アーカイブ - 2015年 9月 - car

9月 18日

フィンランドにおける公共図書館のためのアクセシビリティ・ガイドライン(記事紹介)

2015年8月に開催された第81回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の資料として、IFLAのウェブサイトに、フィンランドのセリア図書館のKirsi Ylänne氏による、“Finnish Accessibility Guidelines for Public Libraries”と題した記事が公開されています。

2013年10月に始まったセリア図書館の“Library for All”プロジェクトに端を発し、フィンランドの公共図書館において、アクセシビリティの向上に関する認識の向上を図ることを目的とし、アクセシビリティのチェックリストを作成することになったという経緯や、単なるコンテンツそのもののアクセシビリティという物理的な側面のみならず、ソーシャル・アクセシビリティ(たとえば、読書障害の人にオーディオブック提供する際の掲示や場所、LGBTIへの配慮など)についても検討しており、加えて、フィンランドで高齢化が進行していることや、デジタル化が進展していることも、アクセシビリティの認識の要因である、などといったことが挙げられています。

その他、2016年春に完成予定であるというこのガイドラインに盛り込まれる予定の内容についても言及されていて、
・図書館におけるスペース、コミュニケーション、オンライン・サービスを含む内容となること

トムソン・ロイター社、科学・技術・経済に影響を与えている革新的な100の大学を発表 日本からは9大学が選ばれる

2015年9月16日、トムソン・ロイター社(Thomson Reuters)が、大学の所有する特許および学術論文の引用情報などから特許取得の広がり(国際性)やインパクト(引用数)、産業界との連携論文などを分析し、最も科学と技術に貢献し、世界経済に大きな影響を与えている革新的な大学100校を特定した“The World Most Innovative Universities”を発表しました。

日本からは、18位に大阪大学、22位に京都大学、24位に東京大学、39位に東北大学、51位に東京工業大学、58位に慶応大学、81位に九州大学、89位に名古屋大学、98位に北海道大学の9大学が入っています。

Stanford, MIT and Harvard top the inaugural Reuters Top 100 ranking of the most innovative universities(Thomson Reuters,2015/9/16)
http://thomsonreuters.com/en/press-releases/2015/september/stanford-mit-harvard-top-inaugural-reuters-top-100-ranking-of-most-innovative-universities.html

国立国会図書館サーチから、「山梨デジタルアーカイブ」「農林水産省図書館・電子化図書一覧公開システム」の検索が可能に

国立国会図書館サーチは、新しく「山梨デジタルアーカイブ」「農林水産省図書館・電子化図書一覧公開システム」とのデータ連携を開始し、データプロバイダとして追加しました。  

「山梨デジタルアーカイブ」は、山梨県立図書館が所蔵する貴重資料や、山梨県のことを調べるのに役立つ資料を、デジタル化し公開するサイトです。図書、国書、地図などのほか、近世庶民資料「甲州文庫」を公開しています。

「農林水産省図書館・電子化図書一覧公開システム」は、農林水産省図書館と林野庁図書館が構築した図書館管理・提供システムに収録されている行政書資料、農林水産省にて編集発行した電子化図書等を検索・閲覧可能なアーカイブです。

あわせて、既に連携している「大阪府立図書館おおさかeコレクション」のデータの全件入れ替えを行っています。 「大阪府立図書館おおさかeコレクション」は、大阪府立図書館の電子資料検索データベースです。電子化された貴重書や錦絵、またインターネット上に公表された大阪府行政資料等を横断的に検索、閲覧できます。

データ連携機関を新しく追加しました&一部データプロバイダのデータを更新しました(国立国会図書館サーチ,2015/9/18)
http://iss.ndl.go.jp/information/2015/09/18_announce_1/

Zepheria社、同社が実施する“Libhub Initiative Experimenter Program” に、米国の公共図書館4館が参加したことを発表

2015年9月10日付のZepheira社のブログで、同社が実施する““Libhub Initiative Experimenter Program” に、米国ニューヨーク州のモーホーク・バレー図書館、 the サザン・アディロンダック図書館、ウエストチェスター図書館、アイオワ州のシーダーラピッズ公共図書館が参加したことを発表しました。

Zepheria社の担当者によるLinked DataとBIBFRAMEに関するオンライン講座や10万件のMARCレコードのデータ分析などといった教育、研修を通じて、それぞれの機関のMARCデータを評価し、それぞれに応じ、Linked Dataをウェブに公開するに当たっての試験的なプログラムを開発し、参加機関にLinked Dataに関する認識を確立させるものであるとのことです。

なお、このプログラムは、10月16日までであれば参加が可能で、プログラム自体は2016年6月30日まで行われる予定であるようです。

Zepheira Signs Four New Public Libraries in Experimenter Program(Zepheria, 2015/9/10付け)

イタリア・聖ピオ十世ホールで、近世豊後のキリシタン関連資料を扱うマレガ・プロジェクトのシンポジウム「キリシタンの跡をたどる-バチカン図書館所蔵マレガ収集文書の発見と国際交流」が開催される

2015年9月12日、イタリア・ローマの聖ピオ十世ホールで、マレガ・プロジェクトのシンポジウム「キリシタンの跡をたどる-バチカン図書館所蔵マレガ収集文書の発見と国際交流」が開催されました。

当時の豊後の状況や、キリスト教の禁教が近世の日本社会に与えた影響のほか、マレガ神父による資料の収集、日本とイタリアの共同調査におけるそれぞれの国の機関の連携など、様々な点について紹介されるとともに、日本と欧州の機関による、手稿を用いた文化・学術交流等について検討されたようです。

Biblioteca Apostolica Vaticana
https://www.vatlib.it/home.php?ling=it&res=1366x768
https://www.vatlib.it/download/A4_Vatican_0912_2015.pdf
※In Evidenzaの箇所に掲載されています。

「マレガ・プロジェクト」シンポジウム in バチカン
「キリシタンの跡をたどる-バチカン図書館所蔵マレガ収集文書の発見と国際交流」 (国文学研究資料館)
http://www.nijl.ac.jp/pages/research/marega04.html

英国と中国、図書館等に関して覚書を締結 貴重書のデジタル化や職員の交換事業など

2015年9月17日、英国文化・メディア・スポーツ省は、中国との間で、スポーツ・図書館・ファッション・観光についての覚書を締結したと発表しています。

図書館に関しては、中国国家図書館(NLC)と英国図書館(BL)が、BLの中国・商王朝の甲骨文字のコレクション、若手図書館員やカタロガーの交換事業、BLの中国コレクションにある永楽大典のような貴重書のデジタル化等について多様な領域での前向きな未来の協力を認定したとのことです。

UK and China sign MoUs on sport, libraries, fashion and tourism(GOV.UK,2015/9/17)
https://www.gov.uk/government/news/uk-and-china-sign-mous-on-sport-libraries-fashion-and-tourism

奈良県、1970年以前に撮影された風景・まちなみ、街道、遺跡・古墳、石造物、寺院跡などの写真を募集し、事業を実施するための運営資金をネットで募集

奈良県教育委員会文化財保存課が、飛鳥・藤原地域(奈良県桜井市・橿原市・明日香村・高取町)で1970年以前に撮影された風景・まちなみ、街道、遺跡・古墳、石造物、寺院跡などの写真を募集し、事業を実施するための運営資金を募集しています。

この資金募集は、クラウドファンディングサイト「JAPANGIVING」において行われており、プロジェクト名は、「「飛鳥・藤原地域」の写真を公募・活用する事業を実施するための寄付金を募集します!」です。目標金額は100万円で、寄付の募集期間は2015年8月13日から9月30日までです。

提供された写真はデジタル化して保存し、歴史、写真、観光、教育などの各分野の専門家による選定も行い、末永く保存・活用できるよう整理するとのことで、具体的には以下のような活用をしていくこと考えているとのことです。

○歴史や文化財、観光のための情報発信に
・刊行物や展示会、県ホームページ・フェイスブックでの公開
・遺跡や文化財を巡る体験型アプリや文化財のデータベースなど、デジタルコンテンツの素材として使用
・写真活用のための配信サイト等への提供
○保存のための資料やPRに
・景観・史跡整備のための参考資料として使用
・日本遺産の広報、世界遺産の登録推進の活動に使用
○地域学習や研究への活用に

2015年9月28日から10月2日は“Peer Review Week 2015”

ピアレビューを評価・祝福するため、ORCID、ScienceOpen、Wiley、Sense About Scienceが“Peer Review Week 2015”を9月28日から10月2日まで実施するとのことです。

ブログへに投稿やインタビュー、ハッシュタグ“#peerrevwk15”を用いたソーシャルメディアでの活動、ピアレビューの信頼と透明性についてのウェビナ―(ウェブセミナー)などが行われるとのことです。

ORCID Blog(2015/9/10付け)
https://orcid.org/blog/2015/09/09/peer-review-week-celebration

札幌大学、札幌大谷大学の学生と合同で、ボランティア活動として、陸前高田市の新図書館に関する地域住民からの聴き取り調査を行うことを発表

2015年9月17日、札幌大学は、同学の学生3名をボランティアとして陸前高田市に派遣することを発表しました。

北海道ブックシェアリング主催のもと2012年に開館した同市の仮設図書館にも同学の学生が携わっていたとのことで、2016年秋開館が予定されている陸前高田市の「新図書館」について、北海道ブックシェアリングが、意識調査を開始しており、同学の学生と札幌大谷大学の学生が合同でボランティア活動として、新図書館の効果的な運用に役立ててもらうため、地域住民からその意識調査の項目に基づいた、新図書館への意向や希望を聞き取り、資料としてまとめるとのことです。

なお、同学はこれまでにも東日本大震災被災地復興ボランティアとして岩手県、宮城県に学生を派遣してきたとのことです。

岩手県陸前高田市に学生ボランティアを派遣します(札幌大学/札幌大学女子短期大学部, 2015/9/17)
http://www.sapporo-u.ac.jp/news/contribution/2015/0917150110.html
http://www.sapporo-u.ac.jp/news/image/pdf/2015_libraryvolunteer.pdf
※2つ目のリンクはプレスリリースです。

参考:

九州大学附属図書館貴重書デジタルデータが国文学研究資料館の「所蔵和古書・マイクロ/デジタル目録データベース」で公開

九州大学附属図書館では、国文学研究資料館の「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」プロジェクトの参加機関として、所蔵貴重書のデジタル化を行っており、このたび、次のコレクションのマイクロフィルムをデジタル化した画像が公開されたとのことです。

・九大附属図書館細川文庫(206点)
・九州大学文学部(598点)
・九州大学附属図書館支子文庫等(233点)

今後もこのプロジェクトのもとで九州大学で所蔵する貴重書のデジタル化・公開を進めていく予定とのことです。

国文研プロジェクトによる貴重書デジタル化画像の公開(九州大学附属図書館,2015/9/17)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/1791

文化庁、平成26年度「国語に関する世論調査」の結果を公表

2015年9月17日、文化庁が、平成26年度「国語に関する世論調査」の結果を公表しています。社会や家庭における言葉遣い、外国人に対する日本語教育、手書き文字と印刷文字の字形、新しい複合語,省略語、慣用句等の意味・言い方、についてなど調査結果の概要が公表されています。

平成26年度「国語に関する世論調査」の結果について(文化庁,2015/9/17)
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/2015091702.html
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/2015091702.pdf

9月 17日

OCLC、図書館におけるLinked Dataの影響を探る試行プロジェクトを米国議会図書館(LC)など7つの図書館とともに開始

2015年9月11日、OCLCは米国の図書館などを中心とする7つの図書館とともに、Linked Dataが今後図書館のワークフローにどのような影響を与えるか、ということを探る試行プロジェクトを開始することを発表しました。

プロジェクトにおいて、参加館は、著者や監督、ミュージシャン等の1億900万件の略歴を含むデータのほか、試行版の“Person Entity Lookup”というサービスにおいて、VIAFやISNI、LCNAFといった識別子のデータを用いることで、WorldCatの識別子や同一人物の他の識別子が返されるとのことで、人物識別子と典拠をリンクさせ、重複するデータを削減するのに役立つとのことです。

参加する7つの図書館(機関)は、コーネル大学、ハーバード大学、米国議会図書館(LC)、米国国立医学図書館(NLM)、ポーランド国立図書館、スタンフォード大学、カリフォルニア大学デイビス校で、9月から数か月間にわたって実施される予定のようです。

OCLC to launch linked data pilot with seven leading libraries(OCLC, 2015/9/11)
http://www.oclc.org/en-US/news/releases/2015/201526dublin.html

参考:

Pew Research Center、図書館に期待することに関する調査結果“Libraries at the Crossroads”を発表

Pew Research Centerの Internet, Science & Tech部門が、米国人一般が、地域学習のサポート、退役軍人・移民の支援や、ビジネス支援、3Dプリンターなどの新しい技術の提供といった図書館に期待するものを調査した報告書“Libraries at the Crossroads”を発表しました。

同報告書では、過去数年間で図書館の資源を利用した米国人の割合が減少していることを述べていますが、必ずしも目立った傾向ではないとのことです。

Libraries at the Crossroads The public is interested in new services and thinks libraries are important to communities(Pew Research Center,2015/9/15)
http://www.pewinternet.org/2015/09/15/libraries-at-the-crossroads/

Complete Report PDF
http://www.pewinternet.org/files/2015/09/2015-09-15_libraries_FINAL.pdf

国際子ども図書館、新館のアーチ棟2階に児童書研究資料室を開室

2015年9月17日、国際子ども図書館は、新館のアーチ棟2階に児童書研究資料室を開室しました。これまで、レンガ棟に2つに分かれていた資料室(第一資料室、第二資料室)を統合して、二室を行き来する手間が不要になり、調査研究が進めやすくなります。また、日曜日も開室して平日と同様のサービスを行います。

児童書研究資料室では、今年当館で受け入れた日本の児童書や外国で刊行された絵本のほか、児童書や児童文学を研究するための資料を開架しています。また、最新版の日本の教科書や、読書活動推進支援に関する資料などがあります。当館所蔵資料を紹介する小展示も行っています。

児童書研究資料室が開室しました(国際子ども図書館,2015/9/17)
http://www.kodomo.go.jp/news/2015-08.html

児童書研究資料室
http://www.kodomo.go.jp/use/room/data.html

国際子ども図書館新館の資料室17日から開放(NHK,2015/9/17付け記事)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150917/k10010237881000.html

参考:
国際子ども図書館、第2次基本計画を策定
Posted 2011年4月28日

Springer社とオーストリアの大学図書館コンソーシアム、同社の1,600点以上の雑誌からの研究成果のOA化について合意

Springer社とオーストリアの大学図書館コンソーシアム(Austrian Academic Library Consortium)が2016年から2018年まで実行する取り決めの協定を結んだとのことです。

協定は年会費での閲覧とオープンアクセス(OA)を兼ね備えており、コンソーシアムの会員は2,000以上のSpringer社の雑誌の利用のほか、オプションで、1,600以上の同社のハイブリッドジャーナルから研究成果をOAにすることができるということです。

Austrian scholars can publish open access in more than 1,600 Springer journals(Springer,2015/9/16)
https://www.springer.com/us/about-springer/media/press-releases/corporate/austrian-scholars-can-publish-open-access-in-more-than-1-600-springer-journals/794476

Austrian Academic Library Consortium
https://www.konsortien.at/ssl/

参考:

米国議会図書館(LC)、マデレーン・オルブライト元国務長官の文書類を受け入れ

2015年9月16日、米国議会図書館(LC)が、女性初の米国国務長官であったマデレーン・オルブライト氏から文書類の寄贈を受け入れたと発表しています。

最初に寄贈を受けた書類は60,000点以上のもので、往復書簡・スピーチ・記録・研究ノート・ブリーフィングブック・ティーチングファイル・主題ファイル・切り抜きなどが含まれるとのことです。

今後数年間にわたって追加で寄贈を受け、特別なことがなければ、オルブライト氏の死後5年後に一般に公開されるとのことです。

Papers of Former Secretary of State Madeleine Albright Donated to the Library(LC,2015/9/16)
http://www.loc.gov/today/pr/2015/15-166.html

米国議会図書館(LC)、ヒスパニック文学の録音アーカイブをオンラインで公開

2015年9月16日、米国議会図書館(LC)が、高名な詩人や散文の作家が彼らの作品を彼らの言語で朗読している録音記録のシリーズとしてヒスパニックの文学のアーカイブをオンラインで公開したと発表しています。

イベリア半島、ラテンアメリカ、カリビアン、米国のヒスパニック・ラティーノの作家のものが記録されているとのことです。

LCでのヒスパニック文学の録音収集は1943年に始まっており、700の詩・散文の録音があるとのことです。32か国の作家がこのコレクションには含まれており、言語的には、スペイン語、ポルトガル語、カタルニャ語、フランス語、ナワトル語、サポテク語、アイマラ語、英語、オランダ語のものがあるとのことです。

これまで、これらの録音資料は磁気テープに録音されており、図書館でしか利用できなかったが、デジタル化しオンラインで公開したことで利用と価値が高まることを望んでいるとのことです。

Online Archive of Hispanic Literature on Tape Launches (LC,2015/9/16)
http://www.loc.gov/today/pr/2015/15-163.html

Archive of Hispanic Literature on Tape

2015年9月16日は“#AskACurator”の日

2015年9月16日は、ミュージアムやギャラリーのキュレータに美術や歴史、科学に関して何でも質問できる“#AskACurator”の日とされていました。

ハッシュタグ“#AskACurator”を使用し、Twitterでこのイベントへの参加館のアカウントあるいはキュレータコミュニティ一般に対して質問をツイートすると、答えてくれるというイベントです。日本からの参加館はなかったようです。

#AskACurator Day ? Details & Fun Facts(@MarDixon)
http://www.mardixon.com/wordpress/askacurator-day/

#AskACurator Who To Ask(@MarDixon)
http://www.mardixon.com/wordpress/askacurator-who-to-ask/

@AskACurator
https://twitter.com/askacurator

Twitterでの#AskACuratorの検索結果
https://twitter.com/search?q=%23AskACurator&src=tyah

英国国立公文書館、第二次世界大戦の捕虜の記録をオンラインで公開

2015年9月4日、英国国立公文書館(TNA)が、第二次世界大戦で捕虜とされた軍人・市民の記録100万点をオンライン(findmypast)で公開したと発表しています。

関係者や歴史家は第二次世界大戦の戦争捕虜収容所の中で最も悪名高い囚人の一部のレコードをオンラインで検索することができるとのことです。

映画「大脱走」で有名な英国と英連邦の捕虜のナチスのキャンプ・スタラグルフトⅢ、「戦場にかける橋」「レイルウェイ 運命の旅路」で有名な極東の捕虜収容所の記録も含まれるとのことです。

今回の記録は、1939から1945年の期間をカバーし、名前・階級・捕虜となった場所・収容所で過ごした期間・生存者の数・脱走者の詳細・捕虜の国籍等が含まれるとのことです。

英国人は、オランダ人・米国人・オーストラリア人に続いて、多くの数の捕虜がおり、コレクションは個人の日記・写真を含む360,000の画像から構成されているとのことです。

Second World War prisoner of war records now online(TNA,2015/9/4)
http://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/second-world-war-prisoner-of-war-records-now-online/

9月 16日

米国歴史学協会、デジタルな研究成果の評価についてのガイドラインを公開

2015年9月9日、米国歴史学協会(American Historical Association:AHA)が、歴史の知識に貢献しているデジタルプロジェクトの業績に適切な評価を与え、歴史学の分野でのこれらの開発を促進するため、デジタル研究成果の評価についてのガイドラインを公開しました。

ガイドラインでは、調査や講義、コミュニケーションにデジタルな方法を使用している歴史家の業績が、雇用、昇進、テニュアといった評価となる研究上の実績となることが目指されているようです。

AHA Publishes Guidelines for Evaluation of Digital Scholarship(AHA Today,2015/9/9)
http://blog.historians.org/2015/09/aha-publishes-guidelines-evaluation-of-digital-scholarship/

Guidelines for the Evaluation of Digital Scholarship in History(AHA)

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