アーカイブ - 2015年 8月 4日 - car

お茶の水女子大学、2016年度から導入の新型AO入試で「図書館入試」を実施

お茶の水女子大学では、2016年度から現行のAO入試を大きく変えた「新フンボルト入試」という新しい入試を始めます。この新型AO入試は、一次選考を兼ねるプレゼミナールと二次選考を各々数日かけて行うという二段構えになっています。

二次選考では、理系は実験やデータの分析、課題研究発表などを行う「実験室入試」を、文系は図書館を舞台に自在に文献や資料を駆使しつつ自分の論をじっくり練り上げる「図書館入試」を行うとのことです。

また、来年の新入試に先立ち8月24日から25日に、この入試の一次選考部分にあたるプレゼミナールが実施されます。基本的に入試と切り離したかたちで行われるとのことですが、文系二次選考の「図書館入試」の模擬体験ができるようになっているとのことです。

【8/24, 25開催】高校2, 3年生・高校教員対象
2015年新フンボルト入試 プレゼミナールの受講生を追加募集します(申込締切8/10,17:00)(お茶の水女子大学、2015/07/13)
http://www.ocha.ac.jp/event/20150713.html
http://www.ocha.ac.jp/event/20150713/2015presemi.pdf
※2つめのリンクはパンフレット(8p)です。

お茶の水女子大学

オーストリア皇太子ルドルフと心中した男爵令嬢マリー・ベツェラの遺書が発見されたとオーストリア国立図書館が発表

オーストリア皇太子ルドルフと1889年に心中した男爵令嬢マリー・ベツェラの遺書が発見されたとオーストリア国立図書館が発表しています。

Schoeller銀行で発見された同遺書は、オーストリア国立図書館に永久貸出しされ、2015年8月から科学的な調査が行われるとのことです。
皇帝フランツ・ヨーゼフの死去100年にあたる2016年には展覧会で公開される計画とのことです。

Sensationsfund in der Schoellerbank: Osterreichische Nationalbibliothek erhalt verloren geglaubte Abschiedsbriefe von Mary Vetsera(オーストリア国立図書館)
http://www.onb.ac.at/services/presse_23385.htm

Springer Nature社、ドイツの老舗人文科学系出版社J.B. Metzler社を買収

Springer Nature社とHoltzbrinck Publishing Groupは、1682年設立の人文科学系出版社であるJ.B. Metzler社を買収したと公表しました。なお、J.B. Metzler社は、以前Holtzbrinck Publishing Groupの一部であったことがあり、買収後もブランドは維持されシュトゥットガルトに本拠を置き続けるとのことです。

Springer Nature expands its humanities portfolio with acquisition of renowned publisher J.B. Metzler(Springer、2015/07/31)
https://www.springer.com/us/about-springer/media/press-releases/corporate/springer-nature-expands-its-humanities-portfolio-with-acquisition-of-renowned-publisher-j-b--metzler/720078

Germany: Springer Nature Acquires the J.B. Metzler Publishing House(InfoDOCKET、2015/07/31)

IFLAによるアフリカの図書館組織等の首脳会談で、公共図書館等のためのアドヴォカシー課題が示される

2015年7月20日から22日まで、IFLA(国際図書館連盟)による「図書館プログラムを通じた開発のための行動」(Action for Development through Libraries Programme:ALP)の国際的なアドヴォカシープログラムの一環として、ナミビアの首都・ウィントフックでIFLA主催の会議が開催されました。

会議の主目的は、アフリカにおける、2026年までの公共図書館やコミュニティ図書館のためのアドヴォカシー課題の優先順位を明らかにし、展開させることであり、アフリカ12か国の図書館のトップの他、アフリカ図書館協会連盟(African Library and Information Associations and Institutions;AfLIA)などの図書館組織の代表者が参加し、ガーナの副大統領夫人も貴賓として参加したようです。

会議の最終日には“Advocacy Agenda for African libraries towards 2026”のドラフトがレビューされたとのことで、今後数か月をかけて、アフリカの図書館コミュニティにおいて評議され、2015年末には課題解決に向けた取組みを開始する予定であるようです。

ピッツバーグ大学の図書館から、誕生日の定番ソング“Happy Birthday To You”の著作権をめぐる訴訟の決定的証拠が発見か?(記事紹介)

2015年7月28日付の、ピッツバーグ大学法学部のウェブサイト上の記事で、同学の図書館が所蔵する貴重資料の中から、米国で係争中の、誕生日の定番ソング“Happy Birthday To You”の著作権をめぐる訴訟に関する決定的な証拠が見つかったと伝えられています。

この訴訟は、米国において、2013年にドキュメンタリー映画製作者のJennifer Nelson氏らが、ワーナーミュージックグループのワーナー・チャペル音楽出版社に対し、同社が保有するとする、“Happy Birthday to You”の著作権は無効であると提訴したもので、“Happy Birthday to You”は、1893年にヒル姉妹が作曲した楽曲“Good Morning to All”をもとに作られたものであるとされ、ワーナー・チャペル音楽出版社は、“Happy Birthday to You”の著作権登録を1935年に行なっています。

国文学研究資料館、館蔵古典籍資料の画像・書誌データをデータセットとして2015年10月中旬に試行的に公開へ

2015年8月3日、国文学研究資料館が、館蔵古典籍資料の画像・書誌データをデータセットとして2015年10月中旬に試行的に公開すると発表しています。

同館所蔵資料の画像データと書誌データ約300点(全冊約5万2千コマ)を、国立情報学研究所(NII)の協力を得て、NIIの「情報学研究データリポジトリ」より公開するとのことです。一部の画像についてはその翻刻テキストデータも付与する予定とのことです。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC-BY-SAを明示しての公開で、2015年冬にはこれらのデータを用いたアイデアソンも予定しているようです。

歴史的典籍に関する大型プロジェクト お知らせ(国文学研究資料館)
※「2015年8月3日「館蔵古典籍資料の画像・書誌データの公開に向けた取り組み」を掲載しました。」とあります。
http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/

お知らせ 館蔵古典籍資料の画像・書誌データの公開に向けた取り組み(国文学研究資料館)
http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/H270803news.pdf

情報学研究データリポジトリ(NII)
http://www.nii.ac.jp/dsc/idr/index.html

参考:

電子書籍に最も出費する国は日本(記事紹介)

米国の統計会社Statistaの調査によると、日本の読者は、2015年に平均86.50ドルを支払っており、電子書籍に最も出費をしているとBusiness Insider Australiaが報じています。

2位は英国、3位はフランスとなっています。

Japanese readers spend the most on electronic books(Business Insider Australia,2015/8/4)
http://www.businessinsider.com.au/japanese-readers-spend-the-most-on-electronic-books-2015-8/

国立国会図書館、海外日本研究司書を対象とした研修の英語版のページ”Training for Japanese Studies Librarians Outside of Japan”を開設

国立国会図書館が2016年1月に実施する海外日本研究司書を対象とした研修の英語版のページ”Training for Japanese Studies Librarians Outside of Japan”が開設されています。

Date:
From January 13 to 22, 2016
venue:
Kansai-kan of the NDL
Kyoto International Manga Museum
Tenri Central Library
Japan Foundation Japanese-Language Institute, Kansai
International Research Center for Japanese Studies
Availability:
About 10 people
Deadline for application:
Primary: 5 p.m. (Japan Standard Time) on September 30, 2015

ORCIDが付与したIDが150万件に到達

2015年8月3日、研究者に識別子を与える国際組織ORCIDが、付与した識別子が150万件に到達したと発表しています。

1.5 Million ORCID iDs Served!(ORCID,2015/8/3)
http://orcid.org/blog/2015/07/31/15-million-orcid-ids-served

参考:
ORCIDが付与したIDが100万件に到達
Posted 2014年11月18日
http://current.ndl.go.jp/node/27453

CA1740 - 動向レビュー:著者の名寄せと研究者識別子ORCID / 蔵川 圭
カレントアウェアネス No.307 2011年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1740

長崎県平戸市に、図書館と公民館の機能を兼ね備えた、複合施設「平戸市未来創造館」(愛称:COLAS平戸)が開館

2015年8月1日、長崎県平戸市に、図書館と公民館の機能を兼ね備えた複合施設である「平戸市未来創造館」(愛称:COLAS平戸)が開館しました。平戸市の資料によれば、“COLAS”(コラス)とは“Citizens ’Oasis with the Lively , Affectionate Space”の略で、「活気に満ちた愛情ある空間を持つ市民のオアシス」の意とのことです。

平戸瀬戸を一望できる立地で、図書館は約10万点の資料を所蔵し、自動貸出機の活用により、20時まで開館しているとのことで、報道によれば、観光客への貸出も行われるようです。

同日には、平戸市地方創生アドバイザーである樋渡啓祐前武雄市長が「日本の地方創生は平戸から」として開館記念講演を行ったようです。

平戸市未来創造館がオープンします(平戸市)
http://www.city.hirado.nagasaki.jp/city/info/prev.asp?fol_id=20094

Facebook(平戸市役所)
https://www.facebook.com/hiradocity/posts/945878172101006

『情報管理』2015年8月号刊行 オープンデータ、オープンアクセス等に関する記事を掲載

『情報管理』2015年8月号(Vol.58 No.5)が刊行され、オープンデータ、オープンアクセス等に関する以下の記事が掲載されています。

・座談会 社会と科学のためのオープンデータ
 UHLIR, Paul F., LAL, Krishan, 大武 美保子, 岩田 修一
 http://doi.org/10.1241/johokanri.58.333

・日本におけるクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの実際
 長谷川 世一
 http://doi.org/10.1241/johokanri.58.343

・科学はどこまでオープンにできるか
 有田 正規
 http://doi.org/10.1241/johokanri.58.353

長野県の塩尻市立図書館、3Dプリンターを導入し、体験イベントを開催

長野県の塩尻市立図書館が、8月10日と17日、11日と18日の2つの日程で、「3Dプリンター体験講座」を開催します。

内容は、子ども(小学校中核年から中学生程度)の夏休み工作向けにミニカーを設計し、3Dプリンターで出力し、組み立てるものとのことです。

中日新聞が報じるところによると、9、10月ころには、一般の利用や使用方法を学ぶ講座も開かれる予定とのことです。

Facebook(えんぱーく 塩尻市立図書館)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=879013365516840&id=493952637356250

3Dプリンターを導入 塩尻市立図書館(中日新聞, 2015/8/4)
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20150804/CK2015080402000012.html

参考:
Library of the Year 2015の優秀賞候補機関が発表
Posted 2015年7月13日
http://current.ndl.go.jp/node/28905

総務省情報通信政策研究所、「『ファブ社会』の展望に関する検討会」による報告書を公表
Posted 2014年6月30日