2020年10月7日、カナダ統計局は、国内のデータサイエンス関係者への共同作業・情報共有・最新ツールの学習等のための空間提供を目的とした「連邦公共サービスのためのデータサイエンスネットワーク(Data Science Network for the Federal Public Service)」立ち上げを発表しました。
2020年10月5日、米国議会図書館(LC)は、LCが1943年から構築するヒスパニック文学の録音アーカイブ“Archive of Hispanic Literature on Tape”の名称を2020年10月から変更し、“PALABRA Archive”とすることを発表しました。米国で2020年9月15日から10月15日まで開催されているヒスパニック文化遺産月間(National Hispanic Heritage Month)におけるLCの取組の一環として行われたものです。
“Archive of Hispanic Literature on Tape”では、ホルヘ・ルイス・ボルヘスやパブロ・ネルーダなど高名な詩人や作家による自作朗読の録音記録を、名称どおりテープ録音によって収集してきました。しかし、2006年からの録音はデジタル形式で実施されており、テープによる既存録音分も全てデジタル化が完了しています。今回の“PALABRA Archive”への名称変更は、このような時代状況の変化を踏まえて、アナログからデジタルのアーカイブへの移行を示すものと位置付けられています。なお、スペイン語の“palabra”(ポルトガル語では“palavra”)はいずれも“Word”(言葉)を意味する単語です。