アーカイブ - 2019年 3月 - car

3月 8日

英国王立化学会(RSC)、スペイン国立研究協議会(CSIC)との“Read & Publish”契約締結を発表

2019年2月26日、英国王立化学会(RSC)は、スペイン国立研究協議会(CSIC)の“Library Network”との“Read & Publish”契約締結を発表しています。

2020年12月までの2年間のパイロット契約で、スペインの研究機関・学術機関におけるこの種の契約としては初めてと説明されています。

2016年にOA2020の関心表明(expression of interest)に署名したCSICでは、このような契約を、今後、現在購読契約を締結している出版社とも実現したいと考えているとのことです。

@RoySocChem(Twitter,2019/2/26)
https://twitter.com/RoySocChem/status/1100425044621168640

筑後市立図書館(福岡県)、理学療法士が指導するしあわせUP講座「図書館でストレッチ」を開催

福岡県の筑後市立図書館が、2019年3月20日、しあわせUP講座「図書館でストレッチ」を開催します。

同館が所蔵する健康寿命を伸ばすために役立つ本やDVDを活用し、同市役所高齢者支援課の理学療法士からの解説の後、参加者でストレッチをする企画です。

参加費無料で、事前の申込みも不要です。

しあわせUP講座「図書館でストレッチ」開催 (筑後市立図書館)
http://library.city.chikugo.lg.jp/events.html#strech201903

参考:
新潟市立黒埼図書館、「シニアライフコーナー」を設置
Posted 2019年3月6日
http://current.ndl.go.jp/node/37724

釜石市立図書館(岩手県)、企画展「未来へ発進~震災から8年 変わりゆく釜石~」を開催

岩手県の釜石市立図書館が、2019年3月6日から3月17日まで、企画展「未来へ発進~震災から8年 変わりゆく釜石~」を開催します。

復興が進む釜石市内、祈りのパーク、いのちをつなぐ未来館、復興スタジアムなどを紹介するパネルのほか、あわせて震災関連図書も展示されます。

《企画展》「未来へ発進~震災から8年 変わりゆく釜石~」(釜石市立図書館)
http://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/shisetsu/toshokan/detail/1218695_3389.html

3月 7日

ORCID, Inc.、2018年の年次報告書を公開

2019年3月6日、ORCID, Inc.が、2018年の年次報告書を公開しました。

報告書の公開を発表しているブログ記事では、登録数が500万件に、会員数が1,000に達したこと、API 3.0のベータ版を公開したこと、12月には9の助成機関がORCID実装のために努力することを表明する公開書簡に署名したことなど、報告書の概要が紹介されています。

ORCID Annual Report for 2018 Now Available!(ORCID, 2019/3/6)
https://orcid.org/blog/2019/03/06/orcid-annual-report-2018-now-available

2018 Annual Report
https://doi.org/10.23640/07243.7811459.v1

神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ『上海』『上海週報』の公開画像が事前申請なしで二次利用が可能に

2019年3月5日、神戸大学附属図書館は、デジタルアーカイブ『上海』『上海週報』で公開している画像について、事前申請なしで二次利用が可能になったと発表しています。

『上海』は、1913年から1945年まで上海で発行された日本語雑誌です(1928年から1933年までは『上海週報』)。

著作権保護期間内の記事画像はマスキングした上で公開されています。

また、併せてデータベースのリニューアルを行い、ファイル閲覧にビューアが不要となりました。

附属図書館デジタルアーカイブ『上海』『上海週報』二次利用自由化について(神戸大学附属図書館,2019/3/5)
https://lib.kobe-u.ac.jp/libraries/12758/

上海,上海週報(神戸大学附属図書館)
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/infolib/meta_pub/G0000003shanghai

米国公共図書館(PLA)、金融リテラシー教育に関する資源の公共図書館への提供に関しキャピタルワン・フィナンシャル社と提携

2019年3月6日、米国図書館協会(ALA)の米国公共図書館(PLA)は、金融リテラシー教育に関する教育資源の公共図書館への提供に関するキャピタルワン・フィナンシャル社との提携を発表しました。

キャピタルワン・フィナンシャル社が高齢者向けに開発した、モバイルバンキングに関する基本的なスキル取得のための動画“Ready, Set, Bank”を、全国の公共図書館に提供する内容です。スペイン語での受講も可能です。

米国国立医学図書館(NLM)、PubMedの更新版を“PubMed Labs”で公開

2019年3月4日、米国国立医学図書館(NLM)が、生物医学分野の文献の増大に対応するための検索品質等の向上を目指して作業中のPubMedの更新版を“PubMed Labs”のプラットフォーム上で公開したと発表しています。

機械学習アルゴリズムに基づく新しいソート機能“Best Match”、検索結果画面におけるスニペット表示、レスポンシブデザインの採用、Solr・MongoDB・Djangoといった技術の採用、利用者主導型の開発、といった特徴が紹介されています。

An Updated PubMed Is on Its Way. NLM Tech Bull. 2019 Mar-Apr;(427):e1.
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/ma19/ma19_pubmed_update.html

米国デジタル公共図書館(DPLA)、コネチカット州のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始

2019年3月6日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、コネチカット州のサービス・ハブ(州単位で複数機関のデータを集約する連携先)である“Connecticut Digital Archive ”からのコンテンツの提供を開始したと発表しています。

“Connecticut Digital Archive”は、コネチカット大学図書館の事業で、州内の40以上の文化遺産機関からの多様な資料が含まれています。

ブリッジポート公共図書館及びバーナム博物館所蔵の興行師P・T・バーナムのコレクション、コネチカット州立図書館所蔵の19世紀の新聞、ハートフォード公共図書館所蔵のブラックパンサー党の1960年代後半の活動を記録した動画コレクション、コネチカット大学及びコネチカット歴史協会所蔵の同国の進歩主義時代(1890年代から1920年代)に成功した繊維会社の記録、ハートフォード医学協会歴史図書館所蔵の18世紀から20世紀の同地域の医師に関する記録等、7万5,000点を超えるコンテンツがDPLAから閲覧できるようになりました。

流山市立おおたかの森こども図書館(千葉県)、R.E.A.D.プログラム「こころの情操教育 わんわん読書会」を開催

千葉県の流山市立おおたかの森こども図書館が、おおたかの森センターにおいて、2019年度、「こころの情操教育 わんわん読書会」を開催すると発表しています。

米国で始まった、子どもが犬に本を読み聞かせることで楽しみながら読書力・読書意欲を増進させるプログラム「R.E.A.D.プログラム」に基づくイベントで、2019年4月から2020年1月にかけて9回開催されます。

流山市おおたかの森センター、どんぐり学童クラブとの共催で、公益社団法人日本動物病院協会の協力を得て実施されます。

対象は、一人で絵本を音読できる幼児から小学生までで、定員は各回8人です。
参加には事前の申し込みが必要です。

イベントや講座等のご案内 (流山市おおたかの森)
http://otakanomori.city/event.html
※「わんわん読書会こころの情操教育」の案内があります。

3月 6日

「信州地域史料アーカイブ」がリニューアル

2019年3月1日、NPO長野県図書館等協働機構が中心となって構築している「信州地域史料アーカイブ」のリニューアルが発表されています。

キーワード・エリア・年代から史料を探す機能や「長野県内デジタルアーカイブ等一覧」の追加、パスファインダーの公開、映像コンテンツや特別コンテンツをまとめて探しやすくしたこと、CC BY表示のある画像のダウンロードが可能になったこと等が挙げられています。あわせて、映像コンテンツ「信州の教育文化遺産 大正~戦前」も追加されています。

「信州地域史料アーカイブ」をリニューアル 史料を探す・調べる機能がさらに充実!(長野県図書館協会, 2019/3/1)
http://www.nagano-la.com/kikou/2019.3.1.htm

NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ(ADEAC)
https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/2000515100

ORCID、会員のニーズ調査の結果をまとめた報告書を公開

2019年3月5日、ORCIDが、2018年9月から11月にかけて実施した会員機関のニーズ調査の結果を報告書としてまとめ公表しました。

得られた知見として以下の点をあげています。

・研究者の曖昧性の排除がORCIDに参加した最大の理由であり、研究者を支援するためにORCIDを導入していると多くの会員機関が回答している。一方で、機関採用がORCIDを実装するための最大の課題とみなされている。
・APIの利用が最も価値のある会員特典であるが、ORCID統合の構築・評価・開始はORCIDを実装する上で最も困難な点であると考えられている。
・ORCIDとのコミュニケーションは高評価で、技術文書も高得点を得ているが、自由に利用できるアウトリーチ活動のためのリソースを使用しているのは約1/3である。
・会員機関はORCIDに関しておおむね肯定的である。
・自身や組織、研究者におけるORCIDの価値の理解、証明能力向上のため努力している。

また、上記ニーズに対応するために、すでに以下を開始していると発表しています。

京都大学学術情報リポジトリ(KURENAI)、『韓国古文献の世界 : 平成30年度京都大学図書館機構貴重書公開展示図録』を公開

京都大学学術情報リポジトリ(KURENAI)は、2019年2月21日付けのTwitterにおいて、『韓国古文献の世界 : 平成30年度京都大学図書館機構貴重書公開展示図録』をKURENAIで公開したことを発表しています。

@KURENAI_update(Twitter, 2019/2/21)
https://twitter.com/KURENAI_update/status/1098766269082288128

韓国古文献の世界 : 平成30年度京都大学図書館機構貴重書公開展示図録(KURENAI)
http://hdl.handle.net/2433/236571

北海道図書館振興協議会、報告書『いま、公立図書館に求められる学校支援とは ~アンケートから見えてくるもの、実践事例に学ぶこと~』を刊行

2019年3月6日、北海道立図書館は、北海道図書館振興協議会(事務局:北海道立図書館企画支援課)による報告書『いま、公立図書館に求められる学校支援とは ~アンケートから見えてくるもの、実践事例に学ぶこと~』の刊行を発表しました。

同協議会による平成29年度・30年度の調査研究事業「公立図書館による学校図書館への支援」の報告書であり、道内の市町村立図書館及び公立小・中学校を対象に行ったアンケート結果の分析や、公立図書館と学校図書館との連携事例の紹介などが掲載されています。

調査研究報告書『いま、公立図書館に求められる学校支援とは』を発行しました。(北海道立図書館, 2019/3/6)
http://www.library.pref.hokkaido.jp/web/news/vmlvna000000ah0u.html

OCLC、WorldCatで所蔵館数が多い小説トップ100のリストを公開

2019年3月5日、OCLCは、WorldCatで所蔵館数が多い小説トップ100のリスト“The Library 100”を公開したことを発表しました。

WorldCat はOCLC及びその参加館らが運営している図書館所蔵目録のデータベースであり、世界中の18,000以上の図書館の所蔵を反映し、4億4,700万タイトル、27億冊を超える情報を収録しているとあります。

トップ100のうち、第1位から第10位までは次のとおりです。

第1位:ミゲル・デ・セルバンテス『ドン・キホーテ』
第2位:ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』
第3位:マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』
第4位:マーク・トウェイン『トム・ソーヤの冒険』
第5位:ロバート・ルイス・スティーヴンソン『宝島』
第6位:ジェイン・オースティン『高慢と偏見』
第7位:エミリー・ブロンテ『嵐が丘』
第8位:シャーロット・ブロンテ『ジェイン・エア』
第9位:ハーマン・メルヴィル『白鯨』
第10位:ナサニエル・ホーソーン『緋文字』

国際図書館連盟(IFLA)、オープンな教育資源(OER)についてのブリーフィングペーパーを発表

2019年3月4日、国際図書館連盟(IFLA)は、オープンな教育資源(OER)に関するブリーフィングペーパーを発表しました。ブリーフィングペーパーでは、OERの定義、利点、施策や方針、課題についてまとめられています。図書館員がOERに関してサポートできることについて、作成・キュレーション・アクセスの保証といった点などが挙げられています。

IFLAのウェブサイトでは、2019年3月4日から8日に開催されるOpen Educational Resources Weekを記念して、ブリーフィングペーパーを公開したと述べています。

IFLA Brief on Open Educational Resources(IFLA,2019/3/4)
https://www.ifla.org/node/92017

オーストラリア国立図書館(NLA)、情報探索システム“Trove”上での“Australian Web Archive”の公開を発表

2019年3月4日、オーストラリア国立図書館(NLA)が、“Australian Web Archive”の公開を発表しています。

NLAの情報探索システム“Trove”上で公開されたもので、NLAが国内の文化機関と連携して収集したウェブアーカイブ“PANDORA”、NLAによるオーストラリア連邦政府機関のウェブアーカイブ“Australian Government Web Archive”(AGWA)、auドメインの年次のバルク収集の成果といった、1996年以降のウェブサイトのアーカイブが含まれています。

“PANDORA”の公式Twitterでは、今回の“Australian Web Archive”の公開により“Trove”上でインデキシングされたウェブアーカイブのコンテンツは、2月時点の約1億9,400万件から50億件超へと約27倍増加したと紹介されています。

@nlagovau(Twitter,2019/3/4)
https://twitter.com/nlagovau/status/1102799803312791552

新潟市立黒埼図書館、「シニアライフコーナー」を設置

2019年3月5日、新潟市立黒埼図書館が、「シニアライフコーナー」を設置したと発表しています。

年金や健康、ボランティア、家族、趣味等の本があると紹介されています。

黒埼図書館にシニアライフコーナーができました!(新潟市の図書館,2019/3/5)
https://www.niigatacitylib.jp/index.php?key=bb9ogn3f8-890#_890

参考:
E1917 - 超高齢社会と図書館:国立国会図書館の図書館調査研究
カレントアウェアネス-E No.325 2017.05.25
http://current.ndl.go.jp/e1917

オランダ王立図書館(KB)、国民全員に奉仕する「国立図書館」であることを示すため、新しいブランドカラーやロゴを発表

2019年2月26日、オランダ王立図書館(KB)が、新しいブランドカラーやロゴを発表しました。同館では現在、ウェブサイトを含めた全てのコミュニケーション手段を新しいブランドカラーやロゴに変換する作業を実施しています。

KBでは、2015年に公共図書館に関する調整を行う役割が法的に追加されたり、新しい利用者を開拓するための事業を行っていることから、KBが国民全員に奉仕する「国立図書館」であることを示すために新しいビジュアルブランディングを行うこととしたものです。

新しいブランドのコンセプトは「つなぐこと」(connection)で、ロゴは、古典と現代、過去と未来、静と動等の間の結合を表現しているとのことです。そして、開いている本等を表す矢印で結びつける表現で、王立図書館と呼ばれた古典的な世界と、近づきやすい今日の国立図書館をリンクさせています。

New visual brand for the KB(KB,2019/2/26)
https://www.kb.nl/en/news/2019/new-visual-brand-for-the-kb

奈良女子大学学術情報センター、デジタルアーカイブ「奈良女子高等師範学校の教育標本」を公開

2019年2月28日、奈良女子大学学術情報センターが、デジタルアーカイブ「奈良女子高等師範学校の教育標本」を公開したと発表しています。

公益財団法人図書館振興財団の平成29年度提案型助成並びに平成30年度の助成を受けて、奈良女子大学が所蔵する「正倉院模造宝物」49点及び「戦前のおもちゃ」298点を電子化したものです。

デジタルアーカイブ「奈良女子高等師範学校の教育標本」を公開しました(奈良女子大学学術情報センター,2019/2/28)
http://www.nara-wu.ac.jp/aic/news/news0182.html

国立大学法人奈良女子大学/奈良女子高等師範学校の教育標本
https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/2920155100

熊本市立図書館、「熊本地震展」を実施中

熊本市立図書館が、4月で「平成28年熊本地震」から3年を迎えることから、2019年3月5日から4月21日にかけて、「熊本地震展」を実施しています。

熊本地震の体験記や災害・防災関係図書、防災用品等が展示されています。

「熊本地震展」について(熊本地震,2019/3/5)
http://www2-library.kumamoto-kmm.ed.jp/index.php?key=bb6o5l53d-355#_355

参考:
E1795 - 熊本地震による図書館等への影響
カレントアウェアネス-E No.303 2016.05.19
http://current.ndl.go.jp/e1795

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