アーカイブ - 2019年 7月 - car

7月 10日

福島県立図書館、『福島県立図書館所蔵 朝河貫一資料目録 改訂版』をウェブサイトで公開

2019年7月9日、福島県立図書館が、『福島県立図書館所蔵 朝河貫一資料目録 改訂版』を同館ウェブサイトで公開しました。

約2,800点からなる同館所蔵の特殊コレクション「朝河貫一資料」は、大きく以下の4つに分類されますが、

(1)斎藤家(朝河氏の甥及びその子息)伝来の朝河貫一関連資料
(2)イェール大学より遺品として贈られた和文書簡
(3)阿部善雄氏(朝河氏の伝記の著者)を通じて追加された英文書簡
(4)当館で斎藤家以外の遺族により寄贈を受けた和文書簡

1992年に同館が発行した『朝河貫一資料目録』は書簡の送受信者や日付を記しただけのものであったことから、朝河貫一没後70年記念事業として、早稲田大学文学学術院教授・甚野尚志氏の協力を得て、ほぼ全ての書簡に書簡内容などの追加情報を付記するなどして全面改訂したものです。

福島県立図書館 おしらせ
https://www.library.fks.ed.jp/
※「『福島県立図書館所蔵 朝河貫一資料目録 改訂版』を公開しました。(2019.7.9)」とあります。

国立情報学研究所(NII)、公開中の「楽天データセット」へRakuten Franceに掲載された書籍情報等に関する新規データを追加

2019年7月5日、国立情報学研究所(NII)は、情報学研究データリポジトリ(IDR)で公開中の「楽天データセット」に新規データを追加したことを発表しました。

「アノテーション付きデータ」に、Rakuten Franceに掲載された書籍情報とその一部に対して正規化し著者名表記を付加したデータが、今回の更新で追加されています。

楽天データセットは、楽天株式会社とNIIが協力して研究者に提供しているデータセットとして2010年から公開されており、データ更新は今回が8度目となります。

公開中の「楽天データセット」に新規データを追加(NII,2019/7/5)
https://www.nii.ac.jp/news/2019/0705.html

楽天データセット(IDR)
https://www.nii.ac.jp/dsc/idr/rakuten/rakuten.html

九州大学附属図書館、学習ガイド“Cute.Guides”152件をレファレンス協同データベースの「調べ方マニュアル」に一括登録

2019年7月2日、九州大学附属図書館は図書館職員や図書館TA(Cuter)が作成する学習ガイド“Cute.Guides”について、公開中の152件へのリンク記事をレファレンス協同データベースの「調べ方マニュアル」に一括登録したことを発表しました。

国立大学による「調べ方マニュアル」へのデータ一括登録は今回の九州大学附属図書館のものが初めての事例です。同館は今後新たに公開するガイドについても随時追加予定である、としています。

Cute.Guidesの学習ガイドをレファレンス協同データベースに登録しました(九州大学附属図書館,2019/7/2)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/cute_crd
※ページ下部に「Submitted: 2019-07-02」とあります

7月 9日

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)、デジタル研究と研究図書館の役割に関する報告書“Digital scholarship and the role of the research library”を公開

2019年7月1日、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)が、報告書“Digital scholarship and the role of the research library”を公開しました。

この報告書は2019年1月から4月にかけて、RLUKが加盟館に行ったDigital scholarship(デジタル研究)に関する調査で得られた知見を示したものです。

ノルウェー・Unitが組織するコンソーシアム、Springer Nature社と“Read and Publish”契約で合意

2019年7月5日、ノルウェー国内の研究機関等の高等教育および研究におけるICTや共同サービスを担当するUnit(Direktoratet for IKT og fellestjenester i høyere utdanning og forskning:Norwegian Directorate for ICT and Joint Services in Higher Education and Research)は、ノルウェーの研究機関を代表して、Springer Nature社とオープンアクセス(OA)出版等に関する契約で合意したことを発表しました。契約期間は2020年から2022年までです。

2019年6月27日付のSpringer Nature社のプレスリリースによると、この契約は“Read and Publish”契約として締結されています。この契約によって、ノルウェーの研究者はSpringerLink掲載の論文へのアクセスと同社のハイブリッドジャーナルへの研究成果のOA出版が可能になります。また、2019年中の、Unit構成員によるSpringerのジャーナルへのアクセスも保証されています。

国立歴史民俗博物館、合同会社AMANEと包括的な連携・協力に関する協定を締結

2019年7月9日、学術資料の調査・整理、活用と発信、オープン情報資源化を手掛ける合同会社AMANEが、国立歴史民俗博物館との間で包括的な連携・協力に関する協定を締結したことを発表しました。

同社の発表によれば、この協定は「両者の取り組む学術資料の保存・継承・研究・活用の一層の充実を図るとともに、その成果の普及を促進することにより、学術を通じた社会貢献並びに人材の育成に寄与する」ことを目的とする、とのことです。具体的な連携・協力の内容として、学術資料の保存・継承・研究・活用について、研究者・市民など多様な主体が交流し議論する機会「学術野営」の実施・運営などが挙げられています。

国立歴史民俗博物館との包括連携協力協定の締結について(合同会社AMANE、2019/7/9付け)
https://amane-project.jp/post-1043/?fbclid=IwAR2kP95zl_xM4wWAu8xxaF_MUvvr7aYTNqon5teho3RwP1Rr-BiIJFOmhM4

【イベント】第24回情報知識学フォーラム「地域資料とオープンサイエンス~地域資料の継承と情報資源化~」(11/23・金沢)

2019年11月23日、石川県金沢市のITビジネスプラザ武蔵において、情報知識学会が主催する第24回情報知識学フォーラム「地域資料とオープンサイエンス~地域資料の継承と情報資源化~」が開催されます。

同フォーラムでは「地域資料の継承と情報資源化およびその再利用に携わっている様々な立場の方々にご講演頂き、地域資料の継承と情報資源化に対する現状と課題を共有したい」とのことです。招待講演のほかにフォーラムテーマに関係したポスターセッションも設けられます。

第24回情報知識学フォーラム「地域資料とオープンサイエンス~地域資料の継承と情報資源化~」
http://www.jsik.jp/?forum2019

参考:
【イベント】第22回情報知識学フォーラム「オープンサイエンスの障壁への挑戦」(12/2・東京)
Posted 2017年9月26日
http://current.ndl.go.jp/node/34733

【イベント】大学図書館問題研究会第50回全国大会(神戸)(8/31-9/2・神戸)

2019年8月31日から9月2日にかけて、神戸市のシーサイドホテル舞子ビラ神戸において、大学図書館問題研究会の第50回全国大会が開催されます。

同大会では研究発表・テーマごとに分かれての分科会・自主企画等が行われるほか、最終日の9月2日にはシンポジウム「高等教育改革の中の大学図書館~これからの大学と大学図書館を考える~」が開催されます。シンポジウム告知Webページによれば、「最新の政策動向と大学ガバナンスのあり方、北米の事例を参照した情報リテラシー教育のあり方についての講演と参加者との意見交換を通じて、これからの大学と大学図書館のあり方を考えたい」とのことです。

大学図書館問題研究会第50回全国大会(神戸)
https://www.daitoken.com/research/annual_conference/2019/index.html

【イベント】考古学・文化財データサイエンス研究集会「考古学ビッグデータの可能性と世界的潮流」(9/10-11、奈良)

2019年9月10日から11日にかけて、奈良文化財研究所本庁舎において、同研究所主催の考古学・文化財データサイエンス研究集会「考古学ビッグデータの可能性と世界的潮流」が開催されます。

この研究集会はワシントン大学教授のBen Marwick教授による考古学・文化財分野における研究データ管理・分析ツールや、オープンサイエンスの動向に関する講演とワークショップを中心に、奈良文化財研究所所属の研究者らの発表も交えて開催されます。ワークショップの中では「発掘調査・整理作業を通じて取得された遺物データ(分類、素材、計測値、位置座標等)をもとに、Rを利用して、透明性・再現性の担保された表・グラフを作成し、Gitにより公開・共有する手順」を学ぶ、とのことです。

考古学・文化財データサイエンス研究集会「考古学ビッグデータの可能性と世界的潮流」(全国遺跡報告総覧)
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/event/332

韓国・束草市立図書館、創造的な図書館空間とすることを目的に、閲覧室を開放的に改修:労働時間の週52時間上限規制の実施に合わせ運営時間も調整

2019年6月30日、韓国・江原道の束草市は、政府が発表した「第3次図書館総合計画」に基づいた、束草市立図書館の閲覧室の改修工事が終了し、7月2日にオープンすると発表しています。

仕切られた1人での学習スペースから、開放的で誰でも利用可能な生活文化施設として図書館の本来の機能を強化することで、利用者の創造性・自立性を伸ばすことが目的です。

図書館では今後、ブックコンサート、週末の夜に出かける音楽会などを実施し、楽しい「騒音」を伴う、本の文化に関する交流プログラムを実施し、地域の生活文化施設として位置付けられるよう努力するとしています。

あわせて、同館において7月1日から実施される労働時間の週52時間の上限規制に対応するため、図書館の運営時間を調整し、勤務条件の改善やワークライフバランスの実現を目指すとしています。

東京都立中央図書館、交流ルームに「交流ボード」を設置

2019年7月8日、東京都立中央図書館が、自由に議論しながら調査研究を行ったり、異業種交流の場として利用できる交流ルームに「交流ボード」を設置したと発表しています。

自由に使える掲示板で、グループのメンバー募集やイベントの広報などに活用することができます。

掲示期間は、次の休館日の前日までです。

交流ルームの「交流ボード」をご活用ください!(東京都立図書館,2019/7/8)
https://www.library.metro.tokyo.jp/guide/information/5330_20190708.html

交流ボードのご利用方法 [PDF:395.7 KB]
https://www.library.metro.tokyo.jp/guide/information/uploads/poster-koryuuroom.pdf

東近江市(滋賀県)、図書館司書等が企画・編集を行う地域情報誌『そこら』の第2期高校生ライターを募集

2019年7月8日、滋賀県の東近江市は、同市に関わりを持つ民間企業社員・図書館司書・NPO法人職員・市役所職員などが企画・編集を行っている地域情報誌『そこら』の第2期高校生ライターの募集を発表しました。

定員は10人で、対象は東近江市内在住または在学の高校生です。

高校生ライターのメンバーで企画内容を相談して決定し、2019年度発行する『そこら』第7号の8ページ分の記事の取材を行います。活動は、授業終了後または休日に東近江市立八日市図書館で実施します。

青春を本(カタチ)に残そう! 第2期高校生ライター募集  地域情報誌「そこら」の企画・取材をする高校生ライターを募集します (東近江市,2019/7/8)
http://www.city.higashiomi.shiga.jp/0000010638.html

7月 8日

図書館友の会全国連絡会、「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての公開質問状を8政党に送付

図書館友の会全国連絡会が、国会に議席を有する8政党に対し、2019年7月1日付けで「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての公開質問状を送付したことを発表しています。

参議院選挙にあたって、(1)公立図書館の振興・発展に関する政策、(2)政策の中で特に「公立図書館の管理運営」についての2点をたずねるものとなっており、到着した分から回答が公開されています。

【2019/7/1】「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての公開質問状(とともれん活動報告,2019/7/1)
http://totomoren.net/blog/?p=911

各政党への公開質問状・回答一覧(2019.7参議院選挙)(とともれん活動報告)
http://totomoren.net/blog/?p=916

研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)の日本語訳が公開される

研究評価の改善を求める「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)は、2019年7月4日付けのTwitterにおいて、DORAのウェブサイト上で新たにDORAの日本語訳を公開したことを発表しています。

@DORAssessment(Twitter, 2019/7/4)
https://twitter.com/DORAssessment/status/1146877605561454593

DORA
https://sfdora.org/

研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)
https://sfdora.org/read/jp/

米国図書館協会(ALA)、出版大手Hachette Book Group(HBG)の発表した図書館向け電子書籍・オーディオブックの貸出モデル変更に懸念を表明

2019年6月17日、米国図書館協会(ALA)は、同日に発表された出版大手Hachette Book Group(HBG)の図書館向け電子書籍・オーディオブックの貸出モデル変更への懸念をウェブサイト上で表明しました。

このALAの懸念は、米国の五大出版社の一つであるHBGが、2019年7月1日から図書館向けの電子書籍・オーディオブックについて、永続的なアクセス権を付与するモデルから2年間の購読モデルへ切り替えること、モデルの切り替えにより提供価格が25%割引されるが、2年後の更新時にはこの割引は適用されないことを発表したことを受けて発せられました。

ALAはHBGの提供モデル変更について、初期導入費用の削減やエンバーゴを設けない方針が維持されていること等は歓迎しつつ、この変更が電子書籍やオーディオブックへの長期的なアクセスを減少させ、米国の文化遺産の長期保存に対する課題を増大させる可能性を指摘しています。

米・ニューメキシコ大学(UNM)に元図書館員からジョージ・オーウェル著作のコレクションが寄贈される

2019年6月17日、米・ニューメキシコ大学(University of New Mexico:UNM)は大学図書館に25年間勤務した元図書館員のRuss Davidson氏から、同氏が所蔵するジョージ・オーウェル著作のコレクションが寄贈されたことを発表しました。

寄贈されたコレクションには、アイスランド語、ウクライナ語、スワヒリ語、アフリカーンス語、ノルウェー語、ウルドゥ語、インドネシア語等、様々な言語に訳された『動物農場』、『1984』の初版をはじめ、ジョージ・オーウェル著作の希少な版が含まれており、大学のCenter for Southwest Research and Special Collectionsで保存され、将来の研究に活用される予定です。

寄贈されたコレクションは学内のZimmerman Libraryで2019年9月から2020年春まで展示される予定です。また、2019年10月にはジョージ・オーウェルに関する講演も企画されています。

オーストラリア国立図書館(NLA)、情報探索システム“Trove”内の先住民族の言語に関する資料にタグ付けを行うコードアソン(code-a-thon)への参加を呼びかけ

オーストラリア国立図書館(NLA)が、国連の国際先住民族言語年(2019年)及びオーストラリア先住民(アボリジニとトレス海峡諸島民)の歴史・文化・功績を称えるNAIDOC Week(2019年7月7日から7月14日)にあわせて実施するコードアソン(code-a-thon)への参加を呼びかけています。

NLAの情報探索システム“Trove”内のオーストラリア先住民の言語に関する資料を識別するために、NLA、オーストラリア・アボリジニ・トレス海峡諸島民文化研究所(AIATSIS)、書誌検索サービス“Libraries Australia”、州立・準州立図書館が連携して実施する取組です。

オーストラリアの先住民族の言語データベース“AUSTLANG”を利用して、Trove内の該当するアイテムにタグ付けを行うとともに、それらの資料を見つけやすくするために地域の図書館の目録に付与したタグをインポートします。

Troveにアカウント登録し、“AUSTLANG”の検索方法やタグの付与方法について学ぶことで参加することが可能です。

スウェーデン・Bibsamコンソーシアム、Springer Nature社とオープンアクセス(OA)出版等に関する契約で合意

2019年6月25日、Bibsamコンソーシアムを代表してライセンス契約の交渉を行っているスウェーデン王立図書館(NLS)は、Springer Nature社とオープンアクセス(OA)出版等に関する契約で合意したと発表しています。

この契約は2019年7月から2021年12月を契約期間とし、スウェーデン国内の4つの研究助成機関(スウェーデン研究評議会(The Swedish Research Council)、Formas、Forte、Vinnova)とBibsamコンソーシアム所属機関のうち31機関が参加しています。研究助成機関がSpringer Nature社のOAジャーナル出版費用の50%を負担することにより、契約参加機関に所属する研究者は、Springer Nature社が発行する576のOAジャーナルで研究成果を発表することができます。対象となるOAジャーナルには、近年スウェーデンの研究者が論文を多く発表している“Nature Communications”や“Scientific Reports”も含まれています。

スウェーデン・Bibsamコンソーシアム、米国物理学協会の出版部門(AIP Publishing)と試験的な“Read and Publish”契約を締結

2019年6月18日、スウェーデン・Bibsamコンソーシアムを代表してライセンス契約の交渉を行っているスウェーデン王立図書館(NLS)は、Bibsamコンソーシアムが米国物理学協会の出版部門(AIP Publishing)と試験的な“Read and Publish”契約を締結したことを発表しました。AIP Publishingの“Read and Publish”契約に参加した研究図書館のコンソーシアムは今回のBibsamが初めての事例になります。

この“Read and Publish”契約に参加したコンソーシアム内の11大学及び当局所属の研究者は、2019年12月末までAPCを負担することなくAIP Publishingのハイブリッドジャーナルへ投稿してオープンアクセス(OA)化することができます。

池田市立石橋プラザ(池田市立図書館分館)(大阪府)、市政80周年を迎える池田市のおすすめポイントを募集中:寄せられたおすすめポイントを取材し写真入りで掲示

大阪府の池田市立石橋プラザ(池田市立図書館分館)が、2019年7月7日付の同館のTwitterで、市政80周年を迎える池田市のおすすめポイントを館内にポストを設置して募集していると紹介しています。

寄せられたお気に入りの場所を取材し、掲示板の横に写真入りで掲示していくとしています。

募集は2020年2月29日までです。

@ikeda_plazalib(Twitter,2019/7/7)
https://twitter.com/ikeda_plazalib/status/1147683998061043712
https://twitter.com/ikeda_plazalib/status/1147688360783171584

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