アーカイブ - 2015年 - car

1月 21日

ネットワーク情報連合(CNI)、“Linked Data For Libraries”プロジェクトのセッションの動画を公開

2014年12月8日から9日に、米国ワシントンDCで開催されたネットワーク情報連合(Coalition for Networked Information:CNI)の秋期会合で、“Linked Data For Libraries”プロジェクトの最新動向を紹介するセッションが行われ、2015年1月20日、その動画が公開されました。発表資料やセッションの概要も公開されています。

Linked Data For Librariesは、コーネル大学図書館、スタンフォード大学図書館、ハーバード大学図書館の“Innovation Lab”によるLinked Open Dataの活用プロジェクトとのことです。

Video: Linked Data For Libraries (LD4L) Project Update(CNI, 2015/1/20)
http://www.cni.org/news/video-linked-data-for-libraries-ld4l-project-update/

The Linked Data For Libraries (LD4L) Project: A Progress Report

スイス国立図書館、絵画作品コレクションの画像1000点以上をWikimedia Commonsで公開

2015年1月20日、スイス国立図書館が、18世紀半ばから19世紀半ばの絵画作品コレクションの画像1000点以上をWikimedia Commonsで公開したことを発表しました。

1000 petits-maîtres suisses en ligne(Swiss National Library, 2015/1/20)
http://www.nb.admin.ch/aktuelles/03147/04775/04776/index.html?lang=en

Category:CH-NB-Collection Gugelmann (Wikimedia Commons)
https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:CH-NB-Collection_Gugelmann

国際図書館連盟(IFLA)の“International Preservation News”誌のバックナンバーをデジタル化して公開

2015年1月20日、国際図書館連盟(IFLA)が、資料保存コア活動(IFLA/PAC)のニュースレター“International Preservation News”の初期の部分のバックナンバーを、米国議会図書館(LC)の協力を得てデジタル化し、全ての号をオンラインで公開したと発表しています。同誌は年3回刊行で、1987年に創刊され、2013年12月の第60号をもって刊行が終了しています。

また、IFLA Journalの2015年9月号は、文化遺産の保存の特集を予定しているとのことです。

Preservation and Conservation Strategic Programme update(IFLA, 2015/1/20)
http://www.ifla.org/node/9330

ルイジアナ州の歴史的ビデオを提供する"Louisiana Digital Media Archive"が公開

2015年1月20日、米国ルイジアナ州の州務長官室とLouisiana Public Broadcasting (LPB)が、ルイジアナ州の歴史的ビデオを提供するLouisiana Digital Media Archive (LDMA)を公開しました。ルイジアナ州の政治家やアーティスト等へのインタビュー、LPBの歴史番組のシリーズ等、LPBのデジタルコレクションと、ルイジアナ州の公文書館のマルチメディアコレクションの1,500以上の映像が公開されており、今後も追加されていくとのことです。

LDMA
http://ladigitalmedia.org/

国立国会図書館、歴史的音源専用サイト(れきおん)の英語版を公開

2015年1月21日、国立国会図書館は「歴史的音源」専用サイト(れきおん)の英語版を公開しました。「国立国会図書館デジタルコレクション」で提供されている歴史的音源について、ジャンルやタイトルで探しやすくしたページで、ヘルプや一部の音源解説なども英語で読むことができます。

Historical Recordings Collection (Rekion)(NDL)
http://rekion.dl.ndl.go.jp/?__lang=en

Introductory Guides to Japanese Historical Recordings(NDL)
http://rekion.dl.ndl.go.jp/en/ongen_shoukai.html

歴史的音源(れきおん)の英語版を公開しました(国立国会図書館, 2015/1/21)
http://ndl.go.jp/jp/news/fy2014/1208929_1829.html

参考:
E1366 - 「歴史的音源」,国立国会図書館からの図書館送信の嚆矢
カレントアウェアネス-E No.227 2012.11.29
http://current.ndl.go.jp/e1366

国立国会図書館、「歴史的音源」専用ページ(れきおん)を公開
Posted 2013年3月15日

Knowledge Unlatchedによる学術書のオープンアクセスの試行についての全体報告が公開

Knowledge Unlatchedによる、学術書をオープンアクセスとするための出版モデルの試行についての全体レポートが“Cultural Science”誌の7巻2号(2014年)として公開されています。Knowledge Unlatchedの副理事のLucy Montgomery氏によるものです。

試行は、2012年1月から2014年9月にかけて行われ、24か国297の図書館が、13の出版社から提供された人文学や社会科学の学術書28タイトルのコストを共同で負担し、オープンアクセスとしたとのことです。最初の12週では、121か国から6,301回ダウンロードされ、24週では、138か国12,763回まで増えたとのことです。

この試行の概要については、2014年5月に発表されていました。

Knowledge Unlatched:A Global Library Consortium Model for Funding Open Access Scholarly Books(Cultural Science)
http://cultural-science.org/journal/index.php/culturalscience/article/view/96

1月 20日

RECODE、研究データのオープンアクセス推進のための提言をブックレットにまとめて公開

2015年1月13日、“Policy RECommendations for Open Access to Research Data in Europe(RECODE)”がプロジェクトの成果として、欧州における研究データのオープンアクセスを推進するための提言“Policy recommendations for open access to research data”の概要をブックレットにまとめ公開しました。

RECODEは、物理学、医学、生物工学、環境学、考古学の5つの学問分野を事例として、研究データのオープンアクセスにおける、4つの課題、すなわち、利害関係者の価値やエコシステム、法的・倫理的な懸案事項、インフラと技術的な課題、機関における課題を検討したとのことです。

ブックレットでは、RECODEの調査の成果概要、包括的な10の提言に続き、資金提供者、研究機関、データ管理者、出版社のそれぞれに対して提言がなされています。また、資金提供者、研究機関、出版社を対象に、研究データのオープンアクセスの方針を策定するための実務的なガイドが簡潔に示されています。

Policy recommendations for open access to research data(RECODE project consortium)(PDF:44ページ)

公共図書館が貸し出す“Little Free Library”

米国テキサス州のMontgomery County Memorial Library System (MCMLS)が "Little Free Library" の貸し出しを行うことが報じられています。" Little Free MCMLS Library Branch"は、Montgomery郡内の個人や団体に貸し出され、様々な公共の場所に一時的に設置され、年に数回移動する予定とのことです。 "Little Free Library" 内に最初に置かれる図書は、このプロジェクトを支援する図書館支援団体によって提供され、“Take a Book, Return a Book”の“Little Free Library”のシステムで運営されます。また、最初の設置場所を決定するためのコンテストが開催予定となっており、希望者はその設置場所が何故素晴らしいかを提案する機会があるとのことです。

E-News Library Newsletter(MCMLS, 2015/1/1)
http://us6.campaign-archive2.com/?u=bdf6c9c70ce5ddc7a38261f6d&id=7a8d1a883c&e=c4027d9119

MCMLSのFacebookページ

【イベント】「放送開始90年記念・脚本アーカイブズ・シンポジウム『脚本アーカイブズ』の新たなるステップへ-未来に向けた保存と利用」(3/18)

2015年3月18日、国立国会図書館東京本館にて、「放送開始90年記念・脚本アーカイブズ・シンポジウム『脚本アーカイブズ』の新たなるステップへ-未来に向けた保存と利用」が開催されます。一般社団法人日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムが主催し、国立国会図書館、文化庁が共催します。2部構成で、第1部は座談会「継承されていく脚本の『魅力』 ~アーカイブの価値とは」、第2部はパネルディスカッション「文化資源を活かすためのデジタルアーカイブとは? ~脚本アーカイブズを中心に」が予定されています。

参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

放送開始90年記念・脚本アーカイブズ・シンポジウム「脚本アーカイブズ」の新たなるステップへ -未来に向けた保存と利用(国立国会図書館, 2015/1/20)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/20150318sympo.html

http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/__icsFiles/afieldfile/2015/01/19/handbill150318.pdf
※案内チラシ

参考:
国立国会図書館、4月17日からテレビ・ラジオ番組の脚本・台本の提供を開始
Posted 2014年3月25日

Wikipedia英語版と『ブリタニカ百科事典』英語オンライン版、政治的な偏りが大きいのはどっち?(記事紹介)

ハーバード大学ビジネススクールが運営するウェブサイトHBS Working Knowledgeに、”Which Has More Bias? Wikipedia or the Encyclopedia Britannica”と題した記事が掲載されました。これは2014年10月に公開された同校のワーキングペーパー、”Do Experts or Collective Intelligence Write with More Bias? Evidence from Encyclopdia Britannica and Wikipedia”の内容を紹介するもので、ワーキングペーパーの著者は同校のFeng Zhu氏と、ノースウェスタン大学のShane Greenstein氏です。

Zhu氏らはWikipedia英語版と『ブリタニカ百科事典』英語オンライン版のどちらがより政治的に偏った傾向があるかを明らかにすることを目的に、双方に含まれる4,000の記事を対象とする調査を行いました。先行研究で示された民主党員が使いがちなフレーズと共和党員が使いがちなフレーズトップ500のリストを用い、リストに掲載されたフレーズがWikipediaと『ブリタニカ百科事典』にどの程度含まれているかを調べています。

「日本の古本屋」がリニューアル

2015年1月19日、古書販売サイト「日本の古本屋」がサイトデザインをリニューアルしました。

トップページに特集コーナーや新着入荷情報コーナー、公式アカウントによるTweet表示画面等が設けられたほか、開催中・開催予定の「古本まつり」の情報等もトップページから閲覧できるようになっています。

日本の古本屋
https://www.kosho.or.jp/

「日本の古本屋」がリニューアルオープン(笠間書院:kasamashoin ONLINE、2015/1/19付け)
http://kasamashoin.jp/2015/01/post_3138.html

参考:
版元ドットコムのサイトから、「日本の古本屋」、「カーリル」へのリンクを設定
Posted 2013年11月25日
http://current.ndl.go.jp/node/24929

ビブリオメトリクスの意識しすぎが論文の価値を損なっている(記事紹介)

Nature誌オンライン版に、2015年1月13日付けで、研究者がビブリオメトリクスに基づく評価指標を意識して論文の投稿先を選ぶことが、論文の有用性を損なっていることを批判する記事("The focus on bibliometrics makes papers less useful”)が掲載されています。著者はドイツ・ハノーバー大学の理論物理教授、Reinhard Werner氏です。

Werner氏は研究者がインパクトファクター等が高い雑誌に論文を投稿するために、その雑誌の規定や読者層にあわせて論文を書こうとすることが、論文の読みやすさを損なったり、必要な情報を落とす等の悪影響をもたらしている、と指摘しています。具体例として、元来は短く速報的な論文を掲載するために創刊されたPhysical Review Lettersが高いインパクトを得たために、無理にでも短くして論文を投稿する例があることや、実験物理学者がインパクトの高いNatureで論文を発表するために、他分野の研究者でもわかるように専門用語の使用を控えたり、発見の意義を過度に強調した論文を書いていることが述べられています。

The focus on bibliometrics makes papers less useful(Nature、2015/1/13付け)

W3CのHTML5日本コミュニティグループが設立、参加者募集中

2015年1月14日、HTML5について日本語で議論するコミュニティ“HTML5 Japanese Community Group”が設立されました。“HTML5 Japanese Interest Group”の後続とのことです。HTML5や関連する仕様について日本語で議論し、質問や意見を集約し、日本における特殊な適用例などの情報を集め、HTML Working GroupやW3Cのコミュニティに報告する役割を担うとのことです。コミュニティへの参加が呼びかけられています。

Call for Participation in HTML5 Japanese Community Group(W3C Community and Business Groups, 2015/1/14)
http://www.w3.org/community/html5jp/2015/01/14/call-for-participation-in-html5-japanese-community-group/

HTML5 Japanese Community Group
http://www.w3.org/community/html5jp/

「HTML5日本コミュニティグループ」をW3Cが設立。参加者募集中!(Publickey, 2015/1/19)

1月 19日

OCLC、Sustainable Collection Services(SCS)社を買収

2015年1月13日、OCLCがSustainable Collection Services(SCS)社の買収を発表しました。

SCSは、紙媒体のコレクションのデータ分析により、図書館の資料管理と共有の支援を行う、業界トップの企業とのことです。SCSのサービスは、OCLCのWorldCcatのデータを活用して、それぞれの図書館やコンソーシアムに対して、どのタイトルを保持し、除籍し、共有すべきなのかについての分析を提示できるとされています。OCLCとSCSは、2011年から、戦略的なパートナーとして、図書館の紙資料の管理を支援してきたとのことです。

OCLC acquires Sustainable Collection Services(OCLC, 2015/1/13)
http://www.oclc.org/news/releases/2015/201502dublin.en.html

図書館案内ロボット2代目「うさたん」、栃木県小山市立中央図書館で公開実験

2015年1月18日、栃木県小山市立中央図書館において、小山工業高等専門学校の学生が開発に取り組む図書館案内ロボット、2代目「うさたん」の公開実験が行われました。2代目「うさたん」には、カメラの前で指定されたポーズをすると、ポーズに対応した本の場所まで案内する新機能が搭載されているとのことです。

「図書館案内ロボット公開実験」実施のお知らせ(小山市立中央図書館)
http://library.city.oyama.tochigi.jp/information/201411_432.html

動作読み取り館内を誘導 小山高専学生が「図書館ロボ」公開実験 小山市中央図書館(下野新聞, 2015/1/19)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20150119/1843726

Macmillan Science and Educationの大半の事業とSpringer Science+Business Mediaの全事業が合併へ

2015年1月15日、Holtzbrinck Publishing GroupとBC Partners(BCP)は、Springer Science+Business Mediaの全事業(BCPが顧問を務めるファンドが所有)とHoltzbrinckが所有するMacmillan Science and Education(MSE)の大半の事業(すなわち、Nature Publishing Group、Palgrave Macmillan、およびMacmillan Educationのグローバル事業)を合併することで合意したと発表しました。

統合事業の組織構造についての詳細は、事業の合併実現時に発表されるとのことです。なお、合併の実現は2015年の前半と見込まれているとのことです。

Holtzbrinck Publishing Group and BC Partners announce agreement to merge majority of Macmillan Science and Education with Springer Science+Business Media(Holtzbrinck Publishing Group, 2015/1/15)

【イベント】大阪市立大学、シンポジウム「文化資源・社会調査データアーカイブの構築と展開の可能性」を開催(1/30)

大阪市立大学戦略的研究Bのプロジェクト「都市・大阪に関する文化資源・社会調査データアーカイブの構築——二次分析を通じた新たな研究主題の創出——」の成果として、大阪市立大学梅田サテライトにて、2015年1月30日、シンポジウムが開催されます。

このプロジェクトは、都市・大阪に関する文化資源、社会調査、研究資料、研究成果の統合的データアーカイブを作り上げ、二次分析を通じて新たな研究主題を創出し、アーカイブ公開を通して公共の財産として広く社会に還元することを目的としているとのことです。

シンポジウムでは、大阪市立大学文学研究科社会学教室において蓄積されてきた調査データの活用可能性、共同研究のカウンターであるエル・ライブラリーにおける資料蓄積とその活用、またこれらに関連する研究成果を蓄積してきた研究者が知見を持ち寄り、新たな研究主題を見いだす契機とし、現代的な都市の諸問題についての応用研究への展開可能性を議論することを目的としているとのことです。

大阪市立大学 戦略的研究 新重点研究B 「都市・大阪に関する文化資源・社会調査データアーカイブの構築——二次分析を通じた新たな研究主題の創出——」 重点研究シンポジウム
http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/soc/i_juten2013/symposium.html

シンガポール国立大学図書館のGoogle Earth活用事例(記事紹介)

2015年1月16日のGoogle Earthのブログで、シンガポール国立大学図書館による、Google Earthのプラグインの活用事例が紹介されています。Google Earthの画像を利用するのではなく、Google Earthの3Dエンジンを活用して、図書館内を3Dイメージで表示させており、珍しい取組みとのことです。この取組みは、2008年から行われてきたとの事です。

シンガポール国立大学図書館のウェブサイトによると、Google Earthのプラグインをダウンロードすると、同大学の6つの図書館について、館内を3Dイメージで表示することができ、また、OPACで利用したい資料の請求記号をクリックすると、どの棚にあるかが3Dで表示される機能などもあるようです。医学図書館分については、iPadのアプリも公開しているようです。

Google Earth plugin showcase: National University of Singapore Library(Google Earth Blog, 2015/1/16)
http://www.gearthblog.com/blog/archives/2015/01/google-earth-plugin-showcase-national-university-singapore-library.html

第18回「図書館を使った調べる学習コンクール」の受賞作品が発表

図書館振興財団の主催する第18回「図書館を使った調べる学習コンクール」の受賞作品が発表されました。今回の応募総数は57,070点で、文部科学大臣賞6作品をはじめとする32作品・3団体が入賞しています。

入賞者一覧(PDF:28ページ)
http://www.toshokan.or.jp/contest/18result.pdf

図書館を使った調べる学習コンクール (図書館振興財団トップページの 2015/01/14付けトピックスのお知らせに「 速報!「第18回図書館を使った調べる学習コンクール 」の受賞作品が決定しました。おめでとうございます!! 入賞者の栄誉を称える表彰式は2月28日(土)に東京都内で開催いたします。」とあります。)
http://www.toshokan.or.jp/contest/index.php

北大西洋条約機構(NATO)のオンラインアーカイブで新規資料が追加公開

2015年1月16日、北大西洋条約機構(NATO)が、“NATO Archives Online”で23,000の文書を公開し、オンラインでアクセスできるようになったと発表しています。今回の公開では、1949年から1959年までの国際軍事幕僚部(International Military Staff)に関する19,100の文書、1961年から現在までの3,200件のプレスリリース、1952年から2001年までの372の刊行物の3種類のコレクションが公開されたとのことです。

文書は個々にデジタル化され、PDF/A形式で公開されており、全文のテキスト検索も可能とのことです。これらのコレクションの書誌記述170件も準備されたとのとです。

New collections available on NATO Archives online(NATO)
http://www.nato.int/cps/en/natolive/news_116590.htm?selectedLocale=en

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