アーカイブ - 2019年 11月 28日 - car

来館者が気に入った椅子を見つけて投票する沖縄県立図書館の展示「おきなわの木・いす展」の投票結果が発表される

2019年11月26日、沖縄県は、2019年10月16日から11月11日まで沖縄県立図書館で開催された展示「おきなわの木・いす展」について、来館者による「わたしの好きな椅子」への投票で上位となった三作品を発表しました。投票総数は843票でした。

上位三作品の写真や製作者名、寄せられたコメント等も公開されているほか、2019年11月27日から12月12日まで、沖縄県立図書館内で三作品の展示も行われます。

「おきなわの木・いす展」順位発表について(沖縄県, 2019/11/26)
https://www.pref.okinawa.jp/site/norin/shinrin/shigen/okinawanokiisutennzixyunni.html

東洋文庫、画像データベース「梅原考古資料 日本弥生時代之部」を公開

2019年11月28日、公益財団法人東洋文庫は、画像データベース「梅原考古資料 日本弥生時代之部」の公開を発表しました。

故・梅原末治博士が発掘蒐集した弥生時代遺跡の出土資料と、同博士が収集した日本の考古学研究機関もしくは考古学者の所蔵出土資料の写真・記録を集成したデータベースであり、総件数は約3,000とあります。表示される画像は識別用の小サイズのものとなっていますが、ユーザー登録を行なえば拡大画像、詳細画像の閲覧が可能です。

なお、資料を利用して著作物を公刊する場合には、その刊行物を特定できる情報を事前に同文庫に通知するよう求めています。

【ライブラリ】梅原考古資料 日本弥生時代之部 公開(東洋文庫, 2019/11/28)
http://www.toyo-bunko.or.jp/oshirase/oshirase_showeach_db.php?tgid=127

東京海洋大学附属図書館、貴重書156点を「新日本古典籍総合データベース」で公開

2019年11月21日、東京海洋大学附属図書館は、同館所蔵の貴重書156点を11月7日に「新日本古典籍総合データベース」で公開したことを発表しました。

「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」(歴史的典籍NW事業)により2017年度にデジタル化されたものであり、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスが採用されています。

[共通]当館所蔵の貴重書をデジタル化・公開しました(東京海洋大学附属図書館, 2019/11/21)
http://lib.s.kaiyodai.ac.jp/jov4dv7h2-2255/#_2255

東京海洋大学附属図書館 画像一覧(新日本古典籍総合データベース)
https://kotenseki.nijl.ac.jp/page/list-tkyl.html

カナダの出版団体BookNet Canada、読書会に関する調査報告書“Reading Together: Book Clubs in Canada”を刊行

2019年11月20日、カナダの出版団体BookNet Canadaが、読書会(book club)に関する調査報告書“Reading Together: Book Clubs in Canada”を刊行しました。

報告書本文は有料ですが、プレスリリースでは、

・カナダの本の購買者のうち、読書会や読書グループに所蔵している割合が、2018年から2019年の最初の9か月の間に、7%から14%に増加した。

・有名人による読書会が近年流行しているが、読書会の会員で、有名人の読書会に参加しているのは半分以下(47%)である。

・有名人の読書会に参加している人のなかでは、オプラ・ウィンフリー氏(46%)、エマ・ワトソン氏(26%)、エマ・ロバーツ氏(20%)、サラ・ジェシカ・パーカー氏(17%)、リース・ウィザースプーン氏(17%)の順で人気である。

・読書会の参加目的は、本について会話するため(64%)、新しい本に触れるため(56%)、新しい友人に出会うため(50%)、友人と交流するため(39%)、世間話をするため(31%)の順となっている。

・読書会の対象となった本を知った場所は、口コミ(52%)、書店(49%)、図書館(44%)の順番である。

中央大学多摩キャンパス中央図書館、学生企画展示「手でみて楽しむ絵本展」を開催

中央大学が、2019年12月2日から7日まで、中央大学多摩キャンパス中央図書館(東京都八王子市)の2階展示コーナーにおいて、学生企画展示「手でみて楽しむ絵本展」を開催することを発表しています。

この展示は同大学文学部の横山佐紀准教授のゼミに所属する学生の企画によるものです。同大学が所蔵する、視覚障害者向けにさわることで「数」や「形」を学べる工夫がなされた10点程度の絵本の展示が行われます。展示される主な作品として、『はらぺこあおむし:点字つきさわる絵本』やフランスの出版社から刊行された『赤ずきんちゃん』などが紹介されています。

展示は中央大学の学外者も観覧することができます。また、展示期間中には企画者の学生による10分程度のギャラリートークが行われます。

中央大学文学部准教授 横山佐紀のゼミ学生による企画展示「手でみて楽しむ絵本展」を開催(中央大学,2019/11/27)
https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/press/2019/11/46869/

Open Preservation Foundation(OPF)、デジタルオブジェクトのファイルフォーマット識別ツールfidoバージョン1.4.0のリリース候補版を公開

2019年11月26日、デジタル資料の長期保存を目指す非営利団体Open Preservation Foundation(OPF)は、デジタルオブジェクトのファイルフォーマット識別ツールfido(Format Identification for Digital Objects)バージョン1.4.0のリリース候補版公開を発表しました。

fidoはOPFが開発するオープンソースのコマンドラインツールです。新しく公開されたバージョンでは、2020年1月のPython 2サポート終了に備えたPython 3への対応や拡張子の一致を無効化できる新しいコマンドラインオプションの追加、組み込みコンテナの処理時にフォーマットレジストリPRONOMがクラッシュする事象の修正など、新機能の追加とバグの修正が行われています。

OPFは公開されたリリース候補版へのフィードバックを求めています。

米・SPARC、高等教育機関向けに学術データとその基盤への出版業界の統制増大に対抗するためのロードマップを公開

2019年11月19日、米・SPARCは、高等教育機関向けに学術データとその基盤への出版業界の統制増大に対抗するためのロードマップとなる報告書として、“A Roadmap for Action : Academic Community Control of Data Infrastructure”の公開を発表しました。

このロードマップは、2019年前半に公開済の学術出版業界の現況に関するSPARCの詳細分析を踏まえて作成されています。筆頭著者である市場アナリストのClaudio Aspesi氏は、ロードマップ作成の背景として、「学術出版業界は大きな変革期にあり、従来までのコンテンツ提供事業だけでなくデータ分析をも事業化しようとしている。この傾向は重要な意味を持つものであり、高等教育機関の財政、中核的使命、重要情報を管理するための機能に深い影響を及ぼす可能性がある。この変化する状況には、隠れてはいるが負の帰結につながりうる対処すべき重大な問題が含まれている。今行動を起こさなければならない」とコメントしています。

北米の都市図書館協議会(ULC)の電子書籍への公平なパブリック・アクセスの必要性に関する声明に対して北米の市・郡の公選役職者77人が署名

2019年11月7日、北米の都市図書館協議会(ULC)は、電子書籍への公平なパブリック・アクセスの必要性に関する声明“Statement on Equitable Public Access to E-Books”に対して、北米地域の市長や郡長官等の公選役職者77人が署名したことを発表しました。ULCは署名者が所属する自治体の住民数を合計すると4,400万人以上に上ることを発表しています。

韓国国立中央図書館(NLK)、2019年度の図書館サービス向上功労者・団体を発表

2019年11月27日、韓国国立中央図書館(NLK)は、同日開催の「協力セミナー」において、2019年度の図書館サービス向上功労者・団体の授賞式(8部門)を行ないました。

公共図書館協力業務部門では、積極的な文化プログラムや利用者の利便性を考慮した情報サービスの実施が評価された公州市生涯学習課の司書や、地域代表図書館としての各館種の図書館や海外の図書館との持続的な交流や、官民学の読書文化関連団体との積極的な協力による読書振興事業の実施が評価された大田広域市のハンバッ図書館等が受賞します。

図書館革新アイデア論文・優秀事例募集部門では、専門図書館のコンテンツキュレーション・展示モデルを提案したエネルギー経済研究院の司書、青少年の文化芸術教育と地域の文化遺産を組み合わせて地域社会に寄与する図書館の役割を提案した仁川広域市永宗図書館の司書、人と空間をつなぐ大学図書館のスマートスペースを実現した成均館大学校学術情報館等が選ばれました。

図書館ビックデータ優秀活用事例・アイデア募集部門の活用事例部門では、ソウル特別市の江南区立図書館が、アイデア部門では「図書館文化プログラム情報統合プログラム」を提案したチーム等が選出されています。

全国遺跡報告総覧、「書誌ページQRコード表示機能」等を追加

2019年11月26日、奈良文化財研究所が、全国遺跡報告総覧に、「書誌ページQRコード表示機能」を追加したと発表しています。

書誌詳細ページに書誌情報を示すDOIのQRコードを表示したもので、QRコードは、画像ファイルとしてダウンロードすることができます。

配布資料や案内看板等に、参考資料のQRコードを掲載することで、過去資料の活用が簡便になると紹介されています。

新規登録コンテンツに関しては、QRコードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があると説明されています。

あわせて、「シリーズ番号順並び替え機能」も追加され、検索結果画面にて、シリーズ番号順に並び替えが可能となっています。

全国遺跡報告総覧:書誌ページQRコード表示機能とシリーズ番号順並び替え機能公開のお知らせ(なぶんけんブログ, 2019/11/26)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2019/11/soranqr.html