アーカイブ - 2020年 12月 8日 - car

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、江戸の商業と観光に関する新たなデータ「江戸買物案内」「江戸観光案内」を公開

2020年12月7日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)が、江戸の商業と観光に関する新たなデータ「江戸買物案内」「江戸観光案内」を公開したことを発表しました。

データの収集には、IIIF Curation Platformが用いられています。また、同データを地理情報と連結して分析するために、地名情報基盤「江戸マップβ版」や「歴史地名マップ」の拡充・公開が行われました。

ニュース(CODH)
http://codh.rois.ac.jp/news/
2020年12月7日付で、「「江戸」という都市を商業と観光の面から探るための新しいデータを公開しました。」というお知らせが掲載されています。

江戸買物案内(CODH)
http://codh.rois.ac.jp/edo-shops/

江戸観光案内(CODH)
http://codh.rois.ac.jp/edo-spots/

米・イェール大学の中東関連資料のデジタルリソース構築プロジェクト“Visual Resources of the Middle East”(記事紹介)

2020年12月2日付で、米・イェール大学マクミラン国際地域研究センターのウェブサイトに、同大学の中東関連資料のデジタルリソースを構築するプロジェクト“Visual Resources of the Middle East”に関する記事が公開されました。

同プロジェクトは、2018年から開始されたものです。記事の中では、同大学内外の利用者に対し、同大学の図書館や美術館が所蔵する芸術作品、写真、その他多様な資料を一つのプラットフォーム上に集め、無料で誰でもアクセスできる形で提供することが目標とされています。

プロジェクトが焦点を当てているものとして、同大学の美術館、イェール英国芸術センター(Yale Center for British Art)、バイネッキ貴重書・手稿図書館等が所蔵する資料が挙げられています。2020年12月8日時点で、教育・研究目的で美術品のデジタルライブラリを構築しているArtstorの“public collections”において、同プロジェクトによるデジタルコレクション890件が公開されています。

首都圏の新型コロナウイルス感染症対策強化にともない、韓国国立中央図書館(NLK)を含むソウル特別市所在の文化体育観光部所管の図書館・博物館・美術館等が2020年12月8日から休館

2020年12月7日、韓国・文化体育観光部は、12月6日の中央災難安全対策本部が発表した、ソウル首都圏の「社会的距離を置く」措置の強化にともない、ソウル特別市所在の文化体育観光部所管の図書館・博物館・美術館等を12月8日から12日18日まで休館とすると発表しています。

中央災難安全対策本部の発表では、首都圏所在の国立・公立設置の室内文化施設は収容率30%の制限下で運営可能であるものの、ソウル市域の防疫状況が厳しいことを鑑み、同部において休館を決定したものです。

対象は、国立中央博物館、国立民俗博物館、大韓民国歴史博物館、国立ハングル博物館、国立現代美術館(ソウル・徳寿宮)、国立中央図書館(本館・子ども青少年図書館)、国立障害者図書館の9機関です。

また、国立中央劇場・国立国楽院といった8機関での公演や、国立劇団等7つの国立芸術団体の公演も中止されます。

12月19日以降については、首都圏の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況に応じて決定する予定です。

ソウル市外の国立の文化芸術施設については、社会的距離を置く措置の段階別運営指針を遵守し引き続き開館中ですが、国立晋州博物館・国立全州博物館は、地方公共団体の行政命令に従って臨時休館しています。

鳥取県立図書館・鳥取県立博物館・鳥取県立公文書館・鳥取県埋蔵文化財センターが共同で運営する「とっとりデジタルコレクション」、2021年3月1日に公開

鳥取県立図書館は、同館および鳥取県立博物館・鳥取県立公文書館・鳥取県埋蔵文化財センターの4館で共同運営する「とっとりデジタルコレクション」が、2021年3月1日に公開予定であると発表しました。

4館が所蔵するデジタル化資料がインターネット上で横断的に利用できるようになるものと説明されています。

同館では、公開までの間、ウェブサイト上で「とっとりデジタルコレクション」の見どころを紹介していくとしています。

【予告】とっとりデジタルコレクションが公開されます!(鳥取県立図書館)
http://www.library.pref.tottori.jp/info/post-164.html

参考:
埼玉県立図書館、「埼玉サーチ」を公開:同館のデジタル化資料、県内の博物館・美術館等の所蔵資料約13万点の検索が可能
Posted 2020年10月6日
https://current.ndl.go.jp/node/42189

燕市立図書館(新潟県)、「かんたんな手話を使った絵本の読み聞かせ講座」を開催

2020年12月12日、新潟県の燕市立図書館が、市内の中央公民館2階第1会議室で、「かんたんな手話を使った絵本の読み聞かせ講座」を開催します。

燕市聴覚障がい者協会が講師となり、手話による簡単なあいさつと手話を使った絵本の読み聞かせについて学ぶ講座です。参加するためには燕市立燕図書館への申し込みが必要で、定員は30人です。参加費は無料で誰でも参加することができます。

かんたんな手話を使った絵本の読み聞かせ講座(燕市立図書館,2020/12/4)
http://www.lib-city-tsubame.niigata.jp/event/event.html#20201212
http://www.lib-city-tsubame.niigata.jp/event/img/20TSU.pdf
※2つ目のリンクはチラシです。[PDF:117KB]

文部科学省、図書館法施行70周年を記念して76人の図書館関係者を表彰

2020年12月4日、文部科学省は、図書館法施行70周年を記念した図書館関係者表彰として、都道府県教育委員会等から推薦のあった候補者の選考を行い、76人の被表彰者を決定したことを発表しました。

同表彰は、地域における図書館活動を推進するため、多年にわたり図書館活動等の振興に顕著な功績のあった者及び全国的見地から多年にわたり図書館関係の団体活動に精励し、図書館活動等の振興に功労のあった者等に対し、その功績をたたえて文部科学大臣が表彰するものです。同様の表彰は、1980年の図書館法施行30周年から10周年ごとに実施されており、今回の表彰は5回目に当たります。

被表彰者として、75人の地域における図書館活動等の功労者と、1人の全国的な図書館活動等の功労者が発表されています。被表彰者への表彰状等は、都道府県教育委員会等の推薦団体を通じて伝達されます。

図書館法施行70周年記念図書館関係者表彰(文部科学省,2020/12/4)
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_00402.html

欧州委員会の研究・イノベーション総局、欧州における研究成果の再現性についての報告書を公開

2020年12月1日付で、欧州委員会の研究・イノベーション総局(Directorate-General for Research and Innovation)による報告書“Reproducibility of scientific results in the EU:Scoping report”が、欧州委員会出版局のウェブサイト上で公開されています。

同報告書は、2020年1月23日にベルギーのブリュッセルで開催された研究成果の再現性の欠如の問題に関する専門家セミナーの議論をまとめたものです。報告書作成の目的として、欧州で生産された研究成果の再現性欠如の実態について欧州委員会の理解を深め、欧州連合(EU)における研究・イノベーションの文脈で、この問題への適切な対応を設計する際に役立てることを挙げています。

同報告書は、研究の再現性は実践の積み重ねで構築され、優れた実践を保証するメカニズム・新たな発見やイノベーションの原動力として重要であることを確認した上で、バイアスや不十分な実験デザイン、不適切な統計の取り扱いなどに起因する、再現性の欠如した研究成果物が近年増加している「再現性の危機」を報告しています。

米・アレン人工知能研究所(AI2)の学術文献検索サービス“Semantic Scholar”、論文の内容を人工知能で自動的に一文に要約して表示するTLDR機能のベータ版提供を開始

2020年11月17日、米国のアレン人工知能研究所(Allen Institute for AI:AI2)は、同研究所の学術文献検索サービス“Semantic Scholar”において、“Too Long; Didn’t Read(TLDR)”機能のベータ版が利用可能になったことを発表しました。

TLDR機能は、人工知能(AI)によって論文の内容の一文の要約を自動生成して提供するサービスです。最新の言語生成AI“GPT-3”による自然言語処理技術等が活用されています。ベータ版では、Semantic Scholarに収録されたコンピューターサイエンス分野の1,000万件近くの論文について、同機能により一文の要約が表示されます。

AI2はTLDR機能について、近年Semantic Scholarへのモバイル端末経由のアクセスが大幅に増加していること等も背景に、ユーザーが検索した論文の重要性を迅速に判断する際などに役立てることができることを説明しています。