アーカイブ - 2018年 9月 26日 - car

欧州の19機関、人文・社会科学分野におけるオープンクラウドエコシステム構築のためのプロジェクトSSHOCを開始

2018年9月20日、欧州研究図書館協会(LIBER)は、欧州の他の18機関とともに、人文・社会科学分野(SSH)におけるオープンクラウドエコシステム構築のためのプロジェクトSSHOC(Social Sciences & Humanities Open Cloud)を2019年1月から開始すると発表しています。

Horizon 2020の枠組みのもとで構築されるプログラムで、人文・社会科学分野のデータ利用者が活用できる、データ・ツール・トレーニングを提供し、機密データの共有・利用のための安全な環境を促すことで、オープンサイエンスのための課題と、 European Open Science Cloud (EOSC)の実現に貢献することを目的としています。

2020年の“World Book Capital”(本の首都)は、マレーシア・クアラルンプール

2018年9月19日、ユネスコ(UNESCO)は、2020年の“World Book Capital”(本の首都)にマレーシアのクアラルンプールを選出したと発表しています。

インクルーシブな教育、知識基盤社会の構築、全ての住民がアクセス可能な読書、を重視した取組が評価されて選定されました。

近年の選定都市は、2015年は韓国・仁川広域市、2016年はポーランド・ヴロツワフ(Wroclaw)、2017年はギニア共和国・コナクリ(Conakry)、2018年はギリシア・アテネ(Athens)、2019年にはアラブ首長国連邦・シャールジャ(Sharjah)でした。

@UNESCO(Twitter,2018/9/19)
https://twitter.com/UNESCO/status/1042364136204709888

九州大学附属図書館が公開するデジタル化画像、利用申請なしで二次利用可能に

2018年9月25日、九州大学附属図書館は、同館所蔵資料のデジタル化画像について、2018年10月1日から、一部を除き利用申請なしに無償で二次利用できるようになることを発表しました。

今回対象となるのは、九大コレクションで公開している同館所蔵資料のデジタル化画像のうち、書誌詳細画面で原資料の著作権保護期間が満了している(パブリックドメインである)と明記された画像です。同館の所蔵資料であることを明示し、画像の改変を行った場合はその旨も注記するなどの条件を満たせば、商用目的であっても自由に利用することが可能です。

お知らせ(九州大学附属図書館)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/?field_display_tid_i18n=82
※「ニュース」に「貴重資料等のデジタル化画像が自由に利用できるようになります(2018年10月~)2018-09-25」とあります。

ドイツのアジア学に関するポータルサイト“CrossAsia”、ベルリン国立図書館所蔵「大塚文庫」を紹介するページを公開

2018年9月3日、ドイツのアジア学に関するポータルサイト“CrossAsia”が、ベルリン国立図書館(Staatsbibliothek zu Berlin)が所蔵する一橋大学名誉教授・大塚金之助氏の旧蔵書「大塚文庫」を紹介するページを公開しました。

「大塚文庫」は、和書約4,600タイトル、洋書約140タイトル、雑誌約150種からなるコレクションで、1962年から1986年にかけて、大塚氏自身及びその夫人により、ドイツ民主共和国国立図書館(当時。現・ベルリン国立図書館。)に寄贈された、和書を中心とした同氏の蔵書から構成されます。

“CrossAsia”は、ベルリン国立図書館が作成し、独・ハイデルベルク大学南アジア研究所及びハイデルベルグ大学図書館と共同で運営されています。

Neues Themenportal zur “Bibliothek Otsuka”(CrossAsia,2018/9/3)
https://blog.crossasia.org/neues-themenportal-zur-bibliothek-otsuka/

日本図書館協会(JLA)図書館の自由委員会、「デジタルネットワーク環境における図書館利用のプライバシー保護ガイドライン(案)」への意見を募集中

日本図書館協会(JLA)の図書館の自由委員会が、「デジタルネットワーク環境における図書館利用のプライバシー保護ガイドライン(案)」への意見を募集しています。

JLAでは、「図書館の自由に関する宣言」1979年改訂での主文第3「図書館は利用者の秘密を守る」の追加、1984年総会で採択した「貸出業務へのコンピュータ導入に伴う個人情報の保護に関する基準」での利用者の秘密=プライバシーを守るための具体的基準の提示等を実施してきたものの、その後の急速なインターネットの普及・ICT技術の進展のなかで、当時想定していなかった課題が出てきたことから、同委員会においてガイドラインを策定することとしたとしています。

同案への意見等の募集期間は2018年9月18日から10月31日までです。

また、第104回全国図書館大会第10分科会図書館の自由において、同ガイドライン(案)について報告して協議する予定とのことです。

エステファン夫妻、米国議会図書館(LC)によるガーシュウィン賞を受賞

2018年9月24日、米国議会図書館(LC)は、2019年のガーシュウィン賞の受賞者を、エミリオ・エステファン/グロリア・エステファン夫妻に決定したと発表しました。

2007年に、LCにより創設されたガーシュウィン賞は、米国を代表する作曲家・ガーシュウィン兄弟(Ira Gershwin、George Gershwin)にちなみ、ポピュラー音楽で世界の文化に大きな影響を与えた作曲家・演奏家に対し贈られる賞です。

賞は、2019年3月にワシントンD.C.で開催されるオールスタートリビュートコンサートにおいて授与されます。コンサートの様子は、公共放送サービス(PBS)を通じて全米で放映されます。