アーカイブ - 2017年 2月 - car

2月 27日

韓国・釜山広域市立市民図書館、「幸福な本の分かち合い」事業で集まった書籍3,000冊を少年院に寄贈

韓国・釜山広域市立市民図書館が、「幸福な本の分かち合い」事業で集まった書籍3,000冊を釜山少年院に寄贈したと発表しています。

「幸福な本の分かち合い」事業は、書店に読み終えた本を持参すると、本代の一部を返還してもらえるもので、書店に持ち込まれた本は、文化格差・情報格差解消を目的に「小さな図書館」(地域密着型の小規模読書施設)等に寄贈されます。

少年院に寄贈された書籍は刊行から3年以内のもので、読書の楽しみを感じることができるものから専門書まで多様なものが含まれているとのことです。

시민도서관, 부산소년원에 도서 기증(釜山市,2017/2/10)
http://news.pen.go.kr/04/01_report.php?m=view&p=b008&uid=81719&page_num=1&keyfield=subject&key=%B5%B5%BC%AD%B0%FC

愛媛大学図書館医学部分館、企画展示「特集 6年目の3.11-震災と医療-」を開催中

愛媛大学図書館医学部分館で、2017年2月22日から3月24日まで、企画展示「特集 6年目の3.11-震災と医療-」が開催中です。

東日本大震災や過去の災害、及び災害医療に関する図書の企画展示です。

Twitter(@Ehime_Univ_Lib,2017/2/23)
https://twitter.com/Ehime_Univ_Lib/status/834619096750710784

2月 24日

【イベント】第8回産業日本語研究会・シンポジウム(3/8・東京)

2017年3月8日、東京・丸ビルホールにおいて、「第8回産業日本語研究会・シンポジウム」が開催されます。

このシンポジウムは、情報発信力や知的生産性の飛躍への貢献を通じて、我が国産業界全体の国際競争力の強化に資する日本語(「産業日本語」と呼称)の浸透を図ることを目的としています。プログラムは以下の通りです。参加費は無料ですが、事前申込が必要です。

富士通、教師データ数を削減できる深層学習技術を開発、中国古文書の文字認識において学習用の教師データを削減

2017年2月21日、富士通研究開発中心有限公司は、中国古文書文字の文字認識に用いる深層学習技術において、少ない数の学習データでも高精度な文字認識を実現できる技術を開発しました。

この技術により、図書館などに大量に保管されている古文書文字の電子化を促進し、中国古文書の公共利用と歴史研究などの学術の発展に貢献することができるとのことです。

教師データ数を削減できる深層学習技術を開発
中国古文書の文字認識において学習用の教師データを70%削減(富士通株式会社、2017/2/21)
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/02/21.html

図書館員が研究データ管理を遂行するにあたって影響を与える要因に関する調査(文献紹介)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が刊行するCollege & Research Libraries(C&RL)誌が、図書館員が研究データ管理(RDM)を遂行するにあたって影響を与える要因について調査した結果をまとめた論文“Librarians’ Perspectives on the Factors Influencing Research Data Management Programs” のプレプリントを公開しています。

論文の著者が所属するOCLCによる内容紹介によると、同論文は、36人の米国の図書館員にインタビューを行なった成果をまとめたもので、RDMを促進する要因として、

・組織間でのコミュニケーション、調整、連携
・継続的な学習やOJT
・専門家の配置
・文化の転換や関係性構築のためのリーダーシップへの支持
・デジタルリポジトリ

をあげ、制約する要因としては、

・データストレージや電子資料保存のための資金面、技術面での課題
・限られた労働時間内での多大な要求
・RDMについての能力がある職員の不足
・研究者の図書館に対する認識の古さ

を指摘しています。

“Web Annotation Data Model”等がW3C勧告に

2017年2月23日、W3Cが

・Web Annotation Data Model
・Web Annotation Vocabulary
・Web Annotation Protocol

の3点を勧告(Recommendation)として公開しました。

あわせて、Web Annotation Working Group(WAWG)が、Working Group Noteとして、

・Embedding Web Annotations in HTML
・Selectors and States

の2点を公開しています。

Knowledge Unlatched、343冊の人文・社会科学系の学術書をオープンアクセスに

2017年2月23日、Knowledge Unlatched (KU)が、343冊の人文・社会科学系の学術書をオープンアクセスにしたと発表しています。

これにより、2014年以来、449冊の学術書がオープンアクセスとなったとのことです。

Knowledge Unlatched makes 343 HSS books Open Access(KU,2017/2/23)
http://www.knowledgeunlatched.org/2017/02/ku-unlatches/

参考:
Knowledge Unlatched、学術書のオープンアクセスの第3弾を開始へ
Posted 2016年8月23日
http://current.ndl.go.jp/node/32381

米国の大学・研究図書館協会、連邦政府による研究成果の公開に関する声明を採択し、公表

2017年2月23日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の理事会が、連邦政府による研究成果の公開に関する声明を採択し、公表しました。

声明では、環境保護局(EPA)の研究成果公表にあたっての事前確認の要請や国民への情報提供の禁止などにみられる、最近の連邦政府による動向は、ACRLの掲げる学術の発展という目標の実現に危機をもたらすもので、米国図書館協会(ALA)の「図書館の権利宣言」やライブラリアンシップの中核的価値にも反すると指摘しています。

そして、ACRLには、事実の正当性へ疑問を投げかける試みに対して挑戦する倫理的・専門的な責任があると考えると述べています。

ACRL Statement on the Dissemination of Federal Research(ACRL insider,2017/2/23)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/13255

Europeana、“Europeana Strategy 2015-2020”を更新

2017年2月22日、Europeanaが、発表してから3年を迎える戦略“Europeana Strategy 2015-2020”を更新したと発表しています。

この間の社会状況や技術動向を踏まえて、戦略に対して批判的検討を加え、課題に対応するための3つの優先事項を定めたものです。

現在の問題点として、コンテンツを共有する事による恩恵が不十分であること、Europeanaのエコシステムに明確な役割分担が欠けていること、エンドユーザへのアプローチ方法の近代化が必要であることをあげ、それへの対応策として、高品質なコンテンツをより簡単に共有し利用できるようにすること、提携者とともに需要をさらに拡大すること、キャンペーンを通じて人々を魅了し、より夢中になれる体験を得るためのニーズに対応することを優先事項として定めています。

2月28日公開予定のビジネスプラン2017や、3月公開予定コンテンツ戦略とあわせて、新たな取り組みを進めていくとのことです。

飛騨市図書館・神岡図書館(岐阜県)、第1回雑誌総選挙を実施中

岐阜県飛騨市の飛騨市図書館と神岡図書館で、2017年2月21日から3月20日まで、第1回雑誌総選挙が行われています。

壁面の雑誌のリストにシールを貼って投票するもので(3タイトルまで)、図書館利用カードの所持にかかわらず、図書館の利用者であれば1回投票できます。所蔵がない雑誌については、投票用紙に記入し投票箱に投函します。

投票を通じて利用者に蔵書への関心を持ってもらうことを第一目的としており、図書館の評価基準のひとつである「貸出冊数」を増やすために投票結果をもとに購読をやめたり購入の優先順位を決めることはしないとのことです。

今後、司書が選書を行なうにあたり、結果は十分に考慮するとのことです。

Facebook(飛騨市図書館,2017/2/23)
https://www.facebook.com/hidalib/posts/1319647551407439

2月 23日

ラテンアメリカのOAジャーナルプラットフォームSciELO、プレプリントサーバ“SciELO Preprints”の開発を計画

2017年2月22日、 ラテンアメリカにおけるオープンアクセスの電子ジャーナルプラットフォームSciELOは、プレプリントサーバ“SciELO Preprints”の開発を計画していることを発表しました。

SciELOに収録されている電子ジャーナルの掲載記事の編集・公開プロセスを効率化することを目的としています。2018年半ばまでに本格運用を開始する予定とのことで、それまでに効果が期待できそうな、プレプリントの普及、サーバの運用体制の明確化、サーバの実験的な運用、の3つの活動を計画しています。

SciELO Preprints on the way(SciELO, 2017/2/22)
http://blog.scielo.org/en/2017/02/22/scielo-preprints-on-the-way/

大阪市立図書館、図書館所蔵の昔の写真・絵はがき等の画像をオープンデータ化

大阪市立図書館が、2017年3月2日から、大阪市立図書館デジタルアーカイブで公開している著作権の切れた昔の写真や絵はがき等のコレクションの画像を、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BYの条件のもと、オープンデータとして提供開始すると発表しています。

開始時のコンテンツ数は約6,000点、画像約13万枚です。

関連展示として、3月3日から4月5日まで、大阪市立中央図書館で、オープンデータ関連図書やデジタルアーカイブ画像の展示が行なわれます。

また、3月5日に大阪イノベーションハブで開催される「第8回LOD(リンクト・オープン・データ)ハッカソン関西inインターナショナル・オープンデータ・デイ大阪2017」において、オープンデータとなったデジタルアーカイブ画像が活用される予定となっています。

初等・中等教育の授業を支援するツール“Topic Explorer”(ニュージーランド)(記事紹介)

ニュージーランド国立図書館が、同館の2017年2月23日付のブログで、初等・中等教育の授業を支援するツール“Topic Explorer”を紹介しています。

“Topic Explorer”には、児童・生徒のブレインストーミングに役立つ幅広いリソースが、非営利で信頼できるものから選択して収録されています。

コンテンツには画像、記事、ウェブサイト、動画、書籍が含まれます。また、国の文化機関が提供するニュージーランドに関するリソースも含まれています。

その他、探究型の授業を行なう教員を支援する“Inquiry Exemplars”(探究事例)も掲載されています。

現在はプロトタイプ版で、利用者からの意見を募集しています。

A Topic Explorer in your classroom(ニュージーランド国立図書館,2017/2/23)
http://natlib.govt.nz/blog/posts/a-topic-explorer-in-your-classroom

ニュージーランド国立図書館、児童・生徒向けチャットレファレンスサービス“AnyQuestions”の改良を発表

2017年2月23日、ニュージーランド国立図書館が、児童・生徒の勉強に関する質問にオンラインのチャットで図書館員が応える無料のレファレンスサービス“AnyQuestions”を改良したと発表しています。

レスポンシブウェブデザイン対応、チャット用ソフトの更新、予約によりクラス単位でサービスを利用できる“Classroom Session”機能の追加、よく寄せられる質問の掲載が行われたとのことです。

同サービスは、教育省の予算により、同館が運営しており、同館のほか、国内の複数の公共図書館の図書館員が参加しています。答えを教えるのではなく、情報リテラシーを身に着けさせることを目的としており、平日の午後1時から午後6時までサービスを提供しています。

AnyQuestions? Many answers!(ニュージーランド国立図書館,2017/2/23)
http://natlib.govt.nz/blog/posts/anyquestions-many-answers

韓国国立中央図書館、点字・録音化された詩を検索・利用できる「詩コレクション」を公開へ

韓国国立中央図書館(NLK)が、点字・録音化された詩を検索し、利用することができる「詩コレクション」を2017年3月に公開すると発表しています。

公開時点では47冊の詩集からの4,470篇の詩が収録されており、今後順次拡大していく予定です。

詩集のタイトルや、個々の詩のタイトルから検索ができ、ダウンロードして利用することができます。また、国家代替資料共有システム(DREAM)のアプリからも利用可能です。

国土地理院、指定緊急避難場所データを「地理院地図」から公開

2017年2月22日、国土地理院が、指定緊急避難場所データを「地理院地図」から公開したと発表しています。

2013年6月に災害対策基本法が改正され、市町村長による「指定緊急避難場所」と「指定避難所」の指定制度が2014年4月に施行されたことを受け、国土地理院、内閣府及び消防庁では、都道府県、市町村等と協力し、ウェブ地図上に表示できる指定緊急避難場所データの整備を進めてきたとのことです。

今後も、整備が完了した市町村のデータを順次公開していくとともに、指定内容に変更があった場合はデータが更新されます。

指定緊急避難場所データを「地理院地図」から公開(国土地理院,2017/2/22)
http://www.gsi.go.jp/bousaichiri/bousaichiri60030.html

地理院地図(電子国土Web)
https://maps.gsi.go.jp/

フィンランド、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」達成のための国家開発計画を発表:公共図書館を市民権・多様性・民主主義を促進するものとして位置付け

2017年2月2日、フィンランドが、国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」達成のための国家開発計画を発表しました。

フィンランド図書館協会の理事長Rauha Maarno氏が、国際図書館連盟(IFLA)のウェブサイトに寄稿した記事によると、同計画では、公共図書館は、市民権・文化の多様性・民主主義を促進するものとして位置付けられているとのことです。

2017年1月に改正された図書館法でも、図書館は、民主主義を構築し、社会の対話と繋がりを進展させるものとして位置付けられており、フィンランド図書館協会では、持続可能な開発に関する国の委員会とも連絡を取って会合を開催したり、国内のNGOの活動にも積極的に関与したり、政府の計画や文書を図書館に紹介したりするなどの活動を行なってきたとのことです。

Libraries included in the recently published Finnish National Development Plan(IFLA,2017/2/22)
http://www.ifla.org/node/11226

東京国立近代美術館、「日本アニメーション映画クラシックス」ウェブサイトを公開

2017年2月22日、東京国立近代美術館が、「日本アニメーション映画クラシックス」ウェブサイトを公開しました。

同館のフィルムセンターが所蔵するアニメーション映画の中から、現存する最も初期のアニメーション映画『なまくら刀』(1917年公開)をはじめ、1917年から1941年に製作・上映された64作品が公開されています。

配信動画は年代順・作品名順のリスト表示だけでなく、「物語」、「アクション」、「演出技法」、「キャラクター」といったカテゴリーによる複数の切り口から見つけることができるほか、作家紹介ページから、個々の作家の公開作品を網羅的に見ることもできます。

また、2010年に開催された企画展「アニメーションの先駆者 大藤信郎」をもとに再構成した「大藤信郎記念館」のページでは、大藤信郎氏の手書き台本、造形作品や切り紙キャラクターなど、約140点の資料を見ることができます。

ウェブサイトは、2017年末までの試験公開となっており、アンケートによる意見募集を行なっています。

また、ウェブサイトでの作品公開過程での著作権者の調査において、没年や連絡先が不明のままであったものに関して、引き続き情報の提供を呼びかけています。

立命館大学アート・リサーチセンター及び京都の鉄道・バスアーカイブ研究会が「京都の鉄道・バス 写真データベース」を公開

2017年2月22日、立命館大学アート・リサーチセンター及び京都の鉄道・バスアーカイブ研究会が「京都の鉄道・バス 写真データベース」を公開しました。

京都市電の写真を収集してデジタル化し、約2,000点の写真を公開するシステムを構築したものです。

システム公開にあわせ、2月22日から2月24日まで、ひと・まち交流館京都において、1960年代前後を中心とした約60点の市電の写真を展示する展示会「古写真から見た昭和京都の生活~市電の音が聞こえる風景~」が開催されます。

来場者が市電に関わる思い出を地図上に自由に書き込めるようになっているほか、2月26日にはギャラリートークが行われます。

古写真から見た昭和京都の生活~市電の音が聞こえる風景~(立命館大学アート・リサーチセンター,2017/2/22)
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/app/news/pc/001328.html

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