アーカイブ - 2019年 6月 25日 - car

学術雑誌のオープン・ピア・レビュー、共同査読、プレプリント公開に関する方針を確認できるデータベース”Transpose”公開

2019年6月13日、学術雑誌のオープン・ピア・レビュー、共同査読、プレプリント公開に関する方針を確認できるデータベース”Transpose”が公開されました。

このデータベースはbioRxivやCrossRef、ASAPbioの関係者らによる同名のイニシアティブによって構築・公開されたものです。収録された学術雑誌のオープン・ピア・レビューや共同査読(主として経験の浅い研究者が、主担当の査読者と協力して査読を行うこと)、プレプリント公開に関する方針を検索できるほか、複数の雑誌の方針を見比べることもできる機能もあります。

方針等の登録は誰でも可能ですが、出版者によるチェックを受けるとのことです。公開時点の収録対象誌は2,900誌で、うち数百誌がチェック済みの状態であるとされています。

Transpose
https://transpose-publishing.github.io/

Ex LibrisがRapidILLを買収

2019年6月20日、ProQuest傘下のEx Librisが、相互貸借サービスを手掛けるRapidILLを買収したことを発表しました。

RapidILLはコロラド州立大学図書館のスタッフが立ち上げた企業で、同名の相互貸借サービスは現在、330以上の機関が利用しているとのことです。RapidILLはEx Librisの支援の下で現在のサービスを継続しつつ、大学図書館向けの資源共有サービスについて協働していくとされています。

Ex Libris Acquires RapidILL, Provider of Leading Resource-Sharing Solutions(Ex Libris、2019/6/20付け)
https://www.exlibrisgroup.com/press-release/ex-libris-acquires-rapidill-provider-of-leading-resource-sharing-solutions/

【イベント】三田図書館・情報学会、第179回月例会「ジャパンサーチ:利活用スキーマの設計と応用の観点から」(7/27・東京)

2019年7月27日、三田図書館・情報学会は慶應義塾大学三田キャンパスにおいて第179回月例会「ジャパンサーチ:利活用スキーマの設計と応用の観点から」を開催します。発表者はゼノン・リミテッド・パートナーズの神崎正英氏です。

開催概要によれば、構造も内容も大きく異なる元データを広く利用可能な形で表現するジャパンサーチの「利活用スキーマ」について、設計のポイントおよび核となる構成要素を、公開しているデータの応用例とともに詳しく紹介する、とのことです。さらに実際のマッピング・変換作業を通して得られた課題や展望についても検討するとされています。

三田図書館・情報学会 月例会
http://www.mslis.jp/monthly.html

参考:
ジャパンサーチ(試験版)が公開される
Posted 2019年2月27日
http://current.ndl.go.jp/node/37670

韓国国会図書館(NAL)、「知識情報SOC戦略」を宣言

韓国国会図書館(NAL)が、2019年6月26日に、「知識情報SOC戦略」を宣言すると発表しています。

5月24日に開催された「韓国学術情報協議会」において、同協議会の会長でもある韓国国会図書館長が基調講演において明らかにしたもので、第4次産業革命という時代の変化の中で、国会図書館のすべての資産の、共有(Share)・開放(Open)・図書館協力(Connect)を拡大することで、変化を先導するという構想です。

基調講演において、同館長は、今年の同館の3大目標として、第4次産業革命時代の成長の原動力であるデジタルデータの拡大、データサービスと物理的空間といった図書館資産の開放と共有、図書館間の協力ネットワークの拡大をあげています。そして、国会図書館は、所蔵するすべてのデータを、韓国の図書館・研究機関・大学・企業が共有できるよう、国家的データ資産として積極的に開放すると述べています。

また、韓国学術情報協議会・韓国法律情報協議会・韓国議政情報協議会など全国的な協力ネットワークを通じ、急激な変化に対応するための協力を拡大するとしています。

米国学校図書館員協会(AASL)、教育と学習に役立つウェブサイトとアプリの2019年版を発表

2019年6月20日、米国図書館協会(ALA)の米国学校図書館員協会(AASL)が、教育と学習に役立つウェブサイト23点とアプリ20点を発表しました。

学校図書館員と教師による学習やカリキュラムの開発に役立ち、AASLの学校図書館基準を支援するものが選定されています。

AASL announces 2019 Best Apps and Best Websites for Teaching & Learning(ALA, 2019/6/20)
http://www.ala.org/news/member-news/2019/06/aasl-announces-2019-best-app...

米・アイビー・プラス図書館連合、欧州とユーラシアの作家・翻訳者・批評家・出版者に関するウェブコンテンツを収集したウェブアーカイブを公開

2019年6月19日、米・コロンビア大学図書館が、欧州とユーラシアの作家・翻訳者・批評家・出版者に関するウェブコンテンツを収集したウェブアーカイブ“Literary Authors from Europe and Eurasia Web Archive”の公開を発表しています。

重要な文学者や組織による非印刷物による出版活動のような現代文学の一連の行為の歴史を保存することを目的に、アイビー・プラス図書館連合(Ivy Plus Libraries Confederation)の支援を受け、ハーバード大学・プリンストン大学・コロンビア大学・イェール大学の図書館員により構築・運営されているものです。

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、公正・多様性・包摂性(EDI)に関するLibGuideを公開

2019年6月21日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、公正・多様性・包摂性(equity, diversity, and inclusion:EDI)に関するLibGuideの公開を発表しています。

基準、ガイドライン、会議やオンライン学習プログラムに関する情報、EDIに関する書籍・論文へのリンク、協会の活動カレンダー、同活動に参加する方法等、EDIに係る実践方法に関する情報が含まれています。

ACRL Equity, Diversity, and Inclusion LibGuide(ACRL,2019/6/21)
https://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/17869

ACRL Equity, Diversity and Inclusion
http://acrl.libguides.com/EDI/home