アーカイブ - 2017年 - car

11月 29日

Library Journal誌、新築・改築された図書館を特集‐2017年度版

2017年11月28日付けのLibrary Journal(LJ)誌(オンライン)で、米国およびカナダにおいて、2016年7月1日から2017年6月30日までの1年間に新築・改築された図書館の特集が組まれています。

当該期間に実施されたプロジェクト82件のコストやその財源、収蔵能力、座席数、設計者についての一覧表が、大学図書館、公共図書館に分けて公開されており、また、その特徴として、図書館は、読書の場でありつつも、コミュニティー・集合・連携の場として見なされていることが指摘されています。

その他、8つのテーマに分けて建物の写真が掲載されています。

LJ’s Top Trends in Library Architecture | Year in Architecture 2017(LJ,2017/11/28)
http://lj.libraryjournal.com/2017/11/buildings/year-in-architecture-2017

Springer Nature社、論文シェア機能“SharedIt”の初年度のシェア数等を公表

2017年11月27日、Springer Nature社が、2016年10月に開始した、同社発行雑誌等を対象とした、無料での論文シェア機能“SharedIt”での初年度のシェア数が325万件であったと発表しています。

その他、シェアされた論文でアクセス数が多かった論文、購読者による国別シェア数(米国・英国・ドイツ・ブラジル・カナダ・イタリア・フランス・メキシコ・日本・スペイン)、著者による国別シェア数(米国・ドイツ・英国・インド・中国・カナダ・ブラジル・オーストラリア・イタリア・日本)のベスト10なども紹介されています。

Latest Press Releases (Springer Nature)
http://group.springernature.com/us/group/media
※「Springer Nature continues to advance sharing London, 27 November 2017」とあります。

博物館コレクション情報横断検索ゲートウェイサービス「MAPPS Gateway」が公開

2017年11月29日、早稲田システム開発株式会社が、全国のミュージアムのコレクション・データベースを横断検索できるウェブサイト「MAPPS Gateway」の公開を発表しています。

同社のクラウド型収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM SaaS」を利用して情報を公開している各館のコレクション・データベースに対して横断的に検索をかけることができるゲートウェイサイトです。

サービス開始時には全国128館のデータベースが対象となっており、約250万点のコレクションを検索できます。

今後の課題として、コンテンツの充実(検索対象数、画像・解説の充実)、検索方法の追加、「ジャパンサーチ(仮称)」と持続可能な形での連携の3点を掲げています。

博物館コレクション情報横断検索ゲートウェイサービス  <MAPPS Gateway>サービス開始のご案内(早稲田システム開発株式会社,2017/11/29)
http://www.waseda.co.jp/news/detail/display/235

11月 28日

米・公共図書館協会、“Every Child Ready to Read@your library”プロジェクトの評価報告書を公開

2017年11月17日、米・公共図書館協会(PLA)が、PLAが取り組む“Every Child Ready to Read@your library”(ECRR)プロジェクトの評価報告書“Bringing Literacy Home: An Evaluation of the Every Child Ready to Read Program”を公開しました。

ECRRは、PLAの子どもの学習に家族・教育者・コミュニティーが共通の責任を負うという“Family Engagement Initiative”に基づき構築された、保護者や子どもの世話をする人を対象とした子どものリテラシー向上のための研修プログラムで、6,000を超す図書館で採用されています。

同報告書は、2013年から2016年にかけて、PLAと米国図書館協会(ALA)児童図書館サービス部会(ALSC)が、博物館・図書館サービス機構(IMLS)から助成を受けて、ECRRモデルに基づく図書館プログラムの効果について調査した内容をまとめたものです。

大岡信ことば館(静岡県)閉館:所蔵資料は明治大学に寄贈

静岡県三島市にある、大岡信ことば館が、2017年11月26日閉館しました。

同館が所蔵する詩人大岡信氏の蔵書・著書・原稿・美術品等は、同館を運営する増進会出版社から明治大学に寄贈されます。

明治大学では2020年開設予定の「大岡信文庫」でそれら資料を収蔵するとともに、大岡信氏の功績についての研究や詩歌・ことばに関する文化的講座の開設等について増進会出版社と協働で企画・検討します。

大岡信ことば館閉館と今後につきまして(大岡信ことば館,2017/11/24)
http://kotobakan.jp/info/post-7123.html

大岡信ことば館の閉館と今後の展開について(増進会出版社,2017/11/24)
http://www.zkai.co.jp/home/news/press/171124_kotobakan.html

あかしふるさと図書館(兵庫県)、館内の「ふるさと掲示板」で、同市の見どころ・おすすめポイントや市内各地区の昔の情報を募集中

兵庫県の旧明石市立図書館の2階に、明石の郷土史に関する図書・資料等を収蔵・公開する施設として2017年8月1日にオープンした「あかしふるさと図書館」(郷土資料室)が、同市の見どころ・おすすめポイントや、市内各地区の昔の情報を募集しています。

明石市に関する情報の収集・発信や、市内各地区の昔の姿を復元した地図を作成することを目的としており、来館者が、館内に設置されている縦約1m×横約5mの掲示板に、名所・旧跡、イベント情報、撮影スポットや「昔、ここにこんな店があった」、「昔、ここに川があり、ホタルを見た」といった情報を付箋・写真で貼付することができるようになっています。

【イベント】京都大学附属図書館研究開発室セミナー「パターン・ランゲージで読み解くラーニング・コモンズ」(12/11・京都)

2017年12月11日、京都大学附属図書館において、同館研究開発室主催のセミナー「パターン・ランゲージで読み解くラーニング・コモンズ」が開催されます。

同セミナーは「図書館総合展2017 <アクティブラーニング最前線>」での発表をベースに、さらに内容を拡充させたものとなっており、長くラーニング・コモンズの啓発・普及に関わってきた講師から、パターン・ランゲージを用いてラーニング・コモンズを読み解く新たな手法を学ぶとともに、“学びの場”としての図書館をいかにデザインするかについて共に考える事を目的としています。

定員は80人で事前の申し込みが必要です。

プログラムは以下の通りです。

・13:00-13:05 趣旨説明(京都大学附属図書館 研究開発室・准教授 北村由美氏)
・13:05-14:20 講演「パターン・ランゲージで読み解くラーニング・コモンズ」(京都大学附属図書館・事務部長 米澤誠氏)
・14:20-14:30 休憩
・14:30-14:45 デザイン学的観点からのコメント(京都大学情報環境機構・助教 元木環氏)
・14:45-15:30 フロアとのディスカッション(質疑応答、意見交換)

高知工科大学附属情報図書館、24時間利用可能なスペース・サービスを拡大

高知工科大学附属情報図書館が、2017年12月4日から、24時間利用可能なスペースを拡大させると発表しています。

同館では開学当初から1階メディア学習室と2階情報閲覧室を24時間利用できましたが、学術書が排架されている3階の開架スペースが利用可能となるほか、24時間使用可能な自動貸出返却装置が設置されるなどします。

【12/4(月)】24時間開館がますます便利に!&地震避難訓練 (高知工科大学附属情報図書館,2017/11/26)
http://www.kochi-tech.ac.jp/library/news/m000111.html

参考:
E1471 - 深夜の図書館は誰がどのように利用しているのか<文献紹介>
カレントアウェアネス-E No.243 2013.08.29
http://current.ndl.go.jp/e1471

多賀城市(宮城県)と米・ハーバード大学ライシャワー日本研究所、震災アーカイブに関する覚書を締結

2017年11月16日、多賀城市(宮城県)と米・ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所が、「たがじょう見聞憶と日本災害DIGITALアーカイブ(JDA)の連携・協力等に関する多賀城市とハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所との協力についての覚書」を締結しました。
 
この連携により、同市が運営する東日本大震災アーカイブ「たがじょう見聞憶」のデータが、同研究所の「日本災害DIGITALアーカイブ」(JDA)上で利用できるようになります。
 
記者発表資料(多賀城市)
http://www.city.tagajo.miyagi.jp/koho/shise/koho/kisha.html
※「11月15日」に「本市とハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所がアーカイブに関する覚書を締結します(PDF:1,580KB)」とあります。
 
多賀城市からのお知らせ(多賀城市,2017/11/14)

11月 27日

【イベント】草アーカイブ会議2「コミュニティ・アーカイブってなに?」(12/23-24・仙台)

2017年12月23日から24日かけて、せんだいメディアテークにおいて、3がつ11にちをわすれないためにセンター主催する、草アーカイブ会議2「コミュニティ・アーカイブってなに?」が実施されます。

専門家や地域に住むさまざまな立場の人々によって、草の根的に展開されている地道なアーカイブ活動の現場から、資料を「提示・表現」する、あるいは対象を「記録・収集」していくプロセスに着目し、「アーカイブ活動の創造性」に迫ることを目的としています。

1日目の12月23日は、「【提示・表現】ー「痕跡とアクチュアリティ~鉱山、通信所、終戦、ホーム~」」と題し、小岩勉氏(写真家)、坂田太郎氏(サイト・イン・レジデンス)、瀬尾夏美氏(画家・作家)、松本篤氏(NPO remo メンバー/AHA! 世話人)がスピーカーを、桂英史氏(東京藝術大学大学院映像学研究科教授)がモデレーターを務めます。

2日目の12月24日は、「【記録・収集】ー「土着の魂・旅人の目~カセットテープとインターネット~」」と題し、小野和子氏(民話採訪者)、川瀬慈氏(国立民族学博物館人類基礎理論研究部准教授)、ヴィンセント・ムーン氏(映像作家・サウンドアーティスト)がスピーカーを、佐藤知久氏(京都市立芸術大学芸術資源研究センター准教授)がモデレーターを務めます。

宮崎県立図書館、「宮崎県立図書館ビジョン」(素案)へのパブリックコメントの結果を発表

2017年11月27日、宮崎県立図書館が、9月25日から10月24日まで募集していた「宮崎県立図書館ビジョン」(素案)へのパブリックコメントの結果(意見の要旨及び県立図書館の考え方)を発表しています。

「宮崎県立図書館ビジョン(素案)」に対する御意見募集の結果(宮崎県立図書館,2017/11/27)
http://www2.lib.pref.miyazaki.lg.jp/index.php?key=bb27kqa71-287#_287

参考:
宮崎県立図書館、「宮崎県立図書館ビジョン」(素案)のパブリック・コメントを実施
Posted 2017年9月27日
http://current.ndl.go.jp/node/34736

引用データのオープン化を推進するイニシアティブI4OC、Crossrefに登録された雑誌論文の参考文献のOA率が50%を超えたと発表

2017年11月24日、引用データのオープン化を推進するイニシアティブI4OCが、Crossrefに登録された雑誌論文の参考文献のOA率が50%を超えたと発表しました。

Crossrefに登録された論文の参考文献9億5,605万193件の分析を行った結果で、その50.84%にあたる4億8,604万1,671件がOAの状態でした。

また、単行本・会議録といった雑誌以外の媒体に掲載された論文の参考文献の数は1億1,908万3,550件で、OAであったのは3,715万9,390件(31.20%)でした。

Milestone for I4OC - open references at Crossref exceed 50%(I4OC,2017/11/24)
https://opencitations.wordpress.com/2017/11/24/milestone-for-i4oc-open-references-at-crossref-exceed-50/

スコットランド国立公文書館、ウェブアーカイブ“National Records of Scotland web archive”を公開

2017年11月20日、スコットランド国立公文書館(NRS) が、ウェブアーカイブ“National Records of Scotland web archive”を公開したと発表しています。

収集対象は、政府機関・裁判所や公開審問(public inquiry)、NRSに記録を移管している公的機関や民間団体です。

NRSがInternet Memory Research社と共同で実施しているものでパブリックドメインの情報を把握し、通常は、機密情報や知的財産について適切に処理するために、ウェブ情報の公開者と合意した後、収集を行なっています。

Web archive launched(NRS,2017/11/20)
https://www.nrscotland.gov.uk/news/2017/web-archive-launched

墨田区立ひきふね図書館(東京都)、晴眼者と視覚障害者が一緒に巡る図書館ツアーを実施

2017年12月3日、東京都の墨田区立ひきふね図書館が、12月3日から12月9日までの障害者週間にあわせた特別イベントとして、晴眼者と視覚障害者が一緒に巡る図書館ツアーを実施します。

墨田区立図書館・図書室共通利用カードを所持する人が対象で(定員:晴眼者10人・視覚障害者4人)、晴眼者が視覚障害者をガイドし図書館を案内します。

晴眼者と視覚障害者が一緒に巡る図書館ツアー(墨田区立図書館)
https://www.library.sumida.tokyo.jp/infoevent;jsessionid=8820942E9BEA393D605AF78A8F3CF9E9?0&pid=864

科学技術振興機構、J-STAGEの画面リニューアルを発表

2017年11月25日、科学技術振興機構(JST)が、J-STAGEの画面リニューアルを発表しています。

次期システムへの意見を募集するためにモデル誌3誌のみで試験公開していたJ-STAGE評価版を、J-STAGE搭載全誌に適用させたものです。

新画面には、ランキング表示、メタデータダウンロード、SNS・文献管理ツール等との連携、著者関連情報の表示、引用文献のマウスオーバー表示、モバイル対応、インパクトファクターの表示等といった機能があります。

J-STAGE画面をリニューアルしました。(J-STAGE,2017/11/25)
https://www.jstage.jst.go.jp/static/pages/News/TAB1/Current/Page1/-char/ja

11月 24日

前橋市、ビッグデータを用いた地域課題解決の研究を行うため、官民連携協定を締結

2017年11月22日、前橋市は、東京大学、株式会社帝国データバンク、株式会社三菱総合研究所と「ビッグデータを活用した地域課題の見える化及び政策決定の変容にかかる連携協定」を締結したことを発表しました。

今回の連携協定を通じて、地域課題を解決するためにビッグデータを使用し、政策決定にどのように反映できるかを4者で研究するとしています。また、地域課題の解決にビッグデータを用いる手法自体の研究も行うとのことです。

ようこそ市長室へ(前橋市)
http://www.city.maebashi.gunma.jp/sisei/450/010/p006792.html
※「前回の定例記者会見(11月22日開催分)の案件資料」に「(1)官民ビッグデータにより地域課題を解決する共同研究を開始します<資料1>(PDF形式:444KB)」とあります。

【イベント】漢字文献情報処理研究会第二十回大会特別セッション「デジタルデータの利活用と長期保存:大学図書館および人文・社会系研究者の役割」(1/20・京都)

2018年1月20日、花園大学において、漢字文献情報処理研究会第二十回大会が開催されます。

特別セッションでは、学術資料のうち特に図書館資料に焦点を当て、図書館資料(特に大学図書館資料)のデジタルコンテンツとしての特性、その利活用と保存におけるデジタル化の意義、図書館員や人文・社会系研究者の考える利活用と長期保存、の3点について特に注意を払って討論します。

大会ではその他、慶應義塾大学経済学部の千田大介氏による「中国学研究・教育オープンプラットフォームのためのデータ構築」、大東文化大学外国語学部の上地宏一氏による「大規模漢字集合の文字検索を自作する」の発表が予定されています。

入場は無料、参加も自由ですが、事前登録への協力が求められています。

特別セッションのプログラムは次のとおりです。

英国読書協会・英国図書館長協会、2017年の「夏休み読書チャレンジ」の結果を発表

2017年11月22日、英国読書協会(The Reading Agency)は、英国図書館長協会(SCL)と共同で、2017年の「夏休み読書チャレンジ」(Summer Reading Challenge)の結果を発表しました。

同チャレンジは、子どもが、夏休み期間中、地元の図書館でアカウント登録をした後、読んだ本を入力すると、冊数に応じてプロフィール画面でバーチャルなバッチがもらえるもので、2017年は北アイルランドを除く英国の地方公共団体の97%が参加しました。

参加人数は、合計76万1,758人で、2016年より6,550人増加しており、そのうち2万7,206人が未就学児で昨年より7.05%の増加です。また、参加者の44%が男児でした。

ウェブサイトへのアクセスも、昨年比24.7%増の19万2,358件あり、8万9,632冊分の書評が寄せられました。

その他、図書館で1万7,814件の関連イベントが開催されたほか、8万6,709人の子どもが新たに図書館の利用者登録をしました。

日本台湾交流協会、台湾日本関係協会と「文化交流の協力に関する覚書」を締結:図書室などを備える日本文化センターを設置

2017年11月22日、日本台湾交流協会が、台湾日本関係協会と「文化交流の協力に関する覚書」を締結したと発表しています。

文化事業における相互協力を強化し、日台間の相互理解と友好親善を深めることを目的としており、日本台湾交流協会は、台北事務所に、日本文化センターを設置します。

台湾・中央通訊社の日本語ニュースサイト「フォーカス台湾」の記事によると、日本文化センターには図書室、セミナー室、文化ホールが備えられるとのことです。

「公益財団法人日本台湾交流協会と台湾日本関係協会との協力文書」について(日本台湾交流協会,2017/11/22)
https://www.koryu.or.jp/ez3_contents.nsf/Top/964E66CA4EA6D8DA492581E000119299

文部科学省、「ICTを活用した教育推進自治体応援事業(ICTを活用した学びの推進プロジェクト)報告書」を公開:「学校図書館活用教育におけるICT活用」の事例も

2017年11月22日、文部科学省が、「ICTを活用した教育推進自治体応援事業(ICTを活用した学びの推進プロジェクト)報告書」を公開しました。

同プロジェクトは、教員等のICT活用指導力の向上を図るため、実践地域を指定して実施されたもので、

・教員養成課程を有する大学と連携した研修プログラムの策定する「指導力パワーアップコース」
・ICTを活用した学びの実践体制の構築を図るためのモデルカリキュラムを策定する「ICT活用実践コース」

の2コースの報告書が公開されています。

「ICT活用実践コース」の報告書には、小学4年生から6年生を対象に、総合的な学習の時間・国語科・社会科のモデルカリキュラム策定を目的に島根県で実施された「学校図書館活用教育におけるICT活用」の報告が掲載されています。

文部科学省 新着情報
http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html 
※「平成29年11月22日 ICTを活用した教育推進自治体応援事業(ICTを活用した学びの推進プロジェクト)報告書」とあります。

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