アーカイブ - 2017年 8月 - car

8月 15日

「大槌町震災アーカイブ~つむぎ~」公開

2017年8月8日、「大槌町震災アーカイブ~つむぎ~」が公開されました。

これは2016年から大槌町(岩手県)が構築を進めていたもので、写真・文書・新聞記事等の資料約1万4,000点がデータベース化されています。

「大槌震災アーカイブシステム~つむぎ~」の公開を開始しました。(大槌町震災アーカイブ, 2017/8/8)
https://archive.town.otsuchi.iwate.jp/docs/1134.html

大槌町震災アーカイブ~つむぎ~
https://archive.town.otsuchi.iwate.jp/

8月 14日

第三者が保有する特許における引用から研究機関を評価する、Nature Index 2017 Innovationが公開

2017年8月10日、第三者が保有する特許における研究論文の引用を分析し、研究機関を評価する指標“Nature Index 2017 Innovation”が公開されました。

Nature Index Innovationは、第三者が保有する特許における研究論文の引用に基づく指標です。Lensが開発した指標を用いています。この指標は200の研究機関で1980年から2015年に行われた研究活動が、特許の文献でいかに引用されたのかを解析し、各研究機関がどれだけ発明に貢献したのかを数値化しています。Lensは、技術革新のシステムを透明化することを目指し、世界の特許情報を学術文献と関連付ける活動などを行っています。

上位50機関のうち38機関は米国の研究機関です。日本では大阪大学が31位、理化学研究所が39位に入っています。

国際図書館連盟(IFLA)、第83回世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会のセッションの一部をライブ配信

2017年8月13日、国際図書館連盟(IFLA)は、8月19日から8月25日までポーランドのヴロツワフで開催される第83回世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会のセッションの一部をライブ配信することを発表しました。

8月20日のオープニングセッション、8月21日のIFLAのセッション、8月24日のクロージングセッションなどを視聴することができます。

First ever live stream brings IFLA WLIC to your door(IFLA, 2017/8/13)
https://www.ifla.org/node/11581

WLIC 2017
https://2017.ifla.org/

Elsevier社、社会科学分野の主題リポジトリSSRNで化学分野のプレプリントサービスChemRNを開始

2017年8月7日、Elsevier社は、社会科学分野の主題リポジトリSSRN(Social Science Research Network)で化学分野のプレプリントサービスChemRN(Chemistry Research Network)を開始したことを発表しました。

SSRNに収録されている学際的な論文のアブストラクト500件以上がすでにChemRNに分類されています。

一方、2017年6月に開始したBioRNでは、約6,500人の著者の約5,000件の生物学関連の論文がすでに利用可能になっているとのことです。

『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ、IIIFによる高解像度画像の公開とコンテンツへのDOIの付与を開始

2017年7月27日、国立情報学研究所(NII)の『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブは、IIIFによる高解像度画像の公開と、コンテンツへのDOIの付与を開始したことを発表しました。

DOIについては、NIIが提供するクラウド型機関リポジトリ環境提供サービスJAIRO Cloud上に「人文学研究データリポジトリ」を開設し、ここにコンテンツのメタデータ134件を入力してDOIを取得しています。

ニュース(国立情報学研究所『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ, 2017/7/27)
http://dsr.nii.ac.jp/toyobunko/news/#20170727

『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ
http://dsr.nii.ac.jp/toyobunko/

人文学研究データリポジトリ
https://codh.repo.nii.ac.jp/

8月 10日

オーファンワークス実証事業実行委員会、2017年度のオーファンワークス実証事業の実施を発表

2017年8月10日、オーファンワークス実証事業実行委員会が、2017年8月下旬から2017年12月下旬にかけて、2017年度のオーファンワークス実証事業の実施を予定していることを発表しました。

期間中に全5回の裁定申請を予定しているとのことです。

2017年度 オーファンワークス実証事業について(予定)(オーファンワークス実証事業実行委員会)
https://jrrc.or.jp/orphanworks/2017/007/

参考:
オーファンワークス実証事業実行委員会、著作権者不明等の場合の裁定制度の利用円滑化に向けた実証事業の実施を発表
Posted 2016年11月10日
http://current.ndl.go.jp/node/32906

科学技術・学術政策研究所、「科学技術指標2017」及び「科学研究のベンチマーキング2017」 を公表

2017年8月9日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が、日本及び主要国の科学技術活動を客観的・定量的データに基づき体系的に分析した「科学技術指標2017」を取りまとめ、公表しています。

論文部分については、日本及び主要国の科学研究のベンチマーキングを多角的な視点で行った「科学研究のベンチマーキング2017」で、より詳細な分析を行っています。

「科学技術指標2017」及び「科学研究のベンチマーキング2017」の公表について(NISTEP,2017/8/9)
http://www.nistep.go.jp/archives/33898

参考:
科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、「科学技術指標2015」及び「科学研究のベンチマーキング2015」 を公表
Posted 2015年8月6日
http://current.ndl.go.jp/node/29099

スイス国立図書館による州立図書館と連携したウェブアーカイブ事業“Web Archive Switzerland”(文献紹介)

2017年8月19日から8月25日までポーランドのヴロツワフで開催される第83回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、スイス国立図書館のバーバラ(SIGNORI, Barbara)氏による“Preserving cultural heritage: Better together!”と題する文献が公開されています。

単独ではスイス全体のウェブサイトをアーカイブすることは不可能との判断のもと、地域の文化遺産を収集・保存する義務を負っている各州(カントン)立図書館と連携することとし、2013年から11の州立図書館とのパイロットプロジェクトを開始した、スイス国立図書館によるウェブアーカイブ事業“Web Archive Switzerland”を紹介するものです。

同プロジェクトでは、各州立図書館が収集するウェブ情報の選定とメタデータの作成を、スイス国立図書館が権利関係の処理や収集・保存・利用提供を担当しており、2017年時点では30の機関が参加し、7,800点のウェブサイトの27,300件のスナップショットが保存されていることが紹介されています。

東京都立多摩図書館、米国の大学・大学院留学説明会を開催 :アメリカンセンターJapan EducationUSAとの共催

2017年8月19日、東京都立多摩図書館が、米国の大学・大学院留学説明会「アメリカ留学、はじめの一歩!」を開催します。

アメリカンセンターJapan EducationUSAのアドバイザーが、語学・大学・大学院留学のための準備、必要な試験、学校の探し方、 奨学金など、基本的な事項を説明する内容となっています。

対象は留学希望者・保護者・教員で、参加費は無料、定員150人です。
参加には事前の申し込みが必要です。

同館では、9月6日まで、東京マガジンバンク企画展示「夏こそ、英語!」も開催されています。

大学・大学院留学説明会「アメリカ留学、はじめの一歩!」(東京都立図書館)
http://www.library.metro.tokyo.jp/event/tabid/4346/Default.aspx

科学研究費助成事業データベース(KAKEN)、「ORCID」との連携機能を追加

国立情報学研究所(NII)が、科学研究費助成事業データベース(KAKEN)に、研究者識別子「ORCID」との連携機能を追加し、2017年8月22日の午前10時30分から公開すると発表しています。

このことにより、NIIが提供してきた「研究者リゾルバー」の機能が「KAKEN」に集約されることから、「研究者リゾルバー」の公開は2017年8月29日をもって終了することもあわせて発表されています。

「ORCID」との連携機能を追加/「研究者リゾルバー」の機能を集約-科学研究費助成事業データベース「KAKEN」(NII,2017/8/9)
http://www.nii.ac.jp/news/release/2017/0809.html

KAKEN(NII)
https://kaken.nii.ac.jp/

研究者リゾルバー(NII)
http://rns.nii.ac.jp/

8月 9日

米国図書館協会、提携組織と共に公正性・多様性・包摂性に関する共同声明を発表

2017年8月3日、米国図書館協会(ALA)は、The American Indian Library Association、Asian Pacific American Librarians Association、Chinese American Librarians Association、REFORMA、Joint Council of Librarians of Colorといった提携組織と共に、公正性・多様性・包摂性に関する共同声明を発表しました。

また、ALAの「図書館の権利宣言」(Library Bill of Rights)の解説として、“Equity, Diversity, Inclusion”が、7月27日の理事会にて承認されています。

【イベント】株式会社未来の図書館 研究所、第2回シンポジウム「図書館とソーシャルイノベーション」を開催(10/11・東京)

2017年10月11日、日比谷図書文化館において、株式会社未来の図書館 研究所の第2回シンポジウム「図書館とソーシャルイノベーション」が開催されます。

ソーシャルイノベーションという観点から、図書館の今後のあり方を考えるものとなっています。

講演者・パネリスト:
太田剛氏(図書館と地域をむすぶ協議会 チーフディレクター)
宇陀則彦氏(筑波大学図書館情報メディア系 准教授)
コーディネーター:
永田治樹氏(未来の図書館 研究所 所長)

定員は200名で、参加費は無料です。事前の申込が必要です。

【イベント】シンポジウム「子どもの本の視点から震災を振り返る」(9/24・盛岡)

2017年9月24日、国立国会図書館国際子ども図書館が、岩手県教育委員会・岩手県立図書館との共催により、岩手県盛岡市の岩手県民会館において、シンポジウム「子どもの本の視点から震災を振り返る」を開催します。

児童文学作家(アーサー・ビナード氏・柏葉幸子氏・濱野京子氏)が、児童文学・文化評論家の野上暁氏のコーディネートのもと、東日本大震災についての想いをパネルディスカッションにて語り合います。

入場は無料ですが、定員は400人で、事前の申し込みが必要です。

シンポジウム「子どもの本の視点から震災を振り返る」(国際子ども図書館)
http://www.kodomo.go.jp/event/event/event2017-11.html

オーストラリア・ニュージーランド両国の図書館間の資源共有促進を目的としたサービス“Trans Tasman Interlending”(文献紹介)

2017年8月にポーランドのヴロツワフで開催される第83回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、オーストラリア国立図書館(NLA)のモニカ(SZUNEJKO, Monika)氏及びニュージーランド国立図書館(NLNZ)のケイ(FORAN, Kaye)氏による“Linking up Australia and New Zealand: Trans-Tasman collaboration and the evolving resource sharing ecosystem”と題する文献が公開されています。

2006年にオーストラリアとニュージーランドの図書館間での資源共有促進を目的に開発された“Trans Tasman Interlending”の概要と現状をまとめたもので、同サービスは、両国の国立図書館により、VDXソフトをベースとした“Trans-Tasman gateway”を介したシステム間の相互運用や集中型の課金制度により運用されてきました。

米国デジタル公共図書館、“Hub Network Membership program”を開始

米国デジタル公共図書館(DPLA)が、2017年9月1日から、“Hub Network Membership program”を開始すると発表しています。

同プログラムは、米国の文化遺産機関の所蔵資料をより多くの人に伝えるという共通の目標を達成するため、DPLAとデータ連携機関である「ハブ」のネットワークの間で緊密で公的な連携をはかり、DPLAの方向性への発言権を、各「ハブ」に与える仕組み・枠組みを構築することを目的としています。

DPLA to Launch Membership Network Program(DPLA,2017/8/1)
https://dp.la/info/2017/08/01/launching-membership-network-program/

大仙市アーカイブズ(秋田県)、豪雨による水損被害を受けた市内の古い文書や写真などの修復作業を実施中

秋田県大仙市の大仙市アーカイブズが、2017年7月22日、7月23日に発生した豪雨により水損被害を受けた古い文書や写真などの修復作業を行なっています。

今回の水害で代々家に伝わる文書や写真が被害を受けたり、今後の保管に関して心配がある場合には、大仙市アーカイブズに連絡するよう呼びかけています。

古い文書や写真などの救出について(大仙市,2017/7/28)
http://www.city.daisen.akita.jp/docs/2017072700040/

「思い出を守りたい」 アルバムも修復(毎日新聞,2017/8/6)
https://mainichi.jp/articles/20170806/k00/00e/040/208000c

8月 8日

【イベント】第1回ライブラリー・アカデミー公開セミナー「変わりゆく図書館とその環境 ~図書館のイメージチェンジ」(9/21-22・東京)

2017年9月21日から22日まで、株式会社図書館流通センター(TRC)本社において、第1回ライブラリー・アカデミー公開セミナー「変わりゆく図書館とその環境 ~図書館のイメージチェンジ」が開催されます。

同セミナーでは、図書館をめぐる環境や状況の変化について各分野の専門家が講演を行い、聴講者と意見交換を行います。建築、デジタル技術、出版やブランディングなどがテーマの4つのコースに分かれて実施されます。

9月21日
Aコース
「図書館の未来」
銭谷眞美氏(東京国立博物館館長)
「建築から図書館を変える」
植松貞夫氏(跡見学園女子大学文学部教教授)
Bコース
「デジタル技術の普及・浸透が日本の図書館にもたらすもの」
原田隆史氏(同志社大学大学院総合政策科学研究科教授)
「デジタルアーカイブと図書館の可能性~各地の最新事例に学ぶ」
田山健二氏(TRC-ADEAC株式会社代表取締役)

米・カリフォルニア電子図書館とパデュー大学図書館、カリフォルニア大学外の利用者へのEZIDによるDOIの付与サービスの段階的廃止を発表

2017年8月4日、米・カリフォルニア電子図書館(CDL)とパデュー大学図書館が、EZIDによるDOIの付与サービスに関する新しい戦略的方向を採用したと発表しています。

新戦略では、今後2年間で、カリフォルニア大学外の利用者へのサービスは段階的に廃止するとともに、CDL・パデュー大学図書館・DataCiteの三者により、EZIDの利用者がDataCiteによるサービスへの参加・移行や、他の選択肢を評価するための支援を実施する内容となっています。

新しい会員モデルや料金体系の変更により、現行利用者にとって、DataCiteとEZIDのコストは同等のものとなったことや、EZIDの機能がDataCiteのサービスに組み込まれているところであることから、EZIDの利用者は主要な機能を失うことなく移行が可能で、また、DataCiteの会員にとっても新機能の追加といった面でサービスが強化されるとしています。

英・Jisc、研究データとしての音声・映像データの管理のためのガイドを公開

2017年7月27日、英・Jiscが、研究データとしての音声・映像データの管理のためのガイド“Audiovisual research data A guide to managing digital media for anyone using it as an integral part of carrying out research”を公開しました。

同ガイドを紹介するブログでは、

・プロジェクト着手時から終了後のデータの利用保証までに至る、研究者、情報管理者、技術の専門家等によるチームとしての実施
・研究者がデータから得たいと考えている情報(内容、フォーマット)の把握
・学術成果の発表やプロジェクトのプロジェクトのマイルストーンの度に、当初の計画で必要とされたデータの種類などと違いがないか、データ管理計画(DMP)の恒常的な見直し
・プライバシーや知的財産等の問題、ストレージの需要を考慮しながら、プロジェクトにおけるデータキュレーションに関する方法を検討
・助成機関が設定した保存期間に対応するための長期的なデータ管理計画の検討

という5つの助言がなされています。

米・アイオワ州、学校での活用を目的とした無料のオンラインリソース“Primary Source Sets”を公開

2017年8月7日、米・アイオワ州は、アイオワ州歴史協会と米国議会図書館(LC)の支援を受け、教員・児童・生徒や生涯学習で活用することを目的とした無料のオンラインリソース“Primary Source Sets”を、同州文化部(局)のウェブサイトで公開したと発表しています。

LCのTeaching with Primary Sourcesプログラムから約10万ドルの助成を得て、約1年をかけて作成されたもので、教員が歴史上の主要な転換点を示すための教材を作成することを支援するために開発されました。

2020年までに全ての学年でアイオワの歴史を取り入れることが求められていることから、約20%がアイオワ州に関するコンテンツとなっており、また、教員が指導する際に活用できるツールキットも用意されています。

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