非営利団体Center for Open Science(COS)の研究プロジェクト管理システム“Open Science Framework”(OSF)上に、米・電子図書館連合(DLF)が2020年5月21日付で最終更新を行った、図書館構築システム上の利用者データに対してリスク評価を行うための実践ガイドが公開されています。
Statement by the IFLA President and Secretary-General: Racism Has No Place in the Society Libraries are Working to Build(IFLA,2020/6/5) https://www.ifla.org/node/93126
2020年6月3日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、年次報告書“Project Outcome for Academic Libraries First Annual Report”を公開しました。
ACRLが2019年4月に公開した、大学図書館向けの利用者調査のためのオンラインツール“Project Outcome for Academic Libraries”の開発や最初の1年間の大学・研究図書館界での利用状況をまとめたものです。大学・研究図書館が、Project Outcomeのデータを活用して、如何に業務を改善し、アドヴォカシー活動を行なっているのかを示すデータを集約しています。
4月20日時点で、42か国1,104機関からの2,890人の登録利用者がおり、476機関において“Project Outcome for Academic Libraries”を用いての調査が行われました。4万1,403件の回答が寄せられており、登録利用者の75%超・回答者の99%が米国の機関からのものです。