アーカイブ - 2019年 8月 1日 - car

英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)、研究をアップロード、共有、推進するための共同プラットフォーム“Cambridge Open Engage”を発表

2019年7月29日、英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)は、研究をアップロード、共有、推進するための共同プラットフォーム“Cambridge Open Engage”を発表しました。

“Cambridge Open Engage”は、プレプリント、抄録、会議のプロシーディングやポスター、灰色文献、オープンデータなど、研究成果を早期の段階で公開、共有するためのプラットフォームです。最初の大きな契約先として米国政治学会(APSA)が挙げられており、APSAのプレプリントサービス“APSA Preprints”が同プラットフォームを利用することが紹介されています。

英・Jisc、3つの新しい図書館サービスを開始:コレクション管理や発見可能性の改善を支援

2019年7月22日、英・Jiscは、コレクション管理や発見可能性の改善を支援する3つの新しい図書館サービス“Library hub discover”、“library hub compare”、“library hub cataloguing”を2019年7月31日から開始することを発表しています。

“Library hub discover”は図書館の所蔵資料を横断検索できるサービスです。Jiscが構築に携わった“national bibliographic knowledgebase” (NBK)のデータに基づいて、英国の学術、国立、専門図書館の利用可能なメタデータを最も幅広く収録しているとあり、サービス開始時点で100以上の図書館の所蔵が検索できるほか、今後も増加する予定とあります。

また、 “library hub compare”と“library hub cataloguing”はOCLCとのパートナーシップを通じて開発されたサービスであり、各ウェブサイト上での説明によれば、前者は自館のコレクション分析やNBKに所蔵情報を提供している館とのコレクションの比較ができるサービス、後者はMARCレコードを検索、ダウンロードできるサービスとなっています。利用に際しログインが必要となっており、限られた範囲の機関のみ利用可能です。

【イベント】国立国会図書館(NDL)、ジャパンサーチ試験版公開記念「GLAMデータを使い尽くそうハッカソン」を開催(9/14-15・東京)

国立国会図書館(NDL)は、2019年9月14日と15日に、NDL東京本館でジャパンサーチ試験版公開記念「GLAMデータを使い尽くそうハッカソン」を開催します。

2019年2月に試験版が公開されたジャパンサーチは、美術館、図書館、文書館、博物館分野のコンテンツ及びメタデータ(GLAMデータ)を集約し、提供しています。ハッカソンでは、このようなGLAMデータの活用法についてアイデアを練り、アプリケーションやツールを試作する作業を、2日間かけて、参加者がチームに分かれて行います。

参加費は無料です。定員は20人程度で、事前の申込みが必要です。

2017年10月の台風21号による被害で臨時休館中の式年遷宮記念せんぐう館(三重県)が再開へ

2017年10月の台風21号による浸水被害により臨時休館中の、三重県の式年遷宮記念せんぐう館が、2019年11月7日に再開すると発表しました。

復旧工事に加え、一部展示の変更も行われています。

せんぐう館 リニューアル開館のお知らせ
https://www.sengukan.jp/

参考:
式年遷宮記念せんぐう館(三重県)、台風21号の影響により当面の間臨時休館
Posted 2017年10月25日
http://current.ndl.go.jp/node/34888

国際博物館会議(ICOM)、規約に含まれる博物館の定義の新たな案を発表:2019年9月に京都で開催される臨時総会で採決へ

2019年7月25日、国際博物館会議(ICOM)が、ICOMの規約に含まれる博物館の定義の新たな案を発表しています。

「博物館の定義、見通しと可能性(MDPP)に関する常設委員会」での検討を経て、7月21日から22日にかけてパリで開催された理事会で決定されたもので、9月7日に京都で開催される臨時総会(Extraordinary General Assembly:EGA)で採決されます。

定義の案は以下の通りです。

研究図書館センター(CRL)、Canadianaへの「信頼できるリポジトリ」認証をカナダ研究知識ネットワーク(CRKN)に移転

2019年7月24日、カナダ研究知識ネットワーク(CRKN)は、北米・研究図書館センター(CRL)が、Canadianaへの「信頼できるリポジトリ(Trustworthy Digital Repository:TDL)」認証を、CRKNに移転したと発表しています。

CRKNとCanadianaの2018年の統合を受けてのものです。

CRKN Secures Transfer of TDR Certification from the Center for Research Libraries(CRKN,2019/7/24)
http://www.crkn-rcdr.ca/index.php/en/crkn-secures-transfer-tdr-certification-center-research-libraries

ニュージーランドの考古学関係の報告書を搭載する“Archaeological Reports Digital Library”がリニューアル

2019年7月30日、ニュージーランドの遺跡や歴史的建造物の保護を担当するクラウン・エンティティ(クラウン・エンティティ法に基づく国家機関)であるHeritage New Zealandが、“Archaeological Reports Digital Library”のリニューアル公開を発表しました。

“Archaeological Reports Digital Library”には、1950年代以降の考古学関係の報告書7,500点が搭載され、随時追加されています。

今回のリニューアルにより、地理情報・発行年・著者等でフィルタリンクできるなど検索性能が向上したことに加え、これまで電子メールでの請求に応じて送信していたものが、直接報告書にアクセスしダウンロードできるようになりました。

岩手県、SDGsをキーワードに動物のいのちを大切にする社会を目指す「県南ねこ会議 奥州くまくま部屋」を開催:奥州市立胆沢図書館「猫ノ図書館」も図書館バスで出張

2019年8月31日、岩手県の県南広域振興局が、奥州市文化会館で「県南ねこ会議 奥州くまくま部屋」を開催します。

「SDGs」をキーワードに動物のいのちを大切にする社会を目指すことを目的に開催されるもので、参加には事前の申し込みが必要です。

当日は、奥州市立胆沢図書館の猫本コーナー「猫ノ図書館」も図書館バスで会場に出張し、利用者カードを持参すれば、「猫本」を借りることができます。

「県南ねこ会議 奥州くまくま部屋」の開催について(岩手県,2019/7/31)
https://www.pref.iwate.jp/kennan/hoken/doubutsu/1022436.html

@neconotoshokan(Twitter,2019/7/31)
https://twitter.com/neconotoshokan/status/1156563953956220928

文部科学省、平成30年度社会教育調査の中間報告を発表

2019年7月31日、文部科学省が「平成30年度社会教育調査中間報告」を発表しました。

同省では、社会教育行政に必要な社会教育に関する基本的事項を明らかにすることを目的に、同調査を概ね3年ごとに実施しており、今回、その一部を取りまとめ、中間報告として公表したものです。確定値の公表は,2020年3月を予定しています。

・社会教育施設数は減少傾向にある中、前回(2015年度)調査から図書館・博物館・生涯学習センターは増加し、過去最多
・公立の社会教育施設のうち、指定管理者を導入する施設は全体の約3割で、すべての施設で前回調査から増加
・図書館司書や博物館学芸員の総数は増加する一方、公民館主事(指導系職員)は減少
・社会教育施設の1施設当たり利用者数は、博物館、青少年教育施設で増加傾向
・図書館における国民1人あたりの貸出冊数・貸出回数は横ばい

といった調査結果の主な概要が紹介されています。