アーカイブ - 2018年 9月 - car

9月 19日

京都市図書館とジュンク堂書店京都店が読書活動推進で連携:子ども向けブックリスト「本のもり」掲載本を店舗で紹介

京都市図書館が、ジュンク堂書店京都店とのコラボ企画『「本のもり」を巡って~図書館と本屋さんのコラボレーション~』を2018年9月21日から10月19日まで実施すると発表しています。

同館が作成したブックリスト「本のもり」(「赤ちゃん編」「幼児編」「小学校低学年編」「小学校中学年編」「小学校高学年編」「中学校編」の6種類)で紹介した本を、ブックリストとともにジュンク堂書店京都店の児童書売場で展示するものです。

国立情報学研究所(NII)、「国内参加館同士のILL(北海道地震の影響によるILLレコードの特別措置について)」を公開

国立情報学研究所(NII)は、「平成30年北海道胆振東部地震」の影響による、北海道内のNACSIS-CAT/ILL参加館の2018年9月12日現在のILLの受付状況を同所ウェブサイトにて公開しています。

NIIは地震発生に伴う全道の停電を受けて、2018年9月6日に北海道内の参加館全てのILLのステータスを受付不可に一旦切り替えました。その後、同所は参加館にILL受付の可否を連絡するよう呼びかけ、9月12日時点での状況をまとめています。受付可能になった館は、自館でステータスを受付可に変更するよう伝えています。

【重要】北海道地震の影響によるILLレコードの特別措置について(NII,2018/9/7)
https://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/2018/09/ill_40.html

9月 18日

米国大学・研究図書館協会(ACRL)の出版部門、大学図書館のマーケティング活動に関して調査したホワイトペーパーを公開

2018年9月14日、学術書の書評誌Choiceを発行する米国大学・研究図書館協会(ACRL)の出版部門が、大学図書館のマーケティング活動に関して調査したホワイトペーパーを公開しました。

ホワイトペーパーでは、大学図書館におけるサービスやリソースの利用促進方法、大学図書館がおこなっている戦術、戦術の成功例・失敗例、特にデジタルリソースに焦点を当てて資金や人材の調達を行なっている館などを概観しています。

閲覧には登録が必要です。

Choice Releases Marketing Academic Library Resources and Services White Paper(ACRL insider,2018/9/14)
https://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/16321

和歌山市立博物館で特別展「お殿様の宝箱 南葵文庫と紀州徳川家伝来の美術」が開催中

2018年9月15日から10月21日まで、和歌山市立博物館において、特別展「お殿様の宝箱 南葵文庫と紀州徳川家伝来の美術」が開催中です。

紀州徳川家15代・徳川頼倫が創設した私設図書館「南葵文庫」の公開110年及び紀州徳川家初代・徳川頼宣の和歌山入国400年を記念して開催されるものです。

「南葵文庫」からは、蔵書目録、徳川慶喜直筆の「南葵文庫」の扁額、「南葵文庫写真帖」、南葵文庫の旧蔵資料、南葵文庫の月俸書等が展示されており、また、第16代当主徳川頼貞が収集し和歌山県立博物館等に寄託されている西洋音楽関連のコレクション「南葵音楽文庫」からもヴェートーベンの自筆楽譜等が展示されているほか、オークションで散逸してしまった紀州徳川家旧蔵の美術品や徳川頼倫旧蔵の写真資料等も展示されています。

[特別展]お殿様の宝箱 南葵文庫と紀州徳川家伝来の美術(和歌山市立図書館)
http://www.wakayama-city-museum.jp/exhibition-now.html

米国国立公文書館(NARA)、災害時・緊急時に事業を継続させる上で重要な記録を保存するための指針“Essential Records Guide”を公開

2018年9月14日、米国国立公文書館(NARA)が“Essential Records Guide”を公開しました。

1996年に策定された、災害時や緊急時に事業を継続させる上で重要な記録を保存するための指針「バイタルレコードガイド」(Vital Records Guide)の改訂版です。

今回の改訂では、米・連邦緊急事態管理庁(FEMA)の指針が取り入れられており、また、電子的記録に関する情報、近年の災害からの教訓、基幹記録を管理する省庁のためのオプションツール、旧式化した情報の置換といった情報も書かれています。その他、ページ数の縮小や写真や図の活用、参考文献・規格・有益なウェブサイト情報の掲載等の改訂も行なわれています。

同指針は、DEMAの“Continuity Resources Toolkit”にも掲載される予定です。

米国図書館協会(ALA)、ハリケーン・フローレンスの被害を受けた図書館及び住民の支援活動を実施中であることを発表

2018年9月14日、米国図書館協会(ALA)が、ノースカロライナ州・サウスカロライナ州・バージニア州の各図書館協会とともに、ハリケーン・フローレンスの被害を受けた図書館の支援を行っていると発表しています。

また、保険の申請やインターネットへの接続、救援・復興情報の入手といったニーズを持つ住民のライフラインとしての役割を果たすべく大西洋沿岸部の図書館を対象とした支援活動も行なわれているとのことです。

また、ALAでは、防災や災害時に支援を提供する組織の情報、オンライン上で公開されている復興のためのリソース、冊子体のリソースの書誌情報を掲載したLibGuide“Library Disaster Preparedness & Response”を提供していることを案内しています。

東亜図書館協会(CEAL)、新しいウェブサイトのBeta版を公開

2018年9月14日、東亜図書館協会(CEAL)の図書館技術委員会(Library Technology Committee)が、CEALの新しいウェブサイトのBeta版を公開し、意見を求めています。

WordPressで作成されており、ドロップダウンによるナビゲーションバーの設置、レスポンシブ対応、デザインの統一、画像・写真の掲載増、年次総会資料の集約、等が行われていますが、Beta版には一部コンテンツのみ掲載されています。

新しいウェブサイトの正式公開は2019年です。

We need your feedback - Beta version of New CEAL website now available! (CEAL,2018/9/14)
http://cealnews.blogspot.com/2018/09/we-need-your-feedback-beta-version-of.html

龍ケ崎市(茨城県)が運営する漫画図書館・市街地活力センター「まいん」、2018年9月30日に閉館:市関連施設での再利用分等を除いた一部の蔵書を市民に無料配布

茨城県龍ヶ崎市が運営するまんが図書館である、市街地活力センター「まいん」が、2018年9月30日に閉館すると発表しています。

市民相互の交流とコミュニティ活動を推進し同市の中心市街地の活性化を図るための施設として建設され、約2万冊のまんがや絵本が自由に閲覧できましたが、社会情勢や生活環境の変化などを受け、一定の役目を終えたとの判断のもと閉館することとなったものです。

同市では、蔵書(まんが本・児童書等)の有効活用を図るため、市関連施設での再利用分等を除いた一部の蔵書について、市民へ無料で譲るとしており、2018年10月6日から10月21日まで、同センターにおいて無料配布が行われます。

市街地活力センター「まいん」閉館のお知らせ(龍ヶ崎市,2018/9/7)
https://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/kurashi/shisetsu/sonota/155100a20180907.html

砺波市(富山県)の中学生が総合学習の時間で作成した動画「図書館を利用しよう! その1」

富山県の砺波市立図書館が、同館の公式Twitterで、同市の中学生が総合学習の時間で作成した動画「図書館を利用しよう! その1」を紹介しています。

続編も製作中とのことです。

Twitter(tonami_citylib,2018/9/16)
https://twitter.com/tonami_citylib/status/1041354196409151488

図書館を利用しよう! その1 (YouTube,2018/9/16)
https://youtu.be/ZsJMI7tBAFI

9月 14日

国際図書館連盟(IFLA)、“Trend Report”の2018年版を公開

2018年8月28日、国際図書館連盟(IFLA)が、“Trend Report”の2018年版を公開しました。

IFLA Trend Reportは、図書館をめぐる最新の社会動向に関し、図書館界と各分野の専門家による対話を経て作成されたものです。2013年に初めて公開され、2016年からは毎年更新版が公開されています。

2018年版は、今年3月にスペイン・バルセロナで開催された“IFLA President's meeting”での発表をベースとしており、「シナリオ・プランニングと図書館」「攻撃を受けている図書館」「図書館が考慮すべき問題」「図書館とコミュニティのネットワーク」という、各分野の専門家による4つの論考を掲載しています。

Facing the Future with Confidence: IFLA’s Trend Report Update 2018(IFLA,2018/8/28)
https://www.ifla.org/node/67015

生物多様性遺産図書館(BHL)、新しいバージョンのAPIを公開

2018年9月10日、生物多様性に関する文献をデジタル化して提供している「生物多様性遺産図書館」(Biodiversity Heritage Library:BHL)が、新しいバージョンのAPI(Version 3)を公開したと発表しました。

Version 3では、SOAPインターフェースの廃止、メソッドの追加・変更・廃止、データ項目名の変更などが行われています。Version 2とは別のエンドポイント(APIへのアクセス用URL)を設けており、現状ではVersion 2と3のエンドポイントが併存していますが、将来的にはVersion 2のエンドポイントの削除が予定されています。

Version 3 of the BHL API Now Available(BHL Blog,2018/9/10)
https://blog.biodiversitylibrary.org/2018/09/version-3-of-the-bhl-api-now-available.html

Wiley社とClarivate Analytics社が連携し、Clinical Genetics誌にオープンピアレビューのワークフローを導入

2018年9月13日、Wiley社とClarivate Analytics社は、両社が連携し、オープンピアレビューのワークフローを導入したことを発表しています。

Wiley社が発行するClinical Genetics誌に、Clarivate Analytics社の査読登録サービスPublonsとオンライン投稿・査読システムScholarOneを導入してオープンピアレビューのワークフローを実現させたもので、多様な出版プロセスに適用可能な拡張可能なモデルを開発することを目的としています。

査読プロセスの各要素にもDOIが付与されます。

COUNTERプロジェクト、研究データの評価指標に関する実務指針の第1版を公開

2018年9月14日、COUNTERプロジェクトが、研究データの評価指標に関する実務指針“Code of Practice for Research Data Usage Metrics”の第1版を公開しました。

カリフォルニア電子図書館(CDL)、DataCite、DataONE、からなる研究データの評価指標に関するMake Data Count(MDC)プロジェクトとCOUNTERプロジェクトが共同で策定したものです。

「COUNTER実務指針第5版」の内容と可能な限り調整されていますが、研究データ固有のものに関しては、「COUNTER実務指針第5版」から離れて特別に対応しています。

COUNTERプロジェクトでは、あわせて第1版への意見を募集しており、寄せらせた意見は第2版に反映させるとしています。

@ProjectCounter(Twitter,2018/9/14)
https://twitter.com/ProjectCounter/status/1040263879539011585

OCLC Researchとカナダ研究図書館協会(CARL)、研究図書館界の動向・優先事項等に関する調査を実施中

2018年9月13日、OCLCは、OCLC Researchが、カナダ研究図書館協会(CARL)と連携し、カナダの31機関を対象に研究図書館のイノベーションの動向と優先事項に関する調査を実施していると発表しています。

研究図書館界における動向・能力・優先事項に関する知見を得るために行なわれているもので、今後のOCLC・OCLC Research・CARLの連携の可能性を明らかにすることが期待されています。

同調査は、英国・オランダ・ドイツ・オーストリア・スイス・デンマーク・スペイン・フランス・イタリアの238機関を対象に2017年に行った調査に続くもので、今後は、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)との連携のもと、オーストラリア・ニュージーランドの研究図書館を対象とした調査も行われる予定です。

韓国図書館協会・文化体育観光部、ワークライフバランスの定着を目的に職場で人文学系プログラムを実施する事業の対象企業・団体を発表

2018年9月12日、韓国図書館協会(KLA)と文化体育観光部は、忙しい社会人のために職場で人文学系プログラムを実施する事業「訪問社会人人文学」事業の対象企業・団体15か所を発表しました。

同事業は「図書館道の上の人文学」事業の一環として2016年から中小企業・団体を対象に行われているもので、2018年度は、日々の生活で疲れているものの、繁忙のために文化系のプログラムに参加して仕事や生活の価値を見出し、再充電のための時間を過ごすことができない社会人を対象にカスタマイズしたプログラムも実施されます。

プログラムでは、電話相談室員を対象とした対話方法に関する講演や、コールセンターに勤務する外国籍の従業員を対象としたラップによるストレス発散といった内容のほか、建築・広告・音楽・食文化・対人関係・健康といったワークライフバランスに資するための講演や体験型イベントが行われます。

また、文化体育観光部では、ワークライフバランスに取り組む社会人を対象に、余暇時間に参加できる「図書館道の上の人文学」事業の社会人プログラムを今年度後半に全国7つの図書館で実施するとしています。

【イベント】アート・ドキュメンテーション学会第11回秋季研究集会(10/13・東京)

2018年10月13日、東京都文京区のお茶の水女子大学で、アート・ドキュメンテーション学会(JADS)第11回秋季研究集会が開催されます。

9件の研究発表に加え、お茶の水女子大学歴史資料館及び同大学附属図書館の見学会、大学資料整理についての講演が行われます。参加費は正会員が1,000円、非会員が1,500円です。定員は120人で、申込みが必要です。

内容は次のとおりです。

発表1:酒井晶氏(東京国立博物館)
アート・ドキュメンテーションにおける“弁当型”検索の親和性と展望

発表2:黒澤美子氏(公益財団法人石橋財団ブリヂストン美術館学芸課司書)
石橋財団アートリサーチセンターライブラリーの取り組みについて

発表3:住広昭子氏(東京国立博物館学芸企画部情報資料室)
ミュージアム・ライブラリーにおける館蔵文化財情報と文献情報の関連付けについて--東京国立博物館資料館の試み

発表4:グッド長橋広行氏(ピッツバーグ大学図書館)
JALプロジェクト参加者、現場からの報告

講演:長嶋健太郎氏(お茶の水女子大学図書・情報課大学資料担当)
お茶の水女子大学の資料整理について(仮題) 

【イベント】専門図書館協議会イブニングセミナー(関東地区)「大学図書館における研究・学習支援としてのレファレンス・サービスのあり方」(9/20・東京)

2018年9月20日、専門図書館協議会が、日本図書館協会会館において、イブニングセミナー(関東地区)「大学図書館における研究・学習支援としてのレファレンス・サービスのあり方」を開催します。

同セミナーでは、早稲田大学図書館の長谷川敦史氏による、現場の事例の質的分析に基づいた大学図書館のレファレンス・サービスの実態など、大学図書館の研究支援・学習支援の現状とレファレンス・サービスの課題についての講義が実施されます。

参加費は同協議会の会員は無料で、非会員は有料です。定員は50人(先着順)で、事前の申し込みが必要です。

9月 13日

米・都市図書館協議会(ULC)、革新的なプログラムを実施した公共図書館を称える“Top Innovators 2018”を発表

米・都市図書館協議会(ULC)が、革新的なプログラムを実施した公共図書館を称える“Top Innovators 2018”を発表しています。

2018年9月6日に開催されたULCの2018年年次総会で発表されたもので、北米の70を超す図書館から寄せられた220余りの応募の中から審査員により選ばれたものです。

特別賞(Honorable Mention)とあわせて、分野別に以下の20館が選出されています。

・Top Innovators
【教育(乳児から10代)】サンフランシスコ公共図書館(カリフォルニア州):FOG Readers: Helping Struggling Readers Succeed

【教育(成人)】ブルックリン公共図書館(ニューヨーク州):Teacher Lab: Library Literacy and Classroom Teachers

【人種的・社会的公正】ピマ郡公共図書館(アリゾナ州):Library Restorative Practices for Youth

【市民やコミュニティへの関与】ロサンゼルス公共図書館(カリフォルニア州):New Americans Initiative

Open Research Funders Group(ORFG)、利害関係者のオープンサイエンスへの理解促進を目的とした資料集“Open 101”を公開

2018年9月12日、大手研究助成機関が結成したOpen Research Funders Group(ORFG)が、オープンサイエンスのメリットの理解促進のための資料集“Open 101”を公開しました。

オープンサイエンス導入によるメリットに関する利害関係者の理解を促進することで、研究助成機関によるオープンサイエンスに関する効果的な組織的活動を支援する事が目的です。

ORFG Releases "Open 101" Tip Sheets for Research Stakeholders(ORFG,2018/9/12)
http://www.orfg.org/news/2018/9/11/orfg-releases-open-101-tip-sheets-for-research-stakeholders

韓国・延世大学校、Googleブックスプロジェクトに参加

2018年9月12日、韓国・延世大学校が、Googleブックスプロジェクトへの参加を発表しました。

韓国の機関として初めての参加で、同大学が所蔵する資料から、朝鮮王朝後期の歴史・文化に関する資料や開化期以降のキリスト教関連資料など、著作権保護期間が満了した約2,400冊を優先的にGoogleブックスから公開するとしています。

同大学の発表によると、Googleブックスプロジェクトには、現在、約60の図書館が参加しており、約40言語の3千万点の図書が公開されています。

연세대, 국내 최초로 구글 북스 도서관 프로젝트 참여(연세대학교,2018/9/12)
http://www.yonsei.ac.kr/sc/intro/pressrel.jsp?mode=view&article_no=165906

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