アーカイブ - 2017年 9月 - car

9月 19日

国立公文書館、ベトナム国家記録アーカイブズ局と協力覚書を交換

国立公文書館が、2017年9月12日に、ベトナム国家記録アーカイブズ局とアーカイブズ及び記録管理に係る協力覚書を交換したと発表しています。

ベトナム国家記録アーカイブズ局との協力覚書の交換について(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/news/20170912.html

米・イリノイ大学アーバナシャンペーン校のiSchool、図書館・公文書館による無形文化遺産の保護をテーマとしたホワイト・ペーパーを公表

2017年9月14日 イリノイ大学アーバナシャンペーン校のiSchoolが、図書館・公文書館による無形文化遺産の保護の可能性についての議論・研究の活性化を目的としたホワイト・ペーパー“Libraries and Archives and the Preservation of Intangible Cultural Heritage: Defining a Research Agenda”を公表しました。

米国内の様々な無形文化遺産の保護にかかわる研究者や実務家と連携して行なわれた無形文化遺産の保存プロジェクト“Preserving Intangible Cultural Heritage project”の一環です。

ホワイト・ペーパーでは、これまで有形文化遺産の保護に関する研究が中心であった図書館情報学において、無形文化遺産の保護において有用と考えられる分野について以下のように指摘しています。

米国国立公文書館、「2018-2022年度戦略計画」の原案を更新

米国国立公文書館(NARA)は、2017年8月に実施していたパブリックコメントで寄せられた意見を受け、「2018-2022年度戦略計画」の原案を更新し、更新した原案を、米・行政管理予算局(OMB)に提出したと発表しています。

変更点として、

・5億ページの記録のデジタル化とオンラインカタログでの公開の期限を2020年から2024年に延長

・2022年12月31日までの電子的な記録管理への完全移行に関して「可能な限り最大限に」(to the fullest extent possible)の文言を追加

・2020年までに、電子的的な記録管理移行のための適切な人材開発プログラムを策定することを追加

があげられています。

Draft National Archives Strategic Plan(NARA,2017/9/15)
https://www.archives.gov/about/plans-reports/strategic-plan/draft-strategic-plan

米・シカゴ公共図書館、“ProjectArt”と連携した無償の子ども向け芸術教育プログラムを開始

米・シカゴ公共図書館が、2017年9月から、芸術教育に関するプログラムを無償で提供する団体“ProjectArt”と連携し、市内の4分館で子ども(4歳から17歳)を対象としたプログラムを開始すると発表しています。

各分館では年齢別に3つのクラスが設けられています。

Chicago Public Library(Facebook,2017/9/13)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=10155938096112454&id=35447572453

@chipublib(twitter,2017/9/13)
https://twitter.com/chipublib/status/908096042528382982

9月 15日

英国図書館情報専門家協会、暴風雨による被害を受けた世界中の図書館・情報労働者と連帯し支援する旨のメッセージを発表

2017年9月13日、英国図書館情報専門家協会(CILIP)が、Chief Executive名で、暴風雨による被害を受けた全世界の図書館や情報労働者と連帯し支援する旨のメッセージを発表しています。

被害を受けたコミュニティがこれらの出来事を理解し、再建を始めるために、図書館や情報労働者ができることをすべて行うことを知っており、CILIPでは、それらの努力に対して、できる限りの支援を行なう準備があると述べています。

また、長期的には、環境への気候変動の影響に対する世界的な対応は、証拠に基づかなければならないとし、私たち専門家は、より良い、証拠に基づいた決定の支援や協同のための対話を可能とする役割を果たすと述べています。

米国政府印刷局、連邦政府刊行物寄託図書館制度のウェブサイトに、同局の政府情報保存プログラムに関するページを開設

2017年9月14日、米国政府印刷局(GPO)が、連邦政府刊行物寄託図書館制度(FDLP)のウェブサイトに、GPOによる政府情報保存プログラムに関するページを開設しました。

新しいウェブページには、保存計画や政策綱領、ガイダンスやベストプラクティス、研修や発表資料などといった情報が掲載されています。

Announcing GPO’s New Preservation Page on FDLP.gov(GPO,2017/9/14)
https://www.fdlp.gov/news-and-events/3128-announcing-gpo-s-new-preservation-page-on-fdlp-gov

北米研究図書館協会、著作権に関する問題についてのイシューブリーフを公開:インターネット上の政府情報の保存とメタデータの著作権

2017年9月14日、北米研究図書館協会(ARL)が、図書館や文書館が直面する著作権に関する問題についてのイシューブリーフ2点を公開しました。

“Using Fair Use to Preserve and Share Disappearing Government Information”では、インターネットから政府情報を保存・共有する際の複雑な法的問題を考察し、フェアユースの原則が政府情報を保存・共有することを支持していることを説明しています。

“Metadata and Copyright: Should Institutions License Their Data about Scholarship?”では、メタデータが著作権で保護されるべきかどうかを様々な状況下で検討し、またメタデータのライセンスについてのポリシーやコミュニティーの基準について考察するとともに、その広範な利用や共有を推奨しつつ、メタデータにライセンスを認めるかどうかについての推奨事項を提案しています。

米国博物館・図書館サービス機構、公共図書館の統計・概況調査の2014年度版のレポート及び2015年度版のデータを公開

2017年9月14日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、全米の9,000の公共図書システム(Public Library System)を対象とした統計“Public Libraries Survey”(PLS)の2014会計年度版のレポート及び2015会計年度版のデータを公開しました。

2014年度版のレポートでは、2013年から2014年にかけて財政健全化と職員数の指標が若干改善したものの2009年のレベル以下であること、人口1,000人当たりの電子書籍の数が2005年と比べて2,140%増加したこと、伝統的な図書館サービスの利用が減少する一方でプログラムへの参加数が増加傾向であり実施プログラム数も増加していること、等が指摘されています。

2019年に京都市で開催される第25回世界博物館大会のウェブサイトが公開

2017年9月14日、京都市で2019年9月1日から9月7日にかけて開催される第25回世界博物館大会(ICOM KYOTO 2019)のウェブサイトが公開されました。

@IcomOfficiel(twitter,2017/9/14)
https://twitter.com/IcomOfficiel/status/908256491508989952

@icomkyoto2019(Facebook,2017/9/14)
https://www.facebook.com/icomkyoto2019/posts/1342095302585837

ICOM KYOTO 2019
http://icom-kyoto-2019.org/

国際科学会議世界科学データシステム(ICSU-WDS)とData Seal of Approval(DSA)、データリポジトリの認証機関“CoreTrustSeal”を設立

2017年9月11日、国際科学会議世界科学データシステム(ICSU-WDS)とData Seal of Approval(DSA)は、データリポジトリの認証機関“CoreTrustSeal”を設立したと発表しました。

CoreTrustSealはデータリポジトリなどのインフラの持続可能性や信頼性向上のための非営利組織です。「信頼できるデータリポジトリを認定するための中核的な統一要件」を元にした中核的なレベルの認証をデータリポジトリに対して提供しています。ICSU-WDSの認証とDSAの認証は、同機関の認証に置き換えられるとのことです。

同機関は最終的に、データサービスやソフトウェアなどに対して中核的なレベルの認証を提供することを目指しているとのことです。

CoreTrustSeal Certification Launched(ICSU-WDS,2017/09/11)
https://www.icsu-wds.org/news/news-archive/coretrustseal-certification-launched

9月 14日

米国国立医学図書館、MeSH RDFを製品版(production version) に移行

米国国立医学図書館が、ベータ版であったMeSH RDFを、2017年9月8日頃に製品版(production version)に移行したと発表しています。

FTPサーバからダウンロードする際のパスも変更されています。

NLM Releases Production MeSH RDF(NLM Technical Bulletin, 2017/9/13)
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/so17/so17_mesh_rdf.html

参考:
米国国立医学図書館(NLM)、MeSH RDFのベータ版を2017年版に更新
Posted 2016年11月28日
http://current.ndl.go.jp/node/33002

米・図書館情報資源振興財団、大学図書館の学習や教育への貢献について調査した報告書を公開

2017年9月13日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)が、資源の提供・専門的な支援・空間として、大学図書館の学習や教育への貢献について調査した報告書“A Splendid Torch: Learning and Teaching in Today’s Academic Libraries”を公開しました。

CLIRの現・元の博士研究員による、ラーニングコモンズ、情報リテラシー教育、デジタルヒューマニティーズ教育、デジタルリテラシー、電子図書館と特別コレクション、3Dプリンター、をテーマとした小論が掲載されています。

Report Explores Academic Libraries’ Evolving Role in Supporting Learning and Teaching (CLIR,2017/9/13)
https://www.clir.org/about/news/pressrelease/a-splendid-torch

【イベント】大阪府子ども文庫連絡会児童文化講座「本・こども・・おとな」公開講座 学校図書館を学ぶ「学校図書館ってなんですか?中高生と共に」(10/10・大阪)

2017年10月10日、大阪市立中央図書館において、大阪府子ども文庫連絡会主催の児童文化講座「本・こども・・おとな」公開講座、学校図書館を学ぶ「学校図書館ってなんですか?中高生と共に」が開催されます。

元小林聖心女子学院専任司書教諭の飯田寿美氏による、生徒の日々の学習への中学校の学校図書館の寄与や中学生の読書の現状についての講演(定員250人、当日先着順)と、箕面市立第三中学校学校司書の田中瑞穂氏による実践報告「学校図書館の機能を活かした、中学校の授業実践」(定員60人、当日先着順)が行われます。

参加費は無料ですが、資料費として100円が必要です。

【中央】学校図書館ってなんですか?中高生と共に 10月10日(火)(大阪市立中央図書館)
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jotcflqpu-510#_510

宇都宮市立図書館(栃木県)、「宇都宮市立図書館デジタルアーカイブ」を公開

2017年9月4日、栃木県の宇都宮市立図書館が、「宇都宮市立図書館デジタルアーカイブ」を公開しました。

同館が所蔵する地域資料のなかから、インターネット上での公開が可能な資料104点を同館ウェブサイトで公開するものです。

宇都宮市立図書館デジタルアーカイブの公開を開始しました(宇都宮市立図書館,2017/9/4)
http://www.lib-utsunomiya.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=106&comment_flag=1&block_id=342#_342

カナダ研究図書館協会(CARL)によるプロジェクトPortage、研究データ発見のためのメタデータ標準に関する報告書を公開

2017年9月12日、カナダ研究図書館協会(CARL)の研究データ管理に関するプロジェクトPortageが、研究データ発見のためのメタデータ標準に関する報告書を公開しました。

Federated Research Data Repository(FRDR)のメタデータの枠組みや、主要な主題別メタデータ標準間のクロスウォークなどについてまとめられています。

PortageのData Discovery Expert Groupは、研究データの効果的な発見や利活用に資するメタデータの作成・管理等について支援することを目的とし、メタデータ標準の利用を促進しています。その下にあるMetadata Working Groupは、メタデータ標準の範囲の定義やメタデータ管理に関する提案を行っています。

福島大学附属図書館、「震災関連アーカイブ」を公開

2017年8月28日、福島大学附属図書館が、ウェブサイト「震災関連アーカイブ」を公開しました。
 
同館の図書館システム更新に伴い、これまで福島大学学術機関リポジトリに含まれていた東日本大震災関連の資料を分けて作成したものです。同アーカイブでは、震災に関する研究成果や活動記録等の資料を広く収集・整理・保存していくとしています。
 
図書館システム更新に伴う変更点について(福島大学附属図書館、2017/9/1)
http://www.lib.fukushima-u.ac.jp/oshirase/2017_8system.htm
 
福島大学附属図書館 震災関連アーカイブ(福島大学附属図書館)
https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/repo/repository/shinsai/

参考:

9月 13日

米国図書館協会(ALA)、ハリケーン「イルマ」の被害を受けた図書館の復旧の取組を支援

2017年9月12日、米国図書館協会(ALA)は、ハリケーン「イルマ」の被害を受けた図書館の復旧の取組を支援しているとする声明を発表しました。

声明では、現地の図書館とともに被害の対応に当たっているフロリダ図書館協会やフロリダ州立図書館を支援していること、他の州やカリブ海地域とも支援について調整していること、自然災害に対処する際の参考になる情報源のリストをウェブサイトで提供していること、などが述べられています。また、ALA加盟館に資金援助を呼び掛けています。

ALA, library community support Hurricane Irma response efforts(ALA, 2017/9/12)
http://www.ala.org/news/press-releases/2017/09/ala-library-community-support-hurricane-irma-response-efforts

北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第356号を公開:「多様性と包摂」がテーマ

2017年9月12日、北米研究図書館協会(ARL)が、報告書シリーズ“SPEC Kit”第356号を刊行しました。

“Diversity and Inclusion”がテーマで、2010年以降、ARL加盟館の多様性に関する計画がどのように変化したかを調査したものです。

マイノリティの図書館員を増やすための求人・人材確保に関する戦略、包摂的な職場環境や風土の形成のためのスタッフ教育プログラム、これらの取組の評価方法などが紹介されています。

Diversity and Inclusion, SPEC Kit 356, Published by ARL(ARL, 2017/9/12)
http://www.arl.org/news/arl-news/4367-diversity-and-inclusion-spec-kit-356-published-by-arl

LOCKSSに分散型の電子情報保存機能を組み込むプロジェクトが進行中

2017年9月7日、スタンフォード大学図書館は、LOCKSSに分散型の電子情報保存機能を組み込むプロジェクトが進行中であることを発表しました。

これは、アンドリュー・W・メロン財団の支援を受けて実施されているもので、LOCKSSのソフトウェアの機能をウェブサービスとすることで、LOCKSSプログラムの参加館以外のシステムに組み込むことが可能になります。

Stanford University LOCKSS Program to Mainstream Distributed Digital Preservation through New Project(Stanford Libraries, 2017/9/7)
https://library.stanford.edu/node/130509

Lots Of Copies Keep Stuff Safe
https://www.lockss.org/

【イベント】没年調査ソン in 京都 Vol.2(9/23・京都)

2017年9月23日、京都府立図書館において、「没年調査ソン in 京都 Vol.2」が開催されます。

京都府立図書館の自主学習グループ「ししょまろはん」が主催するこのイベントでは、京都にゆかりのありそうな人物の没年調査をひたすら行います。国立国会図書館関西館職員による没年の調べ方の講義、前回の成功・失敗事例の紹介、府立図書館の使い方等の説明ののち、短時間で集中して没年調査を行います。

没年調査ソンVol.2を開催いたします!(ししょまろはんラボ, 2017/9/13)
http://libmaro.kyoto.jp/?p=556

参考:
E1847 - 没年調査ソン in 京都 Vol.1<報告>
カレントアウェアネス-E No.312 2016.10.06
http://current.ndl.go.jp/e1847

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