アーカイブ - 2019年 - car

2月 6日

【イベント】「なんて素敵な氷室冴子展」記念トークショー (2/21・京都)

2019年2月21日、京都市の京都アスニーにおいて、京都市中央図書館主催のイベント「なんて素敵な氷室冴子展」記念トークショーが開催されます。

同イベントは2019年2月14日から3月14日まで開催される「なんて素敵な氷室冴子展」を記念して行われるものです。同展示は京都市中央図書館2階で開催されます。トークショーでは、氷室冴子氏原作の漫画『ライジング!』の作画を担当した藤田和子氏による講演と、氷室冴子青春文学賞に関わっている法政大学の増淵敏之氏と、京都女子大学の桂まに子氏による対談「物語×地域が生み出された魅力とは?」が行われる予定です。

2月21日「なんて素敵な氷室冴子展」記念トークショー(京都市中央図書館・2019/2/1付け)
https://www2.kyotocitylib.jp/index.php?key=jo8f16nhe-1000

フィンランドのコンソーシアム“FinELib”、Taylor & Francis社との契約交渉が合意に至らず

2019年1月28日、フィンランドの大学・研究機関・公共図書館からなるコンソーシアム“FinELib”は、 Taylor & Francis社との契約交渉が合意に至らず、2月1日からTaylor & Francis社の電子ジャーナルへのアクセスできなくなると発表しています。

FinELibは、研究者への、Taylor & Francis社が出版した雑誌へのアクセスと、研究成果のオープンアクセスでの公開を目標に交渉してきましたが、合理的な価格に関して意見の相違があり、合意できませんでした。

FinELibのメンバー機関の図書館等では、研究者・教員・学生が論文への他のアクセス方法を見つけるのを助けると述べるとともに、同コンソーシアムが作成したウェブページ“Alternative Access”を紹介しています。

オランダ王立図書館(KB)、同国の中国人コミュニティーをテーマとしたウェブアーカイブを館内で公開

2019年2月5日、オランダ王立図書館(KB)が、旧暦の正月にあわせて、同国の中国人コミュニティーに関するウェブアーカイブ“Chinese Netherlands' web collection”を同館閲覧室内の端末で公開したと発表しています。閲覧には有効期限内の図書館カードが必要です。研究者は同コレクションの「データセット」や「リンク分析」を利用することもできます。

同国では中国人が100年以上にわたって活動してきたにもかかわらず、彼らや彼らのオンライン上での文化について詳しくないことから取り組まれたもので、公開されたコレクションは、KBのウェブアーカイブチームに中国人インターンが加わって構築され、446のウェブサイトが含まれます。

コレクションは「ショップ」「レストランと食」「ブログ」「文化・芸術・歴史」「教育」「語学学校」「中国人の専門家」「地域グループ」「情報プラットフォーム」「中・蘭交流グループ」「祭礼・儀式」「移民グループ」「ニュース・メディア」「政治・社会問題」「留学生」「中国医学」「(中国)駐在員事務所」の17のカテゴリーに分類していると紹介されています。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、顧客情報の取り扱いに関する基本方針を再検討 検討中は捜査機関への対応は捜査令状に基づく場合のみとすると発表

2019年2月5日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)は顧客情報の取り扱いに関する基本方針を再検討中であると発表しました。あわせて、再検討期間中は、捜査機関からの要請があった場合でも、対応するのは捜査令状に基づく場合のみとする、とされています。

CCCは2012年以降、捜査令状のほかに「捜査関係事項照会書」を提示された場合も捜査機関にTカードの個人情報を提供していました。なお、CCCが指定管理者となっている各図書館は、Tカードによる図書の貸出や自動貸出機を利用した場合のTポイントの付与において、個人情報や貸出履歴をCCCに提供していないと説明しています。

お客さま情報のお取り扱いについて(CCC、2019/2/5付け)
https://www.ccc.co.jp/news/2018/20180205_005472.html

Open Preservation Foundationに、フィンランドのCSC - IT Center for Scienceが加盟

デジタル資料の長期保存を目指す非営利団体Open Preservation Foundation(OPF)は、2019年2月1日、新たにフィンランドのCSC - IT Center for Scienceが加盟したことを発表しました。CSCはフィンランドの教育文化省向けに教育・科学・文化政策を立案する非営利機関です。

参考:
CSC – IT Center for Science becomes the newest member of the Open Preservation Foundation(OPF、2019/2/1付け)
https://openpreservation.org/news/csc-finland-becomes-the-newest-member-of-the-open-preservation-foundation/

大学プレスセンターがニュース特集「大学における読書推進の取り組み」を公開

教育情報に特化したオンライン型プレスリリースサービス「大学プレスセンター」が、ニュース特集「大学における読書推進の取り組み」を2019年2月4日付けで公開しています。

同特集は大学プレスセンターに2018~2019年に掲載された、大学における読書推進関係のリリースをまとめたものです。ビブリオバトル、選書ツアー、学生協働等の事例が多数取り上げられています。

大学における読書推進の取り組み(大学プレスセンター、2019/2/4付け)
https://www.u-presscenter.jp/2019/02/post-40924.html

IFLA年次大会で「図書館ラブストーリー」をテーマにしたセッション開催 ライトニングトーク話者を募集中

国際図書館連盟(IFLA)の若手図書館員のための活動を行っているグループ“New Professionals Special Interest Group”(NPSIG)と"Management and Marketing Section"が、2019年8月にギリシャ・アテネで開催されるIFLA年次大会において、「図書館ラブストーリー」をテーマに共同セッションを行うと発表しました。2019年3月3日まで、ライトニングトーク話者の募集が行われます。

「図書館で恋に落ちたことはありますか?」という呼びかけから始まる発表募集によれば、このセッションでは「1. 利用者間の恋愛」、「2. 図書館員間の恋愛」、「3. 図書館員と利用者の間の恋愛」、「4. 恋愛の負の側面」を主なテーマとし、ディスカッションにあたって自身の考えや経験等を発表するライトニングトークを7件、募集するとのことです。

文化庁、「文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会報告書」を公表

2019年2月5日、文化庁が、「文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会報告書」を公表しました。

1月25日に開催された第8回法制・基本問題小委員会において報告書(案)について審議し、修正等を経て、主査の責任において小委員会としての報告書としてとりまとめられたものです。

報告書は、法改正の方向性が定まった下記の事項等に関して、とりまとめを行ったものです。

(1)リーチサイト等を通じた侵害コンテンツへの誘導行為への対応
(2)ダウンロード違法化の対象範囲の見直し
(3)アクセスコントロール等に関する保護の強化
(4)著作権等侵害訴訟における証拠収集手続の強化
(5)著作物等の利用許諾に係る権利の対抗制度の導入
(6)行政手続に係る権利制限規定の見直し(地理的表示法・種苗法関係)

今後は2月13日に開催される文化審議会著作権分科会において、分科会としての報告書(案)について審議する予定です。

2月 5日

国立国会図書館(NDL)、デジタル化した図書、雑誌など計約230万点にDOIを付与

2019年2月4日、国立国会図書館(NDL)は、「国立国会図書館デジタルコレクション」において提供する資料のうち、NDLがデジタル化した図書、雑誌、官報、憲政資料、脚本、手稿譜の計約230万点にデジタルオブジェクト識別子(DOI)を付与したことを発表しました。

このことにより、NDL所蔵資料をもとに作成したデジタル化資料(254万点)のほぼ全てがDOIを通じて永続的にアクセスできるようになりました。

2019年2月4日 国立国会図書館がデジタル化した資料(図書、雑誌、官報、憲政資料、脚本、手稿譜)にDOI(ディ・オー・アイ)を付与しました(付・プレスリリース)(NDL, 2019/2/4)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2018/190204_01.html

米国議会図書館(LC)、国内の研究図書館の蔵書の物理的状態を評価するためのプロジェクトへの助成を獲得

2019年2月4日、米国議会図書館(LC)が、アンドリュー W.メロン財団から、40か月間のプロジェクト“Assessing the Physical Condition of the National Collection”への助成を獲得したとを発表しました。

米国の研究図書館の蔵書を保存するための全国的な取組を発展させる科学的基盤を策定するため、どの本をどの分量で全国的に保存する必要があるかを決定する際に基準となる、比較可能で信頼のできる意思決定方法を提供することが目的です。他には、アリゾナ州立大学・コーネル大学・コロラド大学ボルダー校・マイアミ大学・ワシントン大学が参加します。

蔵書の物理的状態を定量的・客観的に評価するため、異なる地域の5つの大規模研究図書館が所蔵する書誌的に同一の書籍をサンプルに、その物理的・化学的・光学的な特徴を比較します。集められたデータをもとに、書籍が自然に劣化する過程に関するナレッジベースの構築、人工物としての書籍に関するデータセットの提供を行ない、書籍の物理的状態の予測モデルの構築に繋げることが目標です。また、書庫で利用可能な簡単なテストツールの開発も目標とされています。

久米南町図書館(岡山県)、新元号の予想企画を開催:正解者は期間限定で貸出冊数無制限に

2019年2月4日付けの山陽新聞digitalの記事において、久米南町図書館(岡山県)で開催されている新元号の予想企画が紹介されています。

正解者は特典として、2019年5月から2020年3月まで、通常は1回20冊の図書貸出冊数が無制限になるとあります。

久米南町総務企画課発行の『広報くめなん』2019年1月号に掲載されている「図書館行事のご案内」でも、企画「新元号を予想しよう」の開催と、正解者は2019年5月から2020年3月まで貸出無制限の特典が付くことが紹介されています。

久米南町図書館が新元号の予想企画 正解者に貸出冊数が無制限の特典(47NEWS, 2019/2/4)
https://www.47news.jp/localnews/3239264.html

漫画・アニメに特化した文化スペース「台湾漫画基地」が台北市にオープン

台湾の文化部(文化政策等を担当する省庁)は、2019年1月30日付けの日本語ニュースにおいて、漫画・アニメに特化した文化スペース「台湾漫画基地」が台北市華陰街にオープンしたことを紹介しています。

2019年1月24日のオープンであり、漫画関連の展覧会開催や、国産漫画の販売コーナー、漫画家の創作スペース、業種を超えたマッチングの場を設ける等の取組により、台湾の漫画産業の発展を促進する役割を担うとしています。

「台湾漫画基地」のウェブサイト上の記載によれば、同スペースは文化部が台湾の漫画産業育成のために設置したものとあります。

台湾初の「漫画基地」、台北に誕生 漫画産業の発展を後押し(文化部, 2019/1/30)
https://jp.moc.gov.tw/information_131_96565.html

東京大学附属図書館、電子展示『捃拾帖』に「貼り込み資料画像検索プロトタイプ」機能を試験追加

2019年2月4日、東京大学附属図書館は、2019年1月15日に公開した電子展示『捃拾帖』(くんしゅうじょう)に「貼り込み資料画像検索プロトタイプ」機能を試験追加したと発表しました。

同館が公開する「田中芳男・博物学コレクション」と、国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている『張交帖』を対象とした画像検索システムです。

「貼り込み資料画像検索プロトタイプ」のウェブサイトでは、貼り込まれた資料単位での画像検索が可能であること、2019年1月末時点において、99帖、13,069コマ、34,746件の貼り込み資料が検索対象となっていること、画像の閲覧ビューアとして人文学オープンデータ共同利用センターが開発した IIIF Curation Viewerを利用していること等が紹介されています。

なお、同システムはプロトタイプの段階であり、データや機能なども予告なく変更される可能性があるとしています。

東京大学総合図書館、地震・火災などのかわら版や鯰絵などからなる「石本コレクション」のウェブサイトを公開:「石本コレクションII」のデジタル画像を新規追加

2019年2月4日、東京大学総合図書館は、地震・火災などのかわら版や鯰絵などから成る「石本コレクション」のウェブサイトを公開したことを発表しました。

同館と同大学地震研究所では、第二代東京帝国大学地震研究所の所長であった石本巳四雄氏(1893-1940)の旧蔵書を所蔵しており、江戸から明治期にかけての災害関連資料が含まれています。

同館所蔵の資料群の中には、「石本コレクションI 地震火災版画張交帖」「石本コレクションII」があり、「石本コレクションI」は2008年からインターネット公開を実施していました。

今回、新たに「石本コレクションII」のデジタル化を実施し、IとIIをあわせた新たな「石本コレクション」のウェブサイトを公開したとあります。

同ウェブサイトでは画像公開にIIIFを採用しているほか、GitHub上でのデータセットの公開を実施しています。

ニューヨーク公共図書館(NYPL)・DCL社、著作権局“Catalog of Copyright Entries”掲載の著作権に関する記録を構造化しGitHub上で公開

2019年2月1日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、Data Conversion Laboratory(DCL)社と共同で実施してきた、米・著作権局の“Catalog of Copyright Entries”に掲載された著作権に関する記録のデジタル化と検索性向上のためのプロジェクトの第1段階が終了したと発表しています。

第1段階は、1923年から1964年までの印刷物の著作権に関する記録数十万件のデジタル化・構造化を実施するもので、GitHub上でその成果が公開されました。次段階において、同記録の検索容易化のため、ウェブベースのプラットフォーム上で公開される予定です。

図書館にとって、同データは、印刷物の著作権情報の追跡・発見に役立ち、電子化の方法について速やかに判断できるため、数多くの書籍等の電子化によるアクセス増につながると紹介されています。

岡山県立記録資料館、「平成30年7月豪雨」で被害を受けた機関への支援活動内容をまとめた資料を公開

2019年1月25日、岡山県立記録資料館が、「平成30年7月豪雨による災害への対応」(2018年12月付)をウェブサイトで公開しています。

「平成30年7月豪雨」で被害を受けた機関への、同館による支援活動内容をまとめたもので、同館による支援活動の経過や、県立倉敷まきび支援学校・倉敷市立真備図書館・倉敷市真備支所で実施した水損資料の保全処置についてまとめられています。

岡山県立記録資料館 新着情報
http://archives.pref.okayama.jp/
※2019.01.25欄に「「平成30年豪雨による災害への対応」について報告します。」とあります。

平成30年7月豪雨による災害への対応(平成30年12月) [PDF:12ページ]
http://archives.pref.okayama.jp/pdf/H3007gouu_taiou.pdf

全国遺跡報告総覧「遺跡 (抄録) 検索」にフリーワード検索機能が追加:PDFの有無による絞込みも可能に

2019年2月1日、奈良文化財研究所が、全国遺跡報告総覧の「遺跡 (抄録) 検索」画面にフリーワード検索機能を追加したと発表しています。あわせて、PDFの有無による絞込みも可能となっています。

あわせて「発行機関一覧 (都道府県別) 」画面においても、表示している報告書件数についてPDFの有無で表示を分けて表示するようにしています。

全国遺跡報告総覧:遺跡 (抄録) 検索にフリーワード検索機能の追加(なぶんけんブログ,2019/2/1)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2019/02/kinotuika.html

遺跡 (抄録) 検索(全国遺跡報告総覧)
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/search-site

2月 4日

京都大学図書館機構、ハゲタカ出版に注意を促すリーフレットを日英2バージョンで公開

京都大学図書館機構は、いわゆるハゲタカ出版に注意を促すリーフレットを、日本語版・英語版の2バージョンで公開しています。ハゲタカ出版とは論文投稿料を得ることだけを目的に、まともな査読をせずに論文を掲載する、雑誌や出版社を指します。

リーフレットでは、「ハゲタカジャーナル」の説明や、「ハゲタカジャーナル」への投稿によって発生しうる問題、「ハゲタカジャーナル」を見分ける特徴とホワイトリストなどが紹介されています。

【図書館機構】粗悪学術誌「ハゲタカジャーナル」に関する注意喚起について(京都大学図書館機構,2019/1/17)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1380558

SPARC Europe、2018年の事業を振り返るレポート“2018 SPARC Europe Annual Report”を公開

2019年1月31日、SPARC Europeは、2018年の事業を振り返るレポート“2018 SPARC Europe Annual Report”を公開しました。

レポートでは、ヨーロッパにおけるオープンアクセス及びオープンサイエンスを支える政策策定に関してSPARC Europeが行った取組や、Plan Sへのサポート、発表した各種レポートの内容、SCOSSを通じたオープンサイエンス基盤構築への貢献等が紹介されています。

SPARC Europe’s 2018 Annual Report is released(SPARC Europe, 2019/1/31)
https://sparceurope.org/sparc-europes-2018-annual-report-is-released/

台湾国家図書館、台湾における2018年の図書出版動向に関する報告書を公表

2019年2月1日、台湾国家図書館は、台湾における2018年の図書出版動向に関する報告書「107年臺灣圖書出版現況及其趨勢分析報告」を公表しました。

同館のISBNセンターへの申請及びCIP(Cataloging in Publication)データの集計結果を基に、同館が毎年発表しているものです。

同館による報告書の概要紹介によると、2018年に図書を出版した出版者数は4,940、出版点数は39,114点で、いずれも前年に比べて減少しており、また、電子書籍のISBNを申請した図書は4,340タイトルで、全体の11.10%を占めています。

翻訳書は9,524タイトルで、全体の24.35%を占めており、そのうち日本からの翻訳が5,280タイトル(翻訳全体の55.44%)で最も多く、次いで米国の2,102タイトル(翻訳全体の22.07%)となっています。なお、翻訳書のテーマ分類のうち最多となっているのは「マンガ」の2,259タイトル(翻訳全体の23.72%)とあります。

それ以外にも、カテゴリー別出版図書数で例年1位であった「小説」類が3位となったこと、電子書籍の利用者人口が増加傾向にあること、電子書籍においてEPUBフォーマットが主流となっていること等が紹介されています。

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