アーカイブ - 2019年 - car

2月 26日

山田方谷記念館(岡山県)が開館:旧高梁中央図書館を活用

2019年2月12日、岡山県の高梁市教育委員会は、2019年2月24日に山田方谷記念館を開館することを発表しています。

山田方谷は現在の高梁市にあたる地域の出身で、江戸時代末期から明治時代初期にかけて活躍した陽明学者であり、備中松山藩の藩政改革に大きな功績を残した人物です。

また、記念館の開館は同市向町の旧高梁中央図書館を活用して行われたことが紹介されています。

「山田方谷記念館」が開館します!!【2月24日(日曜日)】(高梁市教育委員会, 2/12)
https://www.city.takahashi.lg.jp/site/kyouikuiinkai/yamada-hokoku-museum.html

参考:
CCCが指定管理者の高梁市図書館(岡山県)が開館
Posted 2017年2月6日
http://current.ndl.go.jp/node/33400

Coalition S、Plan Sの実現にかかる手引きへのフィードバックを受けて声明を発表:フィードバックの分析結果を2019年春に公表予定

2019年2月20日、Coalition Sは、Plan Sの実現にかかる手引きに対し600を超えるフィードバックがあったことを発表しています。

フィードバックは40か国を超える地域の個人又は機関からなされたこと、その中には研究者、図書館員、図書館、出版者、編集者、大学、学会、研究助成機関など、さまざまな属性の回答者が含まれていることが紹介されています。また、フィードバックの内容は分析を経て手引きの改訂版に反映するとともに、フィードバックの分析結果を2019年春に公表するとしています。

OpenAIRE、Plan Sの実現にかかる手引きへのフィードバックを発表

2019年2月11日、OpenAIREは、Plan Sの実現にかかる手引きへのフィードバックを発表しています。

Plan Sの目標と原則に対する支持を改めて表明するとともに、Plan Sに対し、単に既存の出版モデルを強化するだけでなく、学術コミュニケーションのための代替モデルの推進も行うよう求めています。

提案として、OAリポジトリへの要件準拠のための移行期間を設定すること、テキスト及びデータのマイニング(TDM)を円滑に実施できるようライセンス等に関する記述を精緻化すること、Coalition Sのメンバーが実施するAPCコスト等の監視手順をより透明化すること、フルOAに向けた動きを支えることの4点を挙げ、これらの点に沿って手引きに対するフィードバックを行っています。

北米研究図書館協会(ARL)、Plan Sの実現にかかる手引きへのフィードバックを発表

2019年2月8日、北米研究図書館協会(ARL)は、Plan Sの実現にかかる手引きへのフィードバックを発表しました。

Plan Sのビジョンに対する全面的な支持を表明するとともに、OAリポジトリに関しては、COARによるフィードバック(2019年2月6日付)に賛同しています。COARによるフィードバックは、OAリポジトリのコミュニティにとって現行の要件が厳しすぎることを指摘するとともに、Plan Sのビジョンを達成するための必要最小限かつ実行可能な要件を示しているとしています。

さらに、APCによらないOAジャーナルの多くが手引きの要件を満たすことができない可能性に触れ、要件を満たすための猶予期間を長くすることや、これらのジャーナルが要件を満たせるように資金援助することを提案しています。

また、手引きでCoalition Sが「公正で合理的なレベルのAPC」の確立に寄与すると述べていることへの歓迎や、著作者による著作権保持への支持などを述べています。

欧州大学協会(EUA)、Plan Sの実現にかかる手引きへのフィードバックを発表

2019年2月8日、欧州大学協会(EUA)は、Plan Sの実現にかかる手引きへのフィードバックを発表しました。

手引きが求めている著者又は機関による著作権保持に関して、出版物に第三者の権利が関係しているなど例外対応が求められる事例への対応を明確化すること、書籍・モノグラフに関しても、ステークホルダーとの対話を通じてPlan S準拠の方法を詳細化すること、リポジトリの要件を国又は機関による既存のポリシーと整合性がとれるようにすること等を求めています。

また、国際的な研究出版物の場合、複数の出版ポリシーの間で矛盾が生じてしまう可能性を指摘し、Coalition Sに対し、世界の研究助成機関にPlan S又は同等のポリシーへの署名・履行を働きかけるよう勧めています。

SPARC Europe、Plan Sの実現にかかる手引きへのフィードバックを発表

2019年2月8日、SPARC Europeは、Plan Sの実現にかかる手引きへのフィードバックを発表しています。

フィードバックの内容をまとめた文書は2019年2月1日付けであり、Plan Sの成功のためには研究評価方法の改善が重要と述べるとともに、OA出版がその著者及び所属機関に与える経済的影響を十全に理解するためにOA出版への助成内容を明確に示すこと、転換契約(Transformative Agreements)に関するより詳細な手引きの提供、OAリポジトリをOAジャーナル・OAプラットフォームと同格に扱うこと、OAリポジトリやOAジャーナル等に課せられた必須要件の一部を推奨要件とすること、非営利のOAジャーナル等のサポートなど、多岐にわたる要望が述べられています。

また、書籍の各章とモノグラフについては、例えば人文学・社会科学分野において学術コミュニケーションの改革が立ち遅れることのないよう、後回しにせず、今すぐ他の形態の出版物と等しく重要なものとして扱うよう求めています。

国文学研究資料館、宮内庁書陵部所蔵の近世宮中儀式に関する資料等を公開

2019年2月25日、国文学研究資料館は、宮内庁書陵部所蔵の近世宮中儀式に関する資料等42点を日本古典籍総合データベースで公開しました。今回登録された資料には、光格天皇の「御譲位並御即位記」や、宮内庁書陵部の孤本「とはすかたり」が含まれています。

プレスリリースでは、今回公開された資料は「書陵部所蔵資料目録・画像公開システム」でも順次公開するとしています。

光格天皇「御譲位並御即位記」など、近世宮中儀式に 関する貴重な資料(宮内庁書陵部所蔵)をデジタル公開(国文学研究資料館,2019/2/25)[PDF:3ページ]
https://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20190225_release.pdf

新日本古典籍総合データベース
http://kotenseki.nijl.ac.jp/

北海道ブックシェアリング、北海道における図書施設整備や読書活動普及のためのクラウドファンディングを開始

一般社団法人北海道ブックシェアリングが、北海道内の小規模自治体を訪れて図書施設の整備や読書活動の普及を進めるプロジェクトのためのクラウドファンディングを開始しています。

同プロジェクトは2019年度から3年間実施され、図書館車「やまびこ号」で年に10から15の自治体を訪れて、学校図書館、公民館図書室、私設図書館等の施設や蔵書の診断・アドバイス、公共図書館や民間施設での図書イベントの運営・手伝い等を行うことが予定されています。

一般社団法人北海道ブックシェアリング
https://booksharing.wixsite.com/bookshare
※トップページに「クラウドファンディングをはじめました!」とあります。

北海道の小規模自治体を走るやまびこ号プロジェクト(Readyfor)
https://readyfor.jp/projects/yamabiko

お茶の水女子大学、「国立大学法人 お茶の水女子大学附属学校園 教材・論文データベース」を公開

2019年2月25日、お茶の水女子大学は、同学および同学附属校・園(幼稚園、小学校、中学校、高等学校)が開発・実践した教育コンテンツを収録する「国立大学法人 お茶の水女子大学附属学校園 教材・論文データベース」を公開しました。

同データベースには公開時点で300件程度のデータが登録されており、校種・対象学年、教科・単元、フリーワード等で検索可能です。データベースに登録されたコンテンツを用いて、他校が授業を行った際の活用事例も登録されています。

「附属学校園 教材・論文データベース」公開(お茶の水女子大学,2019/2/25)
http://www.ocha.ac.jp/news/20190225.html

国立大学法人 お茶の水女子大学附属学校園 教材・論文データベース
https://kyozai-db.fz.ocha.ac.jp/

2月 25日

東京都北区立中央図書館に「ドナルド・キーン氏追悼コーナー」が設置される

2019年2月25日、東京都北区は、同区名誉区民で日本文学研究者のドナルド・キーン氏が2月24日に逝去したことを受けて、同区立中央図書館に「ドナルド・キーン氏追悼コーナー」を設置し、キーン氏へのメッセージを受け付けていることを発表しました。

同区立中央図書館にはキーン氏から寄贈された図書等を閲覧できる「ドナルド・キーン コレクションコーナー」が開設されており、2013年1月25日から一般公開されています。

ドナルド・キーン氏 ご逝去のお知らせ(東京都北区, 2019/2/25)
http://www.city.kita.tokyo.jp/koho/kuse/koho/kiss/images/huhou190225.html

シンポジウム 「オープンデータと大学」の報告資料が公開される

2019年2月7日、九州大学大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻のウェブサイトで、2019年1月30日に同専攻主催で開催されたシンポジウム「オープンデータと大学」の報告資料公開が発表されていました。

同シンポジウムのプログラムは次のとおりでした。

○趣旨説明
岡崎敦氏(九州大学)
「オープンデータの動向とデジタル・ヒューマニティーズの昔と今」

○報告
中村覚氏(東京大学情報基盤センター)
「東京大学デジタルアーカイブズ構築事業におけるオープンデータに関する取り組み」
南山泰之氏(東京財団政策研究所)
「研究データ管理の動向及びデータ利活用に向けた課題整理」
畑埜 晃平(九州大学)
「くずし字のオープンデータとその活用」

シンポジウム「オープンデータと大学」(九州大学大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻, 2019/2/7)
http://lss.ifs.kyushu-u.ac.jp/?p=1298

北見市立中央図書館(北海道)、本のあるくらし講座「初めてのネイルケア」「男のスキンケア講座」を開催

北海道の北見市立中央図書館が、若年層の図書館利用促進を目的に、本のあるくらし講座として、2019年3月9日に「初めてのネイルケア」、3月10日に「男のスキンケア講座」を開催します。

「初めてのネイルケア」は、蔵書の中でも若い女性の関心の高いネイルケアに関する講座で、地元の美容専門学校職員から基本的な爪のお手入れとシンプルなネイルの塗り方が学べます。あわせて、ネイルケアの本も展示されます。対象は中学生から20代で、参加には事前の申し込みが必要です。定員は16人(先着順)です。参加料200円が必要です。

「男のスキンケア講座」は、地元のエステサロンの店員から、男性の身だしなみの基本や、肌のお手入れ方法について学ぶ講座です。あわせて、男性の身だしなみに関する本も展示されます。参加には事前の申し込みが必要で定員は16人(先着順)です。参加料は無料です。

本のあるくらし講座「初めてのネイルケア」を開催します(北見市,2019/2/23)
http://www.city.kitami.lg.jp/docs/2019021300028/

オランダ・アムステルダム大学出版局(AUP)、オープンアクセス(OA)出版に関しfigshareと連携

2018年2月20日、オランダ・アムステルダム大学出版局(AUP)は、オープンアクセス(OA)出版に関し、研究データ公開プラットフォームfigshareと連携することを発表しました。

原稿や補足データを迅速かつ効率的に独自のポータルから公開できるよう、AUPがfigshareのリポジトリソフトウェアを利用するものです。

利用者は自身のデータを、簡便な投稿システムを用いて提出することができるほか、ポータルで公開しているコンテンツはAltmetricsを含む評価指標、ライセンス情報、閲覧数、DOIといった機能を利用することが可能です。

総務省、「ネットワーク中立性に関する研究会中間報告書(案)」に対する意見を募集

総務省が、2019年2月26日から3月18日まで、「ネットワーク中立性に関する研究会中間報告書(案)」に対する意見を募集します。

総務省では、近年インターネットを巡る環境が大きく変化してきていることを踏まえ、ネットワーク利用及びコスト負担の公平性や透明性確保の在り方等について2018年10月から検討を進めており、今回、これまでの議論を踏まえ、検討の結果として中間報告書(案)を作成したことから、同案について意見を募集するものです。

意見募集の結果を踏まえ、中間報告書が取りまとめられる予定です。

ネットワーク中立性に関する研究会中間報告書(案)に対する意見募集(総務省,2019/2/25)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban04_02000147.html

英国のArt UK、英国全土の彫刻分野のパブリックアート作品の電子化公開プロジェクトにおいて最初の1,000作品をオンラインで公開

2019年2月22日、英国のArt UKが、英国全土の公共彫刻作品をカタログ化するプロジェクト“Sculpture Project”において、最初の1,000作品をオンラインで公開したと発表しました。

Art UKは、英国のパブリックアート作品を世界に紹介するために、作品の撮影・デジタル化公開等を行なっている団体で、Sculpture Projectは、その多くが撮影・記録化されていない15万点と推計される彫刻分野のパブリックアート作品を、2020年までにArt UKのウェブサイトで公開することを目指す3年間のプロジェクトです。

@artukdotorg(Twitter,2019/2/22)
https://twitter.com/artukdotorg/status/1098846602481983489

Sculpture Project(Art UK)
https://artuk.org/about/projects

豊橋市図書館(愛知県)、「春休みに向けた激安旅鉄プランづくり」を開催

2019年3月10日、愛知県の豊橋市図書館が、「春休みに向けた激安旅鉄プランづくり」を開催します。

全国の鉄道を完乗した講師・武田幸司氏による、「鉄道活用術講義」や青春18きっぷを使った春休みに向けた激安の鉄道旅プラン作成ワークショップ「旅鉄プランづくり」が行われます。

参加費は無料で、当日先着順で参加することができます。

定員は「鉄道活用術講義」が50人、「旅鉄プランづくり」が24人です。

【イベント】研究会「コミュニティ映画・映像のアーカイブを考える」(3/12・東京)

2019年3月12日、東京都千代田区にあるガーデンテラス紀尾井町紀尾井タワーヤフー本社 LODGEにおいて、 デジタルアーカイブ学会コミュニティアーカイブ部会主催の研究会「コミュニティ映画・映像のアーカイブを考える」が行われます。

参加費は無料ですが、定員は50人で、事前の申し込みが必要です。

司会は宮本聖二氏 (立教大学大学院、ヤフー株式会社、コミュニティーアーカイブ部会長)が務め、松本篤氏(NPO法人記録と表現とメディアのための組織(remo))による「小さな映像を囲む:アーカイブの利活用をとおしたコミュニティづくり」及び常石史子氏(オーストリア・フィルムアーカイブ(Filmarchiv Austria))による「ホームムービーのデジタルアーカイビング―オーストリアの取り組み」の2報告が行われます。

研究会「コミュニティ映画・映像のアーカイブを考える」(2019/3/12)(デジタルアーカイブ学会,2019/1/31)
http://digitalarchivejapan.org/3016

2月 22日

京都大学図書館機構、研究データの公開支援サイト(試行)を公開

2019年2月22日、京都大学図書館機構は、研究データの公開支援サイト(試行)を公開したことを発表しました。

同機構では、同大学のアカデミックデータ・イノベーションユニットとの協力のもと、学術論文に紐づく研究データの公開への取り組みを開始しており、今回試行的に研究データの公開支援サイトを公開したものです。

サイトには、研究データ公開のための適切なデータリポジトリの探し方をまとめたコーナー「公開支援サービス」、研究倫理マネジメントに役立つ情報を研究のプロセスに沿ってまとめたコーナー「研究プロセスとデータマネジメント」、研究データマネジメントに関する学習ツールや関連政策の情報をまとめたコーナー「関連情報」などが設けられています。

【図書館機構】研究データの公開支援サイト(試行)を公開しました(京都大学図書館機構, 2019/2/22)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1381108

東京大学附属図書館、各デジタルコレクションでの「データセット」の提供開始を発表

2019年2月21日、東京大学附属図書館は、東京大学デジタルアーカイブズ構築事業の一環として公開している「総合図書館 石本コレクション」等のデジタルコレクション計21種類(2019年2月時点)について、新たに「データセット」サービスを開始し、メタデータの一括取得などが簡易に行えるようになったことを発表しました。

データセットには画像に関する情報(IIIFマニフェストのリスト形式)やアイテムのメタデータ一覧(表形式及びRDF形式)が含まれるほか、翻刻文などを公開しているコレクションについてはテキスト(RTF形式及びTEI/XML形式)も提供するとあります。

データセットはGithub上で公開されており、週1回の頻度でデータ更新を行うとしています。

ニュース(東京大学附属図書館)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/contents/news
※2019年2月21日付のニュースに「各デジタルコレクション「データセット」の提供開始について」とあります。

国立映画アーカイブ(NFAJ)、「NFCニューズレター」の連載「フィルムアーカイブの諸問題」をオンライン公開

2019年1月29日、国立映画アーカイブ(NFAJ)が、「NFCニューズレター」の連載記事「フィルムアーカイブの諸問題」をPDF化し、オンラインアーカイブとして公開したことを発表しています。

「NFCニューズレター」はNFAJの前身である東京国立近代美術館フィルムセンター(NFC)が1995年から2018年にかけて刊行したものであり、NFAJの機関誌「NFAJニューズレター」の継続前誌にあたります。

同連載記事では、映画保存に関する取り組みや各国のフィルムアーカイブによる活動等が紹介されています。

「NFCニューズレター」の連載「フィルムアーカイブの諸問題」をオンラインサービスで公開(NFAJ, 2019/1/29)
https://www.nfaj.go.jp/ge/topics/20190129/

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