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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2016年10月11日、米・ライス大学が設立したオープンな教科書出版を手掛ける非営利団体OpenStaxと“Institute for the Study of Knowledge Management in Education ”(ISKME)が運営する、オープン教材のためのツールを提供するデジタル図書館“OER Commons”が連携し、シラバス・宿題・参考書・教科書などを自由に共有・変更することが可能なオンラインのコミュニティハブを公開したと発表しています。
OpenStax, OER Commons partner on community hubs(Rice University,2016/10/11)http://news.rice.edu/2016/10/11/openstax-oer-commons-partner-on-community-hubs-2/
2016年9月23日、韓国・文化体育観光部は、電子書籍の流通基盤構築のため、韓国出版文化産業振興院、国立中央図書館(NLK)、出版界、電子書籍ベンダーと連携し、韓国版の電子書籍のメタデータ標準を開発したことを発表しています。
昨年締結された文化体育観光部と出版界・電子書籍ベンダーとの業務協約の成果で、書籍流通における商品情報としてのメタデータであるONIXに基づき構築されています。
文化体育観光部と韓国出版文化産業振興院では、このメタデータ標準を基盤に、電子書籍の流通協業システム等を開発し、NLKの書誌情報流通支援システムと連携させ、この電子書籍のメタデータ標準を電子書籍ベンダーに提供する予定です。
次年度はDRM(技術的制限手段)を導入して電子書籍ファイルの統合管理が可能なシステムを構築し、そのことを通じて、異なるベンダーによるものでも一つのビュアーで閲覧できるようにする計画とのことです。
문체부, 개방형 전자책 유통협업시스템 구축 추진- 민관이 협력하여 전자책 표준 메타데이터 도출 완료 -(韓国・文化体育観光部,2016/9/23)http://www.mcst.go.kr/web/s_notice/press/pressView.jsp?pSeq=15568
参考:
国立女性教育会館が、平成28年度アーカイブ保存修復研修を開催します。女性アーカイブの保存・提供に携わる実務者や、大学・機関等の図書館職員を対象に、アーカイブの作成や保存に関する実践報告と参加者によるディスカッションを行う基礎コース(2016年11月30日)と、資料の保存修復を実習形式で学ぶ実技コース(12月1日-2日)の2つのコースが開催されます。
オプションとして、12月1日に工房見学があります。
基礎コースの参加費は無料ですが、実技コースは実習材料費が必要です。申込期限は11月18日です。
平成28年度アーカイブ保存修復研修(基礎コース)+(実技コース)参加者募集(国立女性教育会館)http://www.nwec.jp/jp/archive/archivist2016.html
国立女性教育会館http://www.nwec.jp/
2016年10月22日から10月30日まで、福島大学附属図書館で、企画展「ふるさとを 想う まもる つなぐ~地域の大学と町役場の試み」が開催されます。
「富岡町と福島大学との歴史・文化保全活動に関する協定書」の締結から1年をむかえ、富岡町(福島県)と福島大学の連携によるこれまでの活動を振り返りながら、地域資料保全活動に見いだせる可能性を探るとともに、地域資料保全を進める意味を考える展示とのことです。
10月22日には、同館のラーニングコモンズにおいて、「なぜ地域資料を保全するのか」をテーマにシンポジウムが開催されます。
企画展 「ふるさとを 想う まもる つなぐ~地域の大学と町役場の試み」 開催のお知らせ(福島大学うつくしまふくしま未来支援センター,2016/10/7)http://fure.net.fukushima-u.ac.jp/event/post-69.php
チラシhttp://fure.net.fukushima-u.ac.jp/event/uploads/%E4%BC%81%E7%94%BB%E5%B1%95%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7.pdf
参考: 福島県富岡町と福島大学が歴史・文化等保全活動に関する協定書を締結 Posted 2015年8月18日
2016年10月7日、国立歴史民俗博物館(以下、歴博)と千葉大学の包括的連携協力協定の調印式が、千葉大学にて行われました。
歴博と千葉大学はこれまで、歴史学など人文・社会科学系研究者相互の研究協力のほか、短期留学生が参画したプロジェクトや大学院生への指導等を通じて、研究・教育面で様々な成果をあげてきました。これらの連携を基に、歴博が新たな学問と位置づける「総合資料学」の創成を協力して推進することとなりました。
協定締結により、「歴博の博物館機能を活用した、アクティブラーニングの実施」など4つの効果が挙げられています。
文理の別を越えて、歴史を読み解く新たな学問「総合資料学」を創成 ―国立歴史民俗博物館と千葉大学、包括的連携協力協定を締結―(歴博、2016/10/6)https://www.rekihaku.ac.jp/outline/press/p161006/index.html
2016年11月20日、神奈川県立図書館は、世界遺産登録記念講演会「図書館建築の歴史と未来を語り合う~ル・コルビュジエ・前川國男・鬼頭梓・武蔵野プレイス・そして~」を開催します。
2016年7月、ル・コルビュジエの建築作品が世界遺産に登録されたことを記念し、彼に師事した前川國男氏の建築「神奈川県立図書館」を、図書館建築の歴史と共に語る講演会です。
京都工芸繊維大学教授・松隈洋氏、「武蔵野プレイス」設計者の川原田康子、比嘉武彦両氏の鼎談が予定されています。建築見学会、関連パネル・資料の展示、関連映像の上映もあります。
講演会には事前申込が必要で(10/11~11/8必着)、定員80名です(応募多数の場合は抽選)。
世界遺産登録記念講演会 図書館建築の歴史と未来を語り合う ~ル・コルビュジエ・前川國男・鬼頭梓・武蔵野プレイス・そして~(神奈川県立図書館)http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/yokohama/information/2016/kenchiku.htmlhttp://www.klnet.pref.kanagawa.jp/yokohama/information/pdf/kenchiku2016.pdf
参考: E1829 - 2016年日本建築学会賞(作品)の図書館複合建築をめぐって
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
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