アーカイブ - 2016年 6月 28日 - car

地域資料保全プログラムを活発に維持するためには(米国)(記事紹介)

2016年8月に開催される第82回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の資料として、米・ピッツバーグ大学図書館機構のNIXON, Miranda氏とカーネギーメロン大学図書館のCHISNELL, Jillian氏による“Sustaining an Active Local Disaster Preparedness Program: Best Practices of Alliance for Response Pittsburgh ”と題する記事が公開されています。

この記事は、米国の保存専門家の全国組織“Foundation of American Institute for Conservation of Historic and Artistic Works”傘下の災害時の資料保全に関するイニシアチブ“Alliance For Response”(AFR)の地域組織の一つである“Alliance For Response of Pittsburgh” (AFR Pgh)の活動を紹介するものです。

国立国会図書館サーチ、J-STAGEのメタデータのAPI提供を開始

国立国会図書館サーチに収録されているJ-STAGEのデータについて、外部提供インタフェース(API)により、データの検索とハーベストが可能となりました。

データの検索は、SRU、SRW、OpenSearch、Z39.50、ハーベストは、OAI-PMHの各APIで可能です。また、対象となるデータ件数は約250万件、OAI-PMHでのデータの起点日(datestamp)は2016年6月23日です。

ただし、定期的なデータの更新は、2016年度下半期に開始する予定です。 

「J-STAGE」メタデータのAPI提供を開始しました(2016年6月27日)(国立国会図書館サーチ, 2016/6/27)
http://iss.ndl.go.jp/information/2016/06/27_announce_1/

参考:
国立国会図書館サーチ、全国書誌データのOAI-PMH形式での提供を開始
Posted 2014年3月26日
http://current.ndl.go.jp/node/25770

国立国会図書館の「NDL新着図書情報」、API(OAI-PMH)による提供を開始
Posted 2011年7月4日
http://current.ndl.go.jp/node/18579

E1759 - NDL,技術文書「OAI-PMHの要点」を公開

筑波大学中央図書館に第24回参議院議員選挙期日前投票所が設置される 学生の働きかけがきっかけ

2016年6月27日から6月29日にかけて、筑波大学の中央図書館2階集会室に、第24回参議院議員選挙の期日前投票所が設けられています。投票時間は11時から19時で、筑波大学生、教職員以外の市民も投票可能です。

この投票所設置は筑波大学の学生主体プロジェクト(T-ACT)の一つ、投票率向上プロジェクトによる働きかけの結果、設置されたとのことです。

第24回参議院議員通常選挙に係るお知らせ -学内期日前投票所のご案内-(筑波大学)
http://www.tsukuba.ac.jp/news/n20160617.html

投票率向上プロジェクト(T-ACT)
https://www.t-act.tsukuba.ac.jp/tact/project/show/684

【News】筑波大学にて期日前投票・不在者投票開始!(Facebook 筑波大学|University of Tsukuba、2016/6/27付け)
https://www.facebook.com/univ.tsukuba.ja/posts/1084648188291966

参考:
図書館友の会全国連絡会、「「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての公開質問状」を10政党に送付
Posted 2016年6月27日

ギリシアの新国立図書館が完成 完全公開は2017年半ばを予定

ギリシアの首都アテネの南部、カリテア地区に、新国立オペラ劇場と、新国立図書館をあわせた施設、スタブロス・ニアルコス文化センター(Stavros Niarchos Cultural Center)が完成したことが報じられています。

同センターは仏ポンピドゥ・センターの共同デザイナーでもあるイタリアの建築家、レンゾ・ピアノ氏がデザインしたもので、構想から完成まで7年の期間と約6億ユーロを費やしたとのことです。経済危機に苦しむギリシアの人々に希望を与えることを意図したデザインとされています。

建築費用はスタブロス・ニアルコス財団が支出しました。同財団はギリシアの資産家スタブロス・ニアルコスを記念し設立されたものです。建物は政府に寄付され、運営も国に任されますが、開館後も引き続き財団による財政支援が行われる予定であるとのことです。

図書館として運用を開始し、完全に公開されるのは2017年半ばを予定しています。

Greek foundation unveils new Athens opera, national library(ahram online、2016/6/25付け)

【イベント】矯正と図書館サービス連絡会第4回研究会「施行1年を迎えた新少年院法・少年鑑別所法と矯正施設における読書」(7/28・東京)

2016年7月28日、千代田区立日比谷文化館で、「施行1年を迎えた新少年院法・少年鑑別所法と矯正施設における読書」をテーマに、矯正と図書館サービス連絡会第4回研究会が開催されます。

施行されて1年が経過した新少年院法・少年鑑別所法の概要と施行状況、とりわけ初めて明文化された「書籍等の閲覧」の運用について、矯正行政の担当者から話しを伺う内容となっています。

参加費は無料で、事前の申し込みも不要です。

第4回研究会(矯正と図書館サービス連絡会,2016/6/18)
http://kyotoren.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-117c.html

参考:
少年院法、少年鑑別所法が成立
Posted 2014年6月12日
http://current.ndl.go.jp/node/26337

米ハンティントン・ライブラリー、クラウドソーシングで南北戦争時の暗号化された電信を復号化するプロジェクト ”Decoding the Civil War”を開始

2016年6月21日、米国の非営利の民間教育機関、ハンティントン・ライブラリー(Huntington Library)が、同機関が所蔵する南北戦争時の電信をデジタル化し、クラウドソーシングで内容を解読するプロジェクト”Decoding the Civil War”の開始を発表しました。

”Decoding the Civil War”はハンティントン・ライブラリーとクラウドソーシングでの研究プラットフォーム大手であるZooniverse、ノースカロライナ大学のDigital History and Pedagogy Project、エイブラハム・リンカーン大統領図書館・博物館の協同の下で実現したプロジェクトです。2012年にハンティントン・ライブラリーに寄贈されたリンカーン元大統領と閣僚、北軍の将校らの間で交わされた電信約16,000件がデジタル化されており、そのうち約3分の1は暗号化されています。”Decoding the Civil War”プロジェクトではボランティア参加者がこの暗号化された電信と、符号表を参照し、復号化に協力することができるとのことです。

Amazon社がデジタル教材の検索・公開サービス”Amazon Inspire”の立ち上げを発表

2016年6月27日、Amazon社がデジタル教材の検索・公開サービス”Amazon Inspire”のベータ版を立ち上げることを発表しました。

Amazon Inspireはデジタル教材を利用者がアップロードしたり、検索したりできるサービスで、無料で提供されます。教材の対象学年を指定した検索ができたり、アップロード時にアクセシビリティに関するガイドを参照できる等、デジタル教材に特化した機能も提供されるとのことです。

現在は主として米国を対象としたサービスのようで、既にニューヨーク州ミネオラ村の公立学校等で利用開始が決定されているとのことです。また、米国外の教員等も早期利用開始の受付に申し込むことはできるようです。

Announcing Amazon Inspire, a Free Service for Digital Educational Resources(Amazon、2016/6/27付け)
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-newsArticle&ID=2180160

EUからの離脱を支持する英国民投票結果に対する科学者たちの反応(記事紹介)

2016年6月24日付けのNature誌オンライン版記事で、6月23日に実施されたEUからの離脱の是非を問う英国の国民投票において、離脱支持が残留支持を上回ったことに対する英国内外の複数の科学者らのコメントが紹介されています。

英国がEUから離脱した場合、EUとして提供されている研究助成プログラムに応募できなくなることや、移動の自由がなくなることへの懸念など、全体に国民投票結果への失意と将来への不安を述べるコメントが多く見られます。その中で、すぐに影響があるわけではないので落着きながらも、EUから離脱した場合でも研究環境を維持し続けられるよう政府へ呼びかけていくことを呼びかけるコメントも寄せられています。

How scientists reacted to the Brexit(Nature、2016/6/24付け)
http://www.nature.com/news/how-scientists-reacted-to-the-brexit-1.20158

新潟県立図書館、「誰でもできる掛け軸の取扱い ~保存と鑑賞のポイント」を開催

新潟県立図書館が、第25回ふるさと講座として「誰でもできる掛け軸の取扱い ~保存と鑑賞のポイント」を開催します。

同館が所蔵する掛け軸を使って、その取扱い・保存方法を解説する講座で、講座の後半には、2016年7月6日には書跡の、2016年7月20日には絵画の掛け軸についての鑑賞のポイントについて説明が行なわれます。

入場は無料ですが、事前の申し込みが必要で、定員は30名です。

第25回ふるさと講座 「誰でもできる掛け軸の取扱い ~保存と鑑賞のポイント」開催のお知らせ(新潟県立図書館)
http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/event/furusato_kakejiku.html

茅ヶ崎市立図書館(神奈川県)、地元書店やNPOと協力した「本がだいすきプロジェクト」を始動

2016年6月27日、神奈川県の茅ヶ崎市立図書館は地元書店やNPO法人と協力した「本がだいすきプロジェクト」を始動することを発表しました。

記者発表資料によると、茅ヶ崎市が2016年4月に読書活動推進計画を策定する中で、地元書店やNPOで々も、すべての年齢の人々の読書の必要性を痛感していることがわかり、たちあげられたプロジェクトであるとのことです。

NPO法人まちづくりスポット茅ヶ崎、有限会社長谷川書店、有限会社川上書店と連携し、「本が好きになるきっかけづくり」として、各団体でイベントを実施するほか、今後は、市立図書館と民間の書店でコラボできるような事業展開も考えている、とされています。

また、ロゴも作成されており、本にまつわるさまざまなイベントにそのロゴをつけたり、本に携わる関係者がオリジナル缶バッジをつけたりする、という取組みも行われます。

平成28年6月27日 「本がだいすきプロジェクト」民間と市立図書館が連携してプロジェクト始動!(茅ヶ崎市, 2016/6/27)
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/koho/1002784/1018873.html

東亜図書館協会、東アジア研究の基盤強化を目指して蔵書構築等の課題解決に取り組むプログラムの助成対象を発表

2016年6月15日、東亜図書館協会(CEAL)が、アンドリュー・メロン財団からの支援を受けて東アジア研究の基盤強化を目指し蔵書構築等の課題解決に取り組むプログラム“Innovation Grants for East Asian Librarians program”の助成対象が決定したと発表しています。

1件目は、カリフォルニア大学アーバイン図書館の“From Curation of Collection to Creation of Knowledge: Building a Bilingual Dictionary of Ming Government Official Titles through Crowdsourcing”プロジェクトで、中国のレファレンスコレクションの欠けている箇所を埋めることを目的に、明代の官名(Official Title)に関するオンライン版の対訳辞書をクラウドソーシングで作成するものです。Charles O. Huckerの“A dictionary of official titles in Imperial China”に明代の600件以上の翻訳語を追加して構築することになっており、成果は同校のデジタルリポジトリで公開されます。

Europeana、文化遺産のデジタルコンテンツへの多言語によるアクセスに関する白書を公開

2016年6月23日、Europeanaが、“White Paper on Best Practices for Multilingual Access to Digital Libraries”を公開しました。

これは、文化遺産のデジタルコンテンツへの多言語によるアクセスに関する白書で、昨年コメントを募集していたものです。データ、ユーザとの相互作用、インターフェースの3つの要素に焦点を当てているとのことです。

インターフェースの言語、検索語の翻訳、メタデータの多言語化、言語に依存しないアクセス方法などのトピックについて、研究文献などのリソースやベストプラクティスが掲載されています。

Multilingual access; white paper redux(europeana pro, 2016/6/23)
http://pro.europeana.eu/blogpost/multilingual-access-white-paper

Best Practices for Multilingual Access(europeana pro, 2016/6/23)
http://pro.europeana.eu/publication/best-practices-for-multilingual-access

オーストラリア図書館協会、職業教育機関の図書館に関する調査プロジェクトを終了:プロジェクトの成果は協会ウェブサイトで公開

2016年6月28日、オーストラリア図書館協会(ALIA)の職業教育機関(VET)の図書館に関する諮問委員会(VLAC)が、以下の3つの調査プロジェクトの終了を報告しています。

・公立の職業専門学校(TAFE)や私立のカレッジにおける図書館サービスの標準についてまとめたガイドラインの策定
・予算カットのTAFEの図書館や図書館員への影響調査
・全国のTAFEの図書館のリスト作成

プロジェクトの成果はVLACのウェブサイトで公開されています。

Newly released ALIA guidelines, survey and mapping projects support advocacy for libraries in the VET sector(ALIA,2016/6/28)
https://www.alia.org.au/media-releases/newly-released-alia-guidelines-survey-and-mapping-projects-support-advocacy-libraries-vet-sector

Guidelines for Australian VET Libraries(ALIA)

国立国会図書館、NDL書誌情報ニュースレター2016年2号(通号37号)を公開

2016年6月28日、国立国会図書館(NDL)は、ウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2016年2号(通号37号)を掲載しました。

「ウェブ環境に適した新しい書誌フレームワーク:BIBFRAME」「欧米国立図書館のRDA適用状況に関する調査報告」のほか、連載記事「世界のRDAの取組みのいま」(中国・スペイン語圏(イベロアメリカ諸国))、「文字コード講座 第3回(完)―文字コードあれこれ」を掲載しています。

NDL書誌情報ニュースレター2016年2号(通号37号)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/bib_newsletter/2016_2/index.html

鹿児島大学附属図書館、「文献管理ツール比較表」を公開

2016年6月24日、鹿児島大学附属図書館が、図書館利用クイックガイド「文献管理ツール比較表」を公開しました。

鹿児島大学所属者が個人負担なしで利用できる文献管理ツール(EndNote basic、RefWorks、Mendeley、Zotero)について機能等が比較できるようにまとめてあります。

図書館利用クイックガイド「文献管理ツール比較表」を公開しました(鹿児島大学附属図書館,2016/6/24)
http://www.lib.kagoshima-u.ac.jp/news/2016/06/post-224.html

文献管理ツール比較表
http://www.lib.kagoshima-u.ac.jp/manual/refman.html

【イベント】山梨県立図書館を舞台に2025年にタイムスリップして「2025年問題」を学ぶ医療福祉系リアル人生ゲームが開催(7/31・山梨)

2016年7月31日、山梨県立図書館で、山梨県社会福祉協議会により、「THE Six SENSE ~医療福祉系リアル人生ゲーム~」と題したイベントが開催されます。

参加者全員がゲーム会社の社員という設定で、2025年にタイムトラベルする「リアル人生ゲーム」の被験者となり、2025年に迎えるとされている超高齢化社会や「2025年問題」に目を向けてもらうことを趣旨とし、山梨県の福祉施設で働く職員も参加して現場の魅力を伝えるほか、遊び、体験、アートなどを取り入れて福祉を知るきっかけ作りをおこなうイベントとなっています。

入場は無料です。

THE Six SENSE~医療福祉系リアル人生ゲーム~
http://www.the-sixsense.com/

Facebook(7/31【THE Six SENSE~医療福祉系リアル人生ゲーム~】)
https://www.facebook.com/events/100243230403262/

交流施設イベントインフォメーション 2016年7月(山梨県立図書館)