アーカイブ - 2018年 7月 - car

7月 3日

内閣府、「国立研究開発法人におけるデータポリシー策定のためのガイドライン」を公表

2018年6月29日、内閣府の「国際的動向を踏まえたオープンサイエンスの推進に関する検討会」が、「国立研究開発法人におけるデータポリシー策定のためのガイドライン」を公表しました。

このガイドラインは2018年6月15日に閣議決定された「統合イノベーション戦略」の中で、国立研究開発法人において2020年度末までにデータポリシーを策定すること、この策定を促進するためのガイドラインを内閣府が策定することなどが挙げられていたことを受け、とりまとめられたものです。国立研究開発法人におけるデータポリシー策定の参考となるよう、研究データの管理と利活用についてのポイントや、データポリシーで定めるべき項目、および基本的な記述内容がまとめられています。このうちデータポリシーで定めるべき項目としては、以下の6点が挙げられています。

(1) 機関におけるポリシー策定の目的について
(2) 管理する研究データの定義、制限事項について
(3) 研究データの保存・管理・運用・セキュリティについて
(4) 研究データに対するメタデータ、識別子の付与、フォーマットについて
(5) 研究データの帰属、知的財産の取り扱いについて
(6) 研究データの公開、非公開及び猶予期間並びに引用について

大阪市、「(仮称)こども本の森 中之島」施設基本方針(素案)を公開 パブリックコメントを実施

大阪市が「(仮称)こども本の森 中之島」施設基本方針(素案)を公開するとともに、2018年6月29日から7月27日にかけてパブリックコメントを受け付けています。

同施設は大阪出身の建築家である安藤忠雄氏からの、「本や芸術文化を通じて子どもたちが豊かな創造力を育む施設として活用するため、中之島公園内に『(仮称)こども本の森 中之島』を整備し、大阪市に寄附する」、「運営費用については、広く賛同者を募り大阪市への寄附を呼びかけていきたい」という提案を契機に、建築が検討されているものです。2017年12月には負担付き寄附の受納について、市議会で議決されています。

今回公開された素案(概要)によれば、中之島公園内に延床面積約800平方メートル、3階建ての施設を建築し、2万5千冊の蔵書を大きな吹き抜けを囲う壁一面の本棚に設置するとのことです。メインターゲットは乳幼児から中学生までのこどものその保護者で(その他の方も入場可)、入場料は無料、指定管理者による運営を検討しているとされています。

出版ニュースブログhon.jp DayWatch、日本独立作家同盟によるベータ運用開始

2018年7月1日、NPO法人日本独立作家同盟が出版ニュースブログ「hon.jp DayWatch」のベータ運用を開始しました。

hon.jp DayWatchは電子書籍業界のニュース配信等を行っていましたが、株式会社hon.jpの廃業に伴い、2018年1月31日にサイトを閉鎖していました。その後、日本独立作家同盟との間で事業譲渡契約が締結され、今回の運用再開に至りました。

現在はアルファテスト中に執筆されていた記事がまとめて公開されています。本格運用の開始は2018年10月1日を予定しているとのことです。

【お知らせ】ニュースブログのベータ運用を開始します(hon.jp DayWatch、2018/7/1付け)
https://hon.jp/news/1.0/0/11803

7月 2日

アフリカ諸国の多様な学術成果の共有を目的としたプレプリントサービス“AfricArXiv”が公開

2018年6月25日、アフリカ諸国の多様な科学分野の学術成果の共有を目的としたプレプリントサービスとしてAfricArXiv(African Science Archive)が公開されました。

非営利団体Center for Open Science(COS)と共同で開設されたもので、ガーナで開催されたAfrican Open Science Hardware Summitにおいて、アフリカにおけるオープンサイエンスのためのリポジトリの必要性が浮上したことに対して、COSのエグゼクティブディレクターがアフリカのためのプレプリントリポジトリを提案したことにより実現したものです。

米・コミック弁護基金(CBLDF)、図書館でのグラフィックノベルの蔵書構築支援を目的とした入門書を公開

2018年6月22日、米・コミック弁護基金(CBLDF)が、“Comics - Start Here!”を公開しました。

グラフィックノベルの蔵書構築の方法を紹介するもので、組織化過程の合理化支援、グラフィックノベル・マンガの基礎的情報の提供、図書館でのコミックに関する課題への対応が作成目的です。

CBLDF Debuts Comics - Start Here! At ALA in New Orleans(CBLDF,2018/6/22)
http://cbldf.org/2018/06/comics-start-here-at-ala-in-new-orleans/

Comics - Start Here! [PDF:12ページ]
http://cbldf.org/wp-content/uploads/2018/06/ALA-Comics-Start-Here.pdf

欧州研究図書館協会(LIBER)、研究図書館のための学術指標の提言をまとめた報告書を公開

2018年6月28日、欧州研究図書館協会(LIBER)のInnovative Metrics Working Group が、報告書“Scholarly Metrics Recommendations for Research Libraries: Deciphering the Trees in the Forest”を公開しました。

同報告書では、研究図書館や情報基盤による学術指標の取り扱い方法や、そのことを支えるサービスの開発を始める方法について、“Discovery and Discoverability”“Showcasing Achievements”“Service Development”“Research Assessment”の4つに分類して提言しています。

また、欧州諸国の状況が多様であることに配慮し、提言は、初級・中級・上級の3つのレベルにわけて構成されており、各館では、現在の学術指標への関与度に基づいて提言を選択することが可能となっています。

“2018 IFLA/Systematic Public Library of the Year”の受賞候補5館が発表される

2018年6月28日、“2018 IFLA/Systematic Public Library of the Year”の受賞候補5館が発表されました。

新築館もしくは図書館以外の建物を改築した公共図書館を対象に、19か国の35館のなかから、デジタル開発・地域文化・持続可能性・利用者の要望への対応状況といった基準をもとに選出されたもので、受賞館1館は8月のIFLAの年次大会で発表されます。

ノミネートされたのは以下の5館です。

・オースティン中央図書館(米・テキサス州):自家発電及び雨水循環システム、インテリアデザインや家具の高い柔軟性

・ヴィラ・ロボス公園図書館(ブラジル):明るく開放的な環境による、魅力的な空間

・KopGroep Bibliotheken (School 7)(オランダ) :地域や地元の劇場・カフェ・大学との統合における成功や、新旧の建物の調和

・Deichman Biblo Toyen(ノルウェー):インテリアデザインにみられる利用者の関与や、地元の団体や専門家と連携しての弱い立場の若者のための取組の実施

京都大学図書館機構、「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ基金」を設置

2018年7月2日、京都大学図書館機構が、「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ基金」の設置を発表しています。

京都大学が所蔵する貴重な古典籍資料のデジタル化及び「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」での公開を進めるために設置されるものです。

【図書館機構】貴重資料デジタル化プロジェクトへのご支援を募集します-京都大学貴重資料デジタルアーカイブ基金を設置しました(京都大学図書館機構,2018/7/2)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1378883

京都大学貴重資料デジタルアーカイブ基金-古典籍にしるされた先人の叡智を共有し、未来へ伝え継ぐために-(京都大学図書館機構)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/about/1378633

独立行政法人国立文化財機構、文化財活用センターを設置

2018年7月1日、独立行政法人国立文化財機構が、文化財活用センターを設置しました。

文化財の保存と活用の両立に留意しながら、レプリカやVRなどの先端技術をつかったコンテンツの開発、国立博物館の収蔵品の貸与を促進するための事業のほか、文化財のデジタル情報の公開、文化財の保存に関する相談窓口の開設を行なうとしています。

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