アーカイブ - 2018年 2月 - car

2月 23日

LODチャレンジJapan 2017の受賞作品が発表:データセット部門最優秀賞は「小倉百人一首LOD」

2018年2月22日、LODチャレンジ実行委員会がLODチャレンジJapan 2017の受賞作品を発表しました。
アプリケーション部門、データセット部門、アイディア部門、ビジュアライゼーション部門、基盤技術部門の5つの部門に加えて、テーマ賞、プラチナスポンサー賞、ゴールドスポンサー賞、パートナー賞の受賞作品が発表されました。

データセット部門最優秀賞には、千葉大学附属図書館の高橋菜奈子氏による「小倉百人一首LOD」が選ばれました。百人一首のデータをLOD化したもので、かるた遊びや坊主めくり等のゲーム作成に必要な情報をデータ化し、歌に詠まれた名所の位置情報や古典籍のオープンデータ等とリンクしています。また、テーマ賞のオープンサイエンス賞には京都府立図書館で勤務する司書による職場内学習グループししょまろはんによる「没年調査ソン」が選ばれています。

2018年3月10日には、慶應義塾大学にて開催される「LODチャレンジ2017シンポジウム-つながるオープンデータ最新事例大集合-」で授賞式および受賞作品のデモ展示が行われます。

米・カリフォルニア大学サンディエゴ校図書館、米国の学生運動の記録の保存等に関する取組“Project STAND”に参加

2018年2月22日、米・カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)図書館が、2018年1月から、米国の学生運動に関する記録の保存と理解を深めるための取組“Project STAND”に参加したことを発表しています。

同プロジェクトは、2016年秋に米・オハイオ州の研究機関により創設され、現在では、イリノイ大学、ミシガン大学など20の大学が参加しており、歴史的に疎外されたコミュニティーに関して問題意識を持つ学生グループによる運動を記録化した一次資料のデジタル化と分析に焦点を当てて活動しています。

UC San Diego Library Joins Project STAND: Archiving Student Activism at Universities and Colleges across the Nation(UCSD Library,2018/2/22)
http://libraries.ucsd.edu/blogs/blog/uc-san-diego-library-joins-project-stand/

カナダ研究図書館協会(CARL)、ケベック州の大学連合BCIと研究データ管理・電子情報保存に関する協力協定を締結

2018年2月22日、カナダ研究図書館協会(CARL)は、ケベック州の大学連合である“Bureau de coopération interuniversitaire” (BCI)と、カナダの研究コミュニティーにおける研究データ管理と電子情報保存へのニーズに関する地域的・国家的課題に関して協力協定を締結したと発表しています。

CARL and BCI Reach Agreement for the Advancement Research Data Management and Digital Preservation in Canada(CARL,2018/2/22)
http://www.carl-abrc.ca/news/carl-bci-rdm-agreement-feb-2018/

筑波学院大学、附属図書館で期間限定のカフェを運営:食のビジネスモデルに関するプロジェクトの成果

茨城県つくば市の筑波学院大学が、同大学の附属図書館において期間限定のミュージアムカフェ「おいしいミュージアム」を、2018年2月20日から3月10日まで運営しています。

茨城県の地方創生推進交付金「いばらき創業10,000社プロジェクト事業」に選定されたことを受けて立ち上げられた食のプロジェクトの成果です。

大学をミュージアムとする構想の一環として、ライブラリー(図書館や博物館)と食材・アートを融合させた、地域の人たちが集まる空間を演出する試みであり、学生が「地域デザイン学芸員」として地域の食材を発掘し、図書館のラーニングコモンズを発展させて、市民が集う図書館カフェとして開業させたものです。

会場には、関連書籍を展示する本棚も設置されています。

静岡市立中央図書館、地元高校出身の声優による閉館アナウンスを開始

2018年2月21日、静岡市立中央図書館が、地元の静岡高校出身の声優・小野友樹氏による閉館アナウンスを、3月1日から1年間実施すると発表しています。

各日の閉館30分前から4回流れます。

静岡高校出身の声優、小野友樹さんによる閉館アナウンスが流れます!(静岡市立図書館,2018/2/21)
http://www.toshokan.city.shizuoka.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=1135&comment_flag=1&block_id=412#_412

2月 22日

スコットランド国立図書館(NLS)、ゲール語資料の収集・保存・活用に関する5か年計画“Gaelic Language Plan 2018-2023”の草案を公表

2018年2月21日、スコットランド国立図書館(NLS)が、“Gaelic Language Plan 2018-2023”の草案を公表し、意見を求めています。

ゲール語(スコットランド語)を推進するために2005年に成立したスコットランド・ゲール語法に基づいた計画で、ゲール語資料のデジタル化を実施した2012-2017版の計画に続くものです。

計画には、ゲール語の書籍・雑誌等の収集、ゲール語資料の出版者との連携、教育的な公共イベントの開催等が含まれています。

Have your say on the Library's 2018-2023 Gaelic Language Plan(NLS,2018/2/21)
https://www.nls.uk/news/archive/2018/02/draft-gaelic-language-plan-2018-2023

国際図書館連盟(IFLA)、デジタル遺産の長期保存のためのガイドラインのフランス語・オランダ語・アラビア語・リトアニア語・スペイン語版を公開

2018年2月21日、国際図書館連盟(IFLA)は、デジタル遺産の長期保存のためのイニシアチブであるUNESCO PERSISTプロジェクトが2016年3月に公開したガイドライン“The UNESCO/PERSIST Guidelines for the selection of digital heritage for long-term preservation”のフランス語版、オランダ語版、アラビア語版、リトアニア語版、スペイン語版を公開しました。

PERSIST Guidelines for digital heritage available in six languages(IFLA,2018/2/21)
https://www.ifla.org/node/28961

参考:
ユネスコ等の"UNESCO PERSIST"プロジェクトが、MLA向けデジタル遺産保存のガイドラインを公開
Posted 2016年3月15日
http://current.ndl.go.jp/node/31009

英国図書館情報専門家協会(CILIP)、信頼できる情報を提供する専門家に関する世論調査の結果を発表

2018年2月20日、英国図書館情報専門家協会(CILIP)は、2018年1月19日から1月22日にかけて2,000人の成人を対象に実施した、信頼できる情報を提供する専門家に関する世論調査の結果を発表しています。

調査はオンラインで行われ、信頼できる情報を提供する専門家を選択する設問への回答結果は、医療従事者(74%)、教員(49%)、警察官(49%)、図書館員(46%)、法律家(39%)、エコノミスト(20%)、ジャーナリスト(6%)、世論調査会社(4%)、不動産業者(3%)、政治家(2%)の順でした。

また、回答者の66%が信頼できる情報を見つけるのが以前より難しくなった、84%が専門家の情報をより信じる、90%が信頼できる情報の見つけ方に関する教育を行なう事は重要である、と回答したことが紹介されています。

Top professionals for trustworthy information revealed(CILIP,2018/2/20)
https://www.cilip.org.uk/page/trusted

小郡市立図書館(福岡県)、「ネコの日企画」を実施

2018年2月22日から25日にかけて、福岡県の小郡市立図書館は、2月22日が「猫の日」であることにちなみ「ネコの日企画」を実施します。

同企画では、2月24日に猫に関する本の読み聞かせを行う「ネコおはなし会」を実施します。2月25日は、同館エントランスにて、猫と触れ合うイベント「ネコ司書さんとふれあおう!」が行われます。

同館では今回の企画に合わせて、同市生活環境課と協力し、猫に関連する本と動物愛護に関する資料等の展示を行っています。2月25日までに猫に関連する本を借りた利用者には、数量限定で「ネコスタンプカード」または「ネコしおり」がプレゼントされます。

「ネコの日企画」のお知らせ(小郡市立図書館)
http://www.library-ogori.jp/topics/2018/02/post-69.html

2月 21日

英国図書館(BL)、作曲家・グレインジャー氏が採録したイングランド地域の民俗音楽約350点をオンラインで公開

2018年2月20日、英国図書館(BL)が、作曲家のグレインジャー(Percy Grainger)氏によって1906年から1909年にかけてイングランド地域において採録された民俗音楽約350点を、“British Library Sounds”で公開したと発表しています。

各資料のメタデータには、英国民族舞踊民謡協会のヴォーン・ウィリアムズ記念図書館がウェブサイトで公開している、グレインジャー氏による採録音楽の譜面へのリンクが貼られているほか、“Roud Folk Song Index”で用いられている“Roud number”、グレインジャー氏が付与した番号、それらの音源が録音されていたレコードや蝋管の番号なども記載されています。

奥州市立胆沢図書館(岩手県)、「猫ノ図書館」開館1周年記念イベントを開催

2018年2月22日、岩手県の奥州市立胆沢図書館が、猫本コーナー「猫ノ図書館」のグランドオープンから1周年を記念し、「猫ノ図書館」1周年記念イベントを開催します。

同館は「1周年記念セレモニー」として、「猫ノ図書館」ねこ館長「むぎ」が出勤する辞令交付式などを行う予定です。「猫ノ図書館」で「猫本」を借りた利用者には、「むぎ館長特製プロマイド」が数量限定でプレゼントされます。また、ねこ館長「むぎ」のこの1年を振り返る写真のパネル展示「吾輩ハねこ館長デアル。~I am MUGI 展~」を3月20日まで実施しています。

【胆沢図書館】猫本コーナー「猫ノ図書館」1周年記念イベントのお知らせ(奥州市,2018/2/16)
http://www.city.oshu.iwate.jp/view.rbz?cd=7962

カンタベリー大学、ニュージーランド地震に関するデジタルアーカイブ“QuakeStudies”をリニューアル:機能の改善やCCライセンスの付与など

2018年2月20日、ニュージーランドのカンタベリー大学は、2010年・2011年に発生したカンタベリー地震に関するデジタルアーカイブである“QuakeStudies”をリニューアルしたと発表しました。

新しい“QuakeStudies”では、検索性の向上、資料の表示ツールの改善、ユーザーフレンドリーなレイアウトへの改善、高度なナビゲーション機能の追加等が行われているほか、資料の調査や再利用のため、多くの登録資料にクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)が付与されました。

また、機能改善に加え、ストリートアートや公衆精神衛生キャンペーン“All Right?” に関する資料等が追加されています。

UC launches QuakeStudies 2.0(Univercity of Canterbury,2018/2/20)
http://www.canterbury.ac.nz/news/2018/uc-launches-quakestudies-20.html

オーストリア科学財団(FWF)とオーストリア学術コンソーシアム、Wiley社と論文のOA化に関する3年間の契約を締結

2018年2月12日、オーストリア科学財団(Austrian Science Fund: FWF)、オーストリア学術コンソーシアム(Austrian Academic Consortium: Kooperation E-Medien Österreich)とWiley社は、FWFが出資した、同コンソーシアムに所属する著者の論文をオープンアクセス(OA)で出版することと、同社のコンテンツ購読を組み合わせた3年間の契約を結びました。

契約では、同コンソーシアムに参加する22機関に所属する著者がFWFの出資を受けて、同社のハイブリッドOAの雑誌に投稿した論文を、著者の費用負担なしにOAにすることができます。契約は2018年1月1日以降、同社のハイブリッドOAの雑誌で受理された論文に適用されます。受理された論文の著者が条件を満たしている場合、OAで出版可能であることが本人に自動的に通知されます。

Elsevier社、同社製品のアノテーション機能の相互運用性向上を目的に、アノテーションを普及促進する非営利団体Hypothesisと提携

2018年2月20日、Webアノテーションを普及促進する非営利団体HypothesisとElsevier社は、Elsevier社製品のアノテーション機能を、オープンな基準や技術に基づいた相互運用可能な新しいエコシステムに適合させる事を目的とした提携を発表しています。

Elsevier Collaborates with Hypothesis to Integrate Open Annotation(Hypothes.is,2018/2/20)
https://web.hypothes.is/blog/elsevier-hypothesis/

@ElsevierNews(Twitter,2018/2/21)
https://twitter.com/ElsevierNews/status/965986596779683840

Open Preservation Foundationに、英国国立公文書館(TNA)が加盟

デジタル資料の長期保存を目指す非営利団体Open Preservation Foundation(OPF)は、2018年2月20日、英国国立公文書館(TNA)が加盟したと発表しています。

The National Archives joins the Open Preservation Foundation(OPF,2018/2/20)
http://openpreservation.org/news/national-archives-joins-the-open-preservation-foundation/

参考:
Open Preservation Foundationに、ノルウェー国立図書館が加盟
Posted 2016年6月17日
http://current.ndl.go.jp/node/31823

国立国語研究所、「北米における日本関連在外資料目録」を公開

2018年2月13日、国立国語研究所が、「北米における日本関連在外資料目録」を公開しています。

人間文化研究機構ネットワーク型基幹研究プロジェクト「北米における日本関連在外資料調査研究・活用―言語生活史研究に基づいた近現代の在外資料論の構築―」において収集した資料(音声・映像資料・写真等)の目録を順次公開するものです。

現時点では、日系移民音源資料目録として「国立国会図書館憲政資料室移民関連音声資料」「ハワイ日本文化センター」がcsvファイルで、写真資料としては国立歴史民俗博物館の「日系アメリカ移民データベース」へのリンクが貼られています。

北米における日本関連在外資料目録
http://www2.ninjal.ac.jp/nikkei-studies/catalogue/cataloguelist.html
※「2018/2/13」とあります。

2月 20日

宮城県図書館、ミニ展示「あの日から7年 復興の姿とこれからの備え」を実施

宮城県図書館が、2018年3月1日から2018年4月30日まで、同館3階の新聞・雑誌室において、ミニ展示「あの日から7年 復興の姿とこれからの備え」を実施します。

県内被災地域の復興に関する記事と、防災・減災についての関連記事を展示するものです。

ミニ展示「あの日から7年 復興の姿とこれからの備え」について(宮城県図書館)
http://www.library.pref.miyagi.jp/latest/events/exhibition/1092-2017-10-13-00-40-4.html

参考:
宮城県図書館、東日本大震災文庫ミニ展示「震災と食」を実施
Posted 2018年2月9日
http://current.ndl.go.jp/node/35466

国際図書館連盟(IFLA)、聴覚障害者のための図書館サービスの事例を収集する調査を実施中

国際図書館連盟(IFLA)の特別なニーズのある人々に対する図書館サービス分科会(Library Services to People with Special Needs:LSN)が、聴覚障害者のための図書館サービスに関する調査を実施しています。

LSNでは現在、ITの急速な発展やソーシャルメディアの成長に伴い、聴覚障害者のための図書館サービスに関する新しいガイドラインの策定に迫られており、聴覚障害者の情報ニーズといった新たなトピックも盛り込んだガイドラインを策定中です。そこで、聴覚障害者のための図書館サービスの事例を収集する調査を実施しています。調査は3月31日までです。

Survey on library programmes and services for people who are deaf, hard of hearing and deafblind (February 10th until March 31st 2018)(IFLA, 2018/2/15)
https://www.ifla.org/node/27482

米国の情報科学技術協会(ASIS&T)、トランプ政権によるIMLSの段階的な廃止に反対する声明を発表

2018年2月16日、米国の情報科学技術協会(ASIS&T)は、米トランプ政権が博物館・図書館サービス機構(IMLS)の段階的な廃止にむけた予算を計上した予算教書を連邦議会に提出したことを受け、これに反対し、IMLSの継続に向けたアドヴォカシーを行っていくとする声明を発表しました。

ASIS&T Statement on IMLS Funding(ASIS&T、2018/2/16付け)
https://www.asist.org/news/asist-statement-on-imls-funding/

参考:
米・トランプ政権、2019年度の予算教書を提出:IMLS、NEA、NEHの段階的な廃止にむけた予算を計上
Posted 2018年2月16日
http://current.ndl.go.jp/node/35499

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