アーカイブ - 2017年 8月 - car

8月 28日

英国図書館、同館の研究データに関する新戦略“British Library Data Strategy 2017”を公開

2017年8月25日、英国図書館(BL)が、同館の研究データに関する新しい戦略“British Library Data Strategy 2017”を公開しました。

戦略は今後取り組むべき中心的テーマである「データ管理(Data Management)」「データの作成(Data Creation)」「データのアーカイブと保存(Data Archiving and Preservation)」「データへのアクセスと再利用(Data Access, Discovery and Reuse)」の4つに分けて構成されています。

Announcing the new British Library Research Data Strategy(BL,2017/8/25)
http://blogs.bl.uk/digital-scholarship/2017/08/announcing-the-new-british-library-research-data-strategy.html

2017年11月30日は、“International Digital Preservation Day”

英国の電子情報保存連合(DPC)が、2017年11月30日に、“International Digital Preservation Day”を実施すると発表しています。

今回が初開催で、デジタル保存の課題を構成する戦略的・文化的・技術的課題への理解を高めるための1つの方法として、電子資料の長期保存を目指す非営利団体“Open Preservation Foundation”(OPF)やICPSR等のデジタル保存関係団体の支援を受けて実施されます。

デジタル保存関係者が、DPCのブログ記事へのコメントの投稿や、Twitterやinstagramへのハッシュタグ“#IDPD17”を用いての投稿等を通じて、各々の“Digital Preservation Day”を紹介するよう呼びかけられています。

Save the Date: International Digital Preservation Day - 30th November 2017(DPC,2017/8/3)
http://www.dpconline.org/news/save-the-date-idpd-2017

図書館流通センター、「TRC新刊図書オープンデータ」の公開を開始

図書館流通センター(TRC)が、国内で刊行された新刊流通図書の書誌情報をオープンデータとして公開することをはじめています。

収録項目は、ISBN、タイトル、サブタイトル、著者(2人まで)、版表示、出版社、発売者、出版年月、ページ数等、大きさ、付属資料の種類と形態、シリーズ名・シリーズ番号(3つまで)、各巻のタイトル、本体価格、セット本体価格で、毎週土曜日に、TRCで作成した1週間分の新刊書誌情報が掲載されます。掲載期間は4週間です。

TRC新刊図書オープンデータ(TRC)
http://www.trc.co.jp/trc_opendata/

8/26(土)より新刊図書オープンデータの公開を開始しました(TRC,2017/8/28)
http://www.trc.co.jp/information/pdf/20170828_release.pdf

8月 25日

韓国図書館協会、公共部門の非正規雇用を正規雇用に転換する現政権の方針を受け、現状調査を実施

2017年8月24日、韓国図書館協会が、公共部門の非正規雇用を正規雇用に転換する現政権の方針を受け、会員館での対応状況の全貌を把握して、協会の対応方針を決定し、この件を推進するため、各館で把握している非正規職の現状と正規職への転換への対応状況に関する情報の提供を呼びかけています。

これまでこの件に関する調査を行なっていない館に対しては、協会のウェブページで公開した調査書を用いて、職員の現状や非正規職員の業務内容・勤務条件、非正規職問題解決のための意見や立場・対応方針などの情報を提供するよう求めています。

期限は9月4日までです。

[공지]공공도서관 전문인력 비정규직 문제 개선방안 마련을 위한 현황 및 의견 조사(8/24~9/4)(韓国図書館協会,2017/8/24)
http://www.kla.kr/jsp/info/association.do?procType=view&f_board_seq=54128

福井市立図書館、市内のショッピングモールで開催される「認知症理解普及キャンペーン」で出前図書館を実施

福井市立図書館が、2017年9月3日に市内のショッピングモール「ラブリーパートナーLpa」で開催される「認知症理解普及キャンペーン」で、出前図書館を実施すると発表しています。

認知症に関する本の紹介や貸出し、絵本の読み聞かせ、クイズラリー、マスコット作り等を行なうとのことです。

@fukui_mlib(twitter,2017/8/25)
https://twitter.com/fukui_mlib/status/900982149313998848

参考:
福井市立図書館で、今夏、子ども向け認知症講座が開催される
Posted 2016年7月21日
http://current.ndl.go.jp/node/32122

米国公共図書館協会・アジア/太平洋米国図書館員協会・電子図書館連合も、シャーロッツビルでの事件を受け声明を発表

米国公共図書館協会(PLA)、アジア/太平洋米国図書館員協会(APALA)、電子図書館連合(DLF)も、バージニア州シャーロッツビルでの白人至上主義団体と反対派の衝突事件を受け、各々声明を発表しています。

PLA echoes ALA statement condemning racism and violence in Charlottesville(PLA,2017/8/21)
http://www.ala.org/news/member-news/2017/08/pla-echoes-ala-statement-condemning-racism-and-violence-charlottesville

米国議会図書館の“Pre-1958 Chinese Collection”、同館のオンラインカタログからの検索が可能に

2017年8月24日、米国議会図書館(LC)が、アジア部で所蔵する“Pre-1958 Chinese Collection”を、同館のオンラインカタログから検索できるようにしたと発表しています。

これまではカード目録でした検索できませんでしたが、これにより、オンラインカタログを用いて、漢字及びローマ字翻字で同コレクションを検索することができます。

4万点を超す同コレクションのうち2万3千点は、1911年より前に出版された資料のコレクションで宋元版などの資料が含まれ、残りの1万8千点の資料は、1912年から1958年までの出版物で、日中戦争や国共内戦時の公文書や政府記録がも含まれています。

New Online: Pre-1958 Chinese Collection(LC,2017/8/24)
http://blogs.loc.gov/loc/2017/08/new-online-pre-1958-chinese-collection/

米国国立公文書館、戦略計画の最新版「2018-2022年度戦略計画」の原案を公開

2017年8月24日、米国国立公文書館(NARA)が、四年ごとに策定している戦略計画の最新版「2018-2022年度戦略計画」の原案を公開しました。

原案では、2022年12月31日を、電子的な記録管理への完全移行の期限としています。

2017年9月1日までコメントを受け付けています。

Draft National Archives Strategic Plan FY 2018-2022(NARA,2017/8/24)
https://www.archives.gov/press/press-releases/2017/nr17-72

第83回IFLA年次大会のデジタルヒューマニティーズに関するサテライトミーティングでの発表資料が公開

2017年8月15日から8月17日にかけて、国際図書館連盟(IFLA)の大学・研究図書館分科会が、ドイツ・フンボルト大学ベルリンの図書館において、欧州研究図書館協会(LIBER)、Digital Research Infrastructure for the Arts and the Humanities(DARIAH)、独・ネットワーク情報イニシアチブ(DINI)等とともに開催した、第83回国際図書館連盟(IFLA)年次大会のデジタルヒューマニティーズに関するサテライトミーティングでの発表資料が公開されました。

Digital Humanities Satellite Meeting August 2017(IFLA)
https://www.ifla.org/node/11268
※“Last update: 19 August 2017”とあります。

8月 24日

国際図書館連盟(IFLA)、IFLAの資料保存関連の業務を紹介するパンフレット“Preserving Cultural Heritage”を公開

2017年8月23日、国際図書館連盟(IFLA)が、IFLAの資料保存関連の業務を紹介するパンフレット“Preserving Cultural Heritage”を公開しました。

図書館内外にIFLAの資料保存関連の業務を知ってもらうために作成されたもので、現在、英語版、フランス語版、スペイン語版、ドイツ語版、ロシア語版、中国語版、アラビア語版が公開されています。

Preserving, Protecting, Promoting: IFLA launches new guide to its Cultural Heritage work(IFLA,2017/8/23)
https://www.ifla.org/node/11597

大阪市立図書館、「『大阪市ICT戦略』に沿った図書館の今後のあり方」およびアクションプランを公表

2017年8月24日、大阪市立図書館が、「『大阪市ICT戦略』に沿った図書館の今後のあり方」およびアクションプランを同館ウェブサイトで公表しました。

大阪市では、2016年3月に「大阪市ICT戦略」および「大阪市ICT戦略アクションプラン」を策定し、最先端ICT都市の実現に向けた取り組みを進めており、同館でも、その方針に沿ったサービス展開を進めるべく、今回策定・公表したものです。

「『大阪市ICT戦略』に沿った図書館の今後のあり方」は2017年6月1日付、「アクションプラン」は2017年7月付です。

「『大阪市ICT戦略』に沿った図書館の今後のあり方」について(大阪市立図書館,2017/8/24)
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joa3m2ub4-510#_510

Booknet Canada、カナダ人の余暇時間と読書習慣に関する調査の結果(2017年)を公表

カナダの出版団体Booknet Canadaが、同団体が毎冬行っているカナダ人の余暇時間と読書習慣に関する調査の最新の結果を発表しています。

2つ選択可能な余暇時間の活動内容についての質問への回答は、インターネット(33%)、家族と過ごす(32%)、TV(31%)、映画(23%)、読書(22%)の順で、ここ3年間似た傾向を示しています。

この1年間に読書をしたと回答した成人の割合は82%で、そのうち、46%が図書館で本を借りたと回答しています。また、読書した冊数については、44%が昨年と同数、38%が増加、17%が減少したと回答しています。

媒体別では、90%が冊子体の書籍を利用しており、オーディオブックが26%、電子書籍は48%と回答しています。年齢別に見ると、18歳から44歳まで年齢層では、冊子体や電子書籍よりもオーディオブックを利用する傾向がありますが、55歳以上では冊子体を好む傾向があり、オーディオブックの利用は少なくなっています。

電子書籍の利用は、この1年間で読書をしたと答えた成人のうち20%が利用したと回答しており、そのうち38%はタブレット端末、23%が電子書籍専用端末、20%がスマートフォンで閲覧しています。

広島市こども図書館、命名権取得者の決定に伴い呼称を変更

広島市こども図書館が、命名権取得者の決定に伴い、2017年9月1日から、「5-Daysこども図書館」に呼称変更すると発表しています。

毎日個別塾5-Daysを運営する株式会社5コーポレーションが、広島市より「広島市こども文化科学館」及び「広島市こども図書館」の命名権を取得したことにともなうもので、2017年9月1日より3年間、「5-Daysこども図書館」という名称になります。

「広島市こども図書館」呼称変更のお知らせ(広島市立図書館,2017/8/24)
http://www.library.city.hiroshima.jp/news/kodomo/2017/08/1086.html

【イベント】札幌大学創立50周年記念公開講座「個人文庫をもつ大学 その意義と可能性」(10/11、10/19、10/25・札幌)

2017年10月11日、10月19日、10月25日、札幌大学図書館を会場に、札幌大学創立50周年記念公開講座「個人文庫をもつ大学 その意義と可能性」が開催されます。

同大学の創立50周年記念事業「札大×山口昌男プロジェクト」に関連し、大学におかれた個人文庫にスポットを当て相互に紹介しあう全3回シリーズです。

受講料は無料ですが、事前の申し込みが必要で、定員は70人です(先着)。

・10月11日
「活きた文庫を目指して―加藤周一文庫の現在と将来」
鷲巣 力氏(立命館大学客員教授・立命館大学加藤周一現代思想研究センター長)

・10月19日
「丸山眞男文庫の意義と展望:丸山研究史のなかの位置」
川口雄一氏(東京女子大学「丸山眞男研究プロジェクト」特任研究員(2015-2016年度) )

・10月25日
「山口昌男先生と山口文庫について」
石塚純一氏(元札幌大学教授・立命館大学加藤周一現代思想研究センター客員研究員)

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、「博士人材追跡調査」第2次報告書の速報版を公表

2017年8月24日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、「博士人材追跡調査」第2次報告書の速報版を公表しました。

NISTEPでは、2014年に博士課程修了者を対象に「博士人材追跡調査」を開始し、2015年11月に報告書を取りまとめています。2016年11月にこの調査の継続調査が実施され、調査結果を暫定的にとりまとめたものが今回公表されました。

2016年11月の調査では、2012年度の博士課程修了者への2回目の調査と、2015年度の博士課程修了者への1回目の調査が行われました。2012年度博士課程修了者では2,614名、2015年度博士課程修了者では4,922名から有効回答を得ました(有効回答率はそれぞれ51.8%、39.1%)。調査結果のうち、大学院博士課程への進学理由と満足度、現在の雇用状況、博士人材の地域間移動等についてまとめられています。

正式な報告書は2017年末に公表する予定とのことです。

「博士人材追跡調査」第2次報告書(速報版)の公表について(NISTEP, 2017/8/24)
http://www.nistep.go.jp/archives/34133

8月 23日

FRBR、FRAD、FRSADの各概念モデルを統合したIFLA Library Reference Model(LRM)が承認・公開

国際図書館連盟(IFLA)のIFLA Library Reference Model(LRM)が承認・公開されました。

IFLA LRMは、FRBR、FRAD、FRSADの3つの概念モデルを統合した概念参照モデルです。2017年3月版が公開されていましたが、その後の修正を反映して提出された2017年8月版がIFLAの専門委員会によって承認されたことが、2017年8月22日、発表されました。現在公開されているのは、この2017年8月版です。

New IFLA Standards in 2017(IFLA, 2017/8/22)
https://www.ifla.org/node/11576

New IFLA Standard: IFLA Library Reference Model: A Conceptual Model for Bibliographic Information(IFLA, 2017/10/3)
https://www.ifla.org/node/11863

ユトレヒト大学図書館、未来の大学図書館における開架書架についての調査結果を公開(文献紹介)

2017年7月19日、Journal of Academic Librarianship誌に、オランダのユトレヒト大学図書館による調査の報告記事“Predicting the Role of Library Bookshelves in 2025”が掲載されました。この記事では、同大学内の調査を元に2025年までに大学図書館における開架書架の役割がどう変化するか予想しています。同誌は有料ですが、当該記事はオープンアクセス(OA)で公開されています。

調査では、2014年以降、同大学図書館内で資料購入費の90%は電子媒体に割かれており、開架図書の80%が書庫に移動したことが示されています。また、教員の約50%は開架図書を利用しており、紙媒体の方が使いやすいと回答する一方、大学院生・学部生は開架図書をほとんど利用せず、オンラインリソースの方がより早く資料が手に入ると回答しています。しかし知的刺激のある学習環境を作り上げるという理由から、学生は図書館に開架書架があることを支持しています。

カタール国立図書館と米・図書館情報資源振興財団が“Digital Library of the Middle East” に関する覚書を締結

2017年8月22日、カタール国立図書館(QNL)と米・図書館情報資源振興財団(CLIR)が、“Digital Library of the Middle East” (DLME)によるデジタルコンテンツの開発や、その充実・利用可能化の促進に関する覚書を締結したと発表しています。

CLIRが国内外の機関と協力して実現に向けて活動しているDLMEでは、コンテンツの充実、検索機能の強化等のためのアプリケーション・ツール・製品の提供を通じた、中東・北アフリカ地域の文化遺産の持続可能なデジタル環境の構築が目標とされています。

今回の覚書の締結により、上記の実現のほか、当該地域の文化遺産への理解の強化、文化遺産の破壊への対応、教育、歴史記録への尊重の促進ための活動の支援が目指されています。

【イベント】国際ワークショップ「データ・ライブラリアン:アメリカ大学図書館におけるライブラリアンの役割変化について」(9/7・東京)

2017年9月7日、東京大学本郷キャンパスにおいて、「データ・ライブラリアン:アメリカ大学図書館におけるライブラリアンの役割変化について」をテーマとする国際ワークショップが開催されます。

米・ミシガン大学のライブラリアンJungwon Yang氏が、米国の大学図書館におけるデータ・ライブラリアンの役割について報告します。報告では、データ・サービスを提供するライブラリアンの3つの類型を紹介し、ライブラリアンの業務と研究者の研究との関連性、大学図書館の研究者支援における課題や可能性について議論するとのことです。

主催は、東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センターです。報告等は英語で行われますが、報告と質疑応答には日本語の通訳が付きます。事前の申込が必要です。

公開セミナー/ワークショップ(社会調査・データアーカイブ研究センター)
http://csrda.iss.u-tokyo.ac.jp/international/public-lectures/

国際図書館連盟、2016年の年報を公開

国際図書館連盟(IFLA)が、2016年の年報をオンラインで公開しています。

IFLA Annual Report(IFLA)
https://www.ifla.org/publications/node/790
※“Last update: 10 August 2017”とあります。

IFLA Annual Report 2016(IFLA)
https://www.ifla.org/files/assets/hq/annual-reports/2016.pdf

参考:
IFLA、2014年の年報を公開
Posted 2015年12月24日
http://current.ndl.go.jp/node/30298

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