アーカイブ - 2016年 4月 4日 - car

スローン財団、ウィルソン・センターの“Commons Lab”が取組むシチズンサイエンスの支援を目的に50万ドルを助成

2016年3月31日、スローン財団(Alfred P. Sloan Foundation)が、米国のシンクタンクのウィルソン・センターが設置している“Commons Lab”に50万ドルを助成すると発表しています。

助成は、データの標準化やメタデータ収集の支援、米国連邦政府機関によるシチズンサイエンスの推奨といった、同ラボが取り組んでいるシチズンサイエンスの継続を目的にしたもので、市民科学のツールとしてのデータベースの構築や、観測データの共有を支援するためのプラットフォームの構築により、標準化情報を収集し共有するシチズン・サイエンスのプロジェクトや、オバマ政権によって表明されたシチズンサイエンスへの支持の上に維持・構築される“Commons Lab”と米・共通役務庁の間の新しい連携を支援するものとのことです。

Alfred P. Sloan Foundation awards $500,000 grant to Commons Lab to promote citizen science(EurekAkert!,2016/3/31)
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-03/wwic-aps033116.php

参考:

米・ミシガン州フリント公共図書館、水道水の汚染に関する住民の口述記録を収集するためにスタジオを開設

米・ミシガン州フリント公共図書館が、同市で発生した水道水の汚染に関する住民の口述記録を収集するためにスタジオを開設しました。

全米規模のオーラルヒストリープロジェクトStoryCorpsと連携しており、収集された口述記録は米国議会図書館(LC)に送信されるとのことです。

このプロジェクトは2016年4月1日に開始され、9月中旬まで行われる予定です。

Twitter(Flint Public Library,2016/4/1)
https://twitter.com/flintlibrary/status/716007881313751040

Flint Public Library to archive stories of residents living through the water crisis(Michigan Radio,2016/3/31)
http://michiganradio.org/post/flint-public-library-archive-stories-residents-living-through-water-crisis#stream/0

StoryCorps
https://storycorps.org/

関連:

伊藤忠記念財団、9つの道県立図書館と協同しマルチメディアDAISY図書を全国の図書館に無償提供することを発表

2016年3月31日、公益財団法人伊藤忠記念財団は、障害者差別解消法の施行にあわせ、9つの道県立図書館と協同し、マルチメディアDAISY図書で「日本昔話の旅」シリーズを無償で全国900か所以上の図書館に提供することを発表しています。

紙の本では読書が困難な障害のある子どもたちを主な対象にした取組で、「日本昔話の旅」は、日本各地に伝わる様々なお話を、その土地の言葉で語るものとのことです。

障害者差別解消法施行に向けて、「日本昔話の旅」へ都道府県立9図書館が協力(伊藤忠商事, 2016/3/31)
http://www.itochu.co.jp/ja/news/2016/160331.html

参考:
鳥取県立図書館による鳥取弁の「因幡の白うさぎ」が完成 伊藤忠記念財団の方言によるマルチメディアデイジーの第1話
Posted 2015年2月6日
http://current.ndl.go.jp/node/27947

学校図書館プロジェクトSLiiiC、「サマー・ワーク・キャンプ2015」の開催報告書を公開

2016年3月30日、学校図書館プロジェクトSLiiiC(スリック)が、2015年9月12日から13日に開催した「サマー・ワーク・キャンプ2015」の開催報告書を公開しました。

Twitter(SLiiiC,2016/3/30)
https://twitter.com/sliiic/status/715116280873783296

サマー・ワーク・キャンプ2015 開催報告書 (2016年3月発行)
http://www.sliiic.org/?page_id=668
http://www.sliiic.org/?action=common_download_main&upload_id=3212

株式会社メディアドゥ、電子図書館事業(「OverDrive Japan」)での日本語オーディオブックの導入について発表

2016年4月1日、株式会社メディアドゥは、日本で展開している電子図書館事業「OverDrive Japan」において、障害者差別解消法対応の1つとして、日本語オーディオブックの提供を4月中に開始する予定であることを発表しています。

同社の発表では、国内のオーディオブック権利元との契約により、1万作品以上の日本語オーディオブックの導入としており、図書館としての基礎的環境整備につながるとしています。

電子図書館向け日本語オーディオブックの提供へ(メディアドゥ, 2016/4/1)
http://www.mediado.jp/service/1329/

参考:
出版社16社がオーディオブック普及に向け連携、「日本オーディオブック協議会」が設立
Posted 2015年4月7日
http://current.ndl.go.jp/node/28293

詩や文学作品に出会うのを助けるモバイルアプリ“Poetic Places”が公開(英国)

2016年3月18日、無料のモバイルアプリ“Poetic Places”が公開されました。

これは、CreativeWorks Londonから資金提供を受けた、英国図書館(BL)の客員起業家(Entrepreneur in Residence)であるコール(Sarah Cole)氏による成果であり、BLとTIME/IMAGE社の連携プロジェクトです。

地理空間情報を用いて、アーカイブコレクションから作成した情報を利用者にプッシュ通知し、その作品描写された場所で詩や文学作品に出会うのを助けるアプリで、現在はロンドン市内に限られているが、今後は、その範囲を英国全土等に拡大する計画とのことです。

また、現在は、著作権切れ、もしくは、オープンアクセスの文学コレクションから、プッシュ通知する情報を作成しているが、将来的には、現代作品やオーディオ情報も含めることを考えているとのことです。

Twitter(Poetic Places, 2016/3/18)
https://twitter.com/poetic_places/status/710748930179518464

Poetic Places Now Available!(Poetic Places)

統計データや統計APIを活用するアイデアを募集するコンテスト「STAT DASH グランプリ2016」の受賞者が発表される

2016年4月4日、総務省統計局・統計研修所及び独立行政法人統計センターによる統計データや統計APIを活用するアイデアを募集するコンテスト「STAT DASH グランプリ2016」の受賞者が発表されました。

行政サービス開拓部門、データ利活用啓発部門の2つの部門と総務大臣賞、優秀賞及び敢闘賞についてそれぞれ発表されています。

「STAT DASHグランプリ2016」の受賞者のお知らせ(総務省, 2016/4/4)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei09_01000014.html

STAT DASH グランプリ2016 受賞作品一覧(e-stat)
http://www.e-stat.go.jp/api/event/result_statdash2016/

カナダ国立図書館・文書館、2016-2019年の「3か年計画」を策定・公開

2016年3月31日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、2016年から2019年までの事業の優先順位や活動内容について概説する「3か年計画」を策定し、公開しました。

「私たちの約束」として

・全ての利用者にサービスを提供するために専念(アクセスの改善/効果的なツール)
・文書館学、図書館情報学、新技術の最先端であること(技術と専門知識の強化/最先端のインフラ)
・国内外のネットワークへの積極的な関与(革新的なパートナーシップ/積極的な連携)
・公共物の可視化の強化(コレクションの公開)

をあげ、それぞれについての期待される成果を示しています。

Library and Archives Canada 2016-2019 Three-Year Plan(LAC,2016/3/31)
http://www.bac-lac.gc.ca/eng/news/Pages/2016/lac-2016-2019-three-year-plan.aspx

Three-Year Plan 2016-2019
http://www.bac-lac.gc.ca/eng/about-us/three-year-plan/Pages/three-year-plan-2016-2019.aspx

韓国国会と釜山広域市、国会図書館資料保存館建設に関する業務協約を締結

2016年3月28日、韓国国会と釜山広域市は、国会図書館資料保存館建設に関する業務協約を締結しました。

総事業費4千300万ウォン、延べ床面積1万3,400㎡の建物として、釜山広域市江西区の鳴旨国際新都市に建設される同館は、図書館・文書館・博物館が一つになった複合文化空間として、

・研究図書館
・文献と議会資料の分散保存
・デジタル資料の保存のためのディザスタリカバリセンター

の機能を担い、2021年に開館する予定とのことです。

부산시와 국회, ‘국회도서관 자료보존관 건립에 관한 업무협약’체결(韓国国会図書館,2016/3/27)
http://www.nanet.go.kr/06_introduce/06_cyberhongbo/02/detail_Broadcast_All.jsp?seq=34043

カナダ研究知識ネットワーク、デジタル化された国内の文化遺産コレクションのインデックスを公開

2016年3月31日、カナダ研究知識ネットワーク(CRKN)が“Canadian National Digital Heritage Index”(CNDHI)を公開しました。

大学図書館や、州・準州の図書館などといったカナダ国内の記憶機関(Memory Institution)が所蔵し、デジタル化したカナダの文化遺産のコレクションのインデックスで、デジタル化された文化遺産の認知度やアクセスの向上を通じて、学術調査活動の支援や、資料保存機関内での情報共有を促進することを目指しています。

The Canadian National Digital Heritage Index (CNDHI) is Now Live(CRKN,2016/3/31)
http://crkn.ca/communications/the-canadian-national-digital-heritage-index-cndhi-is-now-live

Canadian National Digital Heritage Index (CNDHI)
http://cndhi-ipnpc.ca/

参考:
カナダ国立図書館・文書館(LAC)、地域の文書遺産機関で保存されている資料の可視性とアクセス強化のためのプログラムDHCPへの助成金を承認

OCLCとオランダ王立図書館が、公共図書館のコレクションの可視性を高めるための連携協定を締結

2016年3月31日、OCLCがオランダ王立図書館と連携協定を締結したと発表しています。

協定締結は、オランダの公共図書館のコレクションの可視性を高めるメタデータ管理とディスカバリサービスの構築を目的としており、図書館のメタデータのワークフローを、WorldCat、及び、図書館業務管理システム“WorldShare”に移行するとともに、ディスカバリーサービスである“WorldCat Discovery Services”を、公共図書館のコレクションの可視性を高めるための国家インフラにするとのことです。

オランダ王立図書館は、2015年1月1日施行の“The Public Library Provisions System Act”により、公共図書館の継続的な発展の中心的な役割や電子図書館開発の責任を担うようになっています。

OCLC and the National Library of the Netherlands sign long-term agreement to serve public libraries(OCLC,2016/3/31)
http://www.oclc.org/news/releases/2016/201605leiden.en.html

参考:
オランダ王立図書館、2015-2018の戦略計画を公開

神戸大学経済経営研究所と公益財団法人三井文庫が共同で運営する「近世経済データベース」が公開

神戸大学経済経営研究所と公益財団法人三井文庫が共同で運営する「近世経済データベース」が公開されています。

「平成27年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究成果公開促進費)」の助成を受けて、三井文庫が所蔵する三井家大坂両替店の記録「日記録」から、18世紀中期から明治初年にわたる、日々の米価、金銭比価、天候を採録するとともに、近世日本経済に影響を与えたであろう経済的事象を抽出してデータベース化し、解説文を付したもので、2016年3月現在、文化10年(1813)までのデータが公開されています。

2016年度以降、予算がつき次第、文化11年(1814)以降の公開に着手する予定とのことです。

「近世経済データベース」公開(Kasamashoin online,2016/4/2)
http://kasamashoin.jp/2016/04/18101813.html

甲南大学図書館、甲南大学デジタルアーカイブを公開

2016年4月1日、甲南大学図書館が、甲南大学デジタルアーカイブ公開をしました。

甲南大学図書館が所蔵している貴重資料を公開するもので、現在、『「いき」の構造』で知られる哲学者・九鬼周造の蔵書等からなる「九鬼周造文庫」のうち、書籍以外の自筆ノートや草稿・原稿などを中心に公開しているとのことです。

甲南大学デジタルアーカイブの公開について(甲南大学図書館)
http://www.konan-u.ac.jp/lib/news/img/pdf/20160401.pdf

甲南大学デジタルアーカイブ
http://archive.konan-u.ac.jp/infolib/meta_pub/G0000005konanu

徳島県立図書館と鳴門教育大学附属図書館、連携協力に関する覚書を締結

2016年3月31日、徳島県立図書館と鳴門教育大学附属図書館が、連携協力に関する覚書を締結したと発表しています。

それぞれの特性を活かし、相互理解のもと幅広い連携協力を図ることにより、利用者の利便性や図書館サービスを向上させ、図書館の利用を促進し、県民の学修支援と地域貢献の更なる向上を図ることを目的としているとのことです。

徳島県立図書館 お知らせ
http://www.library.tokushima-ec.ed.jp/
※「2016/03/31 「徳島県立図書館と鳴門教育大学附属図書館との連携協力に関する覚書」の締結について」とあります。

参考:
奈良県立図書情報館、帝塚山大学図書館と相互協力協定を締結 県内の大学図書館と6例目の締結
Posted 2016年2月10日
http://current.ndl.go.jp/node/30707

立命館大学が加藤周一文庫を開設

2016年4月1日、立命館大学が、平井嘉一郎記念図書館の開館にあわせて、「加藤周一文庫」を開設しました。

文庫は、2011年に同氏の遺族より寄贈を受けた、蔵書、手稿ノート、資料類がもとになっており、そのうち、1937年から1942年5月にかけての17歳から22歳の時期に書き綴った8冊の冊子型ノートが、文庫開設に合わせてデジタルアーカイブとして公開されています。

加藤周一文庫(立命館大学)
http://www.ritsumei.ac.jp/library/collection/collection13.html/

立命館大学図書館 加藤周一文庫関連資料
https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/2671055100

栃木県立足利図書館、足利市へ移管:足利市立図書館が開館

2016年4月1日、足利市立図書館(栃木県)が開館しました。

これまで、栃木県立足利図書館として提供してきたサービスを継承しつつ、足利市に移管して開館するものです。

足利市立図書館(足利市)
http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/site/ashikaga-lib/

4月1日(金曜日)から県立足利図書館が足利市立図書館になります(足利市, 2016/3/1)
http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/page/ikouhenkou.html

足利図書館、県立から市立に移管 開館式典で新館名盤(下野新聞, 2016/4/2)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20160402/2282502

【重要】県立足利図書館の相互貸借停止について(栃木県立図書館, 2016/1/16)
http://www.lib.pref.tochigi.lg.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=104&comment_flag=1&block_id=573#_573

参考:

全国学校図書館協議会、学校図書館整備施策の実施状況(2015年度最終集計)を公表

2015年4月1日、全国学校図書館協議会(JSLA)が、学校図書館整備施策の実施状況(2015最終集計)を公表しました。2015年5月に全国1,741の市区町村教育委員会を対象として実施した悉皆調査の結果で、12月末までの回答数は1,064(回収率61.1%)となっています。

調査結果の概要として、以下の6つの項目が紹介されています。また、市区町村ごとのアンケート結果の一部が公開されています。

●平成27年度の当初予算における小学校及び中学校の1校あたりの平均図書費について

●平成27年度予算における「図書費」及び学校図書館用「新聞購読費」の予算化状況について

●平成27年度当初予算での、今回の地方財政措置に基づく学校司書(学校図書館担当職員)配置予算化状況

●自治体による学校司書の研修を行っているか

●「市町村まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定状況

●「子ども読書活動推進計画」の策定状況

学校図書館整備施策の実施状況(JSLA)
http://www.j-sla.or.jp/material/research/post-45.html

市区町村ごとの結果(JSLA)
http://www.j-sla.or.jp/pdfs/seibisisaku2015-2.pdf

お知らせ

一橋大学附属図書館、大学院生が他大学から図書を取り寄せる費用を1人5冊まで大学で負担することを発表

2016年4月1日、一橋大学附属図書館、大学院生が他大学から図書を取り寄せる費用を1人5冊まで大学で負担することを発表しています。

2017年1月31日までが受付期間ですが、予算の上限に達した時点で終了するものとなっています。

平成28年度大学院生現物貸借費用負担サービスを開始します(一橋大学附属図書館)
http://www.lib.hit-u.ac.jp/blog/20160401/

学外への複写依頼、図書取寄依頼(一橋大学附属図書館)
http://www.lib.hit-u.ac.jp/guide/reference/ill.html#loan_free

国立情報学研究所(NII)、「サイバーセキュリティー研究開発センター」を新設

2016年4月1日、国立情報学研究所(NII)は「サイバーセキュリティー研究開発センター」を新設したことを発表しました。

学術情報基盤の構築と運用から得た知見を活かし、研究開発をおこない、国内外の研究機関との連携を通じて、サイバー空間における学術研究機関の安全な研究環境の確保と運営効率化に貢献すると同時に、大学と連携した人材育成も行い成果も公開する、としています。

サイバーセキュリティー研究開発センターの新設について(NII, 2016/4/1)
http://www.nii.ac.jp/news/2016/0401-1/
http://www.nii.ac.jp/userimg/press_20160401.pdf
※2つ目のリンクは、ニュースリリースの資料です。

基山町立図書館(佐賀県)、リニューアルオープン

2016年4月1日、佐賀県三養基郡基山町の町立図書館がリニューアルオープンしました。

同町の公園内に立地する、公園と図書館が一体となった「パークライブラリー」となっており、4月16日には、開館記念イベントも開催されるようです。

新しい基山町立図書館が4月1日(金)午前10時よりオープンします!(基山町立図書館・資料館)
http://www.kiyama-lib.jp/index/ibento/sintoshokanopen.html

新しい基山町立図書館が4月1日(金曜日)午前10時よりオープンします!(基山町, 2016/3/8)
https://www.town.kiyama.lg.jp/soshiki/9/11065.html

Facebook(基山町, 2016/4/1)
https://www.facebook.com/kiyamamachi/posts/576238265868127/

基山町図書館オープン ラウンジ、学習室も設置(佐賀新聞, 2016/4/2)
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/296046

関連:
「新しい基山町立図書館」サービス計画(案)

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