アーカイブ - 2017年 1月 - car

1月 16日

韓国・文化体育観光部、業界2位の出版取次の不渡りを受け、中小出版社の追加支援策を発表

韓国において業界2位の出版取次、松仁書籍(송인서적)が不渡りを出したことを受け、出版文化振興財団を通じた出版基金による低金利での融資については既に発表していましたが、2017年1月16日、韓国・文化体育観光部は、以下のような追加の支援策を行なうと発表しています

・被害を受けた中小出版社に対する製作費用(原稿料・編集費用・デザイン料等)の拠出を通じた出版活動の継続支援(20億ウォン)

・文化体育観光部及び国立世宗図書館等の所管機関や韓国コンテンツ振興院等の傘下団体と連携した、被害を受けた出版社からの図書の積極的購入/兵営読書活性化事業や韓国書籍の海外普及事業に用いる図書の被害を受けた出版社からの優先的購入(10億ウォン)

・被害の実態調査推進のための支援及び政府・地方公共団体による被害を受けた出版社からの図書購入の呼びかけ

また、文化体育観光部では、今後も、出版界との協議を通じて、出版流通構造の先進化、出版基金の拡充、出版界安定化のための法制度の整備等を行なっていくとのことです。

문체부, 송인서적 사태 추가 지원책 발표- 피해 출판사 창작활동 지원(20억) 및 피해출판사 도서 구매(10억)- 피해 실태조사 행·재정 지원 및 전국적 도서 구매 운동 지원 (韓国・文化体育観光部,2017/1/16)

1月 13日

東京都行政書士会、「法教育シンポジウム 第3回 ~法教育実践活動のこれまでとこれから~」を開催(2/15・東京)

2017年2月15日14時から17時まで、東京都行政書士会館において、「法教育シンポジウム 第3回 ~法教育実践活動のこれまでとこれから~」が開催されます。

第1部の「法教育実践活動のこれまでとこれから」では、模擬授業「図書館のきまり」や実践報告が予定されています。
第2部の「“あらゆる人に法情報提供を”の実現を目指して」では、安斎文菜氏(東京都立中央図書館サービス部情報サービス課司書)による「公共図書館における法情報提供サービスから」、木下通子氏(埼玉県立春日部女子高等学校主任司書)による「子どもたちの知る権利を守るために ― 学校図書館の資料提供」の各報告が予定されています。

参加費は無料ですが、事前申込が必要です(定員50名、先着順)

法教育シンポジウム 第3回 ~法教育実践活動のこれまでとこれから~(東京都行政書士会、2017/1/11)
http://www.tokyo-gyosei.or.jp/topics/special/education/index.html

【イベント】シンポジウム「図書館情報専門職養成史の再検討:組織記憶を構築する試み」(2/10・つくば)

2017年2月10日、筑波大学筑波キャンパス(つくば市)で、筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター2016年度成果報告会として、シンポジウム「図書館情報専門職養成史の再検討:組織記憶を構築する試み」が開催されます。

これは、筑波大学図書館情報メディア系が、2012年度からの5年間、同センターを拠点に、図書館情報メディア系の前身校組織である文部省図書館員教習所、図書館短期大学、図書館情報大学の各校に関わる資料について進めてきた調査研究の成果の一端を公表するための催しとのことです。

第一部 知的コミュニティ基盤研究センター2016年度成果報告
寺澤洋子助教(知の共有基盤研究部門)
真栄城哲也准教授(知の表現基盤研究部門)
呑海沙織教授(知の伝達基盤研究部門)

第二部 シンポジウム「図書館情報専門職養成史の再検討:組織記憶を構築する試み」

基調報告 資料が語る前身校の歩んだ道のり 図書館情報専門職アーカイブ構築プロジェクトの5年間(吉田右子教授(知の伝達基盤研究部門))

記録資料のアーカイブと組織化(白井哲哉教授)
記録資料のデジタル化(松村敦助教)
実物資料の存在形態から情報発信へ(水嶋英治教授)
文部省図書館員教習所時代の研究(原淳之助教)
図書館情報大学時代の研究(大庭一郎講師)

韓国の教育部と文化体育観光部、「人文学及び人文精神文化振興基本計画」を発表:図書館・博物館や読書活動に関する事業も

2017年1月12日、韓国の教育部と文化体育観光部が「人文学及び人文精神文化振興基本計画」を発表しています。

2016年8月4日に施行された「人文学及び人文精神文化振興に関する法律」に基づく2017年から2021年までの5か年計画で、社会が直面する複雑な問題の解決策は、洞察力・知恵・調和のとれた感性といった人文的価値のなかにあるとし、この計画により、国民の精神と知恵を豊かにすることで、国民生活の質の向上を目指すものとのことです。

聯合ニュースが報じるところによれば、

・小中学校の国語の時間における読書活動(毎学期1冊本を読む)や演劇等の体験学習の実施
・大学生の人文学系単位の必修化
・人文系のポスドクの就職支援(大学や国公立研究機関での研修機会の提供)
・文学、歴史学、哲学における基礎研究の支援や、アラビア語・ギリシア語等の少数言語分野の研究支援、中長期研究(最大7年)への支援拡大
・韓国全体の人文学資料を参照できる総合ポータルの構築
・EUによる欧州文化首都制度にならった「人文都市事業」の実施
・市民によるサークル活動を増やすとともに、図書館や博物館でプログラムを運営することができる退職者の養成
・人文的な環境構築を目的とした、カフェや書店の併設などといった図書館、博物館の改装の支援
・高齢者支援を目的とした図書館での読書療法プログラムの実施

韓国国立中央図書館、視覚障害者100名を対象に、視覚障害者等向けのオンライン図書館Bookshareの年間利用料と利用方法の支援を行なうと発表

2017年1月12日、韓国国立中央図書館(NLK)は、視覚障害者100名を対象に、米国のBenetech社が運営する視覚障害者等向けのオンライン図書館Bookshareの年間利用料と利用方法の支援を行なうと発表しています。

応募期間は1月16日から2月20日までとなっています。

NLKでは、2012年から、毎年100名の視覚障害者を対象に、英語資料へのアクセスを支援するために、この支援事業を行なっています。

시각장애인 영어권 자료 이용 무료 지원(NLK,2017/1/12)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=8915&notice_type_code=3&cate_no=4

参考:
Bookshare、ダウンロード数が1,000万件に到達
Posted 2016年9月21日
http://current.ndl.go.jp/node/32581

視覚障害者等のためのオンライン図書館“Bookshare”の現状
Posted 2009年10月15日
http://current.ndl.go.jp/node/14912

CA1881 - 動向レビュー:韓国の国立障害者図書館と図書館での障害者サービスの現状 / 孫 誌衒

北米の研究図書館センター、20世紀中頃のフィリピンの漫画雑誌2タイトルをデジタル化

2017年1月12日、北米の研究図書館センター(CRL)の“Southeast Asia Materials Project”(SEAM)は、20世紀中頃に発行された、以下のフィリピンの漫画雑誌2タイトルをデジタル化したと発表しています。

・Espesyal Komiks (Oct. 1952 - Mar. 1961)
・Pilipino Komiks (Dec. 1949 - Dec. 1962)

タガログ語によって描かれており、収録作品の多くは、フィリピンにおいて最も影響力のある漫画家でイラストレーターのFrancisco Coching氏によるものです。

デジタル化されたものは、CRL加盟館で研究者が閲覧することができます。

SEAM Digitizes Philippine Comic Books(CRL,2017/1/12)
http://www.crl.edu/news/seam-digitizes-philippine-comic-books

英国図書館長協会会長による2016年の振り返り:他機関との連携とその意義

英国図書館長協会(SCL)の会長Neil MacInnes氏が、2016年に実施した以下の事業を取り上げ、公共図書館による他機関との連携事業とその意義について振り返っています。

・シェイクスピアバースプレイストラスト(Shakespeare Birthplace Trust) 、イングランド芸術評議会(ACE)との連携によるシェイクスピア没後400年記念イベントの開催
・英国放送協会(BBC)との連携による“LovetoRead”事業の成功
・英国読書協会(Reading Agency)との連携による「夏休み読書チャレンジ」(Summer Reading Challenge)の推進
・政府等の支援による若者のメンタルヘルスのための“Reading Well for young people”事業の開始
・Libraries Taskforceとの連携による、公共図書館のデジタル化支援事業の継続
・専門家との連携による図書館員を対象としたプログラミング等に関するワークショップの開催

2016: The Year of Partnerships and Purpose(SCL)
http://goscl.com/2016-the-year-of-partnerships-and-purpose/

参考:

神戸市立中央図書館と浜松市立中央図書館で、相互観光支援展示「『とと姉ちゃん』から『べっぴんさん』へ 朝ドラでつながる図書館」が開催中

神戸市立中央図書館と浜松市立中央図書館で、相互観光支援展示「『とと姉ちゃん』から『べっぴんさん』へ 朝ドラでつながる図書館」が行われています。

NHK連続テレビ小説の舞台ということに因み、観光ポスターやパンフレットとともに、関連図書や出身作家の著作などをお互いに展示・紹介するものです。

神戸市立中央図書館では2017年1月4日から1月31日まで、浜松市立中央図書館では2017年1月8日から1月25日まで開催されています。

神戸X浜松 相互観光支援展(神戸市立中央図書館) 
http://www.city.kobe.lg.jp/information/institution/institution/library/event/mini.html

神戸×浜松 相互観光支援展示のお知らせ(浜松市立図書館)
https://www.lib-city-hamamatsu.jp/guide/koube.htm

参考:
浜松市立中央図書館、特別展示「連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の舞台、昭和初期の浜松」を開催(3/25-4/27)
Posted 2016年3月25日
http://current.ndl.go.jp/node/31105

秋田県立図書館と高知県立図書館、観光資料交換展示を開催
Posted 2015年6月12日

1月 12日

IFLAラテンアメリカ・カリブ海地域部会が進める、国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」への図書館の貢献を示すためのプロジェクト

国際図書館連盟(IFLA)のラテンアメリカ・カリブ海地域部会が、IFLAのウェブサイトで、同部会が推進しているプロジェクト“Mapping of Latin American and Caribbean libraries initiatives in support of the National Development Plan - Agenda 2030”を紹介しています。

同地域の図書館が、国際連合によって採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に基づく達成目標や地域の開発ニーズに如何に図書館が貢献しているかを示すために、それぞれの国において行っているプロジェクトやイニシアチブを確認し、記録するためのプロジェクトで、同地域の全ての図書館協会等の参加が呼びかけられています。

参加にあたっては以下のことが求められています。

・自国の全ての専門家に対して、図書館が達成目標に関するプロジェクトに関与することを知らせるための戦略を計画し開発する
・自国で開発中のプロジェクトについてのデータを集め、同部会によって開発されたプラットフォームに提供する
・今年ポーランドで開催される世界図書館情報会議(WLIC):IFLA年次大会のラテンアメリカ・カリブ海地域部会のセッションで、データ収集と分析の結果を発表する

米国政府印刷局、連邦官報(Federal Register)の1990年から1994年発行分をデジタル化して公開

2017年1月11日、米国政府印刷局(GPO)は、国立公文書館連邦官報事務局(OFR)と連携し、1990年から1994年までに発行された連邦官報(Federal Register)をデジタル化して公開したと発表しています。

今後、デジタル化した1936年の創刊号に遡る分についても公開する予定となっています。

1994年以降発行分についてはボーンデジタル資料として公開済です。

GPO and NARA provide first time public access to electronic versions of digitized historical content(govinfo,2017/1/11)
https://www.govinfo.gov/features/digitized-federal-register-volumes-1990-1994

参考:
米国政府印刷局(GPO)、連邦官報(Federal Register)の1936年の創刊号からのデジタル化を計画 
Posted 2015年10月15日
http://current.ndl.go.jp/node/29655

米国議会図書館、連邦官報の1936年の創刊号から1993年刊行分までをデジタル化して公開
Posted 2016年6月21日

ふくしま震災遺産保全プロジェクト アウトリーチ事業「震災遺産を考えるⅢ」明治大学セッション 震災遺産展「我暦(が)→ガレキ(れ)→我歴(き)」が開催中

2017年1月8日から2月5日まで、ふくしま震災遺産保全プロジェクト アウトリーチ事業「震災遺産を考えるⅢ」明治大学セッション 震災遺産展「我暦(が)→ガレキ(れ)→我歴(き)」が、明治大学駿河台キャンパスアカデミーコモン地階の明治大学博物館特別展示室で開催されています。

2014年から同プロジェクトで調査・保全を開始した、震災が産み出したモノやバショからなる「震災遺産」を展示するものです。

期間中には、多様な「震災遺産」を、最新技術MRによる3次元バーチャル映像で体験し、震災遺構が持つ意味やバショの記憶を考える機会とする「3Dデジタル震災遺構アーカイブ体験展示」(1月21日、22日、28日、29日、2月4日、5日)や、1月22日には、語り・アーカイブ・震災遺産等それぞれの立場で「ふくしまの経験」の継承に取り組む方を迎えて、活動や実践の意味や課題について検討するシンポジウム「ふくしまの経験を語る・伝える」が開催されます。

震災遺産展「「我暦(が)→ガレキ(れ)→我歴(き)」を開催(明治大学博物館)
https://www.meiji.ac.jp/museum/news/2016/6t5h7p00000mj0e3.html

震災遺産展にて「3Dデジタル震災遺構アーカイブ体験」展示を実施します(明治大学博物館)

京都大学総合博物館で、平成28年度特別展「日本の表装-紙と絹の文化を支える」を開催中

京都大学総合博物館が、2017年1月11日から2月12日まで、平成28年度特別展「日本の表装-紙と絹の文化を支える」を開催しています。

表装の美しさと歩みをたどり、表装の技術と、技術の進歩を支えた修理をめぐる思想の到達点を紹介し、表装を用いた文化財修理の最前線を展示するものとされています。

また、共同開催として、京都文化博物館でも、総合展示「日本の表装ー掛軸の歴史と装い」が2月19日まで開催されています。

平成28年度特別展 「日本の表装-紙と絹の文化を支える」(京都大学総合博物館)
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/modules/special/content0060.html

関連:
日本の表装 ―掛軸の歴史と装い―(京都文化博物館)
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_shibun_post/soukou2016/

参考:
新潟県立図書館、「誰でもできる掛け軸の取扱い ~保存と鑑賞のポイント」を開催
Posted 2016年6月28日
http://current.ndl.go.jp/node/31910

【イベント】平成28年度大阪府立中之島図書館講演会「装こう師の私が出会った国宝たち」(7/30・大阪)
Posted 2016年7月1日

欧州12か国のサウンド・アーカイブから集めた音源が“Europeana Radio”で利用可能に

2017年1月11日、Europeanaが、欧州の12か国のサウンド・アーカイブから集めた20万の音源が“Europeana Radio”で利用可能になったと発表しています。

クラシック、フォーク、伝統音楽、ポピュラー音楽や、言語・方言、スポークン・ワード(Spoken-word)、サウンドスケープ(soundscapes)などといった幅広い分野の音源を聴くことが可能で、利用者はタグ付けをすることも可能となっています。

Europeana Radio - discover, listen and tag the music from Europeana Music Collections(Europeana,2017/1/11)
http://blog.europeana.eu/2017/01/europeana-radio-discover-listen-and-tag-the-music-from-europeana-music-collections/

Europeana Radio
http://www.europeana.eu/portal/en/radio.html

参考:
E1674 - 古音源の保存と活用に関する国際シンポジウム<報告>
カレントアウェアネス-E No.281 2015.05.21

韓国・ソウル特別市、業界2位の出版取次の不渡りを受け、図書館での書籍購入等を通じた中小出版社の支援策を発表

韓国において業界2位の出版取次、松仁書籍(송인서적)が不渡りを出したことを受け、同社と取引している500社以上の中小出版社への影響を抑えるため、2017年1月11日、ソウル特別市が、同市・自治区・図書館での書籍購入予算のうち13億ウォンを在庫本(40億ウォン)の購入に充てるなどして支援することを発表しています。

市と自治区が連携して、職員が業務に必要な書籍6億ウォン分を購入するほか、ソウル図書館や自治区の図書館の図書購入予算の10%の範囲内で、影響を受ける出版社の在庫本を優先的に購入できるよう7億ウォン支出し、2月までに迅速に予算を執行するとのことです。

また、中小出版社を対象に緊急融資を行うほか、市の全職員に、1人1冊の本を購入することを呼びかけるなども行なうとしています。

재고도서 구매 등 송인서적 부도 피해 지원(ソウル特別市,2017/1/11)
http://mediahub.seoul.go.kr/archives/1056045

日本図書館協会図書館の自由委員会、緊急学習会「マイナンバーカードの図書館利用とは」を開催(1/30・大阪)

2017年1月30日、日本図書館協会(JLA)図書館の自由委員会が、大阪市総合生涯学習センターで、緊急学習会「マイナンバーカードの図書館利用とは」を開催します。

マイナンバーカードを図書館利用カードとして利用することのメリット・デメリットについて、総務省説明会での説明とこれまでに得られた情報に基づいて論点整理(図書館の自由委員会・図書館システムのデータ移行問題検討会・奥野吉宏氏)をし、さらに技術的側面からの解説と検討(株式会社カーリル・吉本龍司氏)を行うものです。

参加には、準備の都合上、事前の申し込みが推奨されており、また、資料費として500円が必要です。

緊急学習会「マイナンバーカードの図書館利用とは」(日本図書館協会図書館の自由委員会)
http://www.jla.or.jp/portals/0/html/jiyu/seminar2017.html

チラシ
http://www.jla.or.jp/portals/0/html/jiyu/seminar2017.pdf

参考:
日本図書館協会、「マイナンバーカードの図書館利用に関する説明会」を実施
Posted 2016年12月8日
http://current.ndl.go.jp/node/33071

1月 11日

【イベント】JALプロジェクト2016 アンサー・シンポジウム「JAL2016WS「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言Ⅲ」への応答-“またもや”感を越えて」(2/3・東京)

2017年2月3日、東京国立近代美術館において、JALプロジェクト2016 アンサー・シンポジウム「JAL2016WS「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言 Ⅲ」への応答-“またもや”感を越えて」が開催されます。

2016年12月9日に開催されたJAL2016公開ワークショップにおいて、招へい者によって示された「提言」が、一昨年に引き続き、極めて的確かつ明晰に日本側の実行的課題を示すものであり、その課題の解消と超克へ向けて、現実的で具体的な施策の策定の可能性を、「提言」への「応答」、「アンサー・シンポジウム」の開催をもって討議し、「またもや」で終わらせないためのプラットホームの創成へ向けてのささやかな試みとして行なわれるものとのことです。

事前の参加申し込みは不要です。

アンサー・シンポジウム「JAL2016WS「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言 Ⅲ」への応答-“またもや”感を越えて」(東京国立近代美術館)
http://www.momat.go.jp/am/visit/library/jal2016/
http://www.momat.go.jp/am/wp-content/uploads/sites/3/2017/01/JAL2016_Ans_Sympo_20170203.pdf

参考:

北陸地区県立図書館長会、企画展示「災害の記憶と防災~北陸4県・県立図書館所蔵資料交流展示会~」(巡回展)を開催

2017年1月6日、富山県立図書館は、北陸地区県立図書館長会主催の企画展示「災害の記憶と防災~北陸4県・県立図書館所蔵資料交流展示会~」を、1月11日から1月29日まで開催すると発表しています。

北陸4県(新潟・富山・石川・福井)の県立図書館が所蔵する身近に起こった「災害」や「防災」に関連する資料を紹介し、私たちが如何に「いのち」や「くらし」を守っていけばよいのかを考える契機となることを目的とした展示で、同館での展示を皮切りに新潟・福井・石川の各県立図書館の順で巡回展(2018年3月30日まで)として開催されます。

企画展示「災害の記憶と防災~北陸4県・県立図書館所蔵資料交流展示会~」開催のお知らせ(富山県,2017/1/6)
http://www.pref.toyama.jp/cms_press/2017/20170106/00021609.pdf

米国の博物館・図書館サービス機構、図書館・博物館が地域社会の福祉を支える組織として位置付けられることを目的に作成したハンドブックを公開

2017年1月10日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、ハンドブック“Strengthening Networks, Sparking Change: Museums and Libraries as Community Catalysts”を公開しました。

Community Catalystイニシアチブの一環として作成されたもので、図書館と博物館が地域社会の福祉を支える重要な社会的、制度的ネットワークとして位置付けられることを目的に作成されたものです。

文献調査からの知見や、地域社会を変化させるために活動している博物館や図書館の経験やビジョンについての事例調査を伴った図書館・博物館・コミュニティ再生分野のデータをまとめたもので、如何に図書館や博物館が、地域社会内の団体、政府機関、文化的・教育的機関と連携するために、異なる立場の組織の連携による社会問題の解決アプローチ「コレクティブ・インパクト」の概念を用いることができるかを説明しているほか、連携を開始するための方法について分類しています。

Report Describes New Frameworks for Museums and Libraries to Strengthen Community Involvement(IMLS,2016/1/10)

2016年韓国図書館界の10大ニュース(記事紹介)

韓国図書館協会が発行する『図書館文化』の2017年1月号に、「2016年図書館界10大ニュース」という記事が掲載されています。

2016年12月14日から12月20日にかけて、同協会が選定した25項目のニュースを対象に、オンライン調査を行なった結果で、以下の10件が選ばれています。

・「学校図書館振興法」改正、司書処遇改善に関する議論
・Googleの電子図書館、合法化判決
・2016司書就業実態調査結果発表
・2016年図書館道の上の人文学事業
・地方公共団体による公共図書館委託に対する反対活動
・公共図書館1,000館 蔵書1億冊を突破
・「図書館法」改正によるオンライン納本の実施
・国会図書館資料保存館の釜山への建設及び「国会図書館法」改正
・図書館と地域書店の協力と共生
・韓国大学図書館連合会を中心とした大学図書館電子ジャーナルコンソーシアムの推進

『図書館文化』2017年1月号
http://www.kla.kr/jsp/fileboard/cultureboard.do?procType=view&f_board_seq=52558
http://www.kla.kr/culturepaper/2017/01/EBook.htm

米国図書館協会とGoogle社、“Libraries Ready to Code”プロジェクトの第2フェーズのパイロットプログラムへの図書館情報学分野の教員の参加を呼びかけ

2017年1月10日、米国図書館協会(ALA)とGoogle社は、21世紀の新しいスキルとして求められるプログラミング能力開発のための活動の充実化を目的に行なっている“Libraries Ready to Code”プロジェクトの第2フェーズのパイロットプログラムへの図書館情報学分野の教員の参加を求めています。

1月6日に公開された第1フェーズの調査結果“Ready to Code Connecting Youth to CS Opportunity through Libraries”において、図書館員のさらなるプログラミング能力の養成が必要とされたことを受けたもので、大学院課程において、図書館情報学の修士課程の学生に、公共図書館や学校図書館においてプログラミングを教えることできる能力を身に付けさせることを通じて、全米の若者のコンピュータ的思考能力を養成する事を目的としています。

第2フェーズでは、ALA認定の図書館情報学大学院及び学校図書館司書の認定プログラムを提供する大学院の専任教員7名を募集し、2017年の秋学期において、そのような内容に基づいた指導を行なってもらい、その成果をフィードバックし評価することを通じて、全国に普及させるための大学院課程のモデルを構築することを目指しています。

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