アーカイブ - 2019年 4月 - car

4月 8日

米国図書館協会(ALA)、高品質で影響力のあるソーシャルメディアの投稿・動画を作成するためのツールキット2点を公開

2019年4月5日、米国図書館協会(ALA)が、全米図書館週間(National Library Week)にあわせ、2種類のツールキット“Live Stream and Video Storytelling Checklist”及び“Social Media Advocacy Toolkit”を公開しました。

図書館の支持者や利用者による図書館に関する動画・コンテンツの作成・共有を推奨することを目的とした動画やソーシャルメディアの取り組み“MyLibraryMyStory”と連動して作成されたツールです。

“Live Stream and Video Storytelling Checklist”は、ソーシャルメディア上での高品質な動画を作成するためのもので、Facebook LiveやInstagram Live上での映像を撮影するために必要な機器のリストや段階を追った説明が含まれています。

“Social Media Advocacy Toolkit”は、意思決定者の注目をひくための戦略的なタグ付けなど、図書館に関する「ストーリー」の影響力や魅力を高めるための優良事例やシンプルで効果的なヒントを含むもので、Twitter・Facebook・Instagramに利用できる画像や投稿例も掲載されています。

平成30年北海道胆振東部地震の被害を受けたむかわ町立穂別図書館(北海道)が2019年4月3日に通常開館を再開

平成30年北海道胆振東部地震の被害を受けて臨時休館をしていた北海道のむかわ町立穂別図書館が、2019年4月3日、通常開館を再開しました。

4月中は、試行的に、開館時間が午後5時30分まで延長されます。

北海道立図書館によると、穂別図書館の再開により、北海道胆振東部地震で被害を受け休館・室した、道内の(公立)図書館・室がすべてが再開したとのことです。

穂別図書館からのお知らせ(むかわ町)
http://www.town.mukawa.lg.jp/item/4713.htm#ContentPane
※「開館について」の項目に「お待たせしました。下記日程より通常開館します。多くの方にご協力いただき、ありがとうございました。4月3日(水曜日)」とあります。

アスベスト除去工事に伴う臨時休館が終了し、北海道立図書館が通常開館を再開:一部製本済み新聞の利用制限は継続

2019年4月2日、アスベスト除去工事に伴う臨時休館が終了し、北海道立図書館が通常開館を再開しています。通常開館再開に合わせ、4月から5月にかけてイベントが行われます。

再開に合わせ一部レイアウトも変更されています。

アスベスト除去工事にともない外部へ移動している一部製本済み新聞は、今しばらく引き続き利用できないと案内されています。

4月2日から通常開館します(北海道立図書館,2019/4/1)
https://www.library.pref.hokkaido.jp/web/news/vmlvna000000aqcg.html

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、先住民の文化・言語記録のデジタル化による保存支援事業を開始:“Indigenous Heritage Action Plan”も策定

2019年4月5日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、先住民の文化・言語の記録保存の支援に関する助成事業及びデジタル化サービス“ Listen, Hear Our Voices”を開始すると発表しました。

LACの“Indigenous Documentary Heritage Initiatives” (IDHI)の一環として実施されるもので、先住民の団体が現存の文化や言語の記録をデジタル化するために必要な、技能の構築や、知識・資源の取得を支援するため、プロジェクト当たり最大10万ドルの支援を行います。

LACでは、対象となるすべての先住民団体に対して、7月17日正午までに申請書を提出するよう求めています。LACの外部にあるカナダの先住民からの代表者で構成される委員会が審査を実施し、助成対象を推薦します。

また、LACでは、先住民団体やコレクター等からあらゆる形式の記録を受け入れて、ケベック州ガティノー市にあるLACの保存センターでデジタル化し、現資料を返却するとともにデジタルデータを提供します。

LACでは、2019年4月付で、先住民の文化遺産を保存しアクセス可能とするための今後5年間の計画“Indigenous Heritage Action Plan”を策定しています。

横浜DeNAベイスターズ、制作した赤ちゃん絵本を市内約3万人の乳児を対象にプレゼント:横浜市との包括連携協定の一環

2019年3月25日、横浜DeNAベイスターズは、赤ちゃん絵本「スターマン!おきてくださーい」を市内約3万人の乳児を対象にプレゼントすると発表しています。

同絵本は、なかなか起きない球団マスコット『DB.スターマン』を揺らしたり、くすぐったり「どうやったら起きてくれるかな?」と親子でコミュニケーションをとりながら楽しめる内容とのことです。

横浜市と締結したスポーツ振興、地域経済活性化等に向けた包括連携協定「I☆YOKOHAMA協定」の一環として実施され、2019年度(2019年4月から2020年3月)に市内で4か月児健診を受診する約3万人の乳児にプレゼントされます。

プロ野球界初!よこはまDeNAベイスターズえほん「スターマン!おきてくださーい」を横浜市約3万人の乳児にプレゼント!(横浜DeNAベイスターズ,2019/3/25)
https://www.baystars.co.jp/news/2019/03/0325_03.php

4月 5日

米・ハーバード大学、Caselaw Access Projectで公開している判例データの検索インターフェース“CAP search”を公開

2019年4月3日、米・ハーバード大学ロースクールのLibrary Innovation Lab(LIL)は、Caselaw Access Projectで公開している判例データを検索できるインターフェース“CAP search”の公開を発表しました。

Caselaw Access Projectは、米国の連邦政府と各州の判例集をオンラインで公開するプロジェクトであり、2018年10月に、判例データのAPIとデータの一括ダウンロード機能が提供されていました。

Launching CAP Search(Library Innovation Lab, 2019/4/3)
https://lil.law.harvard.edu/blog/2019/04/03/launching-cap-search/

CAP Search
https://case.law/search/

オナシス財団、ギリシャの詩人カヴァフィス(C. P. Cavafy)のデジタルアーカイブを公開

ギリシャ系アメリカ人コミュニティ向けの新聞“The National Herald”の2019年4月3日付けの記事において、オナシス財団(Onassis Foundation)による、現代ギリシャを代表する詩人の一人であるカヴァフィス(C. P. Cavafy)のデジタルアーカイブ“ONASSIS CAVAFY ARCHIVE”の公開が紹介されています。

2,000を超える文書が同アーカイブの一部として公開されており、カヴァフィスによる作品の手稿やノート類、手紙、写真等が含まれています。

研究者向けウェブサービスKudosがDataCiteとパートナーシップを締結

2019年3月27日、研究論文の共有や研究論文のインパクト向上などを支援する研究者向けのウェブサービス“Kudos”が、研究データにデジタルオブジェクト識別子(DOI)を提供する非営利組織“DataCite”とパートナーシップを締結したことを発表しました。

このパートナーシップを通じて、Kudosは研究プロジェクトのためのDOIを提供し、研究プロジェクトの周知、関与やインパクトの追跡を支援するとしており、DOIは新サービスの一部としてKudos上で作成される“project profiles”に割り当てられるとあります。

Springer Nature社、アルゴリズムを活用して内容を機械生成した研究書を刊行

2019年4月2日、Springer Nature社は、リチウムイオンバッテリーに関する最新の研究動向を要約した化学分野の研究書“Lithium-Ion Batteries:A Machine-Generated Summary of Current Research”を刊行したことを発表しました。

要約等はアルゴリズムを活用して機械生成したものであり、同社が刊行した初めての機械生成による単行書とあります。アルゴリズムは“Beta Writer”という名称であり、同社がドイツのヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学フランクフルト・アム・マインの応用計算言語学研究室と連携して開発したものです。

奈良文化財研究所、欧州考古学情報基盤ARIADNE Plusに参画

奈良文化財研究所は、2019年3月28日付けのプレスリリースで欧州考古学情報基盤ARIADNE Plusへの参画を発表しました。

ARIADNEとは、多国間での考古学情報を統合し、相互連携により情報アクセス向上を目指したシステムの構築やコミュニティ形成に取り組む EU の事業であり、ARIADNE Plusはその第2期計画となります。参画を通じ、遺跡情報の相互検索、情報発信の強化、デジタルデータの管理手法研究の面で効果が期待できるとしています。

プレスリリースでは、考古学データのアーカイブ、再利用、オープンアクセス等を目指す枠組であるSEADDA(Saving European Archaeology from the Digital Dark Age)にInternational Partnerとして同研究所が参画することも紹介されています。

カナダ・アルバータ大学、Internet Archive(IA)と連携し、大学創設以来の修士論文・博士論文を含む図書館の蔵書のデジタル化作業を実施中

カナダのアルバータ大学がInternet Archive(IA)と連携して、同大学の図書館の蔵書のデジタル化作業の一環として、1908年の大学創設以来の1万4,000点の修士論文・博士論文をデジタル化して公開する作業を行っていることを紹介しています。

これまで、2,200点の博士論文を含む10万2,759点の資料がデジタル化されました。

U of A digitization project aims to make valuable research accessible to all(Folio University of Alberta,2019/3/25)
https://www.folio.ca/u-of-a-digitization-project-aims-to-make-valuable-research-accessible-to-all/

国際図書館連盟(IFLA)、政府間機関(Intergovernmental Organisations:IGOs)による出版物のオープンアクセス(OA)化に関する声明を発表

2019年4月4日、国際図書館連盟(IFLA)の著作権等法的問題委員会(CLM)は、政府間機関(Intergovernmental Organisations:IGOs)による出版物のオープンアクセス(OA)化に関する声明を発表しました。

IGOsが、自身や加盟国の意思決定を支援するために公費を用いて作成した研究報告書・研究データ等をOAにすることで、研究のためだけでなく、政策決定上の公的な議論に資することを意図しています。

声明では、OA実現のため、IGOs加盟国に対して、OAの効果的な普及の重要性を認識するとともに、効果的な支援を求めています。また、図書館員によるIGOsの成果物提供業務を容易にするため、IGOs自身で成果物に対して簡易で一貫したライセンスを付与する必要性も示しています。

IFLA Releases Statement on Open Access in Intergovernmental Organisations(IFLA,2019/4/4)
https://www.ifla.org/node/92088

美術図書館連絡会(ALC)に東京都美術館美術情報室と国立国際美術館が加盟:「美術図書館横断検索」の検索対象館が12館に

2019年4月1日、美術図書館連絡会(ALC)は、ALCに東京都美術館美術情報室と国立国際美術館(大阪市)が加盟したと発表しています。

また、国立映画アーカイブ図書室は、これまでフィルムセンターとして東京国立近代美術館の分館の扱いでしたが、組織の改正(2018年4月)に伴い単館での加盟となりました。

これにより、美術図書館横断検索(ALC Search)の検索対象館は12館になりました。

新規加盟館のご案内 (ALC,2019/4/1)
https://alcopac.hatenablog.com/entry/2019/04/01/111258

美術図書館横断検索
https://alc.opac.jp/search/all/

全国学校図書館協議会(全国SLA)、「学校図書館整備施策の実施状況(2018年度最終集計)」を公表

2019年4月1日、全国学校図書館協議会(全国SLA)が、「学校図書館整備施策の実施状況(2018年度最終集計) 」を公表しました。

2018年5月に全国1,741の市区町村教育委員会(悉皆調査) を対象に行ったもので、回答数は973教育委員会(2019年3月4日現在。回収率55.9%) です。

1校あたりの平均図書費・図書費予算学算定方式・「図書費」及び「学校図書館用の新聞購読費」の予算化状況・利用できない古い図書の廃棄状況・学校司書配置の予算化状況と雇用形態・自治体による学校図書館担当者の研修状況が調査されています。

市区町村ごとの結果がPDFファイルで公表されています。

お知らせ(全国SLA)
http://www.j-sla.or.jp/news/sn/
※2019年04月01日欄に「学校図書館整備施策の実施状況(2018年度最終集計)」とあります。

千葉県立中央図書館、ウェブサイト掲載の「千葉県の民話一覧」に約2,000話を追加し更新

2019年4月4日、千葉県立中央図書館は、同館ウェブサイト「学校の先生方へ」掲載の「千葉県の民話一覧」に約2,000話を追加し更新したと発表しました。

「千葉県の民話一覧」は、同館児童資料室所蔵の民話の図書等に掲載されている千葉県の民話約4,000話の地域を調べて市町村や地域別に分類したものです。

中央図書館 「学校の先生方へ」のページで千葉県の民話一覧を更新しました。(千葉県立図書館,2019/4/4)
http://www.library.pref.chiba.lg.jp/information/central/post_298.html

千葉県の民話一覧(千葉県立図書館)
http://www.library.pref.chiba.lg.jp/school/chibaken_minwa/index.html

4月 4日

第21回図書館サポートフォーラム賞の表彰者が発表される

2019年4月4日付で、図書館サポートフォーラムが、ユニークで社会的に意義のある各種図書館活動を表彰する「図書館サポートフォーラム賞」について第21回の結果を発表しました。

受賞者は次のとおりであり、4月23日に東京都千代田区の喜山倶楽部で表彰式が開催されます。

○図書館サポートフォーラム賞
・太田浩市氏(八王子市中央図書館館長)
・川村敬一氏(元・獨協医科大学図書館/同越谷病院図書室)

★第21回 図書館サポートフォーラム賞表彰決定(図書館サポートフォーラム)
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/index.html

図書館サポートフォーラム LSF News Letter no.80 [PDF:396KB]
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/pdf/n80.pdf

韓国国立中央図書館(NLK)「学術誌著作権案内システム(KJCI)」への著作権情報登録が韓国研究財団(NRF)「学術誌評価」の申請資格に

2019年4月4日、韓国国立中央図書館(NLK)は、NLKの「学術誌著作権案内システム(Korea Journal Copyright Information:KJCI)」への著作権情報登録が、韓国研究財団(NRF)による「学術誌評価」への申請資格の1つとなったことを発表しています。

KJCIは、国内の学会誌の著作権ポリシー情報を提供するシステムで、「原文アクセスポリシー」「再利用ポリシー」「著作権ポリシー」「セルフアーカイブポリシー」等の項目が掲載されています。このうち、「原文アクセスポリシー」のエンバーゴの有無と「セルフアーカイブポリシー」についてはKJCIの担当者が学会の登録とは関係なく直接分析します。

KJCIでは学術誌編集委員による登録の便宜を図るため登録のための項目・用語を簡便化しており、登録後、KJCIの担当者による分析と学会の最終的な承認を経てKJCIで公開されます。同手順を終えた学会には著作権登録確認書が発行されます。

国内学会の学術誌の著作権ポリシーの策定及び明文化を支援し利用者に提供することで、適切な学術論文の活用拡大とオープンアクセス(OA)を実現させることを目的に実施されます。

国立国会図書館(NDL)、『びぶろす』誌で2018年の「世界図書館情報会議大会」を特集

国立国会図書館(NDL)の刊行する『びぶろす』誌(行政・司法各部門の支部図書館と専門図書館の連絡情報誌)の83・84合併号(2019年4月)で、2018年8月に開催された「世界図書館情報会議(国際図書館連盟(IFLA)第84回年次大会)大会」をテーマとする特集を掲載しました。

特集では次の記事を掲載しています。

・国立国会図書館行政・司法各部門支部図書館制度の意義 ―行政・司法情報へのアクセスを確保するために
(国立国会図書館総務部支部図書館・協力課・吉間仁子)
・議会のための図書館・調査サービス分科会主催の行事に参加して
(国立国会図書館調査及び立法考査局総合調査室・小林公夫)
・官庁出版物分科会オープンセッション等に参加して
(国立国会図書館電子情報部電子情報流通課・井上佐知子)
・印刷物を読むことに障害がある人々のための図書館分科会、レファレンス情報サービス分科会に参加して
(国立国会図書館利用者サービス部人文課・青山真紀)

このほか、「第104回全国図書館大会東京大会第19・20分科会に参加して ―明日から始める!士業連携と図書館―」(東京大学附属図書館柏地区図書課・坂牧一博氏)等の記事も掲載しています。

韓国図書館協会(KLA)が「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する図書館での実践事例を募集:事例集を作成し国内外に配布

2019年4月3日、韓国図書館協会(KLA)が、国際連合(UN)の「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する図書館(国立・公共・大学・専門・学校等)での実践事例の募集を開始しました。

KLAでは、集められた情報に基づいて『事例集』を作成し、国内の図書館及び、2019年のIFLA年次大会において海外の関係機関に配布し、国内外で共有することで、持続可能な開発の拡散及び活性化の契機とすることを目的としています。

募集期間は5月15日までです。

[안내]지속가능발전목표(SDGs)에 관한 도서관 실천사례 공모 안내(KLA,2019/4/3)
https://kla.kr/jsp/info/association.do?procType=view&f_board_seq=56732

米・オレゴン芸術委員会、オレゴン州の“Percent for Art”プログラムを通じ取得した芸術品のデジタルアーカイブを公開

2019年3月18日、米・オレゴン芸術委員会(Oregon Arts Commission)は、オレゴン州の“Percent for Art”プログラムを通じ取得した芸術品のデジタルアーカイブ“Percent for Art Collection”を公開したことを発表しています。

プレスリリースによれば、“Percent for Art”プログラムは1975年に開始され、10万ドルを超える予算となる州の施設建設プロジェクトでは、予算の1パーセント以上を公共の場に展示する芸術作品の取得に充てることを法律で定めています。

オレゴン芸術委員会は同プログラムを管理する立場にあり、これまで2,400を超える芸術作品を取得したとあります。

ページ