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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2019年3月11日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、全米博物館・図書館サービスメダル2019(2019 National Medal for Museum and Library Service)のファイナリストを発表しました。同賞はコミュニティに対して著しい貢献を果たした博物館・図書館等を称えて贈られる全米規模の賞です。図書館15館、博物館等15館がファイナリストに選ばれました。
2019年の図書館のファイナリストは以下のとおりです。
2019年3月12日、国文学研究資料館は、新日本古典籍総合データベースの画像ビューアーに新機能を追加したことを発表しました。
画像ビューワーの変更内容は次のとおりです。
・ページ送りが、和書の様式に合わせて「右→左」に変更 ・サムネイル表示が、ページ送りと合わせて「右→左」に変更 ・閲覧するページ(コマ)を指定できるジャンプ機能が追加
新日本古典籍総合データベースのビューアがより見やすく!(国文学研究資料館, 2019/3/12)[PDF:1ページ]https://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20190312_dbkaisyu.pdf
参考: E1992 - 古典籍画像を見るなら,新日本古典籍総合データベース! カレントアウェアネス-E No.341 2018.02.08http://current.ndl.go.jp/e1992
2019年3月12日、国立国会図書館(NDL)は、勝海舟の旧蔵文書753点を国立国会図書館デジタルコレクションで公開しました。
その他、古典籍資料、憲政資料、日本占領関係資料、プランゲ文庫について、上記の753点を含む合計約4,900点を国立国会図書館デジタルコレクションに追加しました。これで国立国会図書館デジタルコレクションで提供するデジタル化資料は約269万点となりました。
2019年3月12日 「勝海舟関係文書」を全点、国立国会図書館デジタルコレクションで公開しました。(NDL, 2019/3/12)http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2018/190312_02.html
2019年3月12日 古典籍、憲政資料等約4,900点を「国立国会図書館デジタルコレクション」に追加しました(NDL, 2019/3/12)http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2018/190312_01.html
2019年3月16日、青山学院大学青山キャンパス(東京都渋谷区)において、青山学院大学教育人間科学部創立10周年記念シンポジウム「リーディングのこれから」(3/16・東京)が開催されます。
現在の大学では、学習スキルの修得において、また情報リテラシーの一環として、読む力(リーディング力)の育成が重要になっていることを踏まえ、大学におけるリーディングを考える上での示唆を得ることを目的として開催されるものです。
参加費無料、事前申し込み不要です。主なプログラムは次のとおりです。
第一部:トークショー ・作家・あさのあつこ氏
2019年3月11日、日本建築学会は同年3月1日付で「千葉県立中央図書館の保存活用に関する要望書」を同学会ウェブサイトで発表しました。
同学会は要望書において、建築の観点から千葉県立中央図書館の歴史的価値を取り上げたうえで、他用途への転用も含めた建築物の保存活用を要望し、耐震補強等に関する相談を受け付けると述べています。
千葉県立中央図書館の保存活用に関する要望書(日本建築学会,2019/3/1)[PDF:9ページ] https://www.aij.or.jp/jpn/databox/2019/20190301.pdf
参考: 千葉県、「千葉県立図書館基本構想」を公表 Posted 2018年1月18日 http://current.ndl.go.jp/node/35329
2019年3月11日、日本建築学会は「著作権法改正に伴う「ダウンロード違法化の対象範囲の見直し」についての緊急会長声明」を同学会ウェブサイトで発表しました。
声明では、著作権法改正における「ダウンロード違法化の対象範囲の見直し」は、教育、研究、創作等のための情報収集やコミュニケーションに悪影響をもたらすとし、建築学の調査研究や建築設計の活動においても同様であると指摘しています。日本建築学会は、著作権法改正に伴う「ダウンロード違法化の対象範囲の見直し」について反対し、当該箇所を法案から削除する、または現在の法案に「原作のまま」「権利者の利益を不当に害する場合」という要件を付け加えることを求めています。
著作権法改正に伴う「ダウンロード違法化の対象範囲の見直し」についての緊急会長声明(日本建築学会,2019/3/11) https://www.aij.or.jp/news/index.html?newsId=421
2019年3月6日、米国著作権局が、コンセプト実証(proof of concept)を行なっている仮想カード目録(VCC)に、著作権登録、著作権譲渡、ペンネームファイル等といった情報を含む、1870年から1954年までの2,400枚を超すカードの画像を追加したと発表しています。
今回の追加により1870年から1977年までの4,100万枚を超すカードの画像が検索対象となりました。
Copyright Office Adds 24 Million Images to Virtual Card Catalog Proof of Concept(U.S. Copyright Office,2019/3/6)https://www.copyright.gov/newsnet/2019/751.html
VIRTUAL CARD CATALOGhttps://vcc.copyright.gov/
韓国・ソウル特別市の西大門区立図書館が、区立3館及び小さな図書館13館で、2019年の1年間、毎月特定のテーマを決めて紹介する「読書キュレーション」、及び、「読書相談サービス」を実施すると報道されています。
「読書キュレーション」は、司書が選定した図書のリストを提供する「月間読書処方箋」(2009年から2018年)が元となっており、選定された1,800点余りの図書からリストが作成され、図書館のウェブサイトやニュースレターを通じて提供されます。
また「読書相談サービス」は、西大門区立李珍阿記念図書館が、読書療法の専門機関「休読書治療研究所」と連携し、毎月、希望する利用者に対して専門的な読書相談を実施するものです。図書館のウェブサイトを通して定期的にオンライン相談が行われるほか、毎月最終火曜日には読書カウンセラーが図書館を訪れ、利用者との個人面談を通して悩みの解決方法を提供します。
서대문구립도서관, 생활밀착형 독서서비스(시정일보,2019/3/12)http://www.sijung.co.kr/news/articleView.html?idxno=227184
2019年3月12日、秋田県の横手市立雄物川図書館が、ジャーナリスト・故むのたけじ氏からの寄贈資料の常設展示を開始するとともに、3月24日に記念講演会を開催すると発表しています。
同市で『週刊新聞たいまつ』を30年間発行してきたむの氏が3年前に亡くなるまで所蔵していた図書、書簡や講演の原稿、新聞の切り抜き等が2018年に同館に寄贈され、その整理がある程度進んだことから一部を同館2階で常設展示することになったものです。
むのたけじ氏寄贈資料 常設展示開始 記念講演会(横手市,2019/3/12)https://www.city.yokote.lg.jp/tosho/page000110.html
参考: 小田原市立図書館(神奈川県)、同市出身の脚本家・映画助監督である廣澤榮氏旧蔵資料の寄贈を受け入れ Posted 2019年2月19日http://current.ndl.go.jp/node/37610
2019年3月1日、神奈川県立川崎図書館が、社史フェアおよび社史関連情報について紹介するTwitterアカウントを開設したと発表しています。
お知らせ一覧(神奈川県立川崎図書館)https://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/information/info.htm ※「公式Twitter「社史フェア・神奈川県川崎図書館社史情報」はじめました(3月1日up)」とあります。
@kanagawa484(Twitter)https://twitter.com/kanagawa484 ※社史フェア・神奈川県立川崎図書館社史情報
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