アーカイブ - 2020年 12月 25日 - car

国立国語研究所、「ことばに関する新聞記事見出しデータベース(DL版)」を公開

2020年12月24日、国立国語研究所は「ことばに関する新聞記事見出しデータベース(DL版)」を公開したことを発表しました。

国立国語研究所は1949年から2009年9月末までの期間における、ことばに関する新聞記事を集めた「切抜集」を作成し、見出し(目録)のデータベースとして「ことばに関する新聞記事見出しデータベース」を公開しています。今回公開されたダウンロード版では、データベースに収録された全レコード、及びデータ項目の凡例がテキストファイル形式で提供されています。

過去のニュース 2020年度(国立国語研究所)
https://www.ninjal.ac.jp/newsyears/2020/
※2020.12.24欄に「ことばに関する新聞記事見出しデータベース (DL版) を公開しました。」とあります

ことばに関する新聞記事見出しデータベース(DL版)(国立国語研究所)
https://mmsrv.ninjal.ac.jp/sinbunmidasi/

英国政府、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う孤独感の緩和を目的として芸術・図書館・慈善団体・ラジオ局等に総額750万ポンドの財政支援を実施

英国政府のポータルサイト“GOV.UK”に2020年12月23日付で、同国の政府が新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う孤独感の増大を緩和するために、総額750万ポンドの財政支援を実施することを発表しています。

新型コロナウイルス感染症の拡大が続く英国では2020年12月19日付で、ロンドンを含むイングランド南東部等が新たに「ティア4」に指定され、感染防止のための制限を強化する措置がとられました。今回の財政支援は制限強化によって、人々が孤独感の増大に晒される危険から救済することを目的として行われます。財政支援の対象には、人々と地域コミュニティを結び付ける重要な役割を果たす分野として、芸術・図書館・慈善団体・ラジオ局等が選ばれました。

芸術・図書館サービスへの支援としてイングランド芸術評議会(ACE)に500万ポンドの支援が行われ、そのうちの350万ポンドは英国読書協会(Reading Agency)の“Reading Well”事業と“Reading Friends”事業に対するデジタル・文化・メディア・スポーツ省(DCMS)からの支援資金に充てられます。

熊本大学附属図書館、ロビー展示「阿蘇:被災と復興」を開催中

熊本大学附属図書館が2020年12月22日から、同館中央館の1階ロビーと南棟1階熊本地震ライブラリにおいて、ロビー展示「阿蘇:被災と復興」を開催しています。

中央館1階のロビーでは、阿蘇地域の自然・歴史・魅力を紹介する図書を集めた展示が行われています。熊本地震ライブラリでは、2016年の熊本地震により大きな被害を受け復興の途上にある阿蘇地域について、地震による被災や復興をテーマとした図書の展示が行われています。

同展示は2021年1月末まで行われる予定です。

ロビー展示「阿蘇:被災と復興」開催しています(熊本大学附属図書館)
https://www.lib.kumamoto-u.ac.jp/news/4104

参考:
E1795 - 熊本地震による図書館等への影響
カレントアウェアネス-E No.303 2016.05.19
https://current.ndl.go.jp/e1795

オープンアクセス学術出版協会(OASPA)、加盟機関が2019年に出版したオープンアクセス論文のライセンス種類別統計を公表:2019年のCC-BY論文は約36万2,000本

2020年12月16日、オープンアクセス学術出版協会(OASPA)は、加盟機関が2019年に出版したオープンアクセス(OA)論文の、ライセンス種類別の統計を公表しました。

統計に基づいて、主に次のようなことが報告されています。

・会員機関の出版した2000年から2019年までの累計OA論文数は約210万本であり、2019年には前年から約17%の増加となる42万5,000本以上が出版された

・2019年には、完全OAジャーナルで約32万3,000本、ハイブリッドジャーナルで約3万9,000本の論文がCC BYライセンスの付与されたOA論文として出版された

・2019年のOA論文のうち、完全OAジャーナルでは約88%、ハイブリッドジャーナルでは約66%についてCC BYライセンスが付与されている

・近年、完全OAジャーナルではCC BYライセンスの付与されたOA論文の割合は減少傾向にあったが2019年は増加に転じた。ハイブリッドジャーナルでは2019年には増加傾向がやや後退したものの、依然としてCC BYよりも制限の強いCC BY-NC・CC BY-NC-NDライセンスの付与が伸長している

国立国会図書館、NDL書誌情報ニュースレター2020年4号(通号55号)を公開

2020年12月25日、国立国会図書館(NDL)は、ウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2020年4号(通号55号)を掲載しました。

国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス(Web NDL Authorities)の変更点の紹介のほか、ジャンル・形式用語に関するコラムなどを掲載しています。

書誌データの作成および提供 更新情報(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/data/news.html
※2020年12月25日付けのお知らせに、ニュースレターの公開が掲載されています。

NDL書誌情報ニュースレター2020年4号(通号55号)
https://www.ndl.go.jp/jp/data/bib_newsletter/2020_4/index.html

日本電子出版協会(JEPA)、2020年「JEPA電子出版アワード」の結果を発表:大賞は「ジャパンサーチ」

2020年12月24日、日本電子出版協会(JEPA)の2020年「JEPA電子出版アワード」の結果が発表されました。大賞は、デジタルアーカイブジャパン推進委員会・実務者検討委員会が中心となって進める「ジャパンサーチ」です。

受賞者の一覧は、次のとおりです。

○デジタル・インフラ賞  
ジャパンサーチ(デジタルアーカイブジャパン推進委員会・実務者検討委員会)【大賞】

○スーパー・コンテンツ賞
東洋文庫『流行性感冒』(平凡社)

○エクセレント・サービス賞
学芸大デジタル書架ギャラリー(東京学芸大学 附属図書館)

○チャレンジ・マインド賞
電子復刻(イースト)

○エキサイティング・ツール賞
Bibi(松島智氏)

○選考委員特別賞
JPRO・BooksPRO(日本出版インフラセンター)

日本新聞協会、「図書館関係の権利制限規定の見直し(デジタル・ネットワーク対応)に関する中間まとめ」に対する意見書を提出

2020年12月21日、日本新聞協会が、「図書館関係の権利制限規定の見直し(デジタル・ネットワーク対応)に関する中間まとめ」に対する意見書を文化庁に提出したことを発表しました。

文化庁は2020年12月4日に、同日に文化審議会著作権分科会法制度小委員会が取りまとめた「図書館関係の権利制限規定の見直し(デジタル・ネットワーク対応)に関する中間まとめ」へのパブリックコメントの実施を発表していました。

権利者の利益保護要請 図書館資料の複製送信で意見 文化庁に新聞協会(日本新聞協会, 2020/12/21)
https://www.pressnet.or.jp/news/headline/201221_13880.html

Internet Archiveの運営する電子書籍提供サイト“Open Library”、電子書籍を探すためのインターフェース“Library Explorer”(ベータ版)を公開

2020年12月16日、Internet Archiveの運営する電子書籍提供サイト“Open Library”が、電子書籍を探すためのインターフェース“Library Explorer”(ベータ版)に関する記事を公開しました。

実際の図書館の書架のような見た目となっており、デューイ十進分類法(DDC)または米国議会図書館分類表(LCC)の分類記号ごと分かれた書架から、電子書籍を探すことができます。また、フィルター機能を用いた表示する資料の絞り込み、表紙や背表紙の表示方法の変更、電子書籍の排架に用いる分類法の変更等が可能です。

Introducing the Open Library Explorer(Open Library, 2020/12/16)
https://blog.openlibrary.org/2020/12/16/introducing-the-open-library-explorer/

慶應義塾大学メディアセンター、機関誌『MediaNet』27号を公開:「早慶図書館システム共同運用」を特集

慶應義塾大学三田メディアセンターは、2020年12月25日付けのTwitterにおいて、同大学メディアセンターの機関誌『MediaNet』27号が刊行されたことを紹介しています。

『MediaNet』27号では特集「早慶図書館システム共同運用」として11本の記事を掲載しているほか、特集以外にも「慶應義塾大学でのRead & Publish契約の導入と今後」「英国図書館研修報告 ヨーロッパの日本研究図書館訪問も交えて」など複数の記事を掲載しています。

@Keio_MitaLib(Twitter, 2020/12/25)
https://twitter.com/Keio_MitaLib/status/1342261836666740736

札幌弁護士会、会長名で「捜査関係事項照会に対する公立図書館等の対応に関する意見」を公表

2020年12月23日、札幌弁護士会は、会長名で「捜査関係事項照会に対する公立図書館等の対応に関する意見」を公表しました。

図書館の利用に関する照会は利用者のプライバシー権に関わる重要な問題とし、捜査機関に対し、図書の貸出・閲覧情報等の照会に当たっては刑事訴訟法218条に基づく捜索差押等の手続を取ることを求めています。また、公立図書館・大学図書館に対しては、令状を伴わない照会に応じ利用者に関するこのような情報を提供しないよう求めています。

札幌弁護士会では、2020年3月、札幌弁護士会管内の市町村の基幹図書館及び大学図書館計102館を対象に、令状によらない捜査関係事項照会を受けたことがあるかを尋ねるアンケート調査を行いました。回答があった43館のうち10館が「受けたことがある」と回答し、その内5館は照会事項に対して回答していました。今回の意見はこの調査結果を踏まえて公表されました。

捜査関係事項照会に対する公立図書館等の対応に関する意見(札幌弁護士会, 2020/12/23付け)
https://satsuben.or.jp/statement/2020/12/23/239/

著作物の教育利用に関する関係者フォーラム、「改正著作権法第35条運用指針(令和3(2021)年度版)」を公表

2020年12月24日、教育関係者、有識者、権利者で構成する「著作物の教育利用に関する関係者フォーラム」は、「改正著作権法第35条運用指針(令和3(2021)年度版)」を公表しました。

同運用指針は、授業を目的とする著作物利用に関するガイドラインにあたるものです。「改正著作権法第35条運用指針(令和2(2020)年度版)」に代わり、2021年度からの「授業目的公衆送信補償金制度」の本格実施に際し適用されるべきものとして、同フォーラムでの検討を踏まえ決定されました。

大きな変更点として、授業目的での著作物の利用にあたり「必要と認められる限度」や「著作権者の利益を不当に害することとなる場合」について基本となる考え方をより詳細に示したこと、初等中等教育での具体的な授業の場面を想定した「学校等における典型的な利用例」を追加したことを挙げています。

「改正著作権法第35条運用指針(令和3(2021)年度版)」を公表(著作物の教育利用に関する関係者フォーラム, 2020/12/24)
https://forum.sartras.or.jp/info/005/

文化庁、アイヌ文化に関するポータルサイト「Touch the AINU Culture」を公開

2020年12月23日、文化庁は、アイヌ文化に関するポータルサイト「Touch the AINU Culture」を2020年12月25日に公開することを発表しました。

アイヌ語、刺繍、アイヌ料理等の多様な視点からアイヌ文化の魅力を配信するポータルサイトであり、日本博主催・共催型プロジェクト「ウテカンパフェスティバル~未来に向かって、手をつなごう~」として構築されました。

報道発表(文化庁)
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/index.html
※2020年12月23日の欄に「アイヌ文化に関するポータルサイト「Touch the AINU Culture」を公開します」とあります。

東京大学人文情報学部門、IIIF対応ビューワMirador 3の改良版を開発・公開:Miradorで表示した動画に対するアノテーション付与を実装

2020年12月24日、東京大学大学院人文社会系研究科附属次世代人文学開発センターの人文情報学部門は、デジタル画像相互運用のための国際規格IIIF対応ビューワMirador 3の改良版を公開したことを発表しました。

東京大学人文情報学部門は2020年12月24日にウェブサイト内で、同部門のIIIFに関する取り組み等を紹介するページ「IIIFに関する取り組み」と、動画へのアノテーション等を可能にするIIIF Presentation APIバージョン3.0に対応したアプリケーション開発の取り組みを紹介するページ「IIIF動画アノテーション」を公開しました。「IIIF動画アノテーション」内で、同部門がIIIF対応ビューワであるMirador 3へ機能追加を行い、IIIF Presentation APIバージョン3.0の動画対応仕様に基づく動画アノテーションが可能なアプリケーションのパイロット版を開発したことを発表しています。また、開発したアプリケーションによって、Miradorで表示した動画に対してアノテーションを付与した事例が紹介されています。