アーカイブ - 2019年 4月 12日 - car

DataCite、登録されているDOIのメタデータ改訂履歴についてAPI経由での提供を発表

2019年4月10日、研究データにデジタルオブジェクト識別子(DOI)を提供する非営利組織“DataCite”は、DataCite Blog上で、2019年3月10日以降、登録されたDOIについて、メタデータ改訂履歴(provenance)がAPI経由で利用可能であることを発表しています。

DOIのメタデータの改訂履歴には、特定のDOIに対して、いつ、誰が、どのような変更を加えたかが記録されており、改訂履歴を追跡することによって、不注意によるデータ改変の復元等が容易になります。

DataCiteは今後も機能強化を行って、DOI管理のためのオンラインインターフェイス“DOI Fabrica”でも同様の情報が入手可能になる予定である、としています。

なお、この取組は欧州における永続的識別子のための技術的・社会的基盤の発展を目指すFREYA projectの一部として行われました。

ケンブリッジ大学出版局(CUP)とカリフォルニア大学、オープンアクセス出版契約に合意

2019年4月10日、ケンブリッジ大学出版局(CUP)と米・カリフォルニア大学は、2019年から2021年までの3年間の実験的なオープンアクセス(OA)出版契約に合意したことを発表しました。

この契約により、カリフォルニア大学の構成員は、CUPの学術誌400タイトル以上へのアクセスが保証される一方で、CUPのジャーナルにOAで成果を出版することができるようになります。これはカリフォルニア大学が大規模出版社と初めて締結したOA出版契約であり、CUPにとっても米国でOA出版契約を締結した初めての事例となります。

この契約に関して、カリフォルニア大学のカリフォルニアデジタル図書館(UC’s California Digital Library)Associate Executive DirectorのIvy Anderson氏は、「このような革新的なOAに関する合意は、世界中のあらゆる人に向けて、カリフォルニア大学の研究者が自身の成果を利用可能にすることを容易にし、大学の使命を直接的に支援するものである」とコメントしています。

大津町立おおづ図書館(熊本県)、展示「あの日の記憶あの日の記録 熊本地震から3年」を開催中

2019年4月11日、熊本県の大津町立おおづ図書館が、展示「あの日の記憶あの日の記録 熊本地震から3年」を開催中であると発表しています。

同館でこれまで収集してきた熊本地震に関する資料の一部を展示したもので、一般に流通している本や雑誌に加え、避難所での貼り紙、近隣自治体の災害関連情報や広報誌、地震に関する冊子、学校や施設・企業などの発行物や記録・写真、イベントのチラシ、個人の記録・覚え書き・写真などが展示されています。

同館では、今後も熊本地震に関する資料の収集は続けていくとのことで、協力を呼び掛けています。

あの日の記憶あの日の記録 熊本地震から3年(大津町立おおづ図書館,2019/4/11)
http://www.ozu-lib.jp/display/2019/3912/

参考:
大津町立おおづ図書館(熊本県)、熊本地震関連資料の提供を呼びかけ
Posted 2016年10月7日
http://current.ndl.go.jp/node/32692

北海道の生涯学習事業「道民カレッジ」のウェブサイトで、学校司書の仕事を解説した動画が公開

2019年4月8日、北海道の産学官連携による生涯学習事業「道民カレッジ」のウェブサイトで、動画「学校司書の仕事」が公開されました。

「オープニング」「学校司書の概要」「学校司書の職務」「図書館資料」「読書に興味関心を持たせる活動の工夫」「学習活動等に対する支援」「地域との連携による学校図書館運営」「おわりに」の8本の動画で構成されています。

北海道立図書館の説明によると、はじめて学校司書として働く人や、これから学校司書を配置予定の市町村の担当者等の参考となるような実務的な内容とのことです。

新着情報(道民カレッジ)
https://manabi.pref.hokkaido.jp/college/news.html
※2019年04月08日欄に「【教材ライブラリー(動画)】学校司書の仕事を掲載しました。」とあります。

各務原市立中央図書館(岐阜県)、「図書館だより」で市内在住の小説家による小説の連載を開始

岐阜県の各務原市立中央図書館が、毎月発行している「図書館だより」において、2019年4月号から、市内在住の小説家・さとみ桜氏による小説「池に棲むあやかしの怪」の連載を開始しました。

地元紙の報道によると、連載は1年間の予定とのことです。

図書館だより4月号(リニューアル最新号)(各務原市立中央図書館)
http://ufinity08.jp.fujitsu.com/kakamigahara/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=301&comment_flag=1&block_id=95#_95

日本出版販売株式会社・株式会社トーハン、雑誌・書籍の返品等に関する協業に合意

2019年4月9日、日本出版販売株式会社(日販)と株式会社トーハンが、雑誌返品処理業務・書籍返品処理業務・書籍新刊送品業務の3業務について協業を行うことに合意し、2020年度以降順次、該当業務について両社の物流拠点の統廃合を行い、効率的な出版物流の実現を目指すことを発表しました。

また、協業実行委員会と該当業務それぞれを担当する実行委員会を設け物流協業の具体化のため検討を進めること、雑誌送品業務については、物流拠点の統廃合や相互活用だけでは協業効果を生み出しにくいため、引き続き両社で供給体制全体の効率化を目指して検討していくことも併せて発表されています。

物流協業に関するお知らせ(日販,2019/4/9)
https://www.nippan.co.jp/news/20190409/

物流協業に関するお知らせ(トーハン,2019/4/9)
https://www.tohan.jp/news/20190409_1386.html

2019年米国図書館協会(ALA)年次大会で地域づくりに貢献する日本の公共図書館活動に関するセッションが開催

米国・ワシントンD.C.で2019年6月20日から25日まで開催される2019年米国図書館協会(ALA)年次大会(ALA 2019 Annual Conference and Exhibition)において、6月22日、“Japan Libraries: Transforming Libraries with Innovative Ideas - How Japanese Public Librarians Engage in Building Better Communities –”(「革新的なアイディアで図書館を変革する:よりよい地域づくりに貢献する日本の公共図書館活動」)と題したセッションが開かれます。

4人の発表者から英語のプレゼンテーションが行われます。題目と発表者は以下の通りです。

1. “How Innovation has transformed Japanese public libraries” Shunsaku Tamura, Professor Emeritus, Keio University