アーカイブ - 2018年 2月 - car

2月 8日

【イベント】シンポジウム「大学博物館の現況と展望」(2/17・西宮)

2018年2月17日、兵庫県西宮市の関西学院大学西宮上ケ原キャンパスにおいて、美術史学会美術館博物館委員会主催のシンポジウム「大学博物館の現況と展望」が開催されます。

大学博物館の整備が進みユニークな博物館が増えてきた一方で、大学博物館の規模は多様で、予算的にも恵まれず活動に支障をきたす館では、このような状況を補うため、連携により活動を活性化しようとする動きがみられることから、近年の大学博物館の現況を把握するとともに、連携活動における問題点と展望について討論するとともに、同学会としてどのような連携がおこなえるのかを探ることが目的です。

学会員以外の一般参加も可能です。

内容は以下の通りです。

【イベント】平成29年度我が国の現代美術の海外発信事業「我が国の現代美術の戦略的海外発信に向けた関連資料の整理」成果報告会(2/18・東京)

2018年2月18日、東京都港区の国立新美術館において、文化庁主催の平成29年度我が国の現代美術の海外発信事業「我が国の現代美術の戦略的海外発信に向けた関連資料の整理」成果報告会が開催されます。

日本の現代美術に関する情報の海外発信にあたり、重要な資料等の保存整理がなされていないという課題があり、文化庁では、それを解決するための取組として、将来的に国内外の研究者が利用できるよう公開することを前提に、日本の現代美術に係る特徴的な芸術運動に関する資料体の保存整理を行い、広く利用されるための環境を整備するための事業を実施しています。

今回の報告会は、今年度採択された4件の事業の成果を発表・共有するとともに、今後の現代美術の海外発信における資料・情報の収集の方向性と活用の計画について意見交換を行う事を目的として開催されます。

参加費は無料ですが定員は50人で事前の申し込みが必要です。

内容は以下の通りです。

第一部 各受託者からの活動成果報告
大阪新美術館建設準備室(「具体美術協会」関係資料の整理と情報収集)

神奈川県立近代美術館(斎藤義重アーカイヴの整理と活用)

多摩美術大学(もの派アーカイブ構築)

2月 7日

議会活動を可視化するプロジェクトのウェブサイト「議会マイニング in町田」が公開

2018年2月6日、議会活動を可視化するプロジェクトのウェブサイト「議会マイニング in町田」が公開されました。

東京都の町田市議会議員(現職33名)の議会での発言を、同市議会が公開している会議録検索システムから収集し、「データマイニング」のシステムを使って特徴あるワードを抽出して「ワードクラウド」と「関連ワード」の2種類で表示させることで、議員の4年間の活動を一目で見ることが出来るようにしたものです。

早稲田大学マニフェスト研究所有志メンバーが企画・制作したもので、早稲田大学マニフェスト研究所が監修し、首都大学東京の渡邉英徳研究室が協力しています。

@gikai_mining(Twitter,2018/2/6)
https://twitter.com/gikai_mining/status/960802478101970944

Taylor & FrancisとCode Oceanが提携を発表 論文内でコードを共有・実行可能に

2018年1月30日、Taylor & Francis社と、研究者・技術者向けに学会・会議予稿集内で公開されたコードを発見・実行するためのプラットフォーム、Code Oceanが提携したことを発表しました。

この提携により、今後Taylor & Francis社の刊行する電子ジャーナル掲載論文内に、Code Oceanのウィジェットを組み込むことができるようになります。このウィジェットでは研究に用いられたコード(プログラム)を共有するだけでなく、実際の研究データに対し実行することもできるとのことです。

米国大学・研究図書館協会(ACRL)の出版部門、機関リポジトリの現在と将来の見通しに関するホワイトペーパーを公開

2018年2月5日、学術書の書評誌Choiceを発行する米国大学・研究図書館協会(ACRL)の出版部門が、機関リポジトリの現在と将来の見通しに関するホワイトペーパー“The Evolving Institutional Repository Landscape”を公開しました。

大学・研究図書館界にとって重要なトピックに関する、直ちに実行可能な情報を提供するために企画された不定期のホワイトペーパーシリーズとして初めて刊行されたものです。

同ホワイトペーパーは、業界のリーダーへのインタビューや北米の150以上の大学への公開調査をもとに纏められました。

閲覧には登録が必要です。

Choice publishes white paper on new directions for institutional repositories(CHOICE,2018/2/5)
http://www.choice360.org/blog/new-directions-for-institutional-repositories

Portico、SAGE社が刊行していた21の雑誌と米国心理学会のデータベースの提供を開始

2018年2月2日、電子学術情報アーカイブPorticoが、出版者からの提供が終了した21の雑誌と1つのデータベースについて、Porticoからの提供を開始したと発表しました。

21の雑誌はすべてSAGE社が刊行する雑誌で、かつてLibertas Academica社から刊行されていたオープンアクセス(OA)雑誌です。元々OA雑誌であったため、PorticoからもOAで提供されます。

もう一方のデータベースについては、米国心理学会が提供していた書評等のデータベース、PsycCRITIQUESです。こちらはPortico参加機関を対象に提供されます。

Portico Access Alert: SAGE and the APA(Portico、2018/2/2付け)
https://www.portico.org/news/portico-access-alert-sage-apa/

「引用され過ぎ」を理由に論文撤回 後に処分を見直し(記事紹介)

論文撤回監視サイトRetraction Watchの2018年2月2日付けの記事で、「一つの国際会議予稿集内から引用され過ぎている」ことを理由に、その国際会議のチェアマンを務めていた人物の論文が撤回された事例が紹介されています。

撤回の対象となったのはJournal of Vibroengineering誌に2016年中に掲載された、Magd Abdel Wahab氏らの論文3本です。これらの論文は、同氏をチェアマンとして2017年7月に北九州市で開催された国際会議内の発表から5回以上、引用されていました。予稿論文はJournal of Physics誌のConference Seriesに収録されています。

Journal of Vibroengineering誌は、一つの国際会議内の発表であまりにも多くの回数、引用されていることから、チェアマンであったMagd Abdel Wahab氏が自身の論文を引用するよう要求したのではないかと判断し、論文の撤回に至ったとのことです。

沖縄県立図書館、「猫の日」にあわせ、1日ねこ館長就任式と館長と巡るバックヤードツアーを開催

2018年2月22日、沖縄県立図書館が、「猫の日」にあわせ、1日ねこ館長就任式と館長と巡るバックヤードツアーを開催します。

同館Twiiterでの猫に関するつぶやきが6,000リツイートされたことを記念して開催されるもので、1日館長には、保護された経験があり現在は陶磁器の店で「店番」をしている「津覇にゃんにゃん丸」が就任します。

その他、ねこ館長のマイクロチップ読み取り体験や、ねこ館長がカウンター当番を務めたりするほか、2月21日から3月5日まで、野良猫に避妊手術を行なうことで苦情や殺処分抑制を目指すTNR活動に関するパネル展示も実施されます。

就任式とバックヤードツアーの参加は無料ですが、事前の申し込みが必要で、定員は10人です。

@OkinawaPrefLib(Twitter,2018/2/6)
https://twitter.com/OkinawaPrefLib/status/960871992151830529

PLOSが生命医学分野のプレプリントサーバbioRxivとの連携を発表 PLOSの雑誌に投稿された論文は自動的にbioRxivへ登録されることに

2018年2月6日、PLOSは米国の民間非営利研究所、コールド・スプリング・ハーバー研究所(CSHL)との連携を発表しました。CSHLは生命医学分野のプレプリントサーバであるbioRxivを運営している団体で、今後、PLOSの雑誌に投稿された論文は、自動的にbioRxivにも登録されるようになります。

PLOSの雑誌に投稿された論文は、bioRxiv登録基準に則った剽窃等のチェックが行われた後、自動的にbioRxivのサーバーに登録されるようになり、著者は特に追加の作業を行う必要はないとのことです。著者は論文投稿時に、この自動登録を解除することもできます(オプトアウト方式)。

国際日本文化研究センター図書館、目録情報をWorldCatに登録

2018年2月7日、国際日本文化研究センター(日文研)図書館は、同館の資料についての目録情報をOCLCのWorldCatに登録したと発表しました。

2018年1月にOCLCおよび紀伊國屋書店との連携により、日文研が所蔵する日本語・外国語図書など約30万件分の書誌・所蔵情報をWorldCatに一括登録したとのことです。あわせて、従来は日文研のOPACにはなかったヨミのローマ字形データもWorldCatに登録されました。年度内には日文研OPACの側にも読みのローマ字形データとOCLCの書誌IDが登録される予定とのことです。

さらに2018年4月からは、OCLC WorldShare ILLによるILLサービスの実施も予定しているとされています。

日文研図書館の資料がOCLC WorldCatでも検索できるようになりました(国際日本文化研究センター、2018/2/7付け)
http://topics.nichibun.ac.jp/ja/sheet/2018/02/07/s001/index.html

ジェトロ・ビジネスライブラリー(東京)が2018年2月末日をもって閉館

2018年2月6日、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)が、2018年2月末日をもってジェトロ・ビジネスライブラリー(東京)を閉館すると発表しました。

資料の電子化やインターネットの普及による技術進歩など情勢の変化などを踏まえ、書籍資料の閲覧・利用による情報提供業務を終了することとし、今後は、海外ビジネスに関する情報提供は、貿易投資相談をはじめウェブサイト等を通じたジェトロ調査情報の発信、各種事業を通じた個別企業向け支援などにより充実していくとしています。

また、ビジネスライブラリーで提供していたデータベースは、閉館後も引き続き利用できるようにするとのことです。

ジェトロ・ビジネスライブラリー(東京)の閉館について(JETRO,2018/2/6)
https://www.jetro.go.jp/news/announcement/2018/edf2ec391a7d023e.html

独立行政法人国立美術館、2018年4月に「国立映画アーカイブ」を設置

2018年2月6日、独立行政法人国立美術館が、2018年4月に「国立映画アーカイブ」を設置すると発表しました。

現在の東京国立近代美術館フィルムセンターを、独立行政法人国立美術館の映画専門機関として新たに位置づけて設置するもので、他の国立美術館と同格の機関として改組することで、「映画を残す、映画を活かす。」をミッションとして、日本の映画文化振興のためのナショナルセンターとして一層の機能強化を進めるとしています。

独立行政法人国立美術館 トピックス
http://www.artmuseums.go.jp/
※「2018.2.6 2018年4月に「国立映画アーカイブ」を設置」とあります。

独立行政法人国立美術館 国立映画アーカイブ設置のお知らせ(東京国立近代美術館,2018/2/6)
http://www.momat.go.jp/ge/topics/fc20180206/

2月 6日

『大学図書館研究』オープンアクセス化 最新号がJ-STAGEで無料閲覧可能、ライセンスはCC BY-NC

2018年1月29日、国公私立大学図書館協力委員会「大学図書館研究」編集委員会が、『大学図書館研究』誌のオープンアクセス(OA)化について、最新号の掲載論文即時OAが開始されたことを発表しました。

『大学図書館研究』誌は106号を以て冊子体の発行を終了することを発表していました。107号から、最新号がJ-STAGE上でOAで読むことができるようになります。単に無料であるだけではなく、ライセンスについてもクリエイティブ・コモンズのCC BY-NCで利用できる、とのことです。DOIの付与や、公開可能論文からの随時公開なども開始されます。

バックナンバーについてはプレスリリース時点で48号(1996年)以降が閲覧できる状態で、年度内には、著者から電子公開辞退の申し出があった記事を除く全記事が閲覧可能となる予定、とのことです。

【イベント】大図研関西3地域グループ合同例会「これからの大学図書館システムを語る~国内初、慶応義塾大学と早稲田大学の2020年図書館システム共同運用の背景~」(3/10・京都)

2018年3月10日、京都国際交流会館において、大学図書館問題研究会関西3地域グループ合同例会「これからの大学図書館システムを語る~国内初、慶応義塾大学と早稲田大学の2020年図書館システム共同運用の背景~」が開催されます。

同イベントでは慶應義塾大学メディアセンターの入江伸氏を講師に招き、2017年5月に締結された慶應義塾大学メディアセンターと早稲田大学図書館による図書館システムの共同運用に向けた覚書に関連して、いったい何を考え、何に狙いを定めて2020年の大学図書館システムを構築しようとしているのか、その先をどう描いているのか語っていただくとのことです。

大学図書館問題研究会の会員は参加費無料、非会員は500円が必要で、2018年3月3日までの事前申し込みが必要です。

大図研関西3地域グループ合同例会「これからの大学図書館システムを語る」~国内初、慶応義塾大学と早稲田大学の2020年図書館システム共同運用の背景~(大学図書館問題研究会 京都地域グループ)
https://www.daitoken.com/kyoto/event/20180310.html

【イベント】第2回紀要編集者ネットワークセミナー「学術情報の発信力強化―学術刊行物・紀要を中心に―」(2/26・京都)

2018年2月26日、京都大学稲盛財団記念館において第2回紀要編集者ネットワークセミナー「学術情報の発信力強化―学術刊行物・紀要を中心に―」が開催されます。

今回のセミナーでは雑誌編集者および機関リポジトリの担当者を招き、学術情報の国際発信力強化に向けた取組や今後の展開、課題などについて扱うとのことです。ディスカッションでは、参加者とともに学術情報の国際発信のあり方や留意点について考えるとされています。

セミナー:「学術情報の発信力強化―学術刊行物・紀要を中心に―」(京都大学東南アジア地域研究研究所)
https://kyoto.cseas.kyoto-u.ac.jp/2018/02/20180226/

参考:
【イベント】紀要編集者ネットワーク キックオフセミナー 『紀要』の可能性(3/24・京都)
Posted 2017年3月13日
http://current.ndl.go.jp/node/33648

5周年を迎えるPeerJ、2月中の投稿についてAPCを無料にすると発表 新編集体制の導入も

2018年2月1日、OA雑誌PeerJは2月中に投稿された論文について、APCを無料にすると発表しました。これは2月12日でPeerJが創刊5周年を迎えることを記念してのもので、PeerJ本誌とPeerJ Computer Scienceが対象となります。

また、現在100以上の分野ごとに置かれている編集協力者(Academic Editor)について、新たに12のセクションに分けた上で、それぞれ12~50人の編集協力者と、2~4人のセクション代表編集者(Section Editor)を置く体制を導入することも発表されました。セクション代表編集者は編集協力者による論文の却下・受理判断に関する最終決定権を持つとのことです。セクション代表編集者には、編集体制を監督し、受理・却下の一貫性を保つことや、研究コミュニティとしてのリーダーシップをとる役割が期待されます。

hon.jp、ニュースサイトなど一部事業の継承について日本独立作家同盟と協議中と発表

2018年1月30日、電子書籍検索サイト「hon.jp」が、hon.jpドメイン及びニュースサイト「hon.jp DayWatch」について、特定非営利法人日本独立作家同盟と、事業継承を前提に協議していることを発表しました。

hon.jpは株式会社hon.jpが2018年3月に廃業することに伴い、1月31日にサイトを閉鎖していますが、hon.jp DayWatch等については今後、運営法人の変更・リニューアル・再開等を予定しているとのことです。それらの情報については日本独立作家同盟のウェブサイトで案内予定である、とされています。

なお、電子書籍検索サービス等の事業については継承されず、継続の予定はないとのことです。

【重要】hon.jpの事業継承について(hon.jp DayWatch、2018/1/30付け)
https://hon.jp/news/1.0/0/11689

神保町ブックセンター with Iwanami Booksが2018年4月、神保町にオープン

2018年1月31日、まちづくり事業等を手掛けるUDS株式会社が東京・神保町の旧・岩波ブックセンター跡地に、書店・コワーキングスペース・喫茶店の複合施設「神保町ブックセンター with Iwanami Books 」を開業すると発表しました。プレスリリースによれば、八戸ブックセンターのディレクションを担当しているブックコーディネーター、内沼晋太郎氏がアドバイザーとして参加するとのことです。

これからを生きるための新しい知識・新しい仲間に出会える本と人との交流拠点「神保町ブックセンター with Iwanami Books」を2018 年 4 月神保町に開業(UDS株式会社、2018/1/31付け)
http://www.uds-net.co.jp/wordpress2/wp-content/uploads/2018/01/20180131_jinbochobc_release_3_light.pdf

東京大学附属図書館、電子コレクションのうち「百鬼夜行図」、「三十六歌撰絵巻」など6作品のシステムをリニューアル、IIIF化

2018年1月23日、東京大学附属図書館は従来、総合図書館で公開していた電子コレクションのうち、以下の6作品について、システムをリニューアルし、IIIF (International Image Interoperability Framework)化したことを発表しました。

・百鬼夜行図
・紀州熊野浦諸鯨之圖
・明・弘治十八年八月二十日勅命
・写真帖『東京帝國大學』
・三十六歌撰絵巻
・直江状

総合図書館 電子コレクション 一部をリニューアルしました(東京大学附属図書館、2018/1/23付け)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/contents/archives-top/news20180123

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