アーカイブ - 2019年 7月 23日 - car

韓国・烏山市で、楽器の展示やレンタルを行ない、専門書・楽譜の資料室や創作活動空間を備える音楽専門図書館が開館

2019年7月22日、韓国・京畿道の烏山市で音楽専門図書館「소리울 도서관」が開館しました。

報道によると、地下1階には180種類以上約1千点の楽器が展示され、演奏体験ができるほか、楽器のレンタルが可能です。1階は音楽専門書籍や楽譜等2万点を備え、音楽が流れる資料室が、地下2階と3階には、音楽の創作等を行う場所として、サークルの活動室、音楽に関する講座やプログラムを行なう講義室、録音スタジオ、編集室、練習スタジオ等が備えられているとのことです。

また、同市内の図書館としては初めて、携帯電話などを通じて、館内どこからでも約200点の電子ジャーナルが利用可能なサービスを実施すると紹介されています。

@osansi(Twitter,2019/7/7)
https://twitter.com/osansi/status/1148036464162164736

株式会社ジー・サーチ、2019年8月30日から企業・大学・研究機関を対象とした産学官連携の研究パートナー探索サービス「JDream Expert Finder」を提供開始

2019年7月22日、株式会社ジー・サーチは、2019年8月30日から企業・大学・研究機関を対象とした産学官連携の研究パートナー探索サービス「JDream Expert Finder」の提供を開始することを発表しました。

「JDream Expert Finder」は、日本最大級の科学技術文献情報提供サービス「JDreamⅢ」に収録された3,800万件以上の論文・学会発表情報を複雑ネットワークの理論に基づいて解析し、課題解決に最適な研究パートナーの探索を実現するサービスです。人工知能(AI)により、論文には明記されない課題解決力等の研究者の特徴を抽出し、最適な研究者探索を提供するという特長があります。産学官連携プロジェクト「ライフ インテリジェンス コンソーシアム(LINC)」との共同研究の成果である、「将来パートナーとして期待される研究者の探索」機能も搭載されます。

ジー・サーチはこのサービスのリリースに合わせて、産業競争力の加速をテーマに特別セミナー「ビッグデータの利活用によるオープンイノベーション戦略」を2019年9月に開催することも併せて発表しています。

国立国会図書館デジタルコレクションに、図書約900点、雑誌約24,800点を追加

2019年7月23日、国立国会図書館(NDL)は、国立国会図書館デジタルコレクションに、図書約900点、雑誌約24,800点を追加しました。

図書、雑誌の追加分とも、本文はインターネット公開していませんが、書誌事項(タイトル、著者等)や目次はインターネットからの検索が可能となっています。今回の追加により、NDLが「国立国会図書館デジタルコレクション」で提供するデジタル化資料の総数は約272万点となりました。

図書、雑誌約25,700点を「国立国会図書館デジタルコレクション」に追加しました(NDL, 2019/7/23)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2019/190723_01.html

参考:
勝海舟の旧蔵文書753点が国立国会図書館デジタルコレクションで公開
Posted 2019年3月13日
http://current.ndl.go.jp/node/37778

総務省、データサイエンス・オンライン講座「社会人のためのデータサイエンス入門」の受講者募集を開始

2019年7月23日、総務省は、データサイエンス・オンライン講座「社会人のためのデータサイエンス入門」の受講者募集を開始しました。

同講座は、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)公認の配信プラットフォーム「gacco」において2019年10月8日から開講されます。受講に係る登録料、受講料は無料です。

2018年5月に実施した講座を再び開講するものであり、統計学の基礎やデータの見方に加えて、国際比較データを使った分析事例や公的データの入手・利用方法の紹介等を通じ、データ分析の基本的な知識を学習することができます。

データサイエンス・オンライン講座「社会人のためのデータサイエンス入門」の受講者募集開始(総務省, 2019/7/23)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei09_01000046.html

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、利用者カード所持者への動画配信サービスKanopyの無料アクセス提供を中止

2019年6月24日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)は、これまで行っていた利用者カード所持者への動画配信サービスKanopyの無料アクセス提供について、2019年7月1日から中止することを発表しています。

中止の理由として、提供に係る費用負担の維持が難しいこと、より需要がある本や電子書籍の購入に費用を割り当てることが挙げられています。2019年6月24日付けの米・ニューヨークタイムズ紙の記事では、ニューヨーク市内のブルックリン公共図書館、クイーンズ公共図書館でも、NYPLと同じく2019年7月1日からKanopyの無料アクセス提供を中止することが紹介されています。

New York Public Library Statement: Kanopy(NYPL, 2019/6/24)
https://www.nypl.org/press/press-release/june-24-2019/statement-about-kanopy

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、同館のデジタルコレクションに舞台芸術のセット及びコスチュームのデザインに関する資料を追加

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)の舞台芸術図書館(Library for Performing Arts)は、2019年7月17日付けのTwitterにおいて、同館の音楽部門(Music Division)が所蔵する舞台芸術のセット及びコスチュームのデザインに関するコレクション約1,200点がNYPLのデジタルコレクションで利用可能となっていることを紹介しています。

@nypl_lpa(Twitter, 2019/7/17)
https://twitter.com/nypl_lpa/status/1151518909369114625

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、リポジトリの資源タイプに関する統制語彙表(Version 2.0)を公開

2019年7月22日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)がオープンアクセスリポジトリにおける資源タイプ(Resource Type)に関する統制語彙表(Version 2.0)の公開を発表しました。コミュニティからのフィードバックを踏まえた改善や拡張がなされており、現在15の言語に対応しているとあります。

また、COARでは今回更新された資源タイプに関する統制語彙表以外にも、アクセス権(Access Rights)、バージョン情報(Version Type)に関する統制語彙表を公開しており、それら3種がSKOSフォーマットで公開されていることや、OpenAIREのメタデータガイドライン(Version 4.0)でも採用されていることが紹介されています。

オープンアクセス誌eLife、開発中のオープンソース出版プラットフォーム”Libero Publisher”のデモを公開

2019年7月18日、オープンアクセス誌eLifeが、開発中のオープンソース出版プラットフォーム、”Libero Publisher”のデモサイトを公開しました。

同ツールはeLifeがCollaborative Knowledge FoundationやHindawi等と協力して開発を進めているもので、論文の公開・検索等のプラットフォームとなるものです。今回公開されたデモサイトでは、本文のほかに図や参考文献、著者情報等も含む基本的な公開論文ページのイメージや、目次ページのイメージが掲載されています。今後、新機能のイメージも追加されていく予定とのことです。

eLifeではそのほかに投稿・査読の工程を管理する”Libero Reviewer”、採択決定後の校正や版面作成を行う” Libero Producer”、出版データから戦略立案等のマーケティングにかかわる情報を得るための”Libero Data Hub”といった一連のツールの開発も進められています。

arXiv、改訂されたPlan S準拠のための技術的な考慮事項を表明

2019年7月18日、米・コーネル大学が運営するプレプリントサーバarXivのブログarXiv.orgに、2019年5月31日に改訂された「Plan S原則」、「Plan Sの実現にかかる手引き」に基づいて、Plan S準拠のためのarXivにおける技術的な考慮事項に関する記事が投稿されました。

arXivは記事の中で、改訂版「Plan Sの実現にかかる手引き」はより内容が明確で達成可能なものになったと評価し、改訂版の手引きで示された「OAリポジトリの要件(Part III Section 2.1 (Requirements for Open Access repositories))」に基づき、技術的な考慮事項を次のように表明しています。

・必須要件(Mandatory criteria)について、arXivはほぼ全て達成しているが、資金調達情報を信頼でき、かつ維持可能な形で追跡できる機能を欠いており、これを達成するツール開発の援助を外部の組織や個人に求めている。

【イベント】図書館総合展2019 フォーラム in 大阪(9/28・大阪)

2019年9月28日、YMCA国際文化センター(大阪市)において、「図書館総合展2019 フォーラム in 大阪」が開催されます。

関西の図書館・博物館・公文書館に関する最新動向を、〈Open〉をキーワードにして通観し、図書館関係を超えて各パートの相互理解と、文化施設をめぐる最前線の情報を社会に広く届けることを目的としたフォーラムです。

フォーラムは3部構成で、以下のようになっています。

・[第1部]「リレートーク 関西の図書館・博物館・公文書館等の最前線」
登壇:井上昌彦氏(関西学院大学職員)、伊達深雪氏(京都府学校司書、edit Tango)、山崎竜洋氏(五條市教育委員会文化財課)、砂川佳子氏(和歌山県立文書館)、きたむらきよこ氏(ししょまろはん)、大月英雄氏(滋賀県県政史料室)、天野絵里子氏(京都大学学術研究支援室)、大久保ゆう氏(青空文庫/京都橘大学)
司会:福島幸宏氏(東京大学大学院情報学環)

・[第2部]「協賛企業プレゼンテーション」

・[第3部]「OpenGLAMの可能性を再度考える」
登壇:古賀崇氏(天理大学)、外丸須美乃氏(大阪市立中央図書館)、原田隆史氏(同志社大学)
司会:江上敏哲氏(国際日本文化研究センター)