2020年5月26日、DOAJ(Directory of Open Access Journals)は、カナダの学術プラットフォームÉruditとパートナーシップ関係を締結したことを発表しました。
両者のパートナーシップ関係は、Éruditのプラットフォーム上で流通する査読付オープンアクセス(OA)学術雑誌のDOAJへの収録を奨励・支援するプロジェクトの実施を目的として締結されました。現在、DOAJには131か国以上・75言語で出版された1万4,450タイトルのOA学術雑誌が収録されていますが、DOAJは2019年4月にフィンランド学会連盟(Federation of Finnish Learned Societies :TSV)等が発表した「学術コミュニケーションにおける多言語使用に関するヘルシンキ提言(Helsinki Initiative on Multilingualism in Scholarly Communication)」の署名機関として、英語以外の学術雑誌の収録に精力的に取り組んでいます。