English / 日本語
カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2019年4月1日、国立国語研究所は、「国立国語研究所オープンアクセス方針」を2019年1月16日に策定し、2019年4月1日から施行することを発表しました。
学術雑誌等に掲載された同研究所に在籍する教職員等の研究成果について、国立国語研究所学術情報リポジトリで公開する方針となっており、教職員等に対し、リポジトリ登録が許諾される著者最終稿等の適切な版をできるだけ速やかに研究所に提供することを求めています。
国立国語研究所https://www.ninjal.ac.jp/ ※新着ニュース欄に、2019年4月1日付けのお知らせとして、「国立国語研究所は平成31年1月16日に「国立国語研究所オープンアクセス方針」を策定しました。この方針は,平成31年4月1日から施行します」とあります。
2019年4月1日、東京大学附属図書館は、2020年の開館を予定している「東京大学アジア研究図書館」のページを公開しました。アジア研究図書館の概要や理念、将来像、組織図が紹介されています。
「アジア研究図書館」のページを公開しました(東京大学附属図書館, 2019/4/1)https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/node/43852
東京大学アジア研究図書館(東京大学附属図書館)https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general/asialib
2019年3月29日、「同志社大学・京都府立図書館共同事業/京都府立図書館貴重書コレクション」が歴史資料検索閲覧システム“ADEAC”で公開されました。
明治期から戦後期(第二次世界大戦後の日本占領下の時期)に、主に外国人を対象として作成された書物を、同志社大学及び京都府立図書館所蔵資料を中心としてデジタル化するものであり、2019年4月1日時点では、「京都府立図書館所蔵日本観光資料」28点が公開されています。
ADEAC:デジタルアーカイブシステム 新着情報https://trc-adeac.trc.co.jp/ ※ 「2019.3.29 『同志社大学・京都府立図書館共同事業/京都府立図書館貴重書コレクション』を公開しました」とあります。
同志社大学・京都府立図書館共同事業/京都府立図書館貴重書コレクションhttps://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/2673055100
2019年3月30日、人文学書の出版社で人文学情報のニュースサイトも手掛ける文学通信は、同社が刊行を手掛ける単行書『歴史情報学の教科書 歴史のデータが世界をひらく』の全文公開サイトをオープンしたと発表しています。
全文はブログ記事として公開されているほか、同社の「文学通信リポジトリ」上でPDF、epub、mobi形式でも公開されています。
『歴史情報学の教科書 歴史のデータが世界をひらく』全文公開サイト、正式オープン(文学通信, 2019/3/30)https://bungaku-report.com/blog/2019/03/post-480.html
国立歴史民俗博物館監修 後藤 真・橋本雄太編『歴史情報学の教科書 歴史のデータが世界をひらく』全文公開サイト(文学通信)https://bungaku-report.com/metaresource.html
このほど刊行しました『国立国会図書館月報』696号(2019年4月)では、憲政資料のデジタル化が特集されており、国際日本文化研究センター教授の瀧井一博氏による「「伊藤博文関係文書」のデジタル化に寄せて―『伊藤博文秘録』講読のころ」に加えて、「伊藤博文関係文書の世界」「勝海舟の旧蔵資料紹介―新規公開のデジタル画像から―」が掲載されています。
『国立国会図書館月報』 696号(2019年4月) [PDF:5.6MB]http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11253758_po_geppo1904.pdf?contentNo=1
国立国会図書館月報https://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/index.html
2019年4月1日、国立国会図書館(NDL)は、NDLが作成し提供する書誌データ(資料本文は含まない)について、同日から営利・非営利の目的を問わず無償で自由に利用できるようになったことを紹介しています。
2019年4月1日 国立国会図書館の書誌データは、様々な用途で自由にご利用いただけます(NDL, 2019/4/1)https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2019/190401_02.html
国立国会図書館が作成し提供する書誌データがオープンデータになりました(国立国会図書館サーチ, 2019/4/1)https://iss.ndl.go.jp/information/2019/04/01_ndl_ccby/
国立国会図書館は、ホームページを通じて提供している各種サービスや国立国会図書館東京本館/関西館/国際子ども図書館の利用についてのウェブアンケートを実施しています。実施期間は、2019年4月1日から2020年3月31日までです。
各コンテンツ・サービスに関する個別のアンケートも随時実施する予定であり、実施についてはアンケートページ及び各コンテンツ、サービスのページ等でお知らせします。
利用者アンケート(国立国会図書館)http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete/index.html
平成31年度 利用者サービスアンケートhttps://enquete.ndl.go.jp/739963?lang=ja
2019年4月1日、株式会社カーリルは、プロジェクト「NDC for Developers 開発者のための日本十進分類法」の開始を発表しました。
プロジェクトの目標として、日本十進分類(NDC)をソフトウェアやウェブサービスを開発・運用する際により扱いやすくすることを挙げており、例えば以下のような内容に取り組むとしています。
・扱いやすいデータ形式や標準的なAPIを考える ・主要な言語のライブラリやREST-APIの提供など実用的に運用する ・開発成果はオープンソース・オープンデータとして公開する
2019年4月1日時点では、日本十進分類法のIME辞書やJSON形式の簡易的なAPIが公開されており、2019年夏頃を目標に、正式なAPIやライブラリのリリースを予定しているとあります。
開発者のための日本十進分類法「ndc.dev」を開始しました(カーリルのブログ, 2019/4/1)http://blog.calil.jp/2019/04/ndcdev.html
2019年4月21日、埼玉県の杉戸町立図書館が、同町の生涯学習センターにおいて、「自然観察&生け雑草」ワークショップを開催します。
野草研究家と雑草を生ける『生け雑草』(柏書房)の著者を講師として招き、生涯学習センター周辺の雑草についての解説を受けながら、「生け雑草」に使用する雑草を収集するとともに、収集した草花を使って「生け雑草」の作品を作成します。
完成作品は写真に撮り、フォトフレームに入れて参加者に渡されます。
町内外問わず誰でも参加可能ですが事前の申込が必要で、応募者多数の場合は抽選となります。
参加費としてフォトフレーム代400円が必要で、剪定用のはさみ・軍手や、生けてみたい容器がある参加者は容器を持参する必要があります。
「自然観察&生け雑草」ワークショップを開催します!(杉戸町立図書館,2019/3/31)http://www.town.sugito.lg.jp/cms/page12291.html
2019年3月29日、Internet Archive(IA)が、米・ボストン公共図書館(BPL)からデジタル化及び物理媒体の保存のために移管されたSPレコード(78rpm)5万点を超す音源をデジタル化して公開したと発表しました。
作業期間は18か月で、Internet ArchiveによるSPレコードのデジタル化プロジェクト“Great 78 Project”の中での最大のコレクションとなりました。
デジタル化とあわせて、ボランティアにより、手動及びアルゴリズムを用いて、出版されたディスコグラフィー(目録)との紐付け作業が実施されており、80%以上の音源が、その当時のレビュー情報を保持しているかもしくはリンクがなされています。また、250作品については、米・コネチカットカレッジの楽譜のデジタルコレクションを基に、その曲の楽譜が併せて表示されます。
2019年4月1日、大阪府立中之島図書館が、補修工事が完了したことにより、大阪府北部を震源とする地震により利用停止となっていたすべての資料の利用を再開したと発表しています。
大阪北部地震にともなう書庫内資料の利用停止について<利用を再開しました>(大阪府立中之島図書館,2019/4/1)http://www.library.pref.osaka.jp/site/osaka/info-riyostop2018.html
参考: 大阪府立中之島図書館、大阪府北部を震源とする地震により利用停止となっていた資料のうち一部の閲覧を再開 Posted 2018年12月12日http://current.ndl.go.jp/node/37207
東京文化財研究所が、2019年3月19日にOPACを公開したと発表しています。
これまで、同研究所の各研究部門(文化財情報資料部、無形文化遺産部、保存科学研究センター、文化遺産国際協力センター)が収集・蓄積した蔵書約30万冊の情報は、東文研総合検索で公開してきましたが、今回、より効率的な国内外の関連機関との連携のための基盤整備の一環として、図書館システムを導入してOPACを公開し、またNACSIS-CAT(CiNii Books)へ参加したとの説明があります。
更新履歴(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/japanese/update.html ※2019.03.29欄に「東京文化財研究所OPAC公開、NACSIS-CAT(CiNii Books)参加 のお知らせ」とあります。
2019年4月1日、国立国会図書館(NDL)は、インターネット資料収集保存事業(WARP)の2019年4月の特集として「WARPが集めた「平成」」を公開しました。
WARPで収集した平成の出来事や「平成」と名のつくもののウェブサイト、及びWARPでこれまでに作成した平成の出来事にちなんだコレクションを取り上げています。
国立国会図書館インターネット資料収集保存事業 http://warp.da.ndl.go.jp/ ※「新着情報」欄に、「2019年4月1日 2019年4月の特集「WARPが集めた「平成」」を掲載しました。」とあります。
今月の特集(2019年4月) - WARPが集めた「平成」 -(WARP) http://warp.da.ndl.go.jp/contents/special/special201904.html
「陽明文庫デジタルアーカイブ」が試験公開されています。
学研究費補助金(基盤研究(S))「日本目録学の基盤確立と古典学研究支援ツールの拡充-天皇家・公家文庫を中心に-」(研究代表者 東京大学史料編纂所教授田島公氏)及び、科学研究費補助金(基盤研究(A))「摂関家伝来史料群の研究資源化と伝統的公家文化の総合的研究」(研究代表者 東京大学史料編纂所教授尾上陽介氏)の協賛により作成された、陽明文庫所蔵一般文書目録記載資料の画像データの一部を公開したものです。
データは一定の集まり毎にZIPアーカイブとPDFデータの形式で提供されています。
写真掲載については電話での問い合わせが必要で、高精細なデータについては有償での提供です。
陽明文庫デジタルアーカイブ試験公開(陽明文庫)http://ymbk.sakura.ne.jp/index.htm#recent
2019年3月29日、文部科学省の初等中等教育局教科書課が、各都道府県教育委員会教育長・各指定都市教育委員会教育長等あてに、事務連絡「学習者用デジタル教科書実践事例集の策定について」を発出しました。
学校教育法等の一部を改正する法律(平成30年法律第39号)等が4月1日から施行され、学習者用デジタル教科書が制度化されることを受けて、学校現場の教職員や、教育委員会において学校教育を担当する職員に向けた「学習者用デジタル教科書実践事例集」を策定し、同省ウェブサイトで公開したことを周知するものです。
学習者用デジタル教科書実践事例集の策定について(文部科学省,2019/3/29)http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/seido/1414989.htm
宮崎県立図書館が、ラーニングコモンズのためのスペース利用の提供を開始すると、2019年3月29日、発表しました。
グループで、図書館の資料等を活用しながら主体的な読書活動や学習・研究活動、ディスカッションなどを行うことが可能で、予約制による時間単位の貸切空間となります。
北側・南側の2スペースあり、それぞれ丸テーブル(直径約90センチ)3台とイス12脚が設置されているほか、キャスター付きのセパレート机・イス、電子黒板などの機材を借りることもできます。機材等の持ち込みも可能です。
ラーニングコモンズのためのスペース利用のご案内(宮崎県立図書館,2019/3/29)http://www2.lib.pref.miyazaki.lg.jp/index.php?key=bbnwpnhee-287#_287
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
Twitterでの情報提供を行っています。https://twitter.com/ca_tweet
図書館関係雑誌目次RSS集(国内)
日本の図書館・図書館情報学関係情報誌の目次をRSSで配信しています。
国立国会図書館 関西館 図書館協力課 調査情報係
〒619-0287 京都府相楽郡精華町精華台8-1-3 chojo@ndl.go.jp (@は半角に直してください)
国立国会図書館ホーム
サイトポリシー