英国文化財保存修復学会(The Institute of Conservation:ICON)による2020年10月2日付けの記事で、文化遺産保全のための知識を学ぶ教育用カードゲーム“The Game of Heritage Destruction”が紹介されています。
“The Game of Heritage Destruction”は、英・ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の「芸術・遺産・考古学における科学と工学」課程で講師を務めるJosep Grau-Bove博士が2017年に作成したゲームであり、新型コロナウイルス感染症による英国のロックダウン期間中にさらなる改善が行われました。
全米人文学基金(NEH)から、米国の新型コロナウイルス感染症に関する経済対策法“CARES Act”に基づく助成を受けたプロジェクト「パンデミックに立ち向かう:歴史家と新型コロナウイルス感染症」(Confronting a Pandemic: Historians and COVID-19)の一部として作成・公開されたものであり、公開後も文献の追加が続けられています。
これは、IKEA Family 子ども募金プロジェクトの一環として、イケア・ジャパン株式会社 IKEA鶴浜から、ソファーなどの家具やインテリア雑貨を寄附をうけたことによるもので、加えて、子どもにとって、本やおはなしの世界がもっと好きになる居心地のいい空間になるよう、配色やレイアウトを一緒に考え改装したものです。