アーカイブ - 2019年 8月 22日 - car

英国国立・大学図書館協会(SCONUL)、英国の大学における教育・学習支援のための著作権ライセンス利用状況の実態に関する調査報告書を公開

2019年8月12日、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)は、英・Jisc Collectionsと英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)とともに作成に寄与した、英国の大学における教育・学習支援のための著作権ライセンス利用状況の実態に関する調査報告書“Understanding the value of the CLA Licence to UK higher education”の公開を発表しました。

この調査は、SCONUL・Jisc Collections・RLUKの支援と英国大学協会(UUK)・高等教育カレッジ連合(GuildHE)からの委託を受け、ロンドン大学シティ校のJane Secker氏らにより2018年後半に取り組まれたものです。高等教育機関向けに教育・学習目的の利用に対して著作物の複製を許可(印刷体、デジタル資料いずれからの複製も可)する、英国の著作権管理団体Copyright Licensing Agency(CLA)の「高等教育ライセンス(HE Licence)」の利用状況の実態が調査されています。

調査報告書では主に以下のようなことが示されています。

・英国と他国の教育関係の著作権制度の比較

米国国立公文書館(NARA)、米・退役軍人省と連携し、ベトナム戦争に参加した軍艦の航海日誌をデジタル化し公開へ

2019年8月21日、米国国立公文書館(NARA)は、米・退役軍人省と、NARAが保管しているベトナム戦争に参加した海軍と沿岸警備隊の軍艦の1956年から1978にかけての航海日誌をデジタル化する協定を8月9日に締結したと発表しました。

航海日誌には、ベトナム戦争従軍者からの申立内容を検証し、障害給付金を受けるために必要な重要な情報が含まれているものの、NARAに訪れないと見ることができないため、8月から、退役軍人省がデジタル化作業を開始するものです。

NARAでは、退役軍人省からデジタル化画像が転送され、プライバシーにかかわる選別が行われた後、ウェブサイトでの公開を行う予定です。

Digitization Partnership Supports Veteran Claims, Access to Records(NARA,2019/8/21)
https://www.archives.gov/press/press-releases-3

澳門基金会(Macau Foundation)、マカオの歴史・文化に関する資料を集めたオンラインポータル「澳門記憶」を公開

2019年8月6日、マカオの文化、経済、学術等の発展や促進、研究を目的とする澳門基金会(Macau Foundation)が、マカオの歴史・文化に関する資料を集めたオンラインポータル「澳門記憶」を公開しました。

1999年に行われた、ポルトガルから中国へのマカオ返還から20周年を迎えることを記念して公開されたもので、中国語、ポルトガル語のインターフェースを設けています。公開に合わせて、マカオ科学館の地下展示ホールでも2019年9月3日まで関連特別展示が開催されているとあります。

各界見證“澳門記憶”文史網開啟 全民“共建‧分享‧傳承”記憶(澳門基金会, 2019/8/6)
https://www.fmac.org.mo/activity/activityContent_8798

情報・システム研究機構、国立極地研究所が所蔵する写真のデジタルアーカイブを公開

2019年8月19日、情報・システム研究機構は、2019年8月1日に同機構の国立極地研究所が所蔵する写真のデジタルアーカイブを公開したことを発表しました。主に国立極地研究所アーカイブ室が所蔵してきた画像のうち約14,000枚を収録しています。

画像の内訳は、南極の画像約12,000枚、北極の画像約1,500枚、極地研究所の活動に関する写真となっており、第1次南極地域観測隊以来の記録写真や、北極の動植物、過去の研究プロジェクトに関する記録画像等が含まれています。

今回公開されたデジタルアーカイブは、同機構データサイエンス共同利用基盤施設極域環境データサイエンスセンター(PEDSC)がアーカイブし、データベース化したものです。IIIF(トリプルアイエフ)に対応しており、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスによる利用条件の表示も行われています。

国立極地研究所アーカイブ室では、今回の公開分以外にも多数の写真を所蔵しており、PEDSCとの協力によりデータベース化、公開を進めるとしています。

国際図書館連盟、“UNIMARC manual : bibliographic format”(3rd ed)及び“UNIMARC manual : authorities format”(3rd ed)の2019年に承認された更新箇所をオンラインで公開

2019年8月21日、国際図書館連盟(IFLA)は、“UNIMARC manual : bibliographic format”(3rd ed)及び“UNIMARC manual : authorities format”(3rd ed)の2019年に承認された更新箇所をオンラインで公開したことを発表しました。

Now available: UPDATES 2019 for UNIMARC, 3rd. ed.(IFLA, 2019/8/21)
https://www.ifla.org/node/92434

UNIMARC Bibliographic, 3rd edition (with updates)
https://www.ifla.org/node/8415

CHORUS、2016年8月以来の千葉大学との共同取組による達成事項と今後の展望を示した「成功体験」をウェブサイト上で紹介

出版社・学協会が公的助成研究成果のパブリックアクセス拡大に向けて組織した官民イニシアティブCHORUSの2019年8月20日付のNewsにおいて、CHORUSと千葉大学の共同取組による達成事項と今後の展望を示した「成功体験」“Chiba University Brings Kaizen to CHORUS”が紹介されています。

千葉大学は2016年8月のCHORUSのオープンアクセス(OA)拡大に向けた試行プロジェクトの参加、及び試行プロジェクト終了後の正式契約締結以来、CHORUSと緊密に共同してOA促進のための取り組みを続けています。千葉大学はCHORUSとの共同取組の中で、よりよくなるために変化する「改善」の意識の下、CHORUSが提供する「CHORUS機関ダッシュボード・サービス」が教員の研究成果のモニタリングやOA方針遵守率の向上といったニーズをよりいっそう満たすことができるように改良に向けた提案を行っています。

【イベント】国際ワークショップ「民博が所蔵するアイヌ民族資料の形成と記録の再検討――データベースとその活用」(9/15・吹田)

2019年9月15日に、大阪府吹田市の国立民族学博物館において、国際ワークショップ「民博が所蔵するアイヌ民族資料の形成と記録の再検討――データベースとその活用」が開催されます。

同館では、所蔵するアイヌ民族に関連する5,000点以上の標本資料について、2016年度から2019年度までの4年計画で資料情報を充実させ、アイヌ文化に関心をもつ人びとが利用しやすいデータベースを提供する準備を進めています。ワークショップでは、国内外のアイヌ資料所蔵機関の資料情報の整理・公開状況や将来的な連携のあり方などについて事例報告や討論をとおして課題の共有とともに、同館所蔵アイヌ資料の試作版データベースや古い資料(コレクションの成り立ち)を研究する意義と可能性についての検討が行われます。

参加には事前の申し込みが必要です。

主な内容は以下の通りです。

・趣旨説明および「民博所蔵アイヌ民族資料データベース」試作版について 齋藤玲子氏(国立民族学博物館准教授)

・特別報告「100年前のアイヌ資料収集 バラートシ・バログのフィールドワークをたどって」 ダヴィド・ショムファイ氏(ハンガリー科学アカデミー民族学研究所/民博外国人研究員)

・コメントおよび質疑応答

大和郡山市立図書館(奈良県)、「旅する少女歌劇団 日本少女歌劇座展―大和郡山発 元祖ローカルアイドルの群像―」を開催

奈良県の大和郡山市立図書館が、2019年8月24日から9月1日まで、「DMG MORIやまと郡山城ホール 展示室」において、「旅する少女歌劇団 日本少女歌劇座展―大和郡山発 元祖ローカルアイドルの群像―」を開催します。

新聞記事、関係者の証言などとともに、当時の絵はがきやチラシなどの資料約200点を展示して、同市に本拠地を置おいて全国を巡演していた日本少女歌劇座の全貌を紹介するとしています。

市のプレスリリースでは、同館が所蔵する絵はがきが紹介されています。

旅する少女歌劇団 日本少女歌劇座展―大和郡山発 元祖ローカルアイドルの群像―(大和郡山市立図書館)
https://www.city.yamatokoriyama.nara.jp/facilities/main/library/004950.html#syouzyokageki

磐田市立中央図書館(静岡県)、「ラグビーワールドカップ公認チームキャンプ地」展を開催中:「ワールドカップラグビーおはなし会」も実施

静岡県の磐田市立中央図書館が、2019年8月11日から11月3日まで、「ラグビーワールドカップ公認チームキャンプ地」展を開催しています。

同市でキャンプを行うアイルランド代表・オーストラリア代表・ロシア代表、及び、日本代表についてのパネルとフォトスポットを設置しているほか、関連グッズの展示、無料配布のラグビー冊子も用意されています。

また、8月31日には、アイルランド・オーストラリア・ロシアの絵本を読んだりクイズをしたりする「ワールドカップラグビーおはなし会」(定員50人、要入場整理券)も行われます。

「ラグビーワールドカップ公認チームキャンプ地」展を開催中です。(磐田市立図書館,2019/8/17)
https://www.lib-iwata-shizuoka.jp/news/4034/

ワールドカップラグビーおはなし会(磐田市立図書館,2019/7/2)
https://www.lib-iwata-shizuoka.jp/event/4017/