2015年8月に開催される予定の第81回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の資料として、IFLAのウェブサイトに、 Maggie Farrell氏による“Development of a Cross Institutional Digital Repository”と題した記事が公開されています。
Maggie氏は、2015年7月までワイオミング大学図書館の館長を務めており、同館を含め、コロラド州とワイオミング州に立地する大学図書館等によるコンソーシアム“the Alliance”(旧:“the Colorado Alliance of Research Libraries”)の構成機関が共同出資でスタッフを雇用するなど、互いに協力し、新しいコレクションの収集や既存のデジタルコレクションへのアクセスの改善などに成功したといい、(1)共同体制の形成、(2)リポジトリを開発するためのソフトウェアの選択、といったプロセスと、(3)社会工学が共同のためにはいかに重要かということについて述べられているようです。