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2018年11月29日、文化庁が、「日本美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』-皇室の至宝・国宝プロジェクト-」の実施を発表しています。
文化庁、宮内庁及び株式会社読売新聞グループ本社が共同で実施することに合意したもので、
・国宝・重要文化財及び宮内庁三の丸尚蔵館に収蔵される皇室ゆかりの優品の特別展の開催(東京国立博物館) ・国宝等の修理(知恩院「阿弥陀二十五菩薩来迎図」)に必要な支援の実施 ・宮内庁三の丸尚蔵館に収蔵される皇室ゆかりの優品や国宝・重要文化財を高精細画像を用いてデジタルアーカイブ化するとともに、多言語ポータルサイトを2019年前半に本格稼働(予定) ・紡ぐプロジェクト開始記念シンポジウムの実施
が計画されています。
日本美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』-皇室の至宝・国宝プロジェクト-の実施について(文化庁,2018/11/29)http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1411447.html
2018年11月27日、2020年までの完全・即時オープンアクセス(OA)実現を目指すイニシアチブ“cOAlition S”は、OA推進の10の原則“Plan S”をどのように満たすかについての手引きを公表したと発表しました。
Plan Sの要件を明確化し、それを満たすための手順をまとめたものであり、2019年2月1日17時00分(中央ヨーロッパ標準時)を期限として、手引きへのフィードバックを呼びかけています。
Plan S: From Principles to Implementation. cOAlition S Releases Implementation Guidance on Plan S(cOAlition S, 2018/11/27)https://www.coalition-s.org/implementation-guidance-on-plan-s-now-open-for-public-feedback/
2018年11月26日、国際図書館連盟(IFLA)は、「IFLA/ユネスコ公共図書館宣言」が1994年に批准されてから24年となる2018年11月29日に、25周年を迎えるためのソーシャルメディアキャンペーンを行うと発表しています。
公共図書館及び公共図書館員に対し、同宣言が自館にどのように関わっているかを考え、それをソーシャルメディア上で共有することが呼び掛けられています。具体的な方法として、同宣言の中で自分たちに関わると思われた箇所を特定する、IFLAウェブサイトにある25周年のロゴやハッシュタグ“#publiclibrarymanifesto”を付けるといった方法が挙げられています。
また、IFLAの公共図書館分科会が、今後1年間、同宣言の再検討のため世界の公共図書館と協議を行うとしています。
Help us demonstrate how the Public Library Manifesto makes a difference(IFLA, 2018/11/26) https://www.ifla.org/node/91704
2018年12月2日、東京都文京区の東京大学地震研究所において、じんもんこん・国立歴史民俗博物館総合資料学の創成事業共催セッション「歴史研究と人文研究のためのデータを学ぶ」が開催されます。
じんもんこん2018(人文科学とコンピュータシンポジウム)の企画セッションとして開催されるものです。
情報処理学会やじんもんこん等での発表の対象となりにくいデータ群を主たる対象とした発表を実施することで、より多様な人文学・歴史学とのコラボレーションが促進されることを目的としています。
じんもんこんへの参加には事前申し込みと参加費が必要ですが、同セッションについては、事前申し込み不要、参加費無料で参加できます。
内容は以下の通りです。
・趣旨説明 後藤真氏(国立歴史民俗博物館)
・NDLの公開データについて~歴史的音源を中心に 徳原直子氏(国立国会図書館)
・東文研の公開データ 橘川英規氏・小山田智寛氏(東京文化財研究所)
・渋沢栄一記念財団の公開データ 茂原暢氏(渋沢栄一記念財団)
・ColBase 村田良二氏(東京国立博物館)
2018年11月21日、欧州連合(EU)が助成する、Horizon2020以降のオープンサイエンス実用的な実装を促進する2年間のプロジェクト“FOSTER Plus”が、オープンサイエンスの主要テーマに関する10のオンライン講座を公開したと発表しています。
各講座の受講には約1時間必要で、アカウント登録せずに受講することは可能ですが、終了証明書が必要な場合は受講時の登録が必要です。講座の受講順は特に定められていませんが、 “What is Open Science?”から受講を開始することが推奨されています。
また、特定分野の知識を取得したい人向けに、4つから5つの講座で構成される5つの学習コースも提案されています。
Release of the FOSTER Open Science toolkit(FOSTER,2018/11/21)https://www.fosteropenscience.eu/node/2556
2018年11月28日、韓国において「全国読書都市協議会」の創立総会が開催されました。
韓国・文化体育観光部の発表によると、2018年の「本の年」を契機に読書振興の持続性と波及効果を高めるために、全国の市・郡・区のネットワーク組織として構築されました。
11月現在全国228の自治体中36%にあたる81自治体が読書文化振興条例を制定しており、同協議会を通じて条例制定を全国に普及することで、読書環境造成の実効性を高めるとともに、自治体間の相互協力に基づいて、全国的な草の根読書運動を促進することを目指しています。
‘책의 해’ 계기, 전국 책 읽는 도시 연결망 구축(韓国・文化体育観光部,2018/11/26)http://www.mcst.go.kr/web/s_notice/press/pressView.jsp?pSeq=17009
2018年11月23日、European Open Science Cloud(EOSC)ポータルサイトが、正式に公開されました。
公開日には2018年下半期に欧州連合(EU)議長国を務めるオーストリアでイベントが実施されました。サービスプロバイダや研究機関等が招待され、欧州の研究活動の進展におけるEOSCの重要性やEOSCポータルの機能等について紹介されました。
Inauguration of the EOSC(Open AIRE,2018/11/23) https://www.openaire.eu/inauguration-of-the-eosc
The EOSC portal https://www.eosc-portal.eu/
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
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