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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2020年10月31日と12月5日、国立国会図書館(NDL)とアーバンデータチャレンジ(UDC)2020 京都府ブロックとの共催により、「2020アーバンデータチャレンジ京都:ジャパンサーチ・タウン」がオンラインで開催されます。
ジャパンサーチが連携する日本国内のGLAMデータを利用して地域課題解決のためのサービスのアイデアを練り、実際にアプリケーションやキュレーション作品を試作するイベントです。
当日は、ジャパンサーチのAPI(SPARQLエンドポイント)やワークスペース機能について、ジャパンサーチ開発チームのメンバーによる解説が行われます。
定員は各回35人、参加費は無料ですが、事前の申込が必要です。当日は以下の内容を予定しています。
2020年11月27日、株式会社未来の図書館 研究所の主催により、第5回シンポジウム「図書館とレジリエンス」がオンラインで開催されます。
災害から図書館とコミュニティがどのように立ち直ったか、図書館が人々やコミュニティをどのように支えているか等の事例を踏まえ、「図書館とレジリエンス」について考えるシンポジウムです。
参加費は無料です。YouTubeでの配信が行われるため、視聴のみの場合は申込不要ですが、登壇者への質問等、当日の双方向のやり取りを希望する場合は、事前にZoomでの参加(定員50人程度)を申し込むことが求められています。
なお、UDトークを用いた字幕配信も行われます。
・講演者・パネリスト 柴崎悦子氏(名取市図書館 館長)、三田祐子氏(鳥取県立図書館)
・コーディネーター: 永田治樹氏(未来の図書館 研究所 所長)
【11.27オンライン開催】第5回シンポジウム「図書館とレジリエンス」のお知らせ(未来の図書館 研究所)http://www.miraitosyokan.jp/wp/20201016/
2020年10月6日、フランス国立書籍センター(CNL)が、書籍の一部を読んだ音声を配信するポッドキャストのチャンネル“La bibliothèque sonore du CNL”を公開したことを発表しました。
発表の中では、市民と書籍をつなぐための1つの方法と述べられています。10月20日現在、CNLが5人の著者に依頼して作成された、書籍の冒頭ページを読む音声データ5件を提供しています。
同チャンネルは、誰でもアクセスし、音声を聞くことができます。
Entrez dans la bibliothèque sonore du CNL(CNL, 2020/10/6)https://centrenationaldulivre.fr/actualites/entrez-dans-la-bibliotheque-sonore-du-cnl
2020年10月19日付で、cOAlition Sは、「Plan Sに基づく価格透明性のフレームワーク」運用のためのオンラインサービス構築の実現可能性に関する情報提供依頼書(RFI)を公開しました。
cOAlition Sは、以下の要件を満たしたオンラインサービスの構築を検討しています。
・学術出版社が、cOAlition Sの承認した「価格透明性のフレームワーク」が指定する価格やサービスに関するデータを、セキュアな手段でアップロードできること
・研究者・研究助成機関・研究機関・図書館員・図書館コンソーシアムなどの承認されたユーザーが、セキュアな手段によって、上記でアップロードされたデータにアクセスし、複数の雑誌や出版者の価格・サービスを比較できること
cOAlition Sはこのようなサービスの開発の委託に先立って、サービス調達の実現可能性、事業者が要件を満たすために取りうる手段等について、情報提供依頼を実施しています。RFIへの回答は2020年11月30日まで受付されています。
2020年10月15日、国際出版連合(IPA)、国際的な出版業界の主要な側面を取り扱った7種類のレポートを公開したことを発表しました。
以下7種類の2020年10月付のレポートが公開されており、IPAのウェブサイトからダウンロードすることができます。
2020年10月12日、オープンアクセス(OA)学術単行書のダイレクトリDirectory of Open Access Books(DOAB)は、収録タイトル数が3万2,000点近くに到達したことを発表しました。
DOABは、電子メール配信サービス“Mailchimp”による同日付のメールマガジンでも、収録タイトル数が3万点に到達したお知らせを配信しています。メールマガジンでは、2018年時点で1万点程度であった収録数が、同日時点で400以上の出版社による3万1,917点への拡大したことや、SCOSSを通して実施中の資金調達がカナダ・フランス・オランダからの支援を得て、目標金額の60%に到達したことなども合わせて紹介しています。
@DOABooks(Twitter,2020/10/12)https://twitter.com/DOABooks/status/1315633309272231948
2020年10月9日付の北海道の報道発表資料で、「令和2年度(2020年度)北海道福祉のまちづくり賞」の受賞者が発表されており、公共的施設部門に釧路市中央図書館(北海道)の入居する新釧路道銀ビルが受賞しています。
「北海道福祉のまちづくり賞」は、福祉的配慮に優れた事例を広く道民・関係事業者へ紹介することで普及啓発を図ることを目的として、1998年度から開始し2020年度で22回目を迎えます。
図書館の入居するフロアが分かりやすく構成され細やかな福祉的な配慮がなされていることや、複合建物ならではの動線確保・セキュリティー・災害時の安全性を重視しつつ多目的な利用を目指す街なかの図書館として「複合建物の中に楽しみながら学ぶ新しい形の図書館」であることなどが、新釧路道銀ビルの受賞理由に挙げられています。
2020年10月16日、国際図書館連盟(IFLA)の情報への自由なアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)は、デジタルデバイド解消に関する2つの文書に署名したと発表しています。
1つ目は、図書館と技術者を代表する組織の連合体Partnership for Public Access (P4PA) による“Libraries in Response: Every Community Connected”です。
同文書において、署名者は全てのコミュニティが有意義につながることを保証するために全力を尽くすことを誓約するとともに、政府や意思決定者に対し、特に学校のためのコンテンツへの接続性・アクセスを促進し、持続可能な開発目標(SDGs)達成のための実験室としての図書館の可能性を活用し、住民が実質的なインターネット利用者になることを支援するための技術・資源を図書館が確保することを保証するよう求めています。
2つ目はIFLA自身による“Maximising Access Now: A Library Pledge to promote digital inclusion and access to information during COVID-19 and Beyond”です。
福島県の伊達市保原歴史文化資料館において、2020年10月3日から2021年1月25日まで、企画展「救出された文化財」が開催中です。
同市では、令和元年台風第19号により、旧梁川町史編纂室で保管されていた資料に水損被害が発生しました。同展は、応急処置の済んだ資料約30点等を展示し、文化財保護の取り組みを紹介するものです。
企画展「救出された文化財」の開催について(伊達市保原歴史文化資料館)https://www.city.fukushima-date.lg.jp/site/datehistory/36419.htmlhttps://www.city.fukushima-date.lg.jp/uploaded/attachment/47487.pdf ※二つ目のリンクはチラシ[PDF:2.62MB]です。
2020年10月13日、Internet Archive(IA)が、図書館の所蔵資料共有のためのオープンソースソフトウェアのプラットフォーム構築を目指すプロジェクトReShareへの参加を発表しました。
IAは、ReShareの会員として、資料共有のためのネットワークの価値や影響力の向上、および、それらを支援するために使用するツールの改善のため、図書館等と連携するとしています。
Internet Archive Joins Project ReShare(IA,2020/10/13)http://blog.archive.org/2020/10/13/internet-archive-joins-project-reshare/
ReSharehttps://projectreshare.org/
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