アーカイブ - 2019年 - car

12月 2日

全国科学博物館協議会、『全科協ニュース』Vol49. no.6をウェブサイトに掲載:SNSの活用を特集

2019年12月1日、全国科学博物館協議会(JCSM)が、『全科協ニュース』Vol49. no.6(2019年11月)をウェブサイトに掲載しました。SNSの活用を特集しています。

内容は以下の通りです。

金尾滋史氏(滋賀県立琵琶湖博物館)「博物館をとりまくSNS事情」

石田 惣氏(大阪市立自然史博物館)「市民科学にTwitterを用いる利点と課題 ー #カキ調査を例として」

村上寛之氏(海遊館)「試行錯誤からよい事例の積み重ね」

岡本 真氏(アカデミック・リソース・ガイド株式会社)「SNSフレンドリーなミュージアム環境の構築に向けて」

全科協ニュース Vol49. no.6を掲載しました(JCSM, 2019/12/1)
http://jcsm.jp/news/%e5%85%a8%e7%a7%91%e5%8d%94%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9-vol49-no-6/

長岡技術科学大学附属図書館、「SDG Online」トライアル&ブックハンティングを実施中

長岡技術科学大学附属図書館が、2019年12月2日から2020年1月31日まで、「SDG Online」トライアル&ブックハンティングを実施中です。

SDGsに関する図書・論文・ケーススタディ・教材(PPT資料)・動画などの文献データベース「SDG Online」のトライアル期間中に、学内LANからアクセスし、図書館で購入して欲しい本を推薦フォームから知らせる企画です。

「SDG Online」トライアル&ブックハンティングのお知らせ(長岡技術科学大学附属図書館, 2019/11/29)
https://lib.nagaokaut.ac.jp/osirase/2781/

参考:
関西大学図書館、5つのアプローチからSDGsの達成を支援する取り組み「KU Library thinks SDGs」を実施
Posted 2019年9月24日
https://current.ndl.go.jp/node/39091

11月 29日

フィンランド研究コミュニティの2020年から2025年までの国家戦略・事業計画の第1部として学術出版物のオープンアクセス(OA)に関するポリシーが公開される

フィンランドの大学・研究機関・公共図書館からなるコンソーシアム“FinELib”が、2019年11月25日付のTwitterアカウントでの投稿において、フィンランド研究コミュニティの2020年から2025年までの国家戦略・事業計画の第1部として、学術出版物のオープンアクセス(OA)に関するポリシーが公開されたことを紹介しています。

米・カリフォルニア大学、1992年以来の改訂を目指す新しい同大学構成員の著作権保有に関するポリシー草案について大学構成員からのフィードバックを募集

米・カリフォルニア大学のOffice of Scholarly Communicationが、2019年11月20日付で、新しい同大学構成員の著作権保有に関するポリシー草案の内容と、2019年12月15日までこの草案への大学構成員からのフィードバックを募集していることを紹介したブログ記事を掲載しています。

カリフォルニア大学は同大学構成員の著作権保有に関するポリシーについて1992年以来の改訂を目指しています。新しいポリシーの草案は2019年9月16日に同大学のProvostであるMichael T. Brown教授からの大学構成員向けのカバーレターとともに示されています。カバーレターではポリシー改訂の目的として、文言の簡素化と曖昧な部分を減らすことを挙げ、具体的な改訂草案の例として以下のような内容を挙げています。

・文言の簡素化や「学内人事マニュアル(Academic Personnel Manual)」への言及の撤廃によって著者の定義を改訂し、著作権保有資格のある大学構成員の範囲を拡大する。

・既存のポリシーでは明確でない学術著作物・芸術著作物の定義化と、ソフトウェアの著作権に関する製作した大学構成員への帰属の明確化により、大学構成員が著作権を保有できる著作物の対象範囲を拡大する。

【イベント】第2回 SPARC Japan セミナー2019「オープンサイエンスを支える研究者情報サービスとその展望」(12/20・東京)

2019年12月20日、東京都文京区の筑波大学東京キャンパス文京校舎において、第2回 SPARC Japan セミナー2019「オープンサイエンスを支える研究者情報サービスとその展望」が開催されます。

オープンサイエンスの進展において、研究成果の生産者や研究者のアクティビティを正確に捉えるため、研究者情報サービスの重要性が増していることを背景に、研究者総覧・研究者データベースや機関リポジトリ等の大学・研究機関で組織的に整備されるサービスを中心に取り上げ、researchmap等の大学・研究機関外で整備されるサービスも視野に入れつつ、「令和時代のオープンサイエンス」における研究者情報サービスの課題と展望を議論する、としています。

参加費は無料ですが、定員は70人で、事前の申込が必要です。
当日は動画中継も予定されています。

主な内容は以下の通りです。

・開会/概要説明

・機関研究情報システムの内外展開とこれからの課題
 青木学聡氏(京都大学情報環境機構)

・横浜国立大学における研究者データベースと外部サービスの連携
 矢吹命大氏(横浜国立大学研究推進機構)

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、過去に刊行された科学技術白書の本文情報等を検索できる「科学技術白書検索」を公開

2019年11月28日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、「科学技術白書検索」の公開を発表しました。

昭和33(1958)年版から平成29(2017)年版までの全ての科学技術白書のテキスト情報(本文や図表の表題など)がデータベース化されており、キーワード検索のほか、類義語も併せて検索する「あいまい検索」や、検索したキーワードの各白書における出現回数分布を表示する機能も備えています。

科学技術白書検索の公開について(NISTEP, 2019/11/28)
https://www.nistep.go.jp/archives/43094

科学技術白書検索/関連データ(NISTEP)
https://www.nistep.go.jp/research-scisip-whitepaper-search

株式会社ファーストリテイリングの柳井正氏、村上春樹ライブラリーのための4号館改築費用全額を寄付:早稲田大学が発表

2019年11月29日、早稲田大学は、本部キャンパスの演劇博物館に隣接する4号館を改築し、2021年4月に開館する予定の早稲田大学国際文学館(通称:村上春樹ライブラリー)に関し、同大学の卒業生でもある株式会社ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井正氏から、4号館改築費用全額となる約12億円の寄付を受けることを発表しました。

村上春樹ライブラリーに柳井正氏支援(早稲田大学, 2019/11/29)
https://www.waseda.jp/top/news/67503

参考:
早稲田大学、村上春樹ライブラリー構想による国際文学館を2021年4月にオープン予定
Posted 2019年6月26日
https://current.ndl.go.jp/node/38461

翠玉白菜を真似てストレッチ:台湾・故宮博物院が所蔵品から体操を考案、動画も公開

2019年11月28日、台湾・故宮博物院は、「翠玉白菜」や「毛公鼎」など所蔵品8件から着想を得て、体操「故宮国宝動動操」を考案したことを発表しました。

故宮博物院は長年にわたり各年齢層に応じた教育普及活動に力を入れています。今回の「故宮国宝動動操」もその一環であり、作業療法士と故宮博物院のボランティアガイドとの共同作業により、高齢者の健康維持に適した体操として考案されました。YouTube上で体操のプロモーション動画とレクチャー動画も公開されています。

跟著翠玉白菜做伸展!故宮首創「故宮國寶動動操」,跟文物一起長命百歲(故宮博物院, 2019/11/28)
https://www.npm.gov.tw/zh-TW/Article.aspx?sNo=04011045

台湾・国立公共資訊図書館、館内に利用者向けフィットネスルームを期間限定で設置

自由時報の2019年11月27日付け記事で、台湾の国立公共資訊図書館にフィットネスバイクやステップマシン等の機材を備えた利用者向けフィットネスルームが設置され、利用者の好評を博したことが紹介されています。

2019年の台湾閲読節(Taiwan Reading Festival)に合わせて行われた取組であり、本来は週末のみの開放であったものの、利用者の求めに応じ平日も開放され、平日は数十人、休日は100人以上の利用があったとしています。好評を受けて、同館の劉仲成館長はフィットネス活動の定例企画化も検討する旨のコメントを行っています。

台中》國資圖健身房受歡迎 週末再辦迷你馬(自由時報, 2019/11/27)
https://news.ltn.com.tw/news/life/paper/1334851

新しいEuropeanaウェブサイトのデモ版が公開される

Europeanaは、2019年11月28日付けのTwitterにおいて、新しいウェブサイトのデモ版の公開を発表しています。

同日付のEuropeana Proのブログ記事“Introducing the new Europeana demo”では、デモ版における変更内容と今後実施される予定の改修が紹介されており、ウェブサイトの高速化やより良い検索結果表示のための工夫、アクセシビリティの向上が図られているとあります。

@Europeanaeu(Twitter, 2019/11/28)
https://twitter.com/Europeanaeu/status/1199991893653905408

英・JiscとFrontiers社、オープンアクセス出版等に関する契約で合意

2019年11月26日、英・JiscとFrontiers社は、高等教育機関に代わってデジタルコンテンツ等の契約交渉を行っている英・Jisc CollectionsとFrontiers社の間でOA出版等に関する契約が合意したと発表しました。

契約期間は、2019年12月から2022年11月までで、180の英国の大学を対象に、論文処理費用(APCs)の値引きやAPCsを担当する図書館員を支援する内容等を含むものです。

また、所属する研究者は、Frontiers社の、共同査読、インパクト指標 論文共有ツールといったオープンサイエンスに関するサービスの利用も可能です。

同種の契約はオーストリア、スウェーデンに続いて欧州で3か国目の契約です

Elsevier社、フランスのコンソーシアムCouperinと4年間の新たなナショナルライセンス契約を締結:リポジトリ“Hyper Articles en Ligne (HAL)”の開発支援でも合意

2019年11月28日、Elsevier社が、フランスのコンソーシアムCouperinと4年間(2019年から2022年)の新たなナショナルライセンス契約を締結したと発表しています。

ScienceDirectで利用可能なコンテンツをフランスの大学・研究機関に提供するとともに、フランスの研究者が研究成果をオープンアクセス(OA)で出版することができる内容です。

また、両者が協力し、同国のリポジトリ“Hyper Articles en Ligne (HAL)”の開発を支援することを通じて、フランス政府によるオープンサイエンス事業に貢献することでも合意したと発表されています。

韓国国立中央図書館(NLK)、同館の著者名典拠ファイルを国内の大学図書館と共有

2019年11月28日、韓国国立中央図書館(NLK)が、NLKが構築してきた著者名典拠ファイルを国内の大学図書館と共有するため、12月から、利用を希望する大学図書館を対象に、システムの普及事業を行うと発表しています。

典拠データの重複を防ぎ、学術情報への効率的なアクセスが可能となることを目的としており、同システムを導入することで、各館では、NLKの著者名典拠ファイルを自由に利用することができます。

NLKでは、大学図書館95館で使用している資料管理システム(TULIP、SOLARS 8)で著者名典拠ファイルを利用するための機能を新規に開発しており、12月6日から、95館を対象にニーズ調査を行って、導入を希望する館に普及させる予定です。

また、2020年には、上記以外の資料管理システムに対応した開発を計画しており、それにより、韓国の大学の60%以上にあたる155校で著者名典拠ファイルが使えるようになる予定です。

沖縄県立図書館、館内の座席を「読書・調査研究席」「自主学習可能席」「ビジネスエリア席」「新聞・雑誌閲覧席」にゾーニングする試行を実施

沖縄県立図書館が、2019年12月4日から12月27日まで、館内の座席を「読書・調査研究席」「自主学習可能席」「ビジネスエリア席」「新聞・雑誌閲覧席」の4種類にゾーニングする試行を実施すると発表しています。

自主学習などの利用を希望する声が多くあり、来館者が快適に利用できるようにするため目的に応じた座席の割り振りを試行するもので、試行の結果を受けて、今後の対応を検討するとしています。また、試行期間内でマナー違反が多く見られる場合は、試行を中止する可能性があるとしています。

4種類は以下の通りです。

・読書・調査研究席:読書または館内資料を用いた調査研究のための席

・自主学習可能席:図書館資料を使わない自主学習などが可能な席

・ビジネスエリア席:ビジネスに関わる活動が可能な席

・新聞・雑誌閲覧席:読書のほかに、新聞雑誌を閲覧するための席

青森県立図書館デジタルアーカイブ、特集「八甲田山雪中行軍遭難事件」を公開:ジャパンサーチ(試験版)も活用

2019年11月28日、青森県立図書館デジタルアーカイブが、特集「八甲田山雪中行軍遭難事件」を公開しました。

1902年1月に雪中行軍演習を行った陸軍第8師団青森歩兵第5連隊が悪天候のため八甲田山中で遭難した「八甲田山雪中行軍遭難事件」について、当時の状況を伝える写真資料のほか、ジャパンサーチ(試験版)も活用し、国立国会図書館や国立公文書館が所蔵する関係資料も併せて紹介しています。

【青デジ】特集「八甲田山雪中行軍遭難事件」公開(青森県立図書館, 2019/11/28)
https://www.plib.pref.aomori.lg.jp/viewer/info.html?id=409

特集「八甲田山雪中行軍遭難事件」(青森県立図書館デジタルアーカイブ)
https://www.plib.pref.aomori.lg.jp/top/digital/feat02/index.html

11月 28日

来館者が気に入った椅子を見つけて投票する沖縄県立図書館の展示「おきなわの木・いす展」の投票結果が発表される

2019年11月26日、沖縄県は、2019年10月16日から11月11日まで沖縄県立図書館で開催された展示「おきなわの木・いす展」について、来館者による「わたしの好きな椅子」への投票で上位となった三作品を発表しました。投票総数は843票でした。

上位三作品の写真や製作者名、寄せられたコメント等も公開されているほか、2019年11月27日から12月12日まで、沖縄県立図書館内で三作品の展示も行われます。

「おきなわの木・いす展」順位発表について(沖縄県, 2019/11/26)
https://www.pref.okinawa.jp/site/norin/shinrin/shigen/okinawanokiisutennzixyunni.html

東洋文庫、画像データベース「梅原考古資料 日本弥生時代之部」を公開

2019年11月28日、公益財団法人東洋文庫は、画像データベース「梅原考古資料 日本弥生時代之部」の公開を発表しました。

故・梅原末治博士が発掘蒐集した弥生時代遺跡の出土資料と、同博士が収集した日本の考古学研究機関もしくは考古学者の所蔵出土資料の写真・記録を集成したデータベースであり、総件数は約3,000とあります。表示される画像は識別用の小サイズのものとなっていますが、ユーザー登録を行なえば拡大画像、詳細画像の閲覧が可能です。

なお、資料を利用して著作物を公刊する場合には、その刊行物を特定できる情報を事前に同文庫に通知するよう求めています。

【ライブラリ】梅原考古資料 日本弥生時代之部 公開(東洋文庫, 2019/11/28)
http://www.toyo-bunko.or.jp/oshirase/oshirase_showeach_db.php?tgid=127

東京海洋大学附属図書館、貴重書156点を「新日本古典籍総合データベース」で公開

2019年11月21日、東京海洋大学附属図書館は、同館所蔵の貴重書156点を11月7日に「新日本古典籍総合データベース」で公開したことを発表しました。

「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」(歴史的典籍NW事業)により2017年度にデジタル化されたものであり、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスが採用されています。

[共通]当館所蔵の貴重書をデジタル化・公開しました(東京海洋大学附属図書館, 2019/11/21)
http://lib.s.kaiyodai.ac.jp/jov4dv7h2-2255/#_2255

東京海洋大学附属図書館 画像一覧(新日本古典籍総合データベース)
https://kotenseki.nijl.ac.jp/page/list-tkyl.html

カナダの出版団体BookNet Canada、読書会に関する調査報告書“Reading Together: Book Clubs in Canada”を刊行

2019年11月20日、カナダの出版団体BookNet Canadaが、読書会(book club)に関する調査報告書“Reading Together: Book Clubs in Canada”を刊行しました。

報告書本文は有料ですが、プレスリリースでは、

・カナダの本の購買者のうち、読書会や読書グループに所蔵している割合が、2018年から2019年の最初の9か月の間に、7%から14%に増加した。

・有名人による読書会が近年流行しているが、読書会の会員で、有名人の読書会に参加しているのは半分以下(47%)である。

・有名人の読書会に参加している人のなかでは、オプラ・ウィンフリー氏(46%)、エマ・ワトソン氏(26%)、エマ・ロバーツ氏(20%)、サラ・ジェシカ・パーカー氏(17%)、リース・ウィザースプーン氏(17%)の順で人気である。

・読書会の参加目的は、本について会話するため(64%)、新しい本に触れるため(56%)、新しい友人に出会うため(50%)、友人と交流するため(39%)、世間話をするため(31%)の順となっている。

・読書会の対象となった本を知った場所は、口コミ(52%)、書店(49%)、図書館(44%)の順番である。

中央大学多摩キャンパス中央図書館、学生企画展示「手でみて楽しむ絵本展」を開催

中央大学が、2019年12月2日から7日まで、中央大学多摩キャンパス中央図書館(東京都八王子市)の2階展示コーナーにおいて、学生企画展示「手でみて楽しむ絵本展」を開催することを発表しています。

この展示は同大学文学部の横山佐紀准教授のゼミに所属する学生の企画によるものです。同大学が所蔵する、視覚障害者向けにさわることで「数」や「形」を学べる工夫がなされた10点程度の絵本の展示が行われます。展示される主な作品として、『はらぺこあおむし:点字つきさわる絵本』やフランスの出版社から刊行された『赤ずきんちゃん』などが紹介されています。

展示は中央大学の学外者も観覧することができます。また、展示期間中には企画者の学生による10分程度のギャラリートークが行われます。

中央大学文学部准教授 横山佐紀のゼミ学生による企画展示「手でみて楽しむ絵本展」を開催(中央大学,2019/11/27)
https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/press/2019/11/46869/

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