アーカイブ - 2015年 9月 29日 - car

経済学分野の論文アーカイブ“RePEc”がAPIの提供を開始

経済学分野の論文アーカイブサイトである“RePEc”(Research Papers in Economics)がAPIの提供を開始することが、2015年9月28日のRePEcブログ記事で発表されています。

RePEcは複数のデータソースからメタデータ等を集めて提供するサイトで、これまでこのメタデータ等の収集はデータソースごとに行うことしかできませんでした。新たに提供されるAPIではRePEcの情報をまとめて利用することができます。

ただし、サーバへの負担軽減のために、従来通りの方法でデータの収集が可能な場合にはAPIを使用しないことを推奨しています。また、APIの利用には申し込みが必要で、APIの利用目的や、なぜ従来通りの方法を採用しないか等の説明が要求されるとのことです。

RePEc offers now an API(The RePEc Blog、2015/9/28付け)
http://blog.repec.org/2015/09/28/repec-offers-now-an-api/

RePEc API
https://ideas.repec.org/api.html

参考:
経済学分野の論文アーカイブ“RePEc”のカバーしているジャーナルが5,000タイトルを突破
Posted 2012年1月23日

「Linked Open Data チャレンジ Japan 2015」10月1日から応募開始

今年で5回目の開催となる「LOD(Linked Open Data) チャレンジ」について、「Linked Open Data チャレンジ Japan 2015」の応募が2015年10日1日から開始されます。また、キックオフイベントとして、「参加型オープンデータで日本を元気にするシンポジウム」が2015年9月26日に慶應義塾大学三田キャンパスで開催されました。

前回に引き続き、データセット部門、アイデア部門、アプリケーション部門、基盤技術部門、ビジュアライゼーション部門の5部門が設けられ、応募期限は2016年1月17日までで、受賞作品の表彰は2016年3月19日に発表されるとのことです。

Linked Open Data チャレンジ Japan 2015
http://lodc.jp/2015/concrete5/

参加型オープンデータで日本を元気にするシンポジウム~Linked Open Data チャレンジ 2015 キックオフ~
http://peatix.com/event/113007

「Linked Open DataチャレンジJapan 2015」、開催決定(Linked Open Dataチャレンジ2015実行委員会, 2015/7/27付け)
http://newsrelease.blog.jp/news/o87.html

クリエイティブ・コモンズ、オープンアクセスの推進に関しArcadia Fundから45万ドルの助成を獲得 研究者向けのツールを開発へ

2015年9月25日、クリエイティブ・コモンズはオープンアクセス(OA)の推進に関し、Arcadia Fundから3年間で45万ドルの助成を受けることを発表しました。

Arcadia Fundは文化遺産や自然の保護、OAに関する活動に対し助成を行う団体です。クリエイティブ・コモンズは今回の助成を、現在のクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの仕組みを補完するものとして、研究者が出版に関わる権利を保持、あるいは取り戻すことができるようにするツールの開発に使用するとしています。

Creative Commons awarded $450,000 from the Arcadia Fund to support open access publishing for authors(Creative Commons、2015/9/25付け)
https://creativecommons.org/weblog/entry/46170

北米研究図書館協会(ARL)がElsevier社に対しセルフアーカイビング等に関する新ポリシーの見直しを呼びかけ

2015年9月14日、北米研究図書館協会(ARL)は、Elsevier社のChairmanであるYoungsuk Chi宛に、同社が2015年4月に発表した雑誌掲載論文のセルフアーカイビング等に関する新ポリシーを見直すよう呼びかける書簡を送付したことを発表しました。

Elsevier社の新ポリシーはセルフアーカイブを認めるまでの期間(エンバーゴ)中は著者最終版であっても機関リポジトリで公開できないとされている等、過去のポリシーに比べてオープンアクセスを制限する内容であるとして、多くの機関から反対声明が出されていました。ARLも反対声明に署名していましたが、特にElsevier社からの動きがなかったことから、新たに書簡を送付したとのことです。

ARL Urges Elsevier to Revise Policy That Impedes Sharing of Scholarship(ARL、2015/9/14付け)
http://www.arl.org/news/arl-news/3724-arl-urges-elsevier-to-revise-policy-that-impedes-sharing-of-scholarship

参考:
Elsevier社がセルフアーカイビング等に関する新たなポリシーを発表
Posted 2015年5月12日

スノーシューズや釣竿、ウクレレなど様々なものを貸し出す米国の公共図書館(記事紹介)

2015年9月14日付のNew York Times紙に、米国サクラメント公共図書館の“Library of Things”の取り組みをはじめ、米国の図書館で貸し出される「モノ」について“These Public Libraries Are for Snowshoes and Ukuleles”と題した記事が掲載され、各図書館の担当者のコメントなどが掲載されています。

サクラメント公共図書館で、ロボットや3Dプリンターといった技術を活用できる“Design Spot”を開設していることなどが紹介されているほか、サクラメント公共図書館以外の図書館で貸出・提供されているものとして、ケーキ型のほか、スノーシューズ、望遠鏡、顕微鏡、「アメリカン・ガール・ドール」、釣竿、フリスビー、ウィッフルボールの球、モバイル・ホット・スポットなどが挙げられています。

These Public Libraries Are for Snowshoes and Ukuleles(New York Times, 2015/9/14付け)
http://www.nytimes.com/2015/09/15/us/these-public-libraries-are-for-snowshoes-and-ukuleles.html?_r=0

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、コミュニティ参加型図書館についてのフォーラムの報告書を発表

OCLC Researchによって準備され、2015年6月にロサンゼルス公共図書館で実施された米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)のフォーラムの要約版“ IMLS Focus: Engaging Communities”をIMLSが発表しました。

同レポートは、現場のための戦略を浮上させ、政府機関での優先順位を特別に強調し、サービスを享受していないコミュニティーを支援することを含み、市民の参加を振興し、すべての人を図書館にアクセスさせることに焦点をあてたIMLSフォーラムを要約したものとのことです。

当日は、労働力開発と金融リテラシーについて学ぶ移民と高齢者のとの共同に焦点が当たっており、アジェンダでは、“Campaign for Grade-Level Reading”“First Book”“BUILD Initiative”を含む初期学習のパートナーについても焦点が当たっているとのことです。

また、「障害を持つアメリカ人法」(Americans with Disabilities Act)25周年の功績を認め、アクセシビリティに関するセッションと点字協会図書館サービスからの支援技術のデモンストレーションが行われたとのことです。

その他、当日のプログラムには、州からの予算や州立図書館の役割なども含まれているとのことです。

博多町家ふるさと館、「日本初の町人図書館!博多の「櫛田文庫」展」を開催(10/11-11/30)

2015年10月11日から11月30日まで、福岡県福岡市博多区の博多町家ふるさと館で、「日本初の町人図書館!博多の「櫛田文庫」展」が開催されます。

「櫛田文庫」は、江戸時代に博多総鎮守櫛田神社に設置された町人による文庫とのことで、同神社に所蔵されている「櫛田文庫」の蔵書などを展示するようです。

また、10月31日には、櫛田神社の境内で、九州大学名誉教授の中野三敏氏による基調講演や櫛田神社宮司の阿部憲之介氏や中野氏、博多町家ふるさと館の館長をパネリストとするシンポジウムを行う「「櫛田文庫」展シンポジウム」も開催される予定とのことです。

日本初の町人図書館!博多の「櫛田文庫」展(10/11~11/30)(博多町家ふるさと館, 2015/9/19)

平成27年度 京都大学図書館機構貴重書公開展示「本を伝える ‐高山寺本と修復‐」(10/27-11/8)

2015年10月27日から11月8日まで、京都大学百周年時計台記念館1階歴史展示室内企画展示室において、京都大学図書館機構主催の平成27年度 京都大学図書館機構貴重書公開展示「本を伝える ‐高山寺本と修復‐」が開催されるとのことです。

同展示では、中世以来の学問寺として知られる高山寺と京都大学が所蔵する同寺の経蔵本「高山寺本」とに関わる本を陳列し、あわせて京都大学における貴重資料修復事業について紹介するとのことです。

入場料は無料とのことです。

図書館機構 : 【貴重書公開展示】本を伝える―高山寺本と修復― (10/27-11/8)(京都大学図書館機構,2015/9/28)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1725

クリエイティブ・コモンズが、“Open Licensing Policy”のドラフト版を公開

2015年9月22日、クリエイティブ・コモンズが、政府職員によるオープンライセンスポリシーの作成、採用、実行を指導するために、“Open Licensing Policy”のドラフト版を公開したと発表しています。

このドラフト版は米国連邦政府職員用に調整されているが、どの国のニーズも簡単に満たすことができるとのことで、地域、国家によるニーズに合わせて取捨選択、改善、修正ができるようにCC BY4.0のライセンスのもと公開するとのことです。

Open Licensing Policy Toolkit (DRAFT)(creative commons,2015/9/22)
https://creativecommons.org/weblog/entry/46110

Open Licensing Policy Toolkit (Google docs version)
https://docs.google.com/document/d/1ZKozpL3mZ5gOTJaql1DWcSwzwSR7OY3rpq7eTFvvCu0/edit#heading=h.2g4juz6dmkwg

Open Licensing Policy Toolkit (Wiki version)

大学図書館と公共図書館の連携 米国・アーカンソー大学リトルロック校とアーカンソー中央図書館システムの事例

米国・アーカンソー大学リトルロック校(UALR)と14の分館からなる公共図書館であるアーカンソー中央図書館システム(CALS)が連携をしたと発表しています。

新しいオンラインの連携プログラムである“ ArkReach”を用いて、UALRの職員と学生は、彼らの大学発行の図書館カードを用いて、CALSの分館を訪問することなく資料の利用ができ、同様に、CALSの利用者がキャンパスを訪れることなくUALR所蔵資料を利用できるとのことです。

UALRの学生にとっては小説、ビデオ、CDが利用できるようになる一方、CALSの利用者はUALRの専門書を利用できる機会を得るようになるとのことで、両者の連携は低コストで豊富なコレクションを構築するのに資するとのことです。

UALR, Central Arkansas Library System launch ArkReach(University of Arkansas at little Rock,2015/9/23)
http://ualr.edu/news/2015/09/23/ualr-central-arkansas-library-system-launch-arkreach/

ArkReach
http://ualr.edu/library/ark-reach/

参考:

インディアナポリス公共図書館、図書館カードを生徒に配布

米国インディアナ州・インディアナポリス公共図書館がローレンスタウンシップ地区の全ての地区内の公立学校の生徒に図書館カードを配布したとのことです。
これはマリオン郡(インディアナポリス市が所在する郡)のすべての公立学校の生徒に図書館カードを配布する第一段階とのことです。

“e-resource card”と呼ばれる特別な新しいカードでは、電子書籍、電子動画書籍(eAudiobooks)、ストリーミングビデオ・音楽、電子雑誌、学術調査のためのオンラインデータベースなど、図書館のデジタル資源の利用ができるとのことですが、紙媒体の貸出しには制限があり、両親・保護者と図書館を訪問して、“full Library card”に更新する必要があるとのことです。

この図書館カードイニシアチブは、9月の図書館カード登録月間にあわせて行われたもので、図書館の公教育への貢献に関する新しい戦略計画やコミュニティの情報アクセスの改善のための連携確立という主要な目標を解決するものとのことです。

Lawrence Township Students Receive Indy Library Cards! (The Indianapolis Public Library,2015/9/22)