ネイティブ・アメリカンの文化や芸術等に関する資料を所蔵する博物館Museum of Indian Arts and Cultureと連携し、同館等による先住民に関する資料のデジタルアーカイブプロジェクト“The Indigenous Digital Archive”の“Treaties Explorer”でも、同コレクションおよび関連する情報が公開されています。
ブリティッシュ・コロンビア大学図書館(カナダ)による2020年10月8日付けの投稿で、同館の貴重書・特別コレクション部門が開始したブログシリーズ“Show and Tell: Selections from our Personal Archives and Libraries”が紹介されています。
アーキビストや図書館員らが自身の個人アーカイブから資料を紹介する内容で、祖母のレシピ本、子ども時代のスケッチブック、第二次世界大戦の日記などが取り上げられています。同大学の人類学博物館が2020年6月に開始した、個人アーカイブからの資料紹介を募集する取組“Museum of Me: Stories From Our Homes”に発想を得たものとあります。
2020年10月9日、スコットランドのエディンバラ大学人文科学・社会学部が中心に運営する学際的なデータ駆動型のデジタル研究の実践センターCentre for Data, Culture & Society(CDCS)は、エディンバラ市内の文化施設の情報を地図上にマッピングした“Edinburgh Cultural Map”を公開したことを発表しました。
“Edinburgh Cultural Map”は、同大学の研究者が主導して展開するエディンバラ市の文化施設の地理学的・人口統計学的調査プロジェクト“The Culture and Communities Mapping Project”の主要な成果物に位置付けられています。2019年に7回実施された市民参加型のワークショップの結果を中心に構築されています。