイベントを延期・中止する可能性があるとしています。

夏休み特別イベント『かくれほん太をさがせ!』
https://www.town.shari.hokkaido.jp/05institution/10kyouiku_bunka/catetemp3_institution/2017-0430-1421-46.html

韓国国立中央図書館(NLK)を含む首都圏所在の文化体育観光部所管の図書館・博物館・美術館、2020年7月22日から再開

2020年7月19日、韓国・文化体育観光部は、同日の中央災難安全対策本部によるソウル首都圏の公共施設の運営制限措置の緩和の決定を受け、7月22日から、首都圏に所在する同部所管の文化芸術施設の運営を再開すると発表しました。

対象は、国立中央博物館、国立民俗博物館、大韓民国歴史博物館、国立ハングル博物館、国立現代美術館(果川・ソウル・徳寿宮)、国立中央図書館(本館・子ども青少年図書館)の10館で、施設の消毒・事前の予約などの準備を経て開館します。国立国楽院・国立バレエ団・国立合唱団における公演も順次再開されます。

防疫当局との協議により、社会的距離を置く3段階のステップの第1段階に基づいて開館します。利用者を収容可能人員の最大30パーセントに制限し、利用者の間隔が2メートル(最小1メートル以上)の距離を保てる環境を準備する等の対策が行なわれます。また、首都圏の新型コロナウイルス感染症の感染者は減少しているものの、地方での感染は継続していることから、定期的な消毒、利用者の発熱確認の強化、予約制による利用者の制限、マスク未着用者の利用禁止といった対策を強化するとしています。

米・ペンシルベニア大学図書館、20世紀米国の黒人歌手マリアン・アンダーソン氏に関するコレクション2,500点以上のデジタル化を完了しオンライン公開

2020年7月14日、米国のペンシルベニア大学図書館は、20世紀米国の黒人歌手マリアン・アンダーソン(Marian Anderson)氏に関するコレクション2,500点以上のデジタル化が完了したことを発表しました。

同館は、デジタル化したコレクションには、アンダーソン氏の手紙・日記・インタビュー・演奏会プログラム・私的な録音等の一次資料が含まれ、全体として同氏の約60年に及ぶ歌手・社会活動家としての経歴を網羅するものである、としています。コレクションのデジタル化には、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)の「隠れた特別コレクションのデジタル化助成プログラム」による11万ドルの助成が活用されました。

アンダーソン氏は1897年にフィラデルフィアで生まれ、1965年に引退するまで世界的に活躍した黒人歌手です。右派女性団体“Daughters of the American Revolution”によるコンサートホールでの演奏拒否をきっかけとした首都ワシントン・リンカーン記念堂階段上での7万5,000人に対する1939年4月9日の野外コンサートや、1955年に実現した黒人歌手として初めてとなるメトロポリタン・オペラの舞台での主役としての出演など、公民権運動の文脈でも活躍しました。

FAIR原則に従ったサービスを実践するためのデータ及びインフラサービスプロバイダに対する提言(文献紹介)

2020年7月7日付で、Elsevier社傘下Cell Pressが刊行するデータサイエンス分野の査読付きオープンアクセス(OA)誌“Patterns”掲載記事として、FAIR原則に従ったサービスを実践するためのデータ及びインフラサービスプロバイダに対する提言“Recommendations for Services in a FAIR Data Ecosystem”が公開されています。

同記事で示された提言は、欧州のFAIR原則促進プロジェクト“FAIRsFAIR”、研究データ同盟(RDA)の欧州における活動拠点RDA Europe、OA学術コンテンツの国際的データベースOpenAIRE、欧州オープンサイエンスクラウド(EOSC)実現のためのポータルサービスEOSC-hub、永続的識別子に関する基盤の発展を目指すプロジェクトとして欧州委員会の出資するFREYA projectが、2019年中に共同実施した3回のワークショップの成果に当たるものです。これらの団体は協調して、FAIR原則の実現に貢献すべきサービスにとっての共通課題と優先順位を明らかにすることへ取り組み、EOSCの構築を念頭に置きながら、データ基盤の発展とFAIR原則準拠のサービス提供のための協力に関する提言を作成しました。

文部科学省、「第6期科学技術基本計画に向けた提言」を公表

2020年6月21日付で、文部科学省が同省のウェブサイトにおいて「第6期科学技術基本計画に向けた提言」を公表しています。

同省は、日本が国際競争力を維持・強化するため、また、世界の研究ネットワークの主要な一角に位置付けられ、国際社会における存在感を発揮するため、科学技術の戦略的な国際展開を図ることがますます重要であるとした上で、「国際活動の推進」、「科学技術外交」、「STI for SDGs の推進」の3点に特に重点的に取り組むべきである、等の提言を行っています。

第10期国際戦略委員会 報告等(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu26/index.htm
※令和元年6月21日欄に「第6期科学技術基本計画に向けた提言について」とあります。

文化審議会、登録有形文化財(建造物)の登録について答申:旧制和歌山中学校図書館(現・桐蔭高等学校同窓会館)等

2020年7月17日、文化審議会が、同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、新たに196件の建造物を登録するよう文部科学大臣に答申したと、文化庁が発表しています。

対象には、1929年に建築された旧制和歌山中学校図書館(現・桐蔭高等学校同窓会館)が含まれています。地元紙の報道によると、開校50周年記念事業として保護者の寄付金により建設された鉄筋コンクリート造の建物で、1978年に同窓会館として改修されたものの、旧閲覧室部の外観はよく残っているとのことです。

登録有形文化財(建造物)の登録について(文化庁,2020/7/17)
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/92385301.html

横浜市瀬谷区と横浜FC、読書習慣の定着化と読書の推進を図ることを目的とした「瀬谷区読書スタンプラリー」を実施:Jリーグの社会連携活動の一環

2020年7月17日、横浜市瀬谷区とプロサッカーチーム横浜FCは、連携事業として、読書習慣の定着化と読書の推進を図る目的として「瀬谷区読書スタンプラリー」を実施すると発表しました。

同区在住または在学の小・中学生が対象で、実施期間は7月23日から2021年3月31日までです(スタンプの押印は3月1日まで)。

台紙は区内小学校・中学校経由での配布もしくはダウンロードにとり入手可能で、家にある本や購入した本や図書室や図書館で借りた本(マンガ・雑誌・紙芝居は不可)を1冊読むとスタンプが1つもらえ、11個集めると記念品と交換することができます。

区内の小中学校図書館(学校による)、横浜市瀬谷図書館、区内地区センター等でスタンプを押印することができます。

人吉市図書館(熊本県)、令和2年7月豪雨の影響で2020年8月3日まで休館:8月4日以降も未定

2020年7月18日、熊本県人吉市が、令和2年7月豪雨の影響で、2020年8月3日まで人吉市図書館を休館すると発表しています。

8月4日以降の開館も未定としています。

@hitoyoshishi(Twitter,2020/7/18)
https://twitter.com/hitoyoshishi/status/1284291942126239744

参考:
人吉市図書館・人吉城歴史館(熊本県)、令和2年7月3日からの大雨による被害のため当面の間休館
Posted 2020年7月6日
https://current.ndl.go.jp/node/41430

一般社団法人全国美術館会議、ジャパンサーチ連携にかかる所蔵作品データ提供機関の募集を開始

2020年7月15日、一般社団法人全国美術館会議が、7月17日からジャパンサーチ連携にかかる所蔵作品データ提供機関の募集受付を開始すると発表しました。

デジタルアーカイブジャパン推進委員会及び実務者検討委員会(事務局:内閣府知的財産戦略推進事務局)の方針のもと国立国会図書館が2020年7月7日付で発出した依頼文書を受けて、同会議が、ジャパンサーチに対し所蔵作品データを提供する美術館を全国的に取りまとめる役(「つなぎ役」)を引き受けることとなったことによるものです。

同会議の会員館で、かつウェブサイトでデータベースを公開していることが応募の条件で、国立国会図書館との間で技術的な課題がすべて解決され、また書面の提出が完了した美術館から、順次データの提供が開始されます。

7月 17日

日本図書館協会(JLA)、「感染拡大防止の継続を」を発表

2020年7月17日、日本図書館協会(JLA)が、協会ウェブサイトにおいて「感染拡大防止の継続を」を発表しています。

7月16日の東京都の新型コロナウイルス感染症の感染者数が過去最大の数値となったことをうけ、都内近県はもちろん、全国の図書館において、手を緩めることなく、新しい生活様式による感染予防を図って、利用者サービスを行うことを求めるものです。

また、感染拡大防止のために検討すべき基本的事項と手順を記した「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」(更新版)を再確認し、対応するよう求めています。

野球殿堂博物館図書室(東京都)、「COVID-19 野球アーカイブ」を実施中:新型コロナウイルス感染症の野球への影響についての関連資料を収集

野球殿堂博物館図書室(東京都)が、新型コロナウイルス感染症の野球への影響についての記録を後世に残すため、関連資料を収集する「COVID-19 野球アーカイブ」を実施しています。

取組の一環として、2020年3月1日から、スポーツ新聞6紙の収集、保存を行っています。

発表によると、今後、図書や雑誌も随時追加されます。

COVID-19 野球アーカイブ(野球殿堂博物館)
https://bml.opac.jp/opac/Notice/detail/7

参考:
豊田市郷土資料館(愛知県)、新型コロナウイルス感染症拡大下の暮らしの記憶を集め継承する「コロナの中の暮らしの記憶2020⇒2120プロジェクト」を実施中
Posted 2020年7月16日
https://current.ndl.go.jp/node/41512

米国図書館協会(ALA)、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた図書館のサービス再開を支援するウェブサイト“ALA COVID-19 Recovery website”を公開

2020年7月15日、米国図書館協会(ALA)は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた図書館のサービス再開に関するウェブサイト“ALA COVID-19 Recovery website”の公開を発表しました。

同ウェブサイトは、コミュニティや図書館職員、図書館のサポーターを対象に、サービス再開のためのツールやガイド、リソースをまとめたものです。2020年7月16日時点でのウェブサイトの構成は、以下の通りです。

・Advocacy & Policy
助成金等に関する情報、州や地域の意思決定者に向けて図書館の情報を発信するためのヒント等が記載されています。

・Education
再開館のための方針策定・法的課題や、感染拡大後のニュー・ノーマル(新しい日常)における業務の進め方等、図書館向けのオンデマンドのウェビナーが掲載されています。

・Data & Research
新型コロナウイルス感染症に対する図書館の対応状況や影響等について、米国の公共図書館協会(PLA)による調査へのリンクや、ALAの調査・分析結果がまとめられています。

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)と米・スタンフォード大学図書館、中東地域の文化財を閲覧できる“Digital Library of the Middle East(DLME)”のプラットフォームをリリース

2020年7月15日、米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)とスタンフォード大学図書館が、中東地域の文化財を閲覧できる“Digital Library of the Middle East(DLME)”のプラットフォームをリリースしたことを発表しました。

DLMEは、国際的な協力に基づく4年間の開発の成果であり、現在、世界の図書館・ミュージアム・文書館が所蔵する資料のデジタルレコード約12万7,000点が収録されています。

同プラットフォームは、Whiting財団やAndrew W. Mellon財団からの助成を受けて開発が行われました。発表によるとオープンソースの“Spotlight”および“Blacklight”のソフトウェアフレームワークにより構築され、IIIF準拠のビューワー“Mirador”を導入しています。

香川県立図書館、展示「子どものための郷土資料」を実施

香川県立図書館が、2020年7月22日から8月23日まで、同館の閲覧室郷土資料コーナーにおいて、展示「子どものための郷土資料」を実施します。

同館の郷土資料コーナーで利用可能な約14,000タイトルの香川県に関する本のうち、児童・生徒の夏休みの自由研究等に役立つ図書として、香川県の歴史・特産物・ため池・民話・文学などに関する約70冊の図書の展示が行われます。

株式会社メディアドゥ、出版社のオーディオブック制作支援とAmazon傘下Audibleへのオーディオブック提供事業に着手

2020年7月16日、株式会社メディアドゥは、出版社のオーディオブック制作を支援し、Amazon傘下のオーディオブック及び音声コンテンツ制作・配信サービスAudibleへ提供することにより、オーディオブック分野へ本格的に取り組むことを発表しました。

同社はオーディオブック分野への取り組みを進める背景として、オーディオブックは米国・欧州・中国で大きく伸長中の分野であり、日本国内でもスマートフォン等の普及などを背景に、本格的な拡大が見込まれる分野であること、新型コロナウイルス感染症を想定した「新しい生活様式」で、新しい読書の楽しみ方としてオーディオブックの定着が予想されることを挙げています。

メディアドゥ、出版社の音源制作を支援し、アマゾン傘下Audibleにオーディオブックを提供(メディアドゥ,2020/7/16)
https://mediado.jp/service/3030/

米・テキサス大学サンアントニオ校図書館、同校所蔵のメキシコ料理図書のコレクションから抜粋したレシピ集を作成しオンライン公開:第1弾は「デザート」がテーマ

2020年7月13日、米国のテキサス大学サンアントニオ校(UTSA)は、同校の図書館がメキシコ料理図書のコレクションから抜粋したレシピ集“Recetas: Cocinando en los Tiempos del Coronavirus (Recipes: Cooking in the Time of the Coronavirus)”を作成し、オンライン公開中であることを発表しました。

レシピ集は、同校図書館の特別資料担当のスタッフらが所蔵コレクションから選定して作成しました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって、自宅に留まることを余儀なくされた「シェフ」たちのために、電子出版物という新しく楽しめる方法でレシピを提供することが目的であると説明しています。

公開されたレシピ集の第1弾では「デザート」が特集され、チュロス・ライスプディング・栗を使ったフラン・ブニュエロス(Buñuelos)などのレシピが掲載されています。メキシコ料理の「メインディッシュ」や「前菜とドリンク」を特集した第2弾以降の公開も予定されています。レシピ集は英語・スペイン語併記の形で構成され、PDF及びEPUB形式で提供されています。同館のウェブサイトからダウンロードすることが可能です。

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