アーカイブ - 2019年 10月 10日 - car

佛教大学附属図書館、Ex Librisのクラウド型図書館システム“Alma”の採用を決定

2019年10月8日付のProQuest社のお知らせで、佛教大学附属図書館(京都市)がProQuest社傘下Ex Librisのクラウド型図書館システム“Alma”の採用を決定したことが発表されています。

佛教大学附属図書館は、すでに導入済のEx Librisのウェブスケールディスカバリサービス“Summon”とともに“Alma”を利用する予定です。現在、ローカルの統合図書館システム(ILS)を“Alma”へ置き換える作業が進められています。

ProQuest社は、佛教大学が“Alma”の採用により、従来のILSでは不可能であった電子ジャーナル・電子書籍・デジタル資料・紙資料等の効率的な管理を実現できる、としています。

米・スタンフォード大学図書館、100以上の貴重書に関する書誌・蔵書目録・販売目録等の全文検索が可能なリソースとして“Rarebooks”を公開

米・スタンフォード大学図書館の月刊ニュースレター“Remix”の140号(2019年9月刊行)において、同館が新たに公開したリソース“Rarebooks”が紹介されています。

“Rarebooks”は研究者・学生・図書館員・書籍専門家・収集家等向けのリソースです。“Rarebooks”は、世界文学・博物学・理学・医学・工学等様々な分野の100以上のデジタル化された貴重書に関する書誌・蔵書目録・販売目録等について、100万ページ近くに及ぶ全文検索機能を備えています。

Stanford Libraries Remix: A Monthly Newsletter, Issue 140, September 2019
https://mailchi.mp/stanford/sep2019remix?e=396e2a48b0

オーストラリア図書館協会(ALIA)、「メンタルヘルスデー」を支援すると発表:全国の図書館・情報専門家に対し参加を呼びかけ

2019年10月10日、オーストラリア図書館協会(ALIA)は、メンタルヘルスに関する問題の世間の認識を高めることを目的としている同日の「メンタルヘルスデー」を支援すると発表しました。

同国の図書館はメンタルヘルスに関する重要な話し合いをしており、メンタルヘルスに関する問題を抱える人々を支えているとし、全国の図書館や情報専門家に対してその先頭に立つととともに、同国のNPO・Mental Health Australiaが行っている、メンタルヘルスに対する偏見を減らし、より多くの人が助けや支援を求められるようにするための約束をする“#MentalHealthPromise”のページを公式ウェブサイト上に作成するよう求めています。

沖縄県公文書館、デジタルアーカイブ「琉球政府の時代」を公開

2019年10月10日、沖縄県公文書館は、デジタルアーカイブ「琉球政府の時代」の公開を発表しました。

1945年から1972年にかけて米国統治下にあった沖縄で、住民側の統治機構として存在した琉球政府やその前身機関の公的記録である「琉球政府文書」について、同館所蔵分を順次デジタル化し公開を行うウェブサイトです。

同館がこれまで公開していた「琉球政府文書デジタルアーカイブ」をリニューアルしたものであり、公開に関するお知らせ記事では、今回新たにコンテンツ「歴史年表」「刊行物」を追加したこと等が紹介されています。

2019年10月10日:ウェブサイト「琉球政府の時代」がオープン!(沖縄県公文書館, 2019/10/10)
https://www.archives.pref.okinawa.jp/news/business_diary/8896

ガース・ブルックス氏、米国議会図書館(LC)によるガーシュウィン賞を受賞

2019年10月2日、米国議会図書館(LC)は、2020年のガーシュウィン賞の受賞者を、米国のカントリー歌手、作曲家であるガース・ブルックス氏に決定したと発表しました。

2007年に、LCにより創設されたガーシュウィン賞は、米国を代表する作曲家・ガーシュウィン兄弟(Ira Gershwin、George Gershwin)にちなみ、ポピュラー音楽で世界の文化に大きな影響を与えた作曲家・演奏家に対し贈られる賞です。

賞は、2020年3月にワシントンD.C.で開催されるオールスタートリビュートコンサートにおいて授与されます。コンサートの様子は、公共放送サービス(PBS)を通じて全米で放映されます。

研究データ管理に関する無料の図書館員向けオンライン講座“Research Data Management Librarian Academy”が開始

LJ infodocketの2019年10月8日付け記事で、研究データ管理(RDM)に関する無料のオンライン講座“Research Data Management Librarian Academy”(RDMLA)の開始が紹介されています。

RDMLAのウェブサイトによれば、世界中の研究集約的な環境で勤務する図書館員や情報専門家らのための専門スキル開発プログラムであり、無料のオンライン講座を提供する“Canvas Network”上で公開されています。特徴として、米・ハーバード大学図書館やブラウン大学、エルゼビアなど、複数の機関によるパートナーシップが挙げられています。

RDMLAのカリキュラムは、RDMにおいて研究者との効果的に連携するために必要不可欠な知識やスキルに焦点を当てており、RDMの基礎、研究文化、図書館でのRDMサービスの提唱とマーケティング、プロジェクト管理、RDMツールの概観などのトピックを扱う8つのオンライン自習型学習ユニットを備えているとあります。なお、受講には登録が必要となっています。

OCLC Research、北米の図書の共同管理コレクションの現状をまとめたポジションペーパーを公開

2019年9月26日、OCLC Researchが、米国・カナダにおける、図書の共同管理コレクションの現状をまとめたポジションペーパーを公開しています。

WorldCat登録されている米国・カナダの共同管理コレクションが対象で、調査結果として以下を指摘しています。

・コレクションは、5,920万タイトル9億9,430万点の所蔵があり増え続けている
・重複によりコレクションが希薄化している
・コレクションには多様な出版国、言語の資料が含まれている
・米国北東部がコレクションの集中地域である
・両国のほとんどの地域で冊子版の図書の出版数が所蔵数を上回っている
・コレクションの規模と範囲は、主要な研究機関のみでなく、両国の全ての図書館による貢献の結果である

米国国立公文書館(NARA)、レコードグループ単位で電子化の進捗状況や調査ツールを案内する“Record Group Explorer”を公開

2019年10月2日、米国国立公文書館(NARA)が、“Record Group Explorer”の公開を発表しています。

所蔵する膨大な記録へのアクセスを改善するためのNARAの戦略目標の一つとして、デジタルツールの開発を位置付けており、“Record Group Explorer”の開発はそのための第一歩として位置づけられています。

利用者が記録類の規模や構成を理解し、NARAの目録を通して利用できるものを調べるためのインターフェイスとして提供するもので、画面上のレコードグループ(Record Group)ごとの青色のボックスをクリックすると、オンラインで利用可能な電子化コンテンツの概観や、さらなる調査のための情報源や市民アーキビスト(citizen archivist)のページへのリンクが貼られています。

NARAでは今後も利用者の意見を聞きながら、利用者が望む方法で記録類を提供するための追加のツールの開発を行っていくとし、最終目標として、同館の目録の利用者が、利用自身が独自の“finding aid”を開発し、記録を調査するための道筋を作り出すことができるようにすることであるとしています。

全国美術館会議、文化庁長官宛に「『あいちトリエンナーレ2019』への補助金不交付の撤回を求める要望書」を提出

全国美術館会議が臨時理事会の承認を経て文化庁長官宛に提出した、2019年10月9日付の「『あいちトリエンナーレ2019』への補助金不交付の撤回を求める要望書」が、同会議のウェブサイトで公開されています。

提出された要望書は、文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」への一度採択されていた補助金を不交付にすると発表したことを受けたものです。今後の各地の芸術祭だけでなく、助成の必要な美術館の自主的展覧会企画を委縮させる恐れがあることから、補助金不交付決定の撤回を強く要望した内容です。

事務局から(全国美術館会議)
http://www.zenbi.jp/
※2019年10月9日付で「「『あいちトリエンナーレ2019』への補助金不交付の撤回を求める要望書」について、臨時理事会の承認を経て、宮田文化庁長官に提出しました。」とあります。

ルクセンブルク国立図書館(BnL)の新館が開館:90言語以上の図書・DVD・録音資料等を所蔵し館内に音楽室等も設置

ルクセンブルク国立図書館(BnL)の新館が、2019年9月30日の落成式を経て、翌10月1日から開館しました。

Luxembourg Times紙の2019年10月1日付の記事によると、BnLの新館は10年の準備期間、5年の建築期間、180万点以上の資料の4か月にわたる移転期間を経て開館しました。新館の建築費は1億1,100万ユーロであり、ルクセンブルク語からスカンジナビア語、アフロ・アジア語、ラテン語、ヘブライ語、サンスクリット語、現代インド語など、90言語にわたる図書・DVD・録音資料等のコレクションを所蔵していることを特徴として挙げています。その他、電子ピアノや利用可能な楽譜、遮音設備を備えた「音楽室」や児童書と子ども用のおもちゃを備えた「ファミリールーム」など、館内の特徴的な設備についても紹介されています。

真庭市立中央図書館(岡山県)、地元酒蔵の蔵元による講座「日本酒を識る」を開催:試飲会も実施

岡山県の真庭市立中央図書館が、2019年11月3日、講座「日本酒を識る」を開催します。

同館を会場とした、同地の酒蔵「御前酒辻本店」の七代目蔵元による、酒造り・菌の種類・蔵のこだわりやおススメなど、ものづくり・日本酒文化についての約50分の講座ののち、同館から徒歩2分の御前酒辻本店に移動しての試飲会(甘酒、酒粕キャンディ、仕込水もあり)も行なわれます。

講座受講は無料ですが試飲への参加には500円が必要です。

真庭市立中央図書館でまなぶ、味わう「日本酒を識る」(真庭市立図書館)[PDF:1ページ]
https://lib.city.maniwa.lg.jp/osake11031.pdf

「日本酒を識る」開催のお知らせ(真庭市)
http://www.city.maniwa.lg.jp/webapps/www/event/detail_1.jsp?id=13173