アーカイブ - 2020年 7月 - car

7月 22日

長崎県立希望が丘高等特別支援学校、諫早市立たらみ図書館(長崎県)で同校生徒による校外喫茶サービス「Smile hope cafe」を実施

2020年7月10日、長崎県立希望が丘高等特別支援学校は、2020年7月16日と8月19日に同県の諫早市立たらみ図書館の調理談話室で、一般客を迎えた校外喫茶サービス「Smile hope cafe」を実施することを発表しました。

2020年7月16日に実施された「Smile hope cafe」では、コーヒーやアイスカフェオレ、同校の農芸コースが栽培した「シソ」を使用したシソジュース等の飲料類が提供されました。コーヒー豆は、同館の所在する諫早市多良見町内のコーヒー販売店とのコラボレーションによるオリジナルブレンドが使用されています。

地元紙の報道でも、公共施設の協力を得て特別支援学校の実習を兼ねた珍しい取り組みとして紹介されています。

校外喫茶サービスのお知らせ(食品加工・接客コース)(希望が丘高等特別支援学校,2020/7/10)
http://www2.news.ed.jp/bunrui/syoukai/tokusyoku/78100tokusyoku/99084.html

文化学園・文化学園大学図書館、「貴重書デジタルアーカイブ」で楊洲周延の錦絵を公開

2020年7月1日、文化学園・文化学園大学図書館は、同館が運営する「貴重書デジタルアーカイブ」で、開館70周年記念事業として、錦絵を公開することを発表しました。

対象の錦絵は同館が所蔵する浮世絵師楊洲周延の作品154点であり、3回に分けて公開されます。

公開予定日等は以下の通りです。

第1弾:公開予定日7月1日 当時の生活を描いた作品98点
第2弾:公開予定日9月15日 洋装化を描いた作品25点
第3弾:公開予定日10月6日 時代かがみ、ほか作品31点

また、同館のTwitterアカウントで、公開された資料の紹介を行っています。

【図書館開館70周年記念事業】貴重書デジタルアーカイブでの錦絵公開について(文化学園・文化学園大学図書館, 2020/7/1)
https://lib.bunka.ac.jp/news/2020/07/news3719/

欧州研究評議会(ERC)科学評議会、オープンアクセスについてCoalition Sから独立した活動を行うことを発表:若手研究者や助成が少ない国の研究者等のニーズに焦点

2020年7月20日、欧州研究評議会(ERC)の科学評議会(Scientific Council)が、Coalition Sのサポーターをやめ、オープンアクセス(OA)の実現に向けて独立した活動を行うことを決定したと発表しました。

発表によると、若手研究者をはじめとした研究者のニーズや、研究コミュニティや欧州の国家間での公平性の担保等に焦点が当てられます。また、Coalition Sが示している、2021年1月1日から発効する完全・即時のOAに関する原則Plan Sについて、特に若手研究者や代替となる助成が少ない国の研究者、OA方針の導入が難しい分野の研究者にとって弊害となり得ると指摘しています。

同審議会は、欧州委員会(EC)と連携し、Horizon EuropeのOAに関する規則と齟齬なく、ERCを含めたプログラム全てに適用可能な解決策を模索するとしています。

武雄市図書館・歴史資料館(佐賀)、企画展「水とともに生きる 武雄の災害と治水」を開催中

2020年7月11日から8月16日にかけて、佐賀県の武雄市図書館・歴史資料館で、企画展「水とともに生きる 武雄の災害と治水」が開催されています。

2019年8月の豪雨により武雄市に被害がもたらされたことを踏まえ、江戸時代の災害や治水・利水事業の資料、近年同市で発生した災害の情報を通して防災意識を高め、水とともに生きていく方法を考えるきっかけを提供するとしています。

水とともに生きる 武雄の災害と治水(武雄市歴史資料館)
http://www.city.takeo.lg.jp/rekisi/kikaku/2020/saigai/saigai.html

直方市立図書館(福岡県)内に、寄贈を受けた記録文学作家・上野英信氏の「筑豊文庫」の資料等を紹介する「筑豊文庫資料室」がオープン

2020年7月21日、福岡県の直方市立図書館内に「筑豊文庫資料室」がオープンしました。

報道によると、同市が4年前に寄贈を受けた、筑豊の炭鉱を舞台とした記録文学の作家・上野英信氏が自宅に開設した「筑豊文庫」の書籍や炭鉱の資料等約7,000点や同氏の作品を紹介する資料室としてオープンしたものとのことです。

筑豊文庫資料室がオープン(NHK NEWS WEB(北九州 NEWS WEB),2020/7/21)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20200721/5020006567.html

韓国・国会図書館、2020年7月27日から再開

2020年7月21日、韓国の国会図書館(NAL)が、臨時休館を終了し、7月27日から再開すると発表しました。

利用日の前日に予約する事前予約制で、1日の定員は200人です。開館時間は平日の14時から18時までで、夜間および週末の開館は別途通知があるまで行われません。

書庫資料を受け取る時間を短縮するため、予約者は最大5冊までの事前の閲覧申請が可能です。デジタル情報センターの座席は入室後資料室内のキオスク端末で別途の予約が必要です。

館内ではマスクの着用が必要で、発熱や呼吸器症状が確認されたり、マスクを未着用の場合は、入館が制限されます。また館内では他の利用者と安全な距離を保つ必要があります。

図書館や国会内のレストランは利用できません。

국회도서관 재개관 안내(国会図書館再開館案内)(NAL,2020/7/21)
https://www.nanet.go.kr/usermadang/notice/noticeDetail.do?searchNoSeq=2740

韓国・国立世宗図書館、2020年7月22日から館内での閲覧サービスを再開

2020年7月20日、韓国・国立世宗図書館が、7月22日から館内での閲覧サービスを再開すると発表しました。中央災難安全対策本部が公共施設の運営制限措置の緩和を決定したことを受けてのものです。

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため事前予約制で、1日の利用者数を制限して再開します。

事前予約は、利用当日の午前9時から同館ウェブサイトを通じて行い、予約完了メールを受信した後、同メールで案内された時間に利用することができます。

利用者数は1日500人で、1回あたり125人で4回(10時から11時半、12時から13時半、14時から15時半、16時から17時半)にわけて案内されます。各運営時間後ごとに防疫作業が実施されます。

子ども資料室、人文芸術資料室、一般・政策資料室は利用できますが、マルチメディアコーナー、逐次刊行物・新聞コーナー、セミナー室、政策研究室など一部利用制限のある箇所もあります。

利用者は図書館の第1入口において、発熱検査と貸出証の確認を行った後入館できます。マスクの着用と利用者間の安全な距離をとる必要があります。

オープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のバージョン7.0が公開

米・ヴィラノヴァ大学図書館が開発しているオープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のVersion 7.0が、2020年7月20日に公開されました。

セキュリティの向上、ArchivesSpaceやKohaのRESTful APIといったいくつかのシステムとの統合のサポート、EBSCO Discovery ServiceやFOLIOとの互換性の向上、プラグイン生成ツールの強化等が行われています。

VuFind 7.0 Press Release(VuFind, 2020/7/20)
https://vufind.org/wiki/changelog#release_70_-_7_20_2020

参考:
オープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のバージョン6.0が公開
Posted 2019年7月16日
https://current.ndl.go.jp/node/38594

韓国国立中央図書館(NLK)、2020年7月22日からの再開に合わせ、国立デジタル図書館内にメディア創作室を開室

2020年7月21日、韓国国立中央図書館(NLK)は、2020年7月22日からの再開に合わせ、国立デジタル図書館内にメディア創作室を開室すると発表しました。

同室はメディアスタジオと編集席を備えており、同館に「新しい情報メディア生産プラットフォーム」としての機能を拡張させたものと位置付けられています。

メディア創作室は10のスタジオ・12のメディア編集席・企画会議スペースで構成されており、スタジオにはカメラ・マイク・LED照明・背景スクリーン等が完備され、高品質の映像を制作することが可能です。また、メディア編集席には映像・音響編集ソフトがインストールされており、映像を編集してウェブ上にアップロードすることができます。NLKでは、「1人メディアアカデミー」を運営し、レベルにあった講座を提供することで、利用者のメディア作成能力を強化するともしています。

あわせて、図書館の中央にはアナログでの思索空間としての「緑の避難所」も設置されました。

また、デジタル図書館の館内にはノートパソコンの利用増に対応するため、ノートパソコン・モバイルデバイス利用席を51席に拡大したほか、約230台の最新のパソコンも設置しています。タブレットパソコンの館内貸出しサービスも行ないます。

7月 21日

国際図書館連盟(IFLA)、2020年11月5日にオランダ・ハーグで2020年総会を開催予定

2020年7月20日、国際図書館連盟(IFLA)はライトナー(Gerald Leitner)事務局長名義で、11月5日にオランダのハーグで2020年総会(General Assembly)を開催することを発表しました。

2020年総会で扱う議題・決議案の募集〆切は、2020年8月3日に延期されています。

IFLAは新型コロナウイルス感染症の影響による渡航制限のため、現地出席することができない参加希望者が多数発生すると予想されるため、総会の様子をライブストリーム配信することを予定しています。また、感染症による渡航制限やロックダウンが緊急に実施される可能性がある点にも留意が必要である、としています。

なお、規則上IFLAでは総会開催が義務付けられているため、予定通りに開催できないことが判明した場合には、別日程・別会場で開催できるように調整されます。

Extended Call for Agenda Items: IFLA General Assembly 2020(IFLA,2020/7/20)
https://www.ifla.org/node/93207

宮崎大学附属図書館の本館が2020年7月15日にリニューアルオープン:「「共創の場」としての図書館」をコンセプトとした約1年に及ぶ全面改修を経て開館

2020年7月20日、宮崎大学は、同大学の附属図書館の本館が、約1年の全面改修工事を経て7月15日にリニューアルオープンしたことを発表しました。

同館の改修は「「共創の場」としての図書館 ~共に学び、考え、創る~」をコンセプトとして実施されました。ラーニングコモンズやグループ学習室等の再整備・機能強化によって、学生のコミュニケーション能力、ディスカッション能力、プレゼンテーション能力、情報リテラシーなどを高めることなどが企図されています。館内にはリフレッシュ空間としてカフェが併設されています。また、同館1階の展示スペースでは、同大学農学部出身の著名な進化生物学の研究者・根井正利氏を顕彰する資料や、同大学が6月に開設した宮崎県高千穂町土呂久地区の砒素公害等に関する資料室「土呂久歴史民俗資料室」の貴重資料の展示などが行われています。

その他、同館の3階には、図書館と大学の国際連携センターが連携し、米国国務省からの助成を受けて企画した「アメリカ国務省×宮崎大学 図書館プロジェクト」の一環として、アメリカンインフォメーションデスクが設置されています。

オランダの学術雑誌にオープンアクセス(OA)出版を提供するプラットフォーム“OpenJournals.nl”の構築が始まる:2020年秋に運用開始予定

オランダのオープンアクセス(OA)に関する情報を提供するウェブサイト“open access.nl”の2020年7月14日付の記事で、オランダ王立芸術科学アカデミー (KNAW)が同国の学術雑誌へOA出版を提供するプラットフォーム“OpenJournals.nl”の構築を開始したことが紹介されています。

プラットフォームの構築には、オランダ科学研究機構(NWO)が助成しており、KNAWとNWOはOpenJournals.nlによって、規模が小さく独自にOA出版へ移行する手段に乏しい社会科学・人文科学分野のOAを促進することを意図しています。OpenJournals.nlは学術雑誌をOA出版するためのデジタル基盤と技術的支援を提供するものであり、各雑誌及び編集者のコンテンツ・購読構造等に関する自律的な運営機能は維持される、と説明しています。

【イベント】「中川図書館で夕涼み!」(8/8・名古屋)

2020年8月8日の19時から20時にかけて、名古屋市中川図書館で、「中川図書館で夕涼み!」が開催されます。

同イベントは、照明を抑えたいつもと異なる雰囲気の図書館の中でくつろぐ夏休みスペシャル企画であり、開催中は閲覧室にBGMが流れます。また、お楽しみ企画として「ひみつの怪談」「司書による本の紹介トーク」が実施されます。

誰でも参加可能であり、申込は不要です。参加に当たっては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、マスク着用、手指消毒が呼びかけられています。また、参加者が多数の場合は入館制限を行う可能性があります。

中川図書館 「中川図書館で夕涼み!」≪開催日:8月8日(土)≫(名古屋市図書館, 2020/7/17)
https://www.library.city.nagoya.jp/oshirase/topics_event/entries/20200717_01.html

【イベント】フォーラム「読書が与えてくれるもの」(8/16・東京)

2020年8月16日、東京都千代田区のよみうり大手町ホールにおいて、独立行政法人国立青少年教育振興機構主催、公益財団法人文字・活字文化推進機構主管のフォーラム「読書が与えてくれるもの」が開催されます。

同フォーラムは、子供の読書活動推進事業の一環として、作家、脳科学の専門家、読書好きのお笑い芸人が読書について語るものです。

プログラムと登壇者は以下の通りです。

・第一部 講演「読書のすすめ」 浅田次郎氏(作家)

・第二部 シンポジウム「読書で磨かれる力」
パネリスト:角田光代氏(作家)、笑い飯・哲夫氏(お笑い芸人)、川島隆太氏(東北大学加齢医学研究所所長)
コーディネーター:桝太一氏(日本テレビアナウンサー)

定員は先着250名であり、参加費は無料です。参加を希望する場合は、申し込みが必要です。

同フォーラムは新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、できる限りの対策を講じた上開催するとされ、2020年7月15日付のお知らせ「8/16イベントの開催に関する基本方針について」で、体調不良時には参加を控えること、マスクを着用すること等を求めています。

米国図書館協会(ALA)、米国の図書館のバーチャルツアーを実施:ALA会長がウェブ会議システムZoomを用いて米国内12か所を巡る

2020年7月17日、米国図書館協会(ALA)は、会長のジェファーソン(Julius C. Jefferson, Jr)氏が米国内の図書館のバーチャルツアーを実施することを発表しました。

同ツアーは、米国議会図書館(LC)、公共図書館、歴史的黒人大学(historically black colleges and universities:HBCU)の図書館、学校図書館等、米国内12か所の様々な種類の図書館について、各館の多様なコミュニティのニーズへの対応方法や、利害関係者の巻き込み方に焦点を当てたものです。発表によると、ジェファーソン氏が、各スポットの図書館長、州や地域の図書館のパートナー、議員等と対談を行う形式で行われます。

2020年7月27日から8月7日にかけてウェブ会議システムのZoomを用いて実施され、だれでも参加可能です。また、YouTubeに動画がアーカイブされる予定です。

REALM Project、新型コロナウイルスの除染手段としての自然減衰に関する第2回目のテスト結果を公表:点字用紙・光沢紙・雑誌の用紙・ボードブック・アーカイバルフォルダを対象に実施

2020年7月20日、博物館・図書館・公文書館の職員や利用者への新型コロナウイルスへの影響を軽減するための資料の取扱方法について、科学的根拠に基づいた情報を作成・普及させることを目的としたREALM Projectが、新型コロナウイルスの除染手段としての自然減衰に関する第2回目のテスト結果を公表しました。

2回目のテストは、点字用紙・光沢紙・雑誌の用紙・こども向けのボードブック・アーカイバルフォルダの5つの素材を対象に、1回目のテストとは異なり、積み重ねたり棚に置かれたりなどといった一般的な保存状況のもとで行われました。

調査結果として、アーカイバルフォルダでは2日後には検出されず、点字用紙・光沢紙・ボードブックからは4日後には検出されなかったと報告されています。雑誌のページからは4日後にも微量のウイルスが検出されたとしています。

1回目と2回目のテストの結果を比較すると、セルロース系の紙を用いた資料を積み重ねた状態で保管した場合、ウイルスが未検出となるために若干長めの隔離が必要であることを示しているとしています。

韓国・国会図書館(NAL)、人工知能(AI)を活用した日本法の自動翻訳サービスの開発に関し、NAVERと協定を締結

2020年7月20日、韓国・国会図書館(NAL)が、人工知能(AI)を活用した日本法の自動翻訳サービスの開発に関し、NAVERと協定を締結したと発表しています。

NALが保有する約1万2,000件の外国法の翻訳資料のデータをAIの学習資料としてNAVERに提供し、NAVERがこのデータを活用して日本法の分野に特化したAI翻訳システムを開発するものです。

同館に対する、国会議員や立法支援機関からの、世界的な法制や海外の立法事例に関する照会が毎年拡大していること受けてのもので、今回の協定締結により、国会内でリアルタイムに翻訳サービスを提供できる環境を構築することで、これまで少なくとも3日から20日かかっていた翻訳サービスの期間を短縮することが期待されています。

また、自動翻訳サービスは一定期間の国会内での試験サービスの後、NALのウェブサイトで提供されます。

椎葉村図書館「ぶん文Bun」やレーザーカッター・3Dプリンター等を備えた「ものづくりLab」を含む椎葉村交流拠点施設Katerie(宮崎県)が2020年7月18日にオープン

2020年7月18日、宮崎県椎葉村に椎葉村交流拠点施設Katerie(かてりえ)がオープンしました。

同施設内には、椎葉村図書館「ぶん文Bun」のほか、ボルダリングやスラックラインのある交流ラウンジ、木の遊具や絵本のあるキッズスペース、レーザーカッター・3Dプリンター・木材加工機「ShopBot」等を備えたものづくりLab、クッキングLab、コワーキングスペース、会議室などがあります。

椎葉村図書館「ぶん文Bun」は、会話や飲み物のほか、床に寝転ぶことも自由となっています。書棚ごとに漢字一文字で表現するテーマを掲げ、小説やマンガ、辞書や写真集など様々な種類の本を椎葉ならではのテーマに沿ってディスプレイしていると紹介されています。

Katerie(かてりえ)オープン!(Katerie,20020/7/19)
https://katerie.jp/2020/07/19/katerieopen/

椎葉村図書館「ぶん文Bun」(Katerie)
https://katerie.jp/library/

7月 20日

Europeana、オンラインイベント開催のためのガイドを公開

2020年7月16日、Europeana Proのウェブサイト上で、Europeanaによるオンラインイベント開催のためのガイド“Europeana guide to organising online events”の公開が発表されています。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、Europeanaではイベントをオンラインでの開催に切り替えています。本ガイドはこの4か月間のイベント開催で得られた教訓を踏まえて作成されたものであり、現時点では暫定的な(work in progress)内容となっています。

本ガイドでは、ウェビナーやワークショップといったオンラインイベントを企画・配信するために必要な事項、例えば企画時に行うべき決定、使用ツール類、役割分担、スケジュール作成、イベント中及びイベント前後の実施事項、事前にテストすべきポイント、問題発生時の対応について、Europeanaでの実施例を紹介しながら説明しています。

なお、Europeanaは、2020年7月7日に本ガイドと同じテーマのウェビナー“Running webinars: what we’ve learnt so far”を開催しており、録画映像がYouTube上で公開されています。

国際図書館連盟(IFLA)、過去10年間に行われた図書館の投資収益率に関する調査のレビューを公開

2020年7月16日、国際図書館連盟(IFLA)は、過去10年間に行われた図書館の投資収益率(ROI)に関する調査のレビュー“Library Return on Investment - Review of Evidence from the Last 10 Years”の公開を発表しました。

ROIは、投資額に対して得られる純利益の比率を示すものであり、図書館評価においても組織、プロジェクト、サービスの価値を測定するためのアプローチとして使用されることがあります。本レビューでは、公共・大学・専門図書館のROIに関し過去10年間に行われた調査について、ROIを示すとともに、測定方法のレビューを行っています。

結論部では、図書館は投資額よりも多くの価値を還元していると示唆する研究は多くある一方、その方法論にはばらつきがあり、決定的かつ普遍的な方法論は、特定の館種に限定したものでさえもまだ出現していないとしています。その上で、図書館の価値を実証するための優れた実践・アプローチについて更なる議論を期待すると述べています。

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