アーカイブ - 2017年 8月 - car

8月 8日

米・ニューヨーク公共図書館の利用者カード所持者、Kanopy社がストリーミング配信する映画作品の無料視聴が可能に

2017年8月4日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)は、同館の利用者カード所持者(13才以上)を対象に、Kanopy社がストリーミング配信する3万点を超す映画作品を無料で視聴できるようにしたと発表しています。

1か月最大10作品を利用でき、1作品は3日間閲覧することができます。

Kanopy社は、公共図書館や教育機関を対象に、動画のストリーミング配信サービスを実施しています。

How You Can Stream Free Movies With Your NYPL Card (NYPL,2017/8/4)
https://www.nypl.org/blog/2017/08/04/stream-movies-library-card

信州大学大学史資料センター、ウェブページを開設

2017年4月に信州大学附属図書館に設置された「信州大学大学史資料センター」のウェブページが、2017年8月8日、開設されました。

「信州大学大学史資料センター」ウェブページ開設のお知らせ(信州大学附属図書館,2017/8/8)
http://www.shinshu-u.ac.jp/institution/library/news/2017/08/hp.html

信州大学 大学史資料センター(信州大学附属図書館)
http://www.shinshu-u.ac.jp/institution/library/about/archives.html

8月 7日

人文学オープンデータ共同利用センター、近代雑誌データセット『東洋学芸雑誌』を公開

人文学オープンデータ共同利用センターは、2017年8月3日に、近代雑誌データセットとして『東洋学芸雑誌』の第1号から第87号を公開しました。

同センターは国立国語研究所との共同研究により、同研究所が所有する『東洋学芸雑誌』第1号から第87号のデータセットを作成しました。JPG・PDFの画像データとIIIFマニフェストが公開されています。

ニュース(人文学オープンデータ共同利用センター)
http://codh.rois.ac.jp/news/
※2017年8月3日付で、「近代雑誌データセットの一つとして、『東洋学芸雑誌(第1号-第87号)』(国立国語研究所蔵本,情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 人文学オープンデータ共同利用センターとの共同研究により作成)を公開しました。」とあります。

近代雑誌データセット(人文学オープンデータ共同利用センター)
http://codh.rois.ac.jp/modern-magazine/

関西大学図書館、台湾国家図書館と中文古籍聯合目録における連携協定を締結

関西大学図書館は、2017年7月26日に、台湾国家図書館の漢籍書誌データベース「中文古籍聯合目録」に、書誌情報を提供する連携協定を締結しました。この協定により、同館の漢籍資料が中文古籍聯合目録から検索可能となります。

国家図書館(台湾)と中文古籍聯合目録における連携協定を締結(関西大学,2017/8/4)
http://www.kansai-u.ac.jp/mt/archives/2017/08/post_2911.html

中文古籍聯合目錄(国家図書館)
http://rbook2.ncl.edu.tw/Search/Index/2

8月 4日

OCLC Research、研究図書館の「研究コレクション」に関するシンポジウムの報告書を刊行

2017年8月2日、OCLC Researchが、2016年10月に、米・ケンブリッジのNorton's Woods Conference Centerで、研究図書館における「研究コレクション」を再検討すること目的に、図書館の担当者や研究者が集まって行なわれたシンポジウムの報告書“The Transformation of Academic Library Collecting: A Synthesis of the Harvard Library's Hazen Memorial Symposium”を刊行しました。

研究図書館のコレクション、特に共同コレクションの将来や、伝統的に特殊コレクション・アーカイブコレクションと呼ばれてきたコレクションの再検討をテーマとした発表や参加者による議論をまとめたものとなっています。

岐阜県図書館、岐阜県総合医療センターに「岐阜県図書館の本」コーナーを設置

岐阜県図書館が、2017年7月20日から、岐阜県総合医療センター内のがん患者サロン『ほっとサロン』図書コーナーに「岐阜県図書館の本」コーナーを設置したと発表しました。

同センターに通院または入院中の方や、その家族が利用可能で、今後、年に数回本を入れかえると紹介されています。

岐阜県図書館 お知らせ
http://www.library.pref.gifu.lg.jp/i
※「8月4日 岐阜県総合医療センターに「岐阜県図書館の本」コーナーを設けました」とあります。

岐阜県総合医療センターに「岐阜県図書館の本」コーナーを設けました(岐阜県図書館)
http://www.library.pref.gifu.lg.jp/siryo-search/kenko-iryo/jigyo.html

国際電気通信連合、"ICT Facts and Figures"の2017年版を公表

2017年7月31日、国際電気通信連合(ITU)が、"ICT Facts and Figures"の2017年版を公表しました。

若者(15歳から24歳)がインターネット利用の最前線となっている事、ブロードバンドへのアクセスが急速に拡大しており中国がこれを先導していること、モバイルブロードバンドの価格の1人当たりの国民所得に占める割合が2013年から2016年の間で半減したこと、インターネットユーザーの男女格差が2013年から縮小していること、などが紹介されています。

ITU releases 2017 global information and communication technology facts and figures(ITU,2017/7/31)
http://www.itu.int/en/mediacentre/Pages/2017-PR37.aspx

韓国・高陽市食寺図書館、児童書にちなんだ料理をつくる「五感満足童話料理」講座を開催

韓国・京畿道高陽市にある市立の食寺図書館が、夏休みの子ども向けプログラムとして、児童書にちなんだ料理をつくる「五感満足童話料理」講座を開催します。

2017年8月8日、9日、22日、23日の4回、各日午後3時から、小学校1年生から3年生までを対象に、各回異なる児童書にちなんだ、カナッペ・サンドイッチや、韓国料理のムサムマリ・ファチェ(花菜)といった料理をつくります。

오감만족 동화요리(食寺図書館)
http://www.goyanglib.or.kr/sik/culture/culReg_view.asp?idx=3226

参考:
移動式キッチンで料理を教えるサンフランシスコ公共図書館の“Biblio Bistro”
Posted 2016年1月25日
http://current.ndl.go.jp/node/30526

文部科学省、「学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議 最終まとめ」を公表

2017年8月4日、文部科学省が、「学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議 最終まとめ」を公表しました。

文部科学省 新着情報
http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※平成29年08月04日欄に「 学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議 最終まとめ」とあります。

学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議 最終まとめ(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/037/toushin/1388879.htm

国土地理院、地名情報の機械判読可能なデータ形式でのウェブ提供実験を開始

2017年8月4日、国土地理院が、整備している地名情報のうち、居住地名、自然地名、公共施設、住居表示住所について、機械判読可能なデータ形式でのウェブ提供実験を開始したと発表しています。

居住地名と自然地名には、地名の「よみ」の情報も含まれており、この情報を活用することで、難読地名の読みをひらがなで確認したり、音声として聞き取ることができる地図の作成が可能となります。

また、国土地理院のウェブ地図「地理院地図」にも、地名を読み上げる機能が実験として実装されています。

読めない地名も読み上げてくれます ~地名情報を機械判読可能なデータ形式でウェブ提供実験開始~(国土地理院,2017/8/4)
http://www.gsi.go.jp/johofukyu/johofukyu20170804.html

大阪府立中央図書館、エントランスにて産地直送の野菜を販売

大阪府立中央図書館が、2017年8月中の火曜日と金曜日(8月15日は除く)に、同館エントランスにて産地直送の野菜を販売します。

奈良県山添村から直送される野菜やお餅などが販売されます。

エントランスにて産地直送の新鮮野菜を販売します!(大阪府立中央図書館,2017/8/3)
https://www.library.pref.osaka.jp/site/central/cafe-restaurant.html

参考:
マルシェでレシピ本との出会いを:紫波町図書館が隣接する紫波マルシェにPOPを提供する試み
Posted 2013年10月2日
http://current.ndl.go.jp/node/24497

8月 3日

【イベント】「第9回DAN(Digital Archive Network)ワークショップ」開催(8/25・熊本)

2017年8月25日、熊本大学附属図書館において、第9回DAN(Digital Archive Network)ワークショップが開催されます。熊本の震災アーカイブの話題を中心に、デジタルアーカイブの連携や活用について議論を深めます。

ワークショップは二部構成です。第一部では、柴山明寛氏(東北大学災害科学国際研究所准教授)による基調講演「東日本大震災アーカイブの利活用の現状とその問題点」が行われ、その後に、以下の4つの話題提供が行われます。

「総務省におけるデジタルアーカイブの取り組み(仮)」
総務省 情報流通業政局 情報流通振興課
「岩手県による震災アーカイブの取組~「いわて震災津波アーカイブ~希望~」開設までの経緯~」
酒井 淳氏(岩手県復興局復興推進課 推進協働担当課長)
「熊本県における震災アーカイブの取組」
熊本県 知事公室 危機管理防災課 熊本地震検証室
「震災アーカイブの利活用性向上を目指したメタデータの分析」
筑波大学 杉本・永森研究室

第二部は、デジタルアーカイブ構築・運用・利活用のための連携についてのフリーディスカッションが行われます。

参加費は無料ですが、事前申込が必要です。

【イベント】図書館総合展2017 フォーラム in 安城(9/23・安城)

2017年9月23日、安城市中心市街地拠点施設(アンフォーレ)の安城市図書情報館において、「図書館総合展2017 フォーラム in 安城」が開催されます。

作家の荒俣宏氏による読書文化をテーマにした基調講演が行なわれます。またパネル討論では安城市の神谷学市長が登壇し、図書館施設を中心に据えた安城市の中心市街地の整備計画について討論します。

フォーラムは3部構成で、以下のようになっています。

[第1部]基調講演「つながる読書──読書は自然に類を呼ぶ(仮)」ほか
13:00~14:10
講師:荒俣 宏(作家)

[第2部]プレゼンテーション「図書館業界の最新情報」
14:40~15:30
発表者:協賛各社

[第3部]パネル討論「まちづくりと図書館」
16:00~17:30
講師:神谷 学(安城市長)/荒俣 宏(作家)/益子一彦(三上建築事務所 代表取締役所長)
司会:野末俊比古(青山学院大学准教授)

協賛企業・団体によるブース展示、2017年6月に開館した図書館を中心とした複合施設アンフォーレの見学会、近隣図書館見学バスツアー等も実施されます。

ISBN、ISSN、NCIDのいずれかのリストから、ISBN、ISSN、NCID、大学図書館の所蔵館数などを逆引きするツールが公開

ISBN、ISSN、国立情報学研究所書誌番号(NCID)のいずれかのリストから、「ISBN」「ISSN」「NCID」「大学図書館の所蔵館」「重複書誌」を逆引きするツールが公開されています。

このツールはCiNii APIを利用しています。

ISBN, ISSN, NCIDのリストからISBN, ISSN, NCID, 所蔵館を一挙に逆引きするツール(世界の出版情報調査総覧, 2017/7/30)
http://biblioguide.net/survey/chap0/10846.html

参考:
ISSNのリストから国立情報学研究所書誌番号(NCID)を取得するツールが公開
Posted 2017年4月4日
http://current.ndl.go.jp/node/33785

国立がん研究センター、全国の公共図書館等にがん情報を届ける『届けるを贈る 届けるを支える 「がん情報ギフト」』プロジェクトを始動

2017年7月31日、国立研究開発法人国立がん研究センターは、全国の公共図書館等にがん情報を届ける『届けるを贈る 届けるを支える 「がん情報ギフト」』プロジェクトを始動させました。

このプロジェクトは、全国から寄付を募り、寄付をした人が指定した都道府県への寄付金が3万円集まるごとに指定都道府県の公共図書館等1館に「がん情報ギフト」を寄贈する取り組みです。「がん情報ギフト」とは、国立がん研究センターのがん対策情報センターが科学的根拠に基づき作成・発行するがんに関する資料のセットです。蔵書用冊子58種、配布用冊子8種、ちらし1種等がセットになっています。

北米研究図書館協会、デジタル人文学のメタデータを“SHARE”のデータベースに取り入れるためのプロジェクトを開始

2017年8月2日、北米研究図書館協会(ARL)は、より多くのデジタル人文学(DH)の学術成果のメタデータを、そのライフサイクルを通じて参照可能とすることを目的に、それらのデータを“SHARE”のデータベースに取り入れるためのプロジェクト“Integrating digital humanities into the web of scholarship with SHARE”に対して、全米人文科学基金(NEH)の“Digital Humanities Advancement Grant”から7万5,000ドルの助成金を獲得したと発表しています。

助成金を受け、同プロジェクトでは、DHセンターの調査、図書館員や研究者へのフォーカスグループインタビューなど多様な方法で調査を行なって、既存のDHの学術成果のメタデータモデルやレジストリを把握して要件を定義した後、多様なDHの学術成果のメタデータの集約や検索・ディスカバリのためのワイヤフレームやプロトタイプを作成します。

韓国・高陽アラムヌリ図書館、若者を対象としたDJ体験講座を開催

韓国・京畿道高陽市にある市立の芸術専門図書館、高陽アラムヌリ図書館が、2017年8月7日から8月11日まで、開館10周年イベントとして、韓国芸術人福祉財団による芸術家派遣事業を活用した現職DJによる体験講座“Show Me What U Got”を開催します。

対象は14歳から19歳までで、音楽理論や機材の説明、各種テクニックのレッスンなどが行われます。

DJ 윤의 Show Me What U Got(高陽アラムヌリ図書館)
http://www.goyanglib.or.kr/aram/culture/culReg_view.asp?idx=3234

参考:
韓国・文化体育観光部、地域の事情に合わせて専門に特化した図書館を育成する「特化図書館育成支援モデル事業」の対象となる10館を選定
Posted 2017年6月12日
http://current.ndl.go.jp/node/34150

ORCID、書籍出版のワークフローにORCID iDの付与を実装する方法を理解するために行なった調査の概要報告を公開

2017年7月31日、ORCIDが、書籍出版のワークフローにORCID iDの付与を実装する方法を理解するために行なった調査の概要報告をオンラインで公開しました。

調査は、出版社、サービスプロバイダー、標準化団体、図書館、助成機関等を含む世界の26団体の39の代表者へのインタビューに基づいています。

調査からは、書籍出版社は著者の識別、ログインの簡略化、査読者の確認におけるORCIDの利点を認識しているものの、そのワークフローにORCIDを実装しているところはほとんどなく、著者からのそうした圧力もかかっていないことがわかったとのことです。

調査での知見に基づき、ワーキンググループでは、実装のための具体的な方法として、

カナダの大学図書館コンソーシアムCOPPULとOCULが、Archive-Itを用いたウェブアーカイブの共同事業を開始

2018年8月2日、カナダの大学図書館コンソーシアムである、プレーリー・太平洋大学図書館協議会(COPPUL)とオンタリオ州大学図書館コンソーシアム(OCUL)は、カナダでのウェブアーカイブ拡大を目的に、Archive-Itを用いたウェブアーカイブの共同事業を行なうと発表しています。

Internet Archiveの発表によると、今回の事業で多くの大学図書館が参加することで、カナダ全体でのウェブアーカイブ事業への参入障壁が軽減されることが期待されているようです。

高野山大学、「高野山アーカイブ」を公開

和歌山県にある高野山大学が、2017年7月31日に「高野山アーカイブ」を公開したと発表しています。

文部科学省の「私立大学研究ブランディグ事業」の採択を受けて立ち上げた、同大学が所蔵する真言密教や日本の歴史・文化に関する資料や、高野山の古地図・古写真のウェブ上での公開を目的とした5か年プロジェクトの成果であり、その最初の成果として、同日、同大学の図書館が所蔵する「胎蔵秘密略大軌」を公開しています。

今後も順次公開するコンテンツを充実を図るとのことです。

アーカイブシステムの構築を担当したNTTデータ・NTTデータ関西の発表によると、アマゾンウェブサービスを活用し、NTTデータが保有するデジタルアーカイブソリューション「AMLAD」を用いて構築されており、判読が難しい写本等の旧漢字(訓点、装飾文字)・くずし字に対して活字を表示させる機能(翻刻機能)も備えていると説明されています。

「高野山アーカイブ」の一般公開について(高野山大学,2017/8/1)
http://www.koyasan-u.ac.jp/notice/news/detail/208

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